「森の遊歩道」を出てくると、ウバユリ(姥百合、ユリ科)が咲いていました。実は、ウバユリの花を初めて見たのです。
名の由来は、花が咲く時期には、葉(歯)が枯れてしまうからだそうですが、葉はしっかり残っていました。
タマアジサイの玉(つぼみ)は二重構造になっているようです。
「森の遊歩道」で見た植物ですが、名前が分からない黄色い花(左下)と、何かの実(右下)
→ コナスビ(小茄子、サクラソウ科オカトラノオ属)のつぼみ、及び、その実と判明しました。なおさん、nobaraさん、ありがとうございました。
ポーラ美術館の建物はヒメシャラの森の中にあります。県道733号線側からブリッジを渡り、2階から入ります。
今回のお目当ては第一展示室のモディリアーニ。油彩、彫刻、素描が19点展示されていました(他に、ピカソ、ユトリロ、シャガール、藤田嗣治など、合計65点の展示)。
展示室内は撮影禁止なので、館内(地下1階と地下2階)とチラシを貼り付けておきます。

作品の写真です(チラシの裏面から)。左から、「髪をほどいた横たわる裸婦」(1917年、油彩)、「若い農夫」(1918年、油彩)、「青いブラウスの婦人像」(1910年頃、油彩)。


左下は、入口で迎えてくれる彫刻「カンカン帽」(佐藤忠良、1975年、ブロンズ)。右下は、地下2階のロビーにある「水浴の女Ⅲ」(エミリオ・グレコ、1957年、ブロンズ)。
この日の予定はこれで終了。早めに宿に戻ります。
翌日は、箱根ラリック美術館と湿性花園の予定です。
(つつく)
この記事へのコメント
shuuter
近所の林縁で毎年咲きだすのです。
確かに葉が残っていますね。面白いです。
目黒のおじいちゃん
ここは随分ご無沙汰しています。
長さん
ウバユリの名の由来を書きましたが、実際には花が咲く頃も葉が残っているのが普通だそうです。
長さん
おばあさんには歯が無いなんてきめつけちゃいけませんよね。男性だって総入れ歯の人もいるわけですから(笑)。
すーちん
ウバユリ、一応葉っぱが出る
んですね、ユリの葉っぱの様
で無いですね
なおさん
黄色い花の?と?の実はコナスビと見ましたが、いかがなものでしょうか。
nobara
サクラソウ科コナスビでしょうね。
大きさが??ですが、かなり小さいですよね。
実は初めて見ましたが、コナスビのモノですね。
花は5月頃咲きますが残り花?だったのかしら。
春に行った時もモディリアーニでした。
会期がロングランなんですねe--
長さん
ウバユリの葉の形は意外ですよね。普通のユリ科はスーッと伸びたよう葉ですものね。
長さん
ウバユリには香りがありますか。おばあさんも歳を取っても良い香りを漂わせて欲しいものです(笑)。
nobaraさんからもコナスビとのコメントを頂き、ネットの図鑑でも確認しました。花は小さいですね。
長さん
なおさんからもコナスビとのコメントを頂きました。これは開花し始めたつぼみということでしょうね。花径は1cmとのことです。日があまり当たらないところなので、芽出しが遅くなったのでしょう。
モディリアーニは4月から5ヶ月間展示しているそうです。
mori-sanpo
若い頃「モンパルナスの灯」という映画を見て、モディリアーニの作品は機会があるたびに見たのを懐かしく思い出しました。
長さん
「モンパルナスの灯」はモディリアーニの伝記映画でしたね。見た記憶がありません。どこかのテレビ局で放映してくれないかな(笑)。
行き当たりばったり
美術には全くうといです。素晴らしいとは、思うのですが--。ヨカッタですね。
長さん
ウバユリはつぼみの段階しか見たことがなかったんですよ。
世界の名品と言われる美術を見ることは審美眼を養えると共に、写真を撮る際にも参考になります。
ケン坊
オオウバユリは何度か見てますがウバユリは記憶がありません。名前の由来は初めて知りました。”なるほど~”と名付け親の発想に感心してしまいました>笑<
Tomi-
トンボ帰りの箱根でしたので、じっくりと美術館や山野草に触れてみたいですね。
いろいろな植物を見られるので、このページにやってきてしまいます。ありがとうございます。
寿々木
隠居GG
ババユリは家にいますけど~
そんなことを言うと灰皿が飛んできますね。
失礼しました・・
美術館でのひと時は癒されたことと思います。
どうぞこれからも楽しい日々をお過ごしください。
長さん
葉があるのに無いなんて、命名者は嘘をついたのかも(笑)。
オオウバユリはこの日の翌日、箱根湿性花園で見ました。ウバユリより一回り大きく、花もたくさんつきますね。
長さん
箱根に限らず、植物や花はどこでも見ることができます。
花に興味を持ちだして、9年経ちましたが、いまだに初めて出会う花があります。
長さん
ウバユリにもオオウバユリにも香りがあることを知らず、匂いを嗅ぎませんでした。名前からか、嗅ぎたくない?(笑)
長さん
ババ百合、我が家にも鎮座しております(笑)。
今回はモディリアーニの作品の他にも、ピカソの初期の作品や、我が家に複製画があるゆとりのの作品などかなりの数の絵を見てきました。
信徳
朝霧高原、忍野八海、箱根と精力的に動かれていますね。
涼しい中、花、鳥をみて実術館巡りはすてきです。
長さん
わずか2泊3日の旅行ですが、あちこち回りましたよ。天気がいまいちだったですが、花も芸術も鑑賞でき、よい避暑になりました。
花咲か爺
常時公開をしている様子は無く、残念です。今の市長が保管料の節約とか言って売ってしまわないかとチョッと思ってしまいます。
無門
周囲を歩き回ってばかり
今度はゆっくり
芸術鑑賞してきます
はるる
ウバユリ、長さんほどの方が初めてご覧になったというのは驚きました。
長さん
今の市長、弁護士出身なのに方を無視するやら、性格の違う美術館を統合しろと言い出したり。何をしでかすか分かったものじゃありませんね。
長さん
秋は芸術のシーズンです。たまには名品に触れてみるのも良いものです。あっ、実際に触ってと言う意味ではありませんけど(笑)。
長さん
ウバユリのつぼみは見たことがあるのですが、開花時期に見たのは初めてです。この次の日に、オオウバユリも見ましたよ。