草の斜面は、やがて砂礫帯を再現した斜面に変わります。
イブキジャコウソウ(伊吹麝香草、シソ科)
和名の由来は、伊吹山に多く分布し、芳香があることから
砂礫帯のメインは、やはりコマクサ(駒草、ケマンソウ科)
高山植物の女王と呼ばれています。園内では3万株が成育中
左下、ウルップソウ(得撫草、ウルップソウ科)は花後だった
右下、不明(調査中)
ウサギギク(兎菊、キク科)
葉の形がウサギの耳に似ていることに由来
イワギキョウ(岩桔梗、キキョウ科)
白馬五竜岳(本物の五竜岳ではありません…見りゃ分かる…笑)
シロバナハナニガナ(白花花苦菜、キク科)
左下、ヤマハハコ(山母子、キク科)
右下、ミヤマキンバイ(深山金梅、バラ科) ?
イワベンケイ(岩弁慶、ベンケイソウ科)
赤い花の雌株(雄株は黄色)
ミヤマアズマギク(深山東菊、キク科) アズマギクの高山型
和名の由来は、伊吹山に多く分布し、芳香があることから
砂礫帯のメインは、やはりコマクサ(駒草、ケマンソウ科)
高山植物の女王と呼ばれています。園内では3万株が成育中
左下、ウルップソウ(得撫草、ウルップソウ科)は花後だった
右下、不明(調査中)
ウサギギク(兎菊、キク科)
葉の形がウサギの耳に似ていることに由来
イワギキョウ(岩桔梗、キキョウ科)
白馬五竜岳(本物の五竜岳ではありません…見りゃ分かる…笑)
シロバナハナニガナ(白花花苦菜、キク科)
左下、ヤマハハコ(山母子、キク科)
右下、ミヤマキンバイ(深山金梅、バラ科) ?
イワベンケイ(岩弁慶、ベンケイソウ科)
赤い花の雌株(雄株は黄色)
ミヤマアズマギク(深山東菊、キク科) アズマギクの高山型
リフト降り場からテレキャビン乗り場までの中間点くらいに来たでしょうか。降りてきた斜面を振り返りました。左手前は、前出の白馬五竜岳です。
15時前ですが、雨が降り出しました。
(つづく)
この記事へのコメント
目黒のおじいちゃん
すーちん
聞いたことも無い花が
一杯、楽しい旅ですね
イワギキョウも可愛らしい
ですね
長さん
イブキジャコウソウやウルップソウは発見された地名がついていますが、そこだけに自生する植物ではありません。調べてみたら、イブキジャコウソウは北海道から、本州、九州まで分布しており、ウルップソウは白馬岳や八ヶ岳にも自生しているそうです。
なおさん
ウルップソウの右のもウルップソウに似ていますよねえ。個体差なのかどうなのかは?です。ホソバウルップソウというのもあるそうですね。
もうずいぶん前に見た、八ヶ岳で見たチシマギキョウは良かったなあ、と思い出します。
雨が降りだす前にいろいろ見られてなによりでした。
長さん
高山植物は普段目にすることが出来ないので、名前も知らない花が多いです。この記事中だけでも初めて見たものが6種類もありました。
長さん
高山植物の女王たるコマクサは、やはり革の鞭を持っていませんでした(笑)。
ウルップソウの右の写真、同じ仲間だと思うのですが、花がちょっと貧弱。個体差なんですかねー。ウルップソウやホソバウルップソウ以外に、似た植物がないのも確かです。
ここにはチシマギキョウもあるそうですが、まだ花は咲いていないようでした。
ポン太
コマクサしか知りませんが色々な高山植物があるのですね。
岩場の間からも花が顔をのぞかせています。健気ですね。
こちらは今日も高温注意報が出ています。頭痛が治りません。
長さん
日本産の高山植物も色々あるんですね。あちこちの山に登らなければ見られない花を、こうして一カ所に植えてもらっていると助かりますよ。
岩場や砂礫地でないと生きられない高山植物もあるんですね。
夏風邪ですか。お大事に。
無門
水は天からもらい水
高山植物も
環境さえ整えば
自力で繁茂できますね
nobara
凄いですね~~@@
ウルップソウのお隣も葉は同じに見えますね。
花が白っぽい(薄い紫?)ですね。
ユウバリソウというのがありますが・・
同じ環境なら、やはりウルップソウなのでしょうね。
ミヤマキンバイ、葉をみるとそのようですね。
イワギキョウには出逢ってみたいです。
みっきい
コマクサは瓦礫に咲くのですか?高山植物の女王さんなのですか?可愛い花ですね!実物見てみたいです!
