この日は大町市のラ・カスタナチュラルヒーリングガーデン見学と、五竜高山植物園がメイン。朝9時の出発前に、旅館の付近の花を撮りました。
ルドベキアの一種でしょうか。バッタかな(種名までは分からなかった)。
左下、カスミソウ(霞草、ナデシコ科)
右下、オオムラサキツユクサ(大紫露草、ツユクサ科)
ラ・カスタナチュラルヒーリングガーデンの開園は10時からなので、途中、大町山岳博物館に立ち寄りました(HPはこちら)。右下は、博物館から見た大町市内ですが、北アルプスは雲の中です。
大町山岳博物館とは(Wikipeidaより抜粋)
1951年に開館した日本ではじめての山岳をテーマとした博物館。
北アルプスの自然について、フォッサマグナの解説や鉱物の展示、生息する植物や動物についてジオラマや剥製などで紹介している。
登山の歴史について、歴史上の登山家の解説や、登山に使われた道具などが展示されている。
建物前の植え込みと、付属の動植物園で撮りました。
コマクサ(駒草、ケマンソウ科)
シコタンハコベ(色丹繁縷、ナデシコ科) 絶滅危惧種
高山帯の岩場に自生する。名前の由来は、色丹島で発見されたことから
花径は1~2cmほど(右の蟻がいる)。5枚の花弁は2深裂し10弁に見える
クサレダマ(草連玉、サクラソウ科オカトラノオ属)
別名イオウソウ(硫黄草)。大町市や白馬村にも自生地がある
クサレダマの名の由来となったレダマはこんな花です
ニホンカモシカ ホンドギツネ
イタチササゲ(鼬大角豆、マメ科)
花色は淡黄色から黄褐色に変わり、イタチの毛色に似る
ヤマホタルブクロ サンショの実
コマクサ(駒草、ケマンソウ科)
シコタンハコベ(色丹繁縷、ナデシコ科) 絶滅危惧種
高山帯の岩場に自生する。名前の由来は、色丹島で発見されたことから
花径は1~2cmほど(右の蟻がいる)。5枚の花弁は2深裂し10弁に見える
クサレダマ(草連玉、サクラソウ科オカトラノオ属)
別名イオウソウ(硫黄草)。大町市や白馬村にも自生地がある
クサレダマの名の由来となったレダマはこんな花です
ニホンカモシカ ホンドギツネ
イタチササゲ(鼬大角豆、マメ科)
花色は淡黄色から黄褐色に変わり、イタチの毛色に似る
ヤマホタルブクロ サンショの実
イタチササゲとクサレダマの名前は、当日と後日、博物館から教えて頂きました。感謝。
(つづく)
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嬉しいプレゼント
昨日、ロサンゼルス在住のtomiさん(ブログ友・フェイスブック友)から嬉しいプレゼントが届きました。
7月始め、セコイア・キングズキャニオン国立公園を訪れたそうで、公園の自然を紹介するDVDを頂きました。
それに、カリフォルニア特産のシーズキャンディ(これは妻に)。右下は、樹齢2000年以上と言われるセコイアの木(DVDの一場面)。
tomiさん、誠にありがとうございました。
この記事へのコメント
寿々木
バッタはお馴染みイナゴですね。戦時中食糧難で学校から害虫取りに田んぼへ出かけました。羽根と足をムシって焼いて食べろと言われましたが、小魚がいくらでも手に入る漁師町の子にそんなこと言っても無駄です。
すーちん
クサレダマ、イタチササゲ、面白い
名前ですね
遠方の友より、素敵なプレゼント
届きましたね
目黒のおじいちゃん
長さん
コマクサは多分栽培種を植えたものでしょうね。
バッタとイナゴは同じ仲間なんですね。この個体、翅がないのです。まさか、むしられたのではないと思いますが…。
長さん
クサレダマと書くと腐れ玉と間違われちゃいますね。レダマはマメ科の常緑低木で、エニシダのような黄色い花が咲きます。
DVDやキャンディーのプレゼント、ありがたいことです。
長さん
シコタンハコベは色丹島で発見されたことに由来する名前ですが、北海道と、本州中部以北にい自生しているそうです。多分、大町市にも自生があるのでしょう。
なおさん
「坊っちゃん」には、バッタとイナゴは違うぞなもし、というような場面が出てきましたね。
色丹島も早く返してくれないかと思うのですが、シコタンハコベは清楚でいいですね。
僕の場合は、せこいや!と言われてしまうのです。
信徳
イナゴの佃煮は食べますがバッタの佃煮は食べた事が有りません。
mori-sanpo
シコタンハコベ、きれいな花ですね。
nobara
クサレダマは八ヶ岳自然園でも大群生してました。
