つつじヶ丘の駐車場から登り始めて約1時間、女体山頂まで900mの地点(標高は約700m)で、間もなく筑波山神社から登ってくる白雲橋コースとの合流点す。写真を撮りながらとはいえ、後から登ってきた小学3年生のグループ(遠足だそうです)に軽々と抜かれました。
左右とも植物名は未調査です。左は、葉に特徴があります。右は実がなっています。ご存じの方がいらしたら、教えてください。
左下はキッコウハグマ(亀甲白熊、キク科モミジハグマ属)、右下はミヤマシキミ(深山樒、ミカン科ミヤマシキミ属)と分かりました。なおさん、ありがとうございました。
オドリコソウ(踊子草)
シソ科オドリコソウ属の多年草
花色は白と淡紅紫色があり、両方とも見つかりました
林の間から女体山頂が見えます(人が多いです。妻撮影)
ミヤマヨメナ(深山嫁菜)
キク科シオン属の多年草。別名ノシュンギク(野春菊)、アズマギク(東菊)
ミヤコワスレはこれを改良したもの
筑波山神社からの合流地点はちょっとした広場になっています
(私たちは左奥から登ってきて、左手前の方向に登ります)
合流地点からロープウェイが見えました
登山道は白雲橋コースとなって傾斜を増し、奇岩が続きます
弁慶七戻り(左、中) 高天ヶ原(右)
上中央の写真を撮っている私です(妻撮影)
シソ科オドリコソウ属の多年草
花色は白と淡紅紫色があり、両方とも見つかりました
林の間から女体山頂が見えます(人が多いです。妻撮影)
ミヤマヨメナ(深山嫁菜)
キク科シオン属の多年草。別名ノシュンギク(野春菊)、アズマギク(東菊)
ミヤコワスレはこれを改良したもの
筑波山神社からの合流地点はちょっとした広場になっています
(私たちは左奥から登ってきて、左手前の方向に登ります)
合流地点からロープウェイが見えました
登山道は白雲橋コースとなって傾斜を増し、奇岩が続きます
弁慶七戻り(左、中) 高天ヶ原(右)
上中央の写真を撮っている私です(妻撮影)
(つづく)
この記事へのコメント
寿々木
上高地にもオドリコソウによく似た草があって、触れましたら、指の皮膚の薄い裏側が1日ほどチカチカと痛みました。スイスで酷い目に合ったので注意して触れてみたのですが・・
なおさん
オドリコソウの上の左のは、キク科のキッコウハグマの葉ですよね。武蔵丘陵森林公園の林にもあちこちたくさんありますが、なかなか花にお目にかかれません。右のはミヤマシキミかなあ??と言う感じですが、さだかでないです。
可憐なオドリコソウやミヤマヨメナもご覧になれたとは良いですね。上のコメントで寿々木さんがひどい目にあった、というのはイラクサのことと思います。葉はオドリコソウに良く似ていますね。
胎内くぐりのような奇岩や岩の階段があったりすると、歩くにも慎重になりますよねえ。
すーちん
千㍍近い山でも、子供たちは
軽々となんですね
オドリコソウ、よく見ると
可愛い形してますね
長さん
オドリコソウのピンクは小石川植物園や赤塚植物園で見ましたが、ここのはそれより濃い色でした。
なおさんが教えてくださいました(↓)が、指の皮膚が痛くなったのはイラクサだそうです。その棘に触れたのでしょう。
長さん
小学生も3年生くらいになるとどんどん登っていきますね。孫のひろ君も同じ歳です。
キッコウハグマとミヤマキシミ、確認出来ました。ありがとうございました。
イラクサは棘の部分が問題らしいですね。触れると痛くなるせいか、地方によってはイタイタグサとも言うそうです。
長さん
普段から体を動かしているから小学生も頑張って登っていました。でも、太った子供は大変そうでした。
オドリコソウの花は大きな口を開けて笑っているようにも見えました。
eko
