装飾花は萼片の変化したものだそうで、昆虫たちを両性花に誘う役割をしています。両性花が受粉すると、その役割を終えたとサインが出るのか、白かった装飾花はすべて裏返しになり、赤くなってしまいます。
これは、カシワバアジサイに限らず、ガクアジサイもセイヨウアジサイも同様だとか。
カシワバアジサイが咲いているお宅のミヤギノハギです。
宮城野萩、マメ科ハギ属の落葉低木。花期は6~9月(図鑑によりまちまち)。ケハギ(毛萩)からつくられた園芸品種。別名ナツハギ(夏萩)。
ミヤギノハギは、他のハギ類に比べ、葉がほっそりして、先が尖るのが特徴。
6月26日撮影。
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川崎大師と東芝未来科学館(4) 東芝未来科学館の見学(2)
6月24日、労組OB会の企画で、東芝未来科学館を見学しています。
今回は、団体さんで混み合っていたため後回しにした、「創業者の部屋」と「1号機ものがたり」を見学した報告です。
この時間帯、皆さんは「サイエンスショー」(今回は冷却の実験)で講義を拝聴していました。
東芝の創業者は発明家・田中久重(1799~1881)、からくり人形師として名を成し、後に時計師の最高峰に。別名「からくり儀右衛門」と言ったら、ご存知の方も多いはず。
楽しみにして来た「1号機ものがたり」のコーナーです。
左、日本初のサークライン30W(昭和29年)、中央、ゆで卵器(昭和34年)、右、日本初の自動式電気釜(昭和30年)
(つづく)
この記事へのコメント
花咲か爺
カシワバアジサイの装飾花、変色するにはそれだけの訳が有ると言う事ですね。面白い物です。萩も秋に成って咲くとは限らず、今頃に咲く萩も有るようですね。散歩道の藤の花、花の時期に咲かずに今頃咲き始めています。公園課の人が短く刈り込んでいたので、今頃曇天続きで気温が低めの為、季節を間違えているようですが、やはり1度は咲かないと終れないのかな、植物の不思議を感じます。家電製品の移り変わりの原点の商品展示、結婚祝いに「ゆで卵器」を頂き暫き使っていましたが、今も製品として有るのかナァと懐かしく思い出しました。
すーちん
アジサイ、受粉すると裏返し
になる事聞いたこと有ります
東芝の創業者はからくり人形師
だったんですか
長さん
カシワバアジサイに限らず、ガクアジサイも裏返っているのをよく見かけます。
ハギは秋の七草の筆頭にあげられますが、実は花期が長いのですね。
今頃、フジの花ですか。一度咲かないと終われない、なるほど、そういうこともあるんですね。
ゆで卵器、今では電子レンジでチンするものが出来ていますよ。
なおさん
ハギの系統はいろいろありますね。武蔵丘陵森林公園でも運動広場の奥の武蔵野の大野草園の名残の七草エリアにミヤギノハギが植えてあるのですが、それはこの画像