つつじヶ丘(標高542m)からの登山道は最初北向きに、次いで北西方向へ登っていきます。途中、標高約630mあたりに、つつじヶ丘高原と名付けられた開けた場所があります。今回は、つつじヶ丘高原で見た花です。
つつじヶ丘高原の案内板。赤い花はニシキウツギ
ニシキウツギ(二色空木)
スイカズラ科タニウツギ属の落葉低木
名の由来は、淡黄白色の花が、後に紅色に変わることから
ハコネウツギ(箱根空木)は海岸近くに、ニシキウツギは山地に生える
左下はつぼみ。 右下は、飛来したアシブトハナアブ(ハナアブ科)
ナツグミ(夏茱萸)
グミ科グミ属の落葉小高木。本州の関東~中部、四国の山地に自生する
咲き始めの花はクリーム色
葉の表には鱗状毛がある(星状毛があればトウグミ)
左下、トキワハゼ。 右下、ムラサキツメクサの葉とつぼみ
ヤマツツジは散った後で、赤い雌しべだけが残っていた
(赤い葉は別の植物…何だろう)
ニシキウツギ(二色空木)
スイカズラ科タニウツギ属の落葉低木
名の由来は、淡黄白色の花が、後に紅色に変わることから
ハコネウツギ(箱根空木)は海岸近くに、ニシキウツギは山地に生える
左下はつぼみ。 右下は、飛来したアシブトハナアブ(ハナアブ科)
ナツグミ(夏茱萸)
グミ科グミ属の落葉小高木。本州の関東~中部、四国の山地に自生する
咲き始めの花はクリーム色
葉の表には鱗状毛がある(星状毛があればトウグミ)
左下、トキワハゼ。 右下、ムラサキツメクサの葉とつぼみ
ヤマツツジは散った後で、赤い雌しべだけが残っていた
(赤い葉は別の植物…何だろう)
(つづく)
この記事へのコメント
信徳
ニシキウツギは綺麗ですね。最初見た時はハコネウツギを見たばかりなのでハコネウツギかと思いました。大変良く似ていますね。
目黒のおじいちゃん
すーちん
ウツギは色んな種類有って
花の形も違うんですよね
ナツグミは実が生るんですか
shuuter
黄色から赤色に変色するのですか。
山に生えるのですね、憶えておきます。
無門
夏の花たちは
みんな逞しい感じだね
少しの事ではゆるぎない
猛暑の後は一転梅雨寒
それでも花は逞しいね
ポン太
夏グミ,よく食べました。ユスランメはつるんとしていたけれどグミは皮がざらざらしていた。渋みのある実でした。
あ~懐かしい。
長さん
ニシキウツギはハコネウツギとそっくりで、素人には見分けがつきません。海近くと山と自生地の違いに加えて、細かな違いがあるのでしょう。
長さん
子供の頃食べたのはグミの赤い実でした。それがナツグミだったかどうか分かりませんが、ナツグミの実は夏に赤くなるのが名の由来です。
長さん
ウツギと名の付く植物は多いですね。科も違えば属も違うので、花の形は似ていないのが多いです。
ナツグミは夏に赤い実が出来るそうです。だからナツグミ(笑)。
長さん
ニシキウツギの分布は、本州(宮城県~奈良県)、四国、九州と書かれており、何故か大阪以西の本州は含まれていないんですよ。
長さん
昨日梅雨入りした関東、今日は強い雨が降っています。
梅雨入り前に登っておいて良かったですよ。
長さん
ニシキウツギは奈良県にも分布しているそうですから、自生種が見つかるかも知れませんね。
子供の頃、グミやユスラウメなどは道端で実がなっていた記憶があります。
なおさん
ナワシログミならうちにありますが、グミの実はそんなに美味しいというものではなく、渋すっぱいような味ですね。
みっきい
ニシキウツギは黄色から赤へと色が変わるところからだそうですね。ウツギと言う名の花の種類は多いのですね。
グミは葉っぱを見ればわかりますが、鱗状毛というのですね?(星状毛があればトウグミ)とありますが、星状毛とは?どんなのかな?とおもいます。
長さん
ニショクウツギでなく、ニシキウツギですからややこしいですね。咲き始めはハコネウツギの方が白っぽいような感じがします。
