ルネ・ラリックは、アール・ヌーヴォー、アール・デコという2つの美術様式のムーブメントを橋渡しした、フランスを代表する宝飾とガラスの工芸家です。ミュージアムには彼の作品が多数展示されています。
入場料は1500円ですが、直ぐ近くの箱根湿生花園との共通入場券は1700円(2施設で500円お得)。なお、ショップ、カフェ・レストラン、ガーデンは無料です。
今回は、既に報告したように、途中箱根湿性花園を見学して、昼食後、再入場しました。
右は、ロケーションマップですが、中央やや左下、早川と緑色のガーデンの間の遊歩道に沿って花が植え込まれています。下は、美術館入り口です(撮影を忘れ、3年前の写真です)。
ゲートを抜けると真っ先に目に飛び込んでくるのはよく刈り込まれた広い芝生(ショップ前からの写真)です。左は、カフェ・レストラン。
ショップの建物に沿ってミュージアムに向かうと、途中に2台のクラシックカーが展示してあります。ラリックはボンネットマスコットのデザインも手がけていました。
右は、ミュージアム。下は、ミュージアムに続くアプローチのウェルカムフラワー(リコリスやアメリカンブルー)。
ルドベキア(中央)とアカソ(左)
ミュージアムの内部は、残念ながら撮影禁止なので、絵はがきの写真を貼り付けておきます。
左下、チョーカー「オリーブ」(1897-1899)。 右下、ブローチ「シルフィード(風の精)、あるいは羽のあるシレーヌ」(1897-1899)。
ミュージアムの喫茶コーナーは2面がガラス張りで、モネのスイレン池を模した風景ですが、草丈が長く伸び、スイレンも繁殖しすぎだったのが残念でした(ここは撮影OK)。
ピンクのスイレンとルリトラノオ(瑠璃虎の尾、オオバコ科)
次回は、遊歩道で見た花を紹介します。
(つづく)
この記事へのコメント
なおさん
睡蓮池は雑然として、河童でも出そう?な雰囲気でしたか。ルリトラノオの冴えた青紫が良い色ですよね。
行き当たりばったり
長さん
ラリックの装飾品は蝶や花をデザインしたものも多く、それぞれ素晴らしいですよ。
この蓮池の周りはヘビでも出そうな雰囲気です(事実、遊歩道にはヘビに注意の立て札があります)。
長さん
ルネ・ラリックはヨーロッパでは知らない人がいないくらい有名な装飾デザイナーで、建築の設計にも秀でた能力を発揮したそうです。
花咲か爺
隠居GG
減るものでもないのに・・何ででしょうね。
絵葉書を売るからでしょうか・・
カメラのフラッシュをたかなければ良いとか・・
目の保養と言ったところですね・・・
寿々木
無門
芸術を心行くまで
楽しんだラリック
作品も
気持ちいいものばかりですね
長さん
モネのスイレン池、3年前はもっと雰囲気が良かったのです。あまり手入れをしていない様子にはがっかりします。
ルリトラノオ、綺麗な青ですよね。
長さん
日本の美術館は殆どが撮影禁止ですね。著作権は60年だそうですから、それ以前の作品はフラッシュ禁止で良いので、撮影可としてもらいたいものです。その点、欧米の美術館はおおらかです。
長さん
昔の箱根は温泉保養地という印象でしたが、現在は大きく変貌していますよ。
長さん
ラリックの作品は繊細なものが多く、どれも素晴らしいものです。彼は日本の美術にも関心が高く、デザインにもその影響が見られる作品がありました。
nobara
模したモネの睡蓮池は少し賑やかでしたか・・
カフェタイムとられたんですか?
ラリックさんの作品、素晴らしいですね。
美術館も提携しないとなかなか大変でしょうね。
遊歩道は期待できますね。きっと。
shuuter
美術館を設置するには最高の場所のようですね。
館内には素晴らしい作品があるのでしょう。
モネの原画に模した庭面白いです。
長さん
芝生は良く刈り取られており、立ち入り禁止になっていました。
モネの睡蓮池は周りも中も混雑しすぎです。少しは手入れをしてもらいたいです。
セット割引に積極的なのは箱根湿性花園のようです。現在、箱根ガラスの森、ポーラ美術館、箱根ラリック美術館、星の王子さまミュージアムと4ヵ所と提携しています。
長さん
鎌倉?箱根の勘違いですね。多くの人が訪れ、広い土地が入手出来る場所というと限られてきますが、箱根は条件が良いのでしょう。
モネの睡蓮池、各地にあるようです。最近、浜松ガーデンパークにあることを知りました。
mori-sanpo
ミュージアムでは、繊細で優雅な作品が展示されているようですね。
庭園の花と宝飾などは、とりわけ女性に喜ばれる美術館のようですね。
長さん
女性たちは、こんな名品を身につけることが出来たらいいのになー、なんて思いながら鑑賞したのではないでしょうか。カフェ・レストランやガーデン、ショップを利用するだけなら無料なのも人気の秘密かも。
信徳
植物園も多くて飽きないでしょう。
瑠璃色のルリトラノオが素敵です。
長さん
美術館は昨年も一つ出来たので、箱根に7つ位あるのではないでしょうか。植物園も3つあります。
ルリトラノオは花色が綺麗でした。
すーちん
ラリック美術館は
一度行って見たいです
香水瓶とか興味有ります
eko
モネの睡蓮を模した池もあるんですか。お手入れが行き届かないのが少し残念です。ルリトラノオの花色が綺麗ですね。
長さん
香水瓶の実物も多数展示されていましたよ。是非お出かけください。ショップを覗くと、欲しくなるようなものがたくさんあるかも知れません。
長さん
昔は温泉に浸かって変えるところだったのですが、今はお子さんからお年寄りまで、色々楽しめる施設が増えました。
モネの睡蓮池も遊歩道の草花も手入れが行き届いていないのが残念でした。
みっきい
モネの睡蓮池、手入れしても追いつかずに、すぐに成長するんじゃないでしょうか?
浜名湖花博でたっぷり見てきましたが、モネのスイレンの絵を模した池は日本の風景に溶け込んでいて、モネ人気なのも分かります。
はるる
目黒のおじいちゃん
再入場ができるとは知りませんでした。
長さん
箱根にはまだまだ行ってみたい美術館があるんです。女性にはラリック美術館は良いと思います。
モネの睡蓮池が見える風景も入場料のうちです。年に数回は手入れをしてもらいたいです。モネも日本びいきだったですしね。
長さん
池の周りの手入れは業者を入れれば一日で終わるはずですから、手抜きをしないで欲しいです。
この日は曇りがちで、芝生を撮った時は太陽が隠れていました。この日、関東は猛暑日でしたが、箱根は30℃に達しなかったと思います。
長さん
この日は中抜けで箱根湿性花園に行きましたから、再入場出来るかどうか確認しました。当日ならOKです。