低層湿原辺りの風景です

ホツツジ(穂躑躅、ツツジ科ホツツジ属)
日本特産。雌しべはほぼまっすぐ伸びる。有毒植物
北海道の南部、本州、四国、九州に分布し、山地の岩場などに自生

ミヤマホツツジ(深山穂躑躅、ツツジ科ミヤマホツツジ属)
ホツツジの花茎が長いタイプらしい
ミヤマホツツジなら花弁が黄緑色を帯びるようだ

ワレモコウ(吾亦紅、吾木香、バラ科ワレモコウ属)
日本列島、朝鮮半島、中国、シベリアなどに自生(以下、2種も同様)

ナガボノシロワレモコウ(長穂白吾木香、バラ科ワレモコウ属)

ナガボノアカワレモコウ(長穂赤吾木香、バラ科ワレモコウ属)

左下、ヤマユリ(山百合、ユリ科ユリ属)
右下、コオニユリ(小鬼百合、ユリ科ユリ属)


左下、オカトラノオ(丘虎の尾、サクラソウ科オカトラノオ属)
右下、ヌマトラノオ(沼虎の尾、サクラソウ科オカトラノオ属)


左下、クサコアカソ(草小赤麻、イラクサ科カラムシ属)
右下、タチギボウシ(立擬宝珠、ユリ科ギボウシ属)


左下、ミソハギ(禊萩、ミソハギ科ミソハギ属)
右下、エゾミソハギ(蝦夷禊萩、ミソハギ科ミソハギ属)
ミソハギとは分枝する、萼の付属体が直立する、葉や花序に短毛、
葉の基部は茎を抱く、葉が波打ちやすい、など相違点がある


左下、チダケサシ(乳蕈刺、ユキノシタ科チダケサシ属)
右下、クサフジ(草藤、マメ科ソラマメ属)



ホツツジ(穂躑躅、ツツジ科ホツツジ属)
日本特産。雌しべはほぼまっすぐ伸びる。有毒植物
北海道の南部、本州、四国、九州に分布し、山地の岩場などに自生

ホツツジの花茎が長いタイプらしい
ミヤマホツツジなら花弁が黄緑色を帯びるようだ

ワレモコウ(吾亦紅、吾木香、バラ科ワレモコウ属)
日本列島、朝鮮半島、中国、シベリアなどに自生(以下、2種も同様)

ナガボノシロワレモコウ(長穂白吾木香、バラ科ワレモコウ属)

ナガボノアカワレモコウ(長穂赤吾木香、バラ科ワレモコウ属)

左下、ヤマユリ(山百合、ユリ科ユリ属)
右下、コオニユリ(小鬼百合、ユリ科ユリ属)


左下、オカトラノオ(丘虎の尾、サクラソウ科オカトラノオ属)
右下、ヌマトラノオ(沼虎の尾、サクラソウ科オカトラノオ属)


左下、クサコアカソ(草小赤麻、イラクサ科カラムシ属)
右下、タチギボウシ(立擬宝珠、ユリ科ギボウシ属)


左下、ミソハギ(禊萩、ミソハギ科ミソハギ属)
右下、エゾミソハギ(蝦夷禊萩、ミソハギ科ミソハギ属)
ミソハギとは分枝する、萼の付属体が直立する、葉や花序に短毛、
葉の基部は茎を抱く、葉が波打ちやすい、など相違点がある


左下、チダケサシ(乳蕈刺、ユキノシタ科チダケサシ属)
右下、クサフジ(草藤、マメ科ソラマメ属)


