八方尾根は、特殊な地質(超塩基性の蛇紋岩)のため、本来標高2500m以上でなければ見ることができない高山植物も分布しています。
イワイチョウ(岩銀杏、ミツガシワ科)
左下、ショウジョウバカマの花後(猩々袴、ユリ科)
右下、ミヤマハンノキの雄花序(深山榛の木、 カバノキ科)
タテヤマリンドウ(立山竜胆、リンドウ科)
イワシモツケ(岩下野、バラ科) ピンぼけ
ヨツバシオガマ(四葉塩釜、ゴマノハグサ科)
ムシトリスミレ(虫取菫、タヌキモ科の食虫植物)
左下、モウセンゴケ(毛氈苔、モウセンゴケ科)
右下、一瞬花かと思ったが、何かの虫こぶらしい
シロバナハナニガナ(白花花苦菜、キク科)
左下、ヤマブキショウマ(山吹升麻、バラ科)
右下、ハクサンタイゲキ(白山大戟、トウダイグサ科)
左下、コケモモ(苔桃、ツツジ科)らしい
右下、アカモノ(赤物、ツツジ科)
ウラジロヨウラク(裏白瓔珞、ツツジ科)
ヒロハヘビノボラズ(広葉蛇登らず、メギ科)
木道の工事。大量の材木はヘリコプターで運んでいるようだ
歩き始めて1時間、まだこれしか登っていないように見えますが、
間もなく第2ケルン(標高2005m)ですから、170mほど登っているのです
左下、ショウジョウバカマの花後(猩々袴、ユリ科)
右下、ミヤマハンノキの雄花序(深山榛の木、 カバノキ科)
タテヤマリンドウ(立山竜胆、リンドウ科)
イワシモツケ(岩下野、バラ科) ピンぼけ
ヨツバシオガマ(四葉塩釜、ゴマノハグサ科)
ムシトリスミレ(虫取菫、タヌキモ科の食虫植物)
左下、モウセンゴケ(毛氈苔、モウセンゴケ科)
右下、一瞬花かと思ったが、何かの虫こぶらしい
シロバナハナニガナ(白花花苦菜、キク科)
左下、ヤマブキショウマ(山吹升麻、バラ科)
右下、ハクサンタイゲキ(白山大戟、トウダイグサ科)
左下、コケモモ(苔桃、ツツジ科)らしい
右下、アカモノ(赤物、ツツジ科)
ウラジロヨウラク(裏白瓔珞、ツツジ科)
ヒロハヘビノボラズ(広葉蛇登らず、メギ科)
木道の工事。大量の材木はヘリコプターで運んでいるようだ
歩き始めて1時間、まだこれしか登っていないように見えますが、
間もなく第2ケルン(標高2005m)ですから、170mほど登っているのです
(つづく)
この記事へのコメント
寿々木
なおさん
タテヤマリンドウやらイワイチョウやモウセンゴケは尾瀬や奥鬼怒の湿原で見ましたが、もうずいぶん前のことですので、また見たいものです。
木道を敷設する作業も山の上では大変な作業でしょうから、なかなかはかどらないでしょうね。
無門
山では距離感が
狂いますね
その感覚が山登りの
醍醐味かもしれないね
目黒のおじいちゃん
shuuter
4回生 卒業式を終えてハルスキーに来た時です。
友一人が先に帰るえることのなり送っていたのですが、ゴンドラ駅から黒菱小屋に帰る途中に吹雪のなり、赤いテープを巻いた竹が見えないのです。
広い尾根をのっぼって〜小屋まで降りるのですが小屋が見えないのです。
小屋があったと声を聴いた途端 腰を抜かして歩けなくなっていました。小屋から迎えが来て連れて行ってもらいました。
ストーブに温まりながらアメ湯をすすっていると 目から涙が流れるのです。
順天堂大学のインターの人が 「雪眼」との診断です。
下手をすると失明すると脅かされました。
吹雪きの時でもまつ毛が氷り 雪眼になるのだと知りました。若い日の出来事です。
すーちん
タテヤマリンドウ、普通の
竜胆とちょっと違うような
気がしますがカワイらしいですね
長さん
ヨツバシオガマは亜高山帯を代表する花だそうです。ミヤマシオガマはそれよりやや高いところに分布するそうで、八方尾根自然研究路にはないようです。
長さん
仕事をしておられるとなかなかこういう所に登る機会が少ないでしょうね。定年になったら存分にお楽しみ下さい(笑)。
タテヤマリンドウはここに来て初めて見ました。ヨツバシオガマ、ムシトリスミレ、ヒロハヘビノボラズ、なども初めてでした。
