この順番通り、ラ・カスタナチュラルヒーリングガーデンの紹介をすると、高山植物の花の季節感がどんどんずれてしまいますので、白馬五竜高山植物園の報告を先にすることにしました。
白馬五竜高山植物園について
標高3000m級の北アルプスを望む、標高1515mにある高山植物園。
植物園があるアルプス平には8人乗りゴンドラに乗ってアクセスします。
6月から10月まで、300種以上の高山植物を楽しむことが出来ます。
また、お子様からご年配の方まで、誰でも気軽に高山植物の観察が行えるのも魅力の一つです。
(植物園のHPより) HPはこちらです。
スキー場のゲレンデを利用した植物園ですが、先ずは、イラストマップをご覧下さい。(大きくなります。植物園のHPより借用)
13時45分、とおみ駅(標高818m)からテレキャビンでアルプス平駅(標高1515m)まで登ります。
アルプス平駅からはアルペン展望ペアリフトに乗るため、少し下ります。
以下、アルプス平駅周辺と、リフト乗り場に向かう途中で見た花たちです
クロユリ(黒百合、ユリ科)
コメノプシス・カンブリカ(ケシ科では唯一のヨーロッパ種)
プリムラ・ヴィアリー(サクラソウ科、中国南西部原産)
和名はホザキサクラソウ。‘天使のろうそく’とも呼ばれる
プリムラ・セクンディフロラ(サクラソウ科)
中国雲南省、四川省に分布
メコノプシス・グランディス(ケシ科)
別名ヒマラヤの青いケシ。ヒマラヤや中国の標高3000m~5000mに分布
左下、ポリゴナム・アフィネ(タデ科、ネパール・ヒマラヤ原産)
右下、ミヤマオダマキ(深山苧環、キンポウゲ科)
アカモノ
(赤物、ツツジ科)
赤い実を付ける。別名イワハゼ(岩黄櫨)
アオノツガザクラ
(青の栂桜、ツツジ科)
クロユリ(黒百合、ユリ科)
コメノプシス・カンブリカ(ケシ科では唯一のヨーロッパ種)
プリムラ・ヴィアリー(サクラソウ科、中国南西部原産)
和名はホザキサクラソウ。‘天使のろうそく’とも呼ばれる
プリムラ・セクンディフロラ(サクラソウ科)
中国雲南省、四川省に分布
メコノプシス・グランディス(ケシ科)
別名ヒマラヤの青いケシ。ヒマラヤや中国の標高3000m~5000mに分布
左下、ポリゴナム・アフィネ(タデ科、ネパール・ヒマラヤ原産)
右下、ミヤマオダマキ(深山苧環、キンポウゲ科)
アカモノ
(赤物、ツツジ科)
赤い実を付ける。別名イワハゼ(岩黄櫨)
アオノツガザクラ
(青の栂桜、ツツジ科)
更に下っていきます。
(つづく)
この記事へのコメント
目黒のおじいちゃん
ゾクゾクドキドキです。ゲレンデも広いようですが間もなく満80歳になる私でも楽々滑れそう。
みっきい
白馬五竜高山植物園へ行く前の所ですよね!
こんなに花が咲いていたのですね!長さんの眼は違うんでしょう!!
八ヶ岳の横岳ロープウエー頂上は、「クロユリ」の看板だけでした。シロバナヘビイチゴばかりが咲いてました。
空を見ていては気が付かないこともありますね!
shuuter
標高1500m程にある高山植物園 素敵なところですね。
ヒマラヤの青いケシもあるのですか。
プリムラ・ヴイアリー 中国原産の桜草ですか。
見どころある花が多いですね。
すーちん
口も良く回らない程難しい
名ですね、素敵な花ですね
nobara
シーズンはどうなってるのでしょう?
