8月6日に訪れた箱根ガラスの森美術館を紹介しています。
庭園で見た花の続きです。
コオニユリ(小鬼百合、ユリ科) ウズアジサイ(渦紫陽花、アジサイ科)
バラとアジサイ‘ブルーダニューブ’の額縁絵。
アチェロという水車小屋でツルアジサイ(蔓紫陽花)を見ました。3年前は気がつかなかったので、花が咲いていなかったのでしょう。
美術館に展示されていたヴェネチアン・グラスの名品をいくつか紹介します(撮影自由)。
右下、グッゲンハイム杯(1875年)。左下、装飾脚オパールセント・グラス・ゴブレット(1880年頃)。
左、わらび形脚コンポート(19世紀)、中央、大型蓋付コンポート(1869-1872年頃)、右、オパールセント・グラス・テーブルウエア(19世紀)
<特別展示> 大平洋一氏がデザインした祝宴のモダン・ヴェネチアン・グラス坏(ジュエル・ワイングラス、1989年)
美術館内で、セーンジャー氏(内モンゴル出身。HPはこちら)の馬頭琴コンサートが開かれていました。馬頭琴は馬の毛を使った二弦の擦弦楽器。
最後に「光の回廊」のクリスタルグラスが光っているところを(黒い雲が残念でしたが、それだから光が写ったのかも知れません)。右下は妻の撮影した「光の回廊」。
この日、二つ目の美術館でモディリアーニの作品を見に行きます。勿論、森の散歩道にも…。
(つづく)
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この記事へのコメント
なおさん
ウズアジサイも面白いものです。
ガラスのいろいろな展示が素晴らしいですね。ススキも天然ガラス成分を含んでいますので、ススキガラスなども作ると面白いのではないかなあ、と思います。
クリスタルガラスが映えるには、黒バックが一番ですかねえ。黒雲はいまひとつですが、白バックよりかいいですよね。
行き当たりばったり
長さん
コオニユリはこの庭園に1株だけ植えてありました。
へー、ススキにはガラス成分が含まれているんですか。早速検索してみると、2000年にTOKIOが出演するTV番組「DASH村」で、ススキから風鈴を作るという実験が行われていました。かなりのススキが必要だったでしょうね。
最後の写真、森をバックに出来たら良かったかもね。
長さん
素晴らしい美術館でしょう!これだから、何度も行きたくなるんです。
馬頭琴コンサートは予想外で、これも良かったですよ。
すーちん
繊細なコンポート思わず
見とれてしまいますね
素敵な建物ですねイギリスの
田舎に迷い込んだ様ですね
みっきい
クリスタルグラスの噴水まであるんですね!
額縁絵とは額縁が移動するのでしょうか?
渦アジサイ、つるアジサイと言うのもあるんですね!
馬頭琴の演奏は聞いたことがあります。
最後に奥さまの『光の回廊』をUPしてくださり、私の気持ちを察していてくださるようなうれしい写真です。
nobara
ツルアジサイ。
この頃ご近所の生垣にイワガラミを植えてらっしゃる所があって、面白いなと思いました。
外から見たクリスタルな輝き・・・
どんよりと曇ってたからより美しく見えたのですね~
大平洋一さんの作品、多田美波さんの雰囲気?
馬頭琴の演奏も聴かれたり、佳かったですね♪
shuuter
ガラスの繊細な作品 実際に見るのがいいようですね。
長さん
ヴェネチアン・グラスの名品は、3年前のブログにも載せましたので、今回は5枚ですが、素晴らしい作品がたくさんありましたよ。
建物は、イタリア風と言うことになっているのですが、水車小屋は中世の田舎という感じですね。
長さん
太陽光を反射するクリスタルグラスのキラキラ感の素晴らしさは行ったものにしか分からないかも知れません。是非一度いらしてみて下さい。
額縁は固定されていますが、花の方が固定されていないので、花が上手い位置に来ないんですよ。
ウズアジサイはたまに見かけますが、ツルアジサイは珍しいです。
mori-sanpo
ヴェネチアン・グラスの名品は、花とは一味違った存在感がありますね。
美術館は、上野など都市部にあるものだけで十分だと思っていましたが、観光地にも良い美術館があるんですね。
長さん
ツルアジサイの花は初めて見ましたよ。イワガラミにも似ていますね。妻は一重のカシワバアジサイに似ていると言っています。
クリスタルが風に揺れて光っている様子は、動画の方が良かったかも知れませんね。
多田美波さんの作品はよく知らないのですが、大平さんの作品は繊細な美しさを感じました(大平さんがデザインして、ヴェネチアングラス職人が作ったものです)。
長さん
ウズアジサイの花期は普通のアジサイとあまり変わりませんが、箱根は平均気温が低いので、平地より遅咲きになります。
ヴェネチアン・グラスの名品は実際に目で見て、美しさや質感を感じ取るべきでしょうね。
長さん
クリスタルグラスの噴水は高さ7.5mで、45000粒が使われています。
花とは違って、無機質のガラス製品ですが、素晴らしいものですよ。
現在、箱根には15くらいの美術館がありますから、密度は高いですね。
ミキ
12月に行った時にこの水車小屋の煙突に
サンタクロースがよじ登っていて…(人形)
とってもユーモラスで印象に残っています。
ツルアジサイが素晴らしいですね。
長さん
12月にもいらっしゃいましたか。25日まではクリスマスバージョンで、夕方からのライトアップも綺麗だそうですね。
ツルアジサイ、かなり上まで伸びていました。
寿々木
長さん
私は撮影禁止と表示されていなければ、必ずOKかどうか聞くようにしています。本文中にも書きましたが、ここは全ての作品が撮影可能なんですよ。嬉しいことです。
隠居GG
額に飾ってある花もいいですね。
後ろの方にシャワーのようなものが見えるのですが・・
帯広には自然があるのですがそのような
施設がないです。
グリッコ王国も入場者が少なくなって結局倒産!!
よっぽど魅力がないとだめですね。
長さん
また行きたくなるような素晴らしい美術館でした。2007年のリニューアルの結果でしょう。
額縁の後ろは生きている木に咲いた花です。後ろのシャワーみたいに見えるのは、前記事や最後の写真にある「光の回廊」なんですよ。
ミックン
長さん
標高が高いと夏が少し遅れますね。まだ見ごろのアジサイやアナベルが多かったですよ。この日は関東で最高気温を更新した日で、思わぬ避暑が出来ました。
まさちよ
視察で“箱根ガラスの森美術館”に行きました。
オープンしたばかりだったと思います。
その時は上司と施主が一緒で私もまだ若く?
緊張のあまりよく見ていなかったようです。汗
「光の回廊」や「クリスタルグラスの噴水」
等目に入らなかった?それとも新しいものでしょうか?
建物は当時にくらべ、だいぶ趣が出てきて
います。懐かしいです♪
長さん
ここは1996年の開館ですから、もう18年経つ勘定です。途中、2007年にリニューアルオープンしています。私も1998年頃訪れているんですが、光の回廊やクリスタルグラスの噴水は記憶に無いのです。恐らく、リニューアル時にできたのではないでしょうか。