写真は、ロープウェイから写したものですが、左下は日本特産のオオシラビソ(大白檜曽、マツ科。別名アオモリトドマツ、ホソミノアオモリトドマツ)です。
このあたりでは、オオシラビソのことを栂と言い、栂池という地名の元になっています。
栂大門駅からゴンドラリフトの栂の森駅の間に、「栂の森遊歩道」が設けられているので、歩いてみることにしました。
左下は、栂大門駅を出発したロープウェイ。右下は、栂の森遊歩道の案内板。
遊歩道(全長700m)はこんな道が続いています
栂の森遊歩道(標高約1560m=亜高山帯)で見た花たちを記録します
ズダヤクシュ(喘息薬種、ユキノシタ科)
左下が花。右下は実(上の写真も殆どが実)
マイヅルソウ(舞鶴草、クサスギカズラ科←ユリ科)
ヒロハユキザサ(広葉雪笹、キジカクシ科←ユリ科)
別名はミドリユキザサ。左下、花。右下、天然の斑入り葉
エンレイソウ(延齢草、ユリ科)
左下、ミヤマツボスミレ(深山坪菫) 右下、タチツボスミレ(立坪菫)
コケイラン(小蕙蘭、ラン科)らしい
カラフトダイコンソウ(樺太大根草、バラ科)
左下、マムシグサ(蝮草、サトイモ科)
右下、ツバメオモト(燕万年青、ユリ科)の花後
キヌガサソウ(衣笠草、メランチウム科←ユリ科)
栂の森遊歩道(標高約1560m=亜高山帯)で見た花たちを記録します
ズダヤクシュ(喘息薬種、ユキノシタ科)
左下が花。右下は実(上の写真も殆どが実)
マイヅルソウ(舞鶴草、クサスギカズラ科←ユリ科)
ヒロハユキザサ(広葉雪笹、キジカクシ科←ユリ科)
別名はミドリユキザサ。左下、花。右下、天然の斑入り葉
エンレイソウ(延齢草、ユリ科)
左下、ミヤマツボスミレ(深山坪菫) 右下、タチツボスミレ(立坪菫)
コケイラン(小蕙蘭、ラン科)らしい
カラフトダイコンソウ(樺太大根草、バラ科)
左下、マムシグサ(蝮草、サトイモ科)
右下、ツバメオモト(燕万年青、ユリ科)の花後
キヌガサソウ(衣笠草、メランチウム科←ユリ科)
まだ紹介しきれません。
(つづく)
この記事へのコメント
みっきい
栂の森遊歩道は緑多く涼しそうですねぇ~
栂の木の散歩道を700mもロープウエーに乗らずに歩かれたのですね!亜高山の植物がたくさん咲いていたのですね!
エンレイソウ以外見た事がありません・・・。
> まだ紹介しきれません。
どうぞごゆっくり!!
shuuter
樺太ダイコンソウ葉が違うのでしょうか。
私が栂池を訪れたとき秋ですので 緑の多い時とは異なりますね。
花咲か爺
目黒のおじいちゃん
とても有難く思います。
無門
夏の高原は
山野草の宝庫
足を人止めるもの
たくさんあるよね
長さん
今日も暑かったですね。ここへ舞い戻りたいくらいです。
栂の森遊歩道はロープウェイからゴンドラリフトへの道の途中にあるんです。あまり高低差がないので、歩きやすかったですよ。
長さん
ダイコンソウとカラフトダイコンソウ、葉の形の違いの他、花茎の毛の有無、托葉が全縁かどうかなど、いくつかの相違点があるそうです。
栂池は紅葉の頃も良いでしょうね。
長さん
森の中に生息する山野草は光を少しでも多く集められるような形態に変化したのではないでしょうか。ツバメオモトは花が終わって間もなくらしく、雌しべが残っていました。
長さん
栂池には3回もいらっしゃいましたか。バスツアーだと時間的な制約があるので、花を撮る時間が少なかったでしょう。
寿々木
木曽駒山麓のロープウエイ乗り場はシラビ平にあります。これもシラビソからの命名です。
長さん
花の写真を撮っていると皆から遅れますから、撮り終わると急ぎ足なんですよ。
長さん
オオシラビソをなぜ栂と呼んでいるんでしょうね。ツガの木はオオシラビソやシラビソとは属が違いますものね。シラビ平というのは分かりやすいですね。
すーちん
ヒンヤリした空気伝わって
きます、高原行きたいですね
未だ梅雨明けていないのに
茹だる様な暑さです
遊歩道歩きたいですね
eko
ズダヤクシ、これは見たので覚えました。実が花のように見えますね。
高山植物は花が小さくて葉が大きいものが多いですね。
まだあるんですね。楽しみにしています。
なおさん
いろいろな花を愛でながらですと、歩くのものんびりとなってしまいますよね。
長さん
気温が高い上、湿度も高く、暑苦しいです。今日は業者がエアコン清掃に来たので、余計です。ここに戻りたいですよ。
長さん
森の中に遊歩道が作られていて、亜高山帯の草花、木の花が咲いていました。ズダヤクシュの実はヘラ状で面白いですね。ヒロハユキザサやカラフトダイコンソウを初めて見たんです。
長さん
花を楽しみながらの森林浴、しかも、初めて見る植物もありましたから余計良かったですよ。この日の主目的は達しましたが、時間を有効活用しなきゃ。
行き当たりばったり
隠居GG
こうして小さい花や高山植物を見ることもない私には良い体験をさせていただいています。
自然と触れ合うことは癒されることでもあるのですね。
人に触れる・・自然に触れる・・触れなければわからないことが沢山あるのですね~・・・
ケン坊
オオシラビソのことを栂と言う? なるほど~ 栂池の名前の由来が判りました。
スダヤクシュは戦場ヶ原でも見てきましたが、小さくて写真撮るのも厳しくボツになっちゃいました>苦<
長さん
花を撮るには前から横から、上から下からよく見ることです。そうすればどこからが一番綺麗に見えるか分かってきますよ。
長さん
キヌガサソウはこの写真では小さいように見えますが、実際は花径7~10cmほどある大きな花で、結構見応えがあるのです。
自生の珍しい花を見ることは至福のひと時と言えるでしょう。
長さん
オオシラビソを何故栂と呼んだのか、ちょっと調べて見たんですがわかりませんでした。ズダヤクシュほど小さいとオートフォーカスで撮るのは難しくなりますね。
mori-sanpo
エンレイソウやキヌガサソウはしばらく見ていませんが、やはり自然の中の野草は良いものですね。
長さん
オオシラビソ=栂の森の中に散策路が作られています。意外に山野草の種類が多かったです。何と言っても、植物園で見るものとはダンチですね。
高崎の農夫
長さん
あれ、エアコン清掃なんてどこで読みました?(笑)
本来は毎年清掃しなきゃ行けないようですが、引っ越ししてから一度もやっていなかったのです。力関係ではなく、単なる怠慢です。
汚れが酷いので、専門の業者にお願いしました。
はるる
紹介しきれないほど、たくさんあって嬉しい悲鳴ですね。
長さん
ここに行くまで、オオシラビソがこの地方で言う栂とは知りませんでした。その栂の森でも多くの花が咲いていたんです。
ポン太
長さんのブログからは涼しい高原の風が吹いてきます。
オオシラビソを栂というのですね。高山植物、マムシグサ以外全部お初です。小さい花が多いから写真撮るの大変だったでしょうね。その割に葉っぱが大きいですね。
長さん
夕べ雨が降り、今朝は涼しさを感じますが、日中はどうなることやら。オオシラビソの地域的な呼び名が栂で、栂池の名の由来になりました。
今回はほとんどが小さな花ですが、最後のキヌガサソウは7~10cmと、大きな花なのです。
春夏冬
大根草がバラ科なのね?
長さん
ダイコンソウはバラ科で、高山植物として有名なチングルマの仲間なんです。