駒ケ根の光前寺の「タマアジサイ」は気が付いて写真を撮ってきましたよ。
まだつぼみばかりで咲いては居ませんでしたが。
長さん
元々厳しい条件の中で生きてきた高山植物ですから、人間がちょっと力を添えてやれば長生きすることでしょう。
長さん
ここには約10年の歳月をかけて、約300種200万株が植えられたとのことです。
ウルップソウの右の写真も同じ植物のようです。多分個体差なのでしょう。ユウバリソウを調べてみたら白い花ですね。
ミヤマキンバイで良いですか。?マークを外しておきましょう。
イワギキョウは花径3cm程度の可愛い花でした。標高が下がると茎が立ち上がるらしいです。
長さん
高山植物は馴染みがないので、名前と花が結びつかなくても仕方ないですね。
コマクサはこんな厳しい環境の中に根を下ろし、花が咲くまでには7、8年もかかるそうです。
光前寺のタマアジサイ、咲き始めるのはもう少し先ですね。
mori-sanpo
やはり、砂礫帯のメインはコマクサですね。
コマクサに隣接して咲くイワギキョウも可愛いですね。
shuuter
イブキジャコウソウ いい香りがするのですね。
香りのある花はいいですね。
岩桔梗が見られるのですか。
岩ベンケイ ベンケイソウ科の花ですね面白いものが多いです。
信徳
驚きました。
長さん
大学の先生や植物の専門家と一緒に、どのような環境を作るか研究を行ったようです。コマクサが3万株とは驚きました。
長さん
イブキジャコウソウに鼻をくっつけて香りを感じてくればよかったと思いました。高山植物は岩にへばりつくように成長するものが多いようですね。
長さん
何ヶ月も厚い雪の下でじっと耐えてきた植物たちですね。今年は雪が多かったですから、いろいろな植物が一斉に咲いたのでしょう。
寿々木
高山植物を楽しませて頂きました。ウサギギクもコマクサ同様に、かなり高いところで無いと見かけませんね。イワギキョウとチシマギキョウはよく似てます。花弁に毛の有無で見分けるのですが・・
ケン坊
高山植物って見て楽しく探し当て嬉しく...
イブキジャコウソウ、ウサギギク、コマクサ どれを取っても高山にきた~って感じが。
至仏山も今が盛りと咲き誇ってますが、相変わらずのケン坊の腕前でボツが多く、せっかく朝早くから出掛けたのに残念な思い...。でも自分の眼で見られたので良しとします。
長さん
ウサギギクは千畳敷カールに登ったときに初めて見た花です。あそこも標高2600m以上ありますからね。
チシマギキョウは見たことがないですが、花弁の先端部分に細かい毛が目立つそうですね。
長さん
今度は至仏山に登られましたか。ケン坊さんご夫妻の目的はまず登山、次に花でしょうか。私の場合は花がメインで、登山は二の次ですから軟弱なんです。
eko
コマクサ、実物を見てみたいです。先日行った乗鞍にも自生地があるのですが、山の上の方へ歩かないとダメみたいです。
イブキジャコウソウも咲いているんですね。もうそろそろ伊吹山へ行かないとと思いますが、この暑さでは伊吹山の頂上も暑いでしょうね。
イワギキョウの花色が涼しげで良いですね。
長さん
コマクサの自生地は山に登らないと見ることができないのが難点ですね。でも植えられたものなら、ここのように手軽に見ることができます。伊吹山にも咲いていれば良いのですが、標高が足りませんね。
私も伊吹山には再度訪れたいと思っています。