8月20日、日光植物園へ秋の花を探しに行ってきました。正確には、「東京大学大学院理学系研究科付属植物園 日光分園」といい、通称「小石川植物園」の分園に当たります。
前日の夕食時に急きょ決めたもので、インターネットで宿の手配もしておきました。こういうことが出来るのはリタイア生活の良いところでしょうか。
アキノタムラソウ(秋の田村草、シソ科アキギリ属)
園内で一番多く咲いていた花です
日本では本州、四国、九州に分布し、野原や疎林・山里の道端などに生える
草丈は20~80cm。葉は対生し、3出、または1~2回羽状複葉、変異が多い
花は長い花穂にまばらに輪生する。花期は7~11月
花色は白~薄青紫色で唇弁に斑がある。花や萼には白い毛が生える
ヤブマメ(藪豆、マメ科ヤブマメ属)
北海道から九州、朝鮮から中国に見られるツル性の一年生草本
林縁や草原などに生育する。花の長さは1.5~2cmほど
ヌスビトハギ(盗人萩、マメ科ヌスビトハギ属)
北海道~九州に分布。草丈は60~120cmほど。花径は3~4mm
キヌタソウ( 砧草、アカネ科ヤエムグラ属) 花径は3mmほど
オオバコ(大葉子、オオバコ科オオバコ属)
ミゾソバ(溝蕎麦、タデ科タデ属またはイヌタデ属)
後に、オオミゾソバであることが判明した。
決め手は、葉柄に翼があることだった。
ギンリョウソウ(銀竜草、ツツジ科ギンリョウソウ属)
ハキダメギク(掃溜菊、キク科コゴメギク属)
園内で一番多く咲いていた花です
日本では本州、四国、九州に分布し、野原や疎林・山里の道端などに生える
草丈は20~80cm。葉は対生し、3出、または1~2回羽状複葉、変異が多い
花は長い花穂にまばらに輪生する。花期は7~11月
花色は白~薄青紫色で唇弁に斑がある。花や萼には白い毛が生える
ヤブマメ(藪豆、マメ科ヤブマメ属)
北海道から九州、朝鮮から中国に見られるツル性の一年生草本
林縁や草原などに生育する。花の長さは1.5~2cmほど
ヌスビトハギ(盗人萩、マメ科ヌスビトハギ属)
北海道~九州に分布。草丈は60~120cmほど。花径は3~4mm
キヌタソウ( 砧草、アカネ科ヤエムグラ属) 花径は3mmほど
オオバコ(大葉子、オオバコ科オオバコ属)
ミゾソバ(溝蕎麦、タデ科タデ属またはイヌタデ属)
後に、オオミゾソバであることが判明した。
決め手は、葉柄に翼があることだった。
ギンリョウソウ(銀竜草、ツツジ科ギンリョウソウ属)
ハキダメギク(掃溜菊、キク科コゴメギク属)
昼食は、植物園近くの金谷ホテルベーカリーで調達。園内のベンチで食べました。
(つづく)
この記事へのコメント
花咲か爺
shuuter
ソロソロ顔を出すころのようですね。注意して探したみたいです。
ミゾソバ 小川に一面に咲き出しますね。
寿々木
nobara
毛むくじゃらですが品があります。
ミヤマタムラソウという片方にお花が寄ってる仲間がいるそうで、そんな子も見てみたいです。
小石川植物園の分園にあたるのですね~
ヤブマメも可愛いですね。
すごく自然に近い状態の所みたいですね~
好きな阿蘇の野草園みたいなのかしら?
ミゾソバはなかなか出逢えませんね~
ここだと野川辺りに行けば逢えるのかしら?