この尾根は崩れやすい蛇紋岩で歩きにくいのです。木道は年寄りにはありがたいです。
長さん
登ってしまえば何だこんな距離だったのかと思うのですが、やはり結構息が切れます。
長さん
登山に疲れる暇もなく、あちこちに高山植物を見ることができますから、写真を撮りながら休むことが出来、ここは良いところでしたよ。
長さん
吹雪の中、スキーを担いで下山するのは大変なことだったのですね。へー、雪の照り返しだけでなく、吹雪の時にも雪目になるんですか。初めて知りました。
長さん
タテヤマリンドウは花径2cmほどの小さな花です。普通のリンドウより色が薄く、そばかす状の斑点があるのが特徴のようです。
行き当たりばったり
ミルキー
知らないお花が一杯で・・・・
図鑑のようですね。
みっきい
もし高山植物に出会ったら、長さんを思い出すことでしょう。そして一つでもいいから覚えてきたいと思います。
信州のおそばも食べてきます!とても長さんから刺激を頂いております。ありがとうございます!!
長さん
ヨツバシオガマは面白い形の花ですね。茎から十字に葉が出るので四つ葉と名がつきました。
ここは国立公園の中なので、木道の整備は環境省が長野県に委託した工事だそうです。
長さん
最近のブログは花の紹介が多くなっています。花図鑑なんて言われて嬉しいな。
長さん
信州は良いところです。長野県には毎年のように旅行に行っています。花は勿論ですが、温泉もあり、お蕎麦も美味しいし…。
nobara
まるで様子が違って面白いです。
私が承知してるシオガマとは
かなり違うのでびっくりしました@@
流石、八方尾根たくさんのお花が見られますね。
時期もちょうどよかったのではないですか?
メギ科は棘などありますね~
お花は平地のと変わらないみたいです。
ムシトリスミレにはビックリしました。
湿地?みたいな所でみますよね。
モウセンゴケもあるからそういう環境?
ケン坊
ヨツバシオガマが見事に撮れてますね。以前、至仏山で終わりかけを見たことがありましたが全く別の花のように見えます。
春夏冬
日本棋院、幽玄の間で会話していた女性のハンドルネームがリンドウさんでした。
居なくなっちゃった!
まだまだ登るのね?
長さん
栂池自然園同様、八方尾根自然研究路も今の時期は花の種類が多いようです。
ここのヨツバシオガマは花色が薄いですね。蛇紋岩という地質が関係しているのかも知れません。
ムシトリスミレやモウセンゴケは尾根道から少し下がった斜面で咲いていたものです。湿地というわけではないので、その生命力には驚くばかりです。
長さん
ヨツバシオガマは至仏山や笠ヶ岳にも分布しているそうですね。そこで咲く花を検索してみたら、ここのより花色が濃かったです。
長さん
春夏冬さんは囲碁も出来るんですか?私、40年前6級でした。それ以降、碁石を握っていません。
まだ登りますよ。
隠居GG
写真が綺麗で一つ一つの花々が手に取るように見えます。
私は山歩きはしないのですが、知人で好きな方がいます。
周りには良い環境があるのに一歩先に進みません。
mori-sanpo
また、花の名山には蛇紋岩地帯が多いようですね。
タテヤマリンドウやヨツバシオガマなど活き活きとして艶やかですね。
長さん
在職中に椎間板が破裂して、右足に一部神経が通っていない部分があるのですが、歩くにはほぼ支障がなくなりました。
現在ご紹介している山はお年寄りでも歩くことが可能なので良いですよ。後は実行するかどうかでしょうね。
長さん
蛇紋岩と言う地質のため、もっと高いところでしか見られない高山植物が多いと言うことです。タテヤマリンドウやヨツバシオガマ、初めて見ました.
小梨
長さん
植物の名前が分かれば何の虫こぶか分かるのですがねー。
はるる
実際に見るともっときれいなのでしょう。嬉しさ楽しさ、よくわかります。
長さん
写真は天気の関係や撮る人の機材、技量に影響されます。
実際の花はもっと綺麗なのですが、私の腕ではこれまでです。