5月17日に訪れた箱根湿性花園の花たちです。もう、撮影してから3週間近く経っているので、植物園の様子も一変していることでしょう。
ニッコウキスゲ 日光黄萓
キスゲ科(←ユリ科)ワスレグサ属の多年草
別名ゼンテイカ(禅庭花)。この花が今年の一番花です
ボランティアガイドさんも早い開花に驚いていました
サワオグルマ 沢小車
キク科キオン属の多年草。日当たりの良い湿り気のある草地に生える
草丈は50~80cm。ここでは最盛期のようでした
ゴマギ(ゴマキ) 胡麻木
レンプクソウ科(←スイカズラ科)ガマズミ属の落葉高木
名の由来は、枝や葉を傷つけるとゴマ(胡麻)に似た臭いがするから
ミズバショウが少なくなってきたので、植え込んだのだそうです
花はとうに終わり、葉が大きくなっていました
コンロンソウ 崑崙草
アブラナ科 タネツケバナ属の多年草
北海道~九州の山地谷沿いの湿地に生える
左下、サルメンエビネ(猿面海老根、ラン科、花が猿の顔に似るという)。右下、ベニコウホネ(紅河骨、スイレン科、萼が赤くなり始めたところ)。
イカリソウ(碇草)は終わりで、この一輪しか見当たらなかった
サラサドウダン 更紗灯台
ツツジ科ドウダンツツジ属の落葉低木
オニブキ 鬼蕗
グンネラ科グンネラ属の多年草
ブラジル原産。草丈2~3mにもなるという
葉の間に見えるのは花序
フキに似ると言うことだが、フキの仲間ではない
キバナクリンソウ 黄花九輪草
サクラソウ科の多年草
原産はビルマ~チベットあたりと言われている
花茎が1m以上に伸びていました
サクラソウの園芸種が多数展示されていました
キスゲ科(←ユリ科)ワスレグサ属の多年草
別名ゼンテイカ(禅庭花)。この花が今年の一番花です
ボランティアガイドさんも早い開花に驚いていました
サワオグルマ 沢小車
キク科キオン属の多年草。日当たりの良い湿り気のある草地に生える
草丈は50~80cm。ここでは最盛期のようでした
ゴマギ(ゴマキ) 胡麻木
レンプクソウ科(←スイカズラ科)ガマズミ属の落葉高木
名の由来は、枝や葉を傷つけるとゴマ(胡麻)に似た臭いがするから
ミズバショウが少なくなってきたので、植え込んだのだそうです
花はとうに終わり、葉が大きくなっていました
コンロンソウ 崑崙草
アブラナ科 タネツケバナ属の多年草
北海道~九州の山地谷沿いの湿地に生える
左下、サルメンエビネ(猿面海老根、ラン科、花が猿の顔に似るという)。右下、ベニコウホネ(紅河骨、スイレン科、萼が赤くなり始めたところ)。
イカリソウ(碇草)は終わりで、この一輪しか見当たらなかった
サラサドウダン 更紗灯台
ツツジ科ドウダンツツジ属の落葉低木
オニブキ 鬼蕗
グンネラ科グンネラ属の多年草
ブラジル原産。草丈2~3mにもなるという
葉の間に見えるのは花序
フキに似ると言うことだが、フキの仲間ではない
キバナクリンソウ 黄花九輪草
サクラソウ科の多年草
原産はビルマ~チベットあたりと言われている
花茎が1m以上に伸びていました
サクラソウの園芸種が多数展示されていました
他にも咲いている花がありましたが、写真の出来が悪く、省略しました。
朝一からお世話になったボランティアガイドさん、お名前を伺いませんでしたが、改めてお礼申し上げます。
箱根湿性花園の入り口左手にある「レストラン・グレイン」の入り口付近で咲いていた花です。
左下、アジュガ・ピンクシェル。右下、キバナオドリコソウ。
次回から筑波山で見た花をご紹介します。
この記事へのコメント
寿々木
みっきい
この花の名前を聞くと、若かりし頃車山や白樺湖を歩いたころを思い出します…。一面のニッコウキスゲの高原が忘れられません。
サラサドウダンの模様がとってもシックで見てみたいと思いました!箱根の花々をたくさん見せていただきありがとうございました。
花咲か爺
目黒のおじいちゃん
お疲れ様でした。〆はニッコウキスゲですね~。我が家では間もなくアガパンサス(白花)が咲き出しそうです。ホタルブクロが昨日開花しました。
shuuter
探してみたいです。
なおさん
サラサドウダンの縞模様が可愛らしいですよね。山で見るのは嬉しいものです。