8月7日撮影。
(つづく)
この記事へのコメント
nobara
季節が初夏から秋まで網羅してるようです。
長さんのお写真は判りやすくていいですね。
それに色も凄く綺麗ですね~☆
昨日のヤマジノホトトギス⇒ヤマホトトギスと見ました。
確認してみてくださいね。花弁の反りが顕著?
長さん
ホツツジは3年前(8月初旬)にも咲いていました。ここでは7~8月のようです。
ヤマホトトギスとヤマジノホトトギス、どっちなのか悩んだんですよ、確かに、花弁の反りが大きいです。花柱に斑点が無いヤマホトトギスもあると言うことですね。訂正しておきます。ご指摘、ありがとうございました。
目黒のおじいちゃん
なおさん
有限花序のワレモコウの類がそろい踏みですねえ。ナガボノアカワレモコウは実物見たことがないのです。
エゾミソハギもご覧になりましたか。穂が長く見事ですよね。すらりと伸びたチダケサシと仲良く咲くさまも良いものです。
長さん
白いナガボノワレモコウは自然教育園にもありますが、赤い方は無いようですね。3年前に赤の方を箱根湿性花園で見ているのですが、こんなに赤くは無く、白との雑種だったのではないかと思っていました。ですから、こんなに赤いのは今回が初めてです。
長さん
ツツジの仲間にも変わり種がありますね。ミヤマホツツジと書きましたが、実は、ホツツジの花茎が長く伸びたものかも知れないので、訂正予定なんです。
3年前にここでナガボノアカワレモコウだと言われたものがあるのですが、こんなに赤くは無いので、本物を初めて見たということになるでしょう。
エゾミソハギはここで初めて見たので、印象深い花なんですよ。
行き当たりばったり
Tomi-
遠いシドニーからのコメントになります。
今回も、JALを利用しました。
WiHi設定に苦労しました。
楽しんでいます。
長さん
ワレモコウに白くて長いのがあり、更に長くて赤いのがあり、そして、白と赤の交雑種ありと、ワレモコウの世界も奥深いですね。
長さん
今回もJAL機のご利用、誠にありがとうございます。
遠い外国からブログ投稿が出来るなんて、便利な世の中になりましたよね。私も初回のWi-Fi設定は手こずりました。ホテルのロビーで苦戦していたら、若い女性が教えてくれましたよ。
eko
ワレモコウも種類があるんですね。普通のものしか見たことがありません。
shuuter
この濃い紅色 観ていて楽しい色です。
ながばのあかわれもこうあるのですね、愛嬌のある花です。
mori-sanpo
ワレモコウにもいろいろ仲間があるんですね。ナガボノアカワレモコウは初めて拝見しました。
長さん
ナガボノワレモコウはちょっと珍しいでしょう。珍しいものを展示するのも植物園の役割なんですね。
長さん
ワレモコウもshuuterさんのテリトリーで咲き始めたのではないでしょうか。ナガボノアカワレモコウ、花が咲き進んでいるところが撮れました。
長さん
ホツツジはツツジの仲間とも思えぬユーモラスな花ですね。花ならぬピノキオの鼻(笑)。ナガボノワレモコウはここと、目黒の自然教育園でしか見たことがありません。
隠居GG
ワレモコウの花も初めて見る花ですが、歌がありましたね・・記憶にとどまっていませんが~
でも、ただただ・・種類の多さに驚いています。
もうGGで花はありませんがここに来ると花は見れます。
ケン坊
ホツツジは何度か那須・日光方面の山で見かけてますが、まさか有毒植物とは知りませんでした。
吾亦紅は歌で歌われるようになってから注意深く見るようになりました。種類もいろいろあるんですね。
寿々木
長さん
ワレモコウは北海道にも分布しているので、今後、見る機会があるかもしれませんね。
これまでに見た花はかなりの種類に登りますが、まだまだ毎年初めて見る花に出会います。昨日、一昨日でまたネタを仕込んで来ましたので、当分途切れることはないでしょう。
長さん
ホツツジはツツジ科では変わり種ですね。山だと、ミヤマホツツジもご覧になっておられるのではないでしょうか。
昨日は、ケン坊さんのテリトリーを侵略して(笑)、上三依水生植物園に行って来ました。
長さん
ミヤマホツツジは千畳敷でも咲いているんですね。私も一昨年、月山の弥陀ヶ原湿原で見たことを思い出しました。
信徳
湿性花園は素敵です。
長さん
ナガボノアカワレモコウの花が咲き進む途中が撮れたので、満足です。
箱根湿性花園は5月の連休後くらいと、夏、そしてススキの穂が揺れる秋と、春、夏、秋に楽しめるのです。
はるる
素人の私にはとても難しいです。
でもこのような花が咲きそろっている湿原、すばらしいところです。
箱根は昔よく行きましたが、そのころは花に関心がなかったもので残念です。
長さん
花は膨大な種類がありますから、同属の植物は勿論のこと、異なる科・属でも似た花が出てくるようです。
私もご多分に漏れず、花に興味を持ちだしたのは、毎日が日曜日になった定年後なんです。
すーちん
ワレモコウも結構色んな
種類有りなんですね
ホツツジ初めてみました
ツツジに似てませんね
長さん
普通に見られるワレモコウは赤い穂が直立しているものですが、花穂が長いものもあるんですよ。
ホツツジの花、ツツジの中では変わり種ですよね。