お手入れされているようで
凝縮して見る事ができますね~
湯沢のアルプの里みたいな感じなんでしょうか。
ちょっと様子を思い出しています。
綺麗に咲いていますね(*^-゚)⌒☆
eko
スキー場のゲレンデ利用なんですね。冬場はもちろん雪の下ですね。
随分広いようですが、乗り物利用で登れる所は良いですね。登山が苦手な私でも行けそうです。
プリムラ・センディフロラ、初見ですが、可愛い~。
長さん
テレキャビンに乗ってすぐに花が楽しめるような配慮がされていました。
このゲレンデは広くて緩やかですから、おじいちゃんでもOKでしょう。
長さん
ヒマラヤの青いケシが咲いていたのはテレキャビンの駅舎を出た直ぐ、植物園の入り口と行っても良いところなんですよ。ですから目が悪くても目には行ってきちゃう(笑)。この日は今にも降り出しそうな曇り空でしたから、下しか見ない(笑)。
長さん
冬はゲレンデになるところに多くの高山植物を植え込んであるのです。初めて見た2種類のプリムラなど、珍しい花も咲いていましたよ。
長さん
メコノプシス・グランディスでは覚えられないですよね。大阪花博で日本に紹介されたのですが、ヒマラヤの青いケシなら覚えやすい。
長さん
まさにスキー場のゲレンデですから、冬は厚い雪の下になりますね。ゲレンデはマイナスの温度でしょうが、雪の下だと0℃以下にはならないじゃないかな。
湯沢高原アルブの里のロックガーデンと似たような感じですね。
長さん
今回行った栂池自然園、八方尾根自然研究路、そして、ここ五竜高山植物園はすべてゴンドラリフトのような乗り物で行くことが出来ますから、足に自信がない方でも大丈夫。絶対お薦めですよ。
寿々木
シラタマノキは北海道の十勝岳登山口望岳台に群生していたのを憶えてますが、画像は高山植物のアオノツガザクラのようです。
長さん
可愛いサクラソウの仲間を2種類も見ることができました。
シラタマノキノの名は近くの名札に従ったのですが、言われてみればアオノツガザクラですね。早速訂正します。ご指摘、ありがとうございます。
信徳
長さん
信徳さんはこのゲレンデでスキーを楽しんでおられたんですね。
ゲレンデに高山植物を植え始めたのは2000年頃からだそうです。きっかけは1993年頃からのスキー客の減少で、夏にもお客さんを集めようと知恵を集めたようです。
行き当たりばったり
ポン太
毎回旅行気分で暑さを忘れて拝見しています。
ヒマラヤの青い芥子などがごく自然に育っているのですね。
長さん
信州大学名誉教授や東アジア野生植物研究会主宰などを顧問に、信州大学農学部出身の方が植物園の責任者として働いておられます。
村あげての村おこしで成功しているようです。
長さん
6月30日から始まった旅行です。今回は梅雨の期間ですから、大まかな計画しか立てずに行きましたが、幸いなことに雨に遭ったのは30分ほどで、計画以上にあちこち回ることが出来ました。花好きにはたまらない4泊5日になりました。
mori-sanpo
ヒマラヤの青いケシなど、興味をそそられる高山植物がかなり咲いているようですね。
なおさん
長さん
どのスキー場もスキー客の減少に悩んでいるようです。広い土地をスキーシーズン以外も活用しないと採算が取れない時代になっているんですね。約10年の歳月をかけて、約300種200万株が植えられているそうです。特にヒマラヤの青いケシには力を入れているようです。
長さん
日本のものと海外のものと、区域分けされて展示しているようです。今回紹介したのは、園の入り口にあたり、一区画に目玉の植物を集めたような場所でした。
りりい
確かに最近の若い人は、あまりスキーの話をしませんね。
私たちの若い頃は・・・なんて言葉が出てきてはいけませんが、夜行列車や夜行バスに乗るスキーを持ったお客さんで、冬の名古屋駅はごった返していました。
そのスキー場が高山植物園になるんですね。
長さん
スキー人口はスノボも含めて、1990年代から減少しているらしいです。冬でも楽しめるスポーツが多様化しているのでしょうね。お客さんが多い時代は冬だけで十分採算が取れていたのでしょうが、現在は年間通じて集客出来ないと成り立たなくなったようです。
ミックン
わあー、これがヒマラヤの青いケシですかァなんと美しいことか実際にはまだ見ていないので、想像しながら見せていただきました。プリムラもいい色してますね。高山植物は色が鮮明で目が覚めました
隠居GG
特に青いけしの花を見たのは初めて・・
ケシの花そのものは綺麗ですが・・
いろいろな花を楽しませていただきました。
長さん
ヒマラヤの青いケシと言われるものは何種類かあるのですが、これはその一種です。後日、もう一種類を紹介します。
中国にも可愛いプリムラがあるんですね。初めて見ました。
長さん
ヒマラヤの青いケシ、初めてですか。私は昔、大阪花博で見て、今年箱根の湿性花園で、そして、今回が3回目です。しかし、まだ日本では珍しい花ですね。
春夏冬
メコノプシス・グランディスが良いな~
に、してもこのあたりの上を冬うろついていたのね?
長さん
冬に、雪の上からメコノプシス・グランディスの根を踏みつけていたのね(笑)。
無門
新婚前後
毎年のように行っていた
五竜遠見スキー場
懐かしい
雪質が一番よかったね
長さん
五竜遠見スキー場は新婚前後の想い出の地なんですね。長野県でも北部に位置しているので、雪質が良いのでしょうね。