サワオグルマは裏磐梯などで見たことがあります。神代植物公園の水生植物園でも見たことがあります。
今はサルメンエビネを片親にした人工交配種のエビネもずいぶんと殖えて売られていますので、面白いものですね。
箱根も近い割になかなか足が向かないので、いろいろな季節に行くと楽しいでしょうね。
長さん
ニッコウキスゲの開花期は一般的に6~8月とされていますから、5月中旬の開花は早いですよね。
長さん
ニッコウキスゲは想い出の花なんですね。私も若い頃は日光や尾瀬で妻となる人と見た想い出の花ですよ。
サラサドウダンは花の先端の紅と縦縞が魅力ですね。
長さん
キバナクリンソウ、高山植物で葉内ので、六甲高山植物園では咲いていないですよね。
サクラソウは愛好家が多い植物ですね。一体どれくらいの園芸種があるんでしょうね。
長さん
おじいちゃん宅ではアガパンサスが咲き始めましたか。早いですね。日比谷公園でも、まだ苞葉がつぼみを被ったままだと思います。
長さん
ゴマギは花がガマズミに似ていますから、見逃されているのかも知れませんね。葉をちぎって匂いを嗅げばすぐ分かるんですが…。
長さん
なおさん宅でもニッコウキスゲを栽培しておられましたね。まだ咲きませんか?
最近、近所で、サラサドウダンを道路面のボーダー花壇に数本植えておられるお宅を見つけました。街中で見るのも良いものです。
サルメンエビネが咲いていたのは木道より離れた低い位置だったので、猿の顔がよく分かりませんでした(笑)。
eko
サラサドウダンは花の先と縦縞の紅色が何とも可愛らしい。
キバナノクリンソウ、こちらは一度みたいです。
サクラソウも種類が多いですね。
nobara
いまはもうかなり数が増えてるでしょうか・・
やっぱり今年は早かったのですね~
オニブキ、食べられるんだそうですよ。
一本あるとお鍋にするとすごくたくさんになる?
見た目は太くてごついですが柔らかくて美味とか
信州の花友さんが教えて下さいましたよ。
サルメンエビネ、私が撮ったときはあっち向いてホイしてたからお顔ははっきり見えませんでした。
湿性花園の駐車場際のお蕎麦屋さんが美味しかったです。
長さん
ニッコウキスゲが一面に咲いた風景は良いですね。今頃はここも花盛りでしょう。
サラサドウダン、可愛いでしょう。日が当たっているところで咲いていた花は写真を失敗しました。
キバナクリンソウは珍しいかもね。
長さん
今頃はこのあたりでたくさんニッコウキスゲが咲いているでしょうね。
オニブキの茎葉は食用になるそうですね。太いし大きいから1本で十分すぎるほどですね。原産地では屋根葺き材にも使うんだとか。
サルメンエビネはちょっと木道から遠かったですね。日陰だし、肉眼でははっきり見えませんでした。
私たちもこのお蕎麦やさんで昼食にしましたよ。
行き当たりばったり
長さん
オニブキは日本にもあるフキの仲間かと思ったのですが、科も違っていました。こんな大きくなるものが食用になったり、屋根葺き材になったりと知って更にびっくりです。
mori-sanpo
オニブキとキバナクリンソウ、見落としていたようです。どちらも見てみたい花です。
長さん
ミズバショウは一時株数が減ってしまったので、植え込んだそうですね。
オニブキとキバナクリンソウは外国種と園芸種があるロックガーデンの左手、池の方に植えられています。池の反対側からはよく見えるのですが、ロックガーデン側からだと死角になるようです。
すーちん
成程、サルにちょっと似てますね
長さん
猿の顔をしっかり写そうと思ったのですが、遠くて、しかも低い位置で咲いているので、これが精一杯でした。
小梨
ポン太
ミズバショウ,早春の花は清楚でかわいいけれど葉はたけだけしい感じがしますね。黄色いクリンソウってあるのですね。オニブキ,びっくりです。
長さん
日本にも大きくなるフキがありますが、こんなに荒々しい感じではありませんね。
長さん
ニッコウキスゲやミズバショウには、多くの人が青春時代の想い出をお持ちですよね。そんなミズバショウも葉が伸びてしまうと幻滅です。
黄色いクリンソウが展示してあるのも、植物園ならではです。