すーちん
「小石川植物園」はいった事
有ります,分園が在ったのですね
お馴染みの花幾つか有ります
ギンリョウソウは一度見たいです
無門
紅葉の季節への橋渡しは
紫系の花たちですね
彩の季節がすぐそこに
長さん
西日本は天候不順のようです、これからも心配なことですね。
幸にも関東は雨を免れる日が多いです。山沿いは雨の確率が高く、天気予報を見ながら急きょ行ってきました。
ギンリョウソウは遊歩道の脇道を歩いていて、偶然発見しました。
長さん
北関東にある植物園ですから、関西より一足早く秋の花が咲き出します。それを期待して、急きょ行ってきました。
ヤブマメは初めて見ました。
長さん
小石川植物園は都内にありますから、日光の分園では、高山植物の教育研究のために開設されました。それと冷涼な気候を好む植物を中心に育てているようです。
長さん
アキノタムラソウは園内で一番目立っていました。花は輪生しますが、ミヤマタムラソウは半分しか花が付かないのですね。
植物園ですから植え込んだものもあるでしょうが、かなり自然な形で育てているようです。山野草は元々の自生もあるらしく、アキノタムラソウ、キツネノボタン、ダイコンソウなどなど、あちこちで同じ種類のものを見かけます。ミゾソバも立て札がありませんでしたから、自生かも知れません。
長さん
小石川植物園にいらっしゃいましたか。あそこが本園で、私も数回訪れています。
オオバコやハキダメギクは我が家の近くでも見ることができるので、紹介するまでもないのですが・・・。
長さん
夏の花は白が多いですが、初秋にはムラサキや黄色の花が目立つようになりますね。
Dr.Alison
信徳
アキノタムラソウが一番多く咲いていましたか。
ギンリョウソウも終盤に差し掛かっているのでしょうがまだ新しいですね。日光駅から華厳の滝との中間に有るのですよね。小石川には今年初めて行き日光に有る事を知りました。
長さん
ボランティアのお仕事が色々あってお忙しいようですね。
Dr.Alisonさんの代わりにあちこち出かけております(笑)。
まだ、花写真のストックはたっぷり。当分お楽しみいただけますよ。
長さん
ここは東照宮の神橋から車で5分くらいです。
日光植物園はアキノタムラソウが目立ち、秋の雰囲気が濃くなってきていました。ギンリョウソウの花期は春から夏だそうですから、もう終盤ですね。そろそろアキノギンリョウソウが生えるのではないでしょうか。
行き当たりばったり
なおさん
長さん
この植物園は自然の中で咲いているように見えるので、素晴らしいところです。ギンリョウソウの花期は春から夏ですが、この写真のものはとても瑞々しい感じがしました。
長さん
毎日が日曜日なので、予定が空いている日があればふらりと出かけられるのが良いです。お勤めや家庭の事情のある方には申し訳ないことです。
天気予報を見て出かけたのですが、山に近いところは天気が変わりやすいです。雷が近づき、敷地の半分ほどを見て引き上げなければなりませんでした。
隠居GG
でも、仕事ですから見学や観光などいつでもできると思って・・結局どこにも行きませんでした。
よく目標を達成できない従業員に「日光の手前か・・」と、よく言ったものです。
その意味は・・今市(いまいち)でした。
eko
アキノタムラソウの白い毛綺麗に撮れていますね。花色が素敵です。
ヤブマメは見たことがありません。
ギンリュウソウは不思議な植物、一度見てみたいです。
長さん
今市市は日光市と合併しちゃいましたから、現代では日光の手前なんて言うと怒られかも知れません。
日光、結構という慣用句がありますね。創世記のJALはよく欠航したので、日航か欠航か、と言われたものです(笑)。
長さん
アキノタムラソウの淡い紫色は良いですね。近づくと毛むくじゃらの花にビックリします。今回はマクロレンズと三脚を持っていきました。
ヤブマメは私も初見です。
ギンリョウソウは一種の寄生植物ですから、どこにでも生えるというわけではないので、見られたらラッキーです。
mori-sanpo
当時は野草よりも樹木を主体に見て歩きました。
ギンリョウソウが咲きたてのようで、透明感があってきれいですね。
長さん
そういえば、この植物園にはいろいろな樹がありますね。樹の名前はさっぱり分かりません。
ギンリョウソウは新しく生えてきたもののようでした。
みっきい
小石川植物園の分園があるのですね。
もうこちらは秋の花に代わっていますね。
日光と言えば「日光見ずして結構と言うな!」で、一度行きました。中禅寺湖から戦場ヶ原を歩きましたが、秋の紅葉の素晴らしさだけが残っています。
ケン坊
日光植物園へようこそ...気に入っていただけたでしょうか? ケン坊も昨年の春先(5月頃)に1回だけ入ったことがあります。
やはり対象が全然変わってしまいますよね。当たり前ですが...これからの長さんの報告を参考にして季節を変えて行って見たいと思います。
はるる
たくさん楽しんでいただきたいです。
山野草のために日光まで、奥さまと一緒で、連れがいると行きやすいですね。
長さん
そろそろ箱根のレポートも種が尽きそうなので、天気予報を見ながら、「今でしょ」とばかり、行ってきましたよ。
日光は緯度が高いので、秋が早く来るのですね。若い頃は秋の戦場ヶ原や小田代ヶ原、夏の千手ヶ浜などにも行きましたよ。
長さん
私たちは3年前の5月に2回(連日)行っていますので、今回は3回目になります。仰るように、咲いている花の種類は全然違います。共通だったのはキツネノボタンくらいかな。5月から9月にかけて、何度行っても良さそうですね。
長さん
予定がなければ、直ぐに出かけられるのリタイア生活の特典?です。マイカーですから、足の心配がないのも良いのです。一人でも出かけちゃいますが、普段、妻が車を使っているものですから、妻と一緒のことが多いですよ。
Tomi-
私もリタイヤ生活に入り、2年目になります。
「思い立ったら吉日」ですね。急に出かける事もありますね。私は草加に住んでいますので、行くつもりだったら、すぐに行けるのですが、意外と日光には、行ってないですね。
長さん
草加にお住まいですか。私は松戸ですから、江戸川を挟んで割と近いですね。箱根もそうですが、日光も有名観光地の割にはあまり行こうという気にはなりませんね。ただ、両方とも植物園だけは別で、機会があれば行きたくなります。
目黒のおじいちゃん
長さん
お陰様で、私にとっては新発見となりました。