子供の頃食べたグミはナツグミだったか、アキグミだったか、どんな味だったか覚えていません。ナワシログミは食べられないんでしたよね。
長さん
標高差は90mですが、登り始めなので、ちょっときつかったです。
タニウツギ、ハコネウツギ、ニシキウツギ、…、前回のコゴメウツギなど、ウツギと名の付く植物は多いですね。
グミの星状毛、鱗状毛は葉をルーペで拡大してみると分かるのですが、言葉で説明するより写真を見ていただいた方が良いと思います。↓のURLでご覧下さい。
http://www.geocities.jp/kinomemocho/sanpo_nawashirogumi.html
tomi
私もこんなにはっきり花が撮れたらといつも思うのですが。
今日は札幌の旧庁舎に一人で行きました、珍しい花があったので道端にあれは ハナミズキでしょうか?でも薄い紅色ですハナミズキは白いですね、アメリカハナミズキは濃いローズです、これも 旧庁舎 の花と一緒にスライドショーに仕立てます、レブンアツモリ は群生していると言っても少ないです が パークレンジャー の人が内緒で姿の良いのが有るところに連れて行ってくれ良いのが取れました、明日から札幌は 「ヨサコイソーラン大会」が始まります、後未だ3日居まして1日は積丹岬です、親戚が大阪からも6人来て札幌在住組みを合わせるとものすごい数になるな~。
長さん
札幌に来てもお忙しそうで、疲れが取れませんね。
札幌は今頃がハナミズキの咲く時期なんですね。日本で見るハナミズキは白、赤、ピンクがありますよ。
レブンアツモリソウをご覧になりましたか。盗掘もあるらしいので「内緒」にしているのかも知れませんね(笑)。
eko
グミは子どもの頃に食べましたが、グミも種類があるんですね。何グミを食べたのかは不明です。
長さん
ハコネウツギとニシキウツギは見分けは難しいそうですが、ネットで次のような記載が見つかりました。これが見分けに役立つかも知れません。
「一般に、ハコネウツギは萼筒部の先が急に膨らんで釣鐘状になるのに対し、ニシキウツギは萼筒部から先が漏斗状になだらかに膨らむ。ニシキウツギの葉裏主脈沿いに白毛が密生する」
グミは夏に熟すか秋に熟すかで品種が分かりますが、子供の頃の記憶ではどちらか分かりませんよね。
nobara
咲きはじめのクリーム色がなんともいい色です。
グミ、学校帰りにたくさん食べました。
先日ビックリグミ撮りましたが、
結構、可愛不思議な花ですよね~
ヤマツツジの髪飾り?サンゴジュの葉?モチノキの葉?
厚手の葉で、紅葉してますね。
mori-sanpo
ナツグミの咲き始めのクリーム色もいいですね。
長さん
ニシキウツギは終盤近くで、赤くなった花が多い中、綺麗な咲き始めを探しました。
ビックリグミはナツグミの園芸種だそうですね。大きい実がなるからビックリグミと呼ばれるとか。
ヤマツツジに落ちた紅葉はどこかから風に乗ってやってきたようです。
長さん
ニシキウツギとは初めての出会いでした。赤くなった花が多い中、初々しいクリーム色の花を探しました。
ナツグミは見たことがありますが、咲き始めはクリーム色だと言うことを初めて知りました。
ケン坊
ニシキウツギについて認識が違っていたようです。クリーム色から紅色に変わる? ケン坊は両方の色を初めから持った花だと思ってました。これからは認識を改めて違う目で観たいと思います。
長さん
ハコネウツギもニシキウツギも、咲き始めてから次第に紅に変わっていくようです。中間色があまり見られないので、色変わりは急速に進むのではないかと思います。
花咲か爺
長さん
私たちが子供の頃は食糧難の時代ですから、木の実はありがたいおやつでしたね。
ヤマツツジは春に咲くので、もう花が茶色く縮れていました。その花殻が落ちると雌しべだけが残るようです。