整理中ですので近日中にアップします。
少し湿地の場所を好みますね。
ヤマホタルブクロ、こんな風に群生するのですね。
一人生え~みたいなのしか見たことありません。
ルドベキアはキクイモみたいな感じですね。
信州は球根を食べるので多く見られますね。
長さん
クサレダマの名の由来となったレダマは、Wikipediaによると、「やにくさい、あるいは安物のポマードを連想させる臭い」とあるので、クサレダマも臭いが抜けきれない(笑)。蕪村の句で「草いきれ人死に居ると札の立つ」というのがあるそうで、草いきれもかなりなものなんですね。
ロシアは国際常識に基づいて、樺太と交換した千島列島を日本に返還すべきです。
長さん
シコタンハコベ、初めて見ましたが、赤い葯が魅力的ですね。
コマクサは園芸品種でしょうね。
これがイナゴなら始めてお目にかかりました。佃煮は母の田舎で食べたことがありますが、バッタは佃煮になるんでしょうか。
shuuter
観てみたい花ですね。
長さん
この博物館にいらっしゃいましたか。「氷壁」のモデルとなったナイロンザイルと装備品が展示してありました。もっとじっくり見たいところでした。
長さん
クサレダマを八ヶ岳自然文化園でご覧になりましたか。花は、名の元になったレダマとちっとも似ていませんね。
ヤマホタルブクロって自然にしておくと、こんなに花茎が伸びるものなんですね。
2枚目の花、キクイモより花弁数が多いので、キクイモモドキの可能性もありますね。
長さん
シコタンハコベ、可愛い花でした。自生のものを見るのは難しいかも知れませんね。六甲高山植物園にはあるそうですよ。
ミックン
珍しい高山植物の数々に圧巻短い夏を精一杯生き抜いている高山植物の鮮やかな色彩に何故か切なさを感じます。夏山登山を思い出しました。
eko
コマクサも実物を見てみたいですが…。
クサレダマ、イタチササゲなど面白い名前がついているものですね。初めて見ました。
大町山岳博物館、ずいぶん昔に行ったような気がしますが覚えていません。
お友達からのプレゼント良いですね。
長さん
7月初旬が一番高山植物の種類が多いと聞いて、梅雨時にもかかわらず行ってみました。結果的に、殆ど雨に遭わず、多くの花を見ることができました。ラッキーでしたよ。
長さん
シコタンハコベという、珍しいものがありましたよ。
コマクサをまだご覧になっていませんか。本物は山に登らないと見ることができますが、最近は四季咲きコマクサなどという園芸種も出来ています。
大町山岳博物館はもう開館してから60年以上たつそうです。
行き当たりばったり
隠居GG
長男と一緒にゴルフをしていたら
写真のニホンカモシカが良く出てきます。
堂々と目の前を横切っていきます。
でも、いつもお花のきれいな写真ありがとうございます。
春夏冬
サンショの実が7月に
近くにヘビが多いそうですね?
長さん
生育が難しいコマクサは園芸種だと思いますが、シコタンハコベ、クサレダマ、イタチササゲは大町市域にも自生があるそうです。
長さん
富山や館山のゴルフ場にはニホンカモシカが出没しますか。ボールが当たるような事故が発生するのでしょうか。ここのニホンカモシカは怪我などをして保護されたものだそうです。
長さん
蛇はサンショウの実が好きなんですか?サンショウには棘があるので、蛇は登れないでしょう。
無門
クサ・レダマも
クサレ・ダマでは可愛そうだよね
読み方ひとつで
印象も変わってしまうね
長さん
漢字で書けば一発で分かるのですが、カタカナ表記だとどこで区切ったら良いか分からないことになりますね。
はるる
自然がお好きな長さんにはぴったりのDVDです。
そして奥さまにも送ってくださいました。
お友達、大事にしてください。
長さん
ロス在住で、アメリカ人と結婚された日本人女性なんですよ。持つべきものはお友達ですね。
りりい
さすが、品があるなと思いました。
コマクサの園芸品種があるとは、知りませんでした。
数年前に飯田のお寺で見たとき、「高山植物のコマクサがある!」と驚いたのですが、もしかしたらあの時のコマクサも、それだったのかしら?
ちょっと見ただけでは分かりません。
長さん
コマクサは自生地が限られており、しかも芽が出てから花が咲くまでに7,8年もかかるのです。本来は高山に咲くものですから、その種を低緯度で発芽させ、増やしているようです。ですから、普通私たちが目にするものは殆ど栽培種と言って良いでしょう。