ミヤマヨメナはミヤコワスレの原種なんですね。初めて知りました。ミヤコワスレは好きな花なんです。
小学生は大人の考えてる以上に楽々と登りますね。京都の大文字山に登った時、子どもたちのマラソンのコースになっていると言われて、もうびっくりでした。
弁慶七戻り、今にも落ちそうですね。
長さん
私もほんのりピンクのオドリコソウは見たことがあるのですが、今回のは色が濃かったです。
ミヤコワスレはミヤマヨメナの色の濃いものを選抜して改良したものだそうです。大文字山が子供他のマラソンコースですか。火が入る頃テレビで見ますが結構な坂道ですよね。
shuuter
オドリコソウ 見たいのですがなかなか出会えません。
紅白で見られるとは 素敵です。
長さん
オドリコソウは今まで植物園でしか見たことがなかったのですが、初めて自生のものに出会えました。しかも2種類ですからね。
信徳
オドリコソウはあちこち原っぱに出ていると思いきやホトケノザであったりして中々自然のものに出会えません。ミヤマヨメナとミヤコワスレそっくりですね。
ケン坊
ミヤマシキミでしたか? ケン坊はこれまでミヤマキシミと覚えていて掲載してましたが...検索すると両方の名前がでてきます。別な植物なのか同じなのか検索中です。
mori-sanpo
踊子草の白と淡紅紫色の花がが同時に見られたのは幸運でしたね。
長さん
オドリコソウはホトケノザやヒメオドリコソウに比べ大型ですから一緒に咲いているとすぐ分かるでしょうが、殆ど見かけないものです。
ミヤマヨメナとミヤコワスレ、親子みたいなものですね。
長さん
ミヤマキシミで検索しても図鑑の類いは出てこないですから、ミヤマシキシミはミヤマシキミの誤用でしょうね。
長さん
にほん百名山は時々見ているのですが、筑波山は見逃しました。こんな所でビビってしまうとは、弁慶もたいしたことはない(笑)。
2種類のオドリコソウ、すぐ近くに生えていましたよ。
nobara
ミヤマシキミも蕾と花は花材に多く使われていますが、実まではなかなか~植物も蕾、花、花後と追いかけると面白いです。ミヤマヨメナは見栄えのするお花ですね。
みっきい
わが庭の元気なヒメオドリコソウとは似て居りません。
ミヤマヨメナから都忘れが作られたのですか?
そうなんですか!
「ミヤコワスレ」は名古屋市緑区の区の花なのです。
小学生に抜かれながら・…、ゆっくりと登山は良いですね。
奇岩もあるのですね。「弁慶七戻」…それを撮影の長さんを写される奥さまの写真が一番うれしいです!!
長さん
オドリコソウは九州ではありふれたものでしたか。こちらでは植物園にでも行かないと簡単には見られません。白花も淡紅紫色もグラデーションがかかっていますよね。
キッコウハグマやミヤマシキミは、花に出会いたかったです。季節を追って何回も登れば良いのでしょうが、ちと遠いですし、登るのも大変。
長さん
オドリコソウはヒメオドリコソウに比べてかなり大きくなりますから、似ているのは花の形くらいなもので、印象は全く異なります。
ミヤコワスレはミヤマヨメナの色の濃いものを選抜・改良したものだそうです。区の花になっているとはビックリ。
最近、妻も心得ていて、ブログに使えそうな写真を撮ってくれます。
花咲か爺
長さん
オドリコソウが思いがけずも2種類咲いていました。キク科は似たようなものがたくさんあって、私も苦手です。
普段山登りなどしませんから、あえぎあえぎ登りましたよ。
目黒のおじいちゃん
今季は碌な花としか撮れませんでした。ミヤコワスレの原種とはなるほどです。逆かと思ってしまいました。
長さん
オドリコソウの花期は4~6月ですが、赤塚植物園で見たのは4月中旬。やはり山の上は咲くのが遅いのでしょう。
ミヤコワスレは園芸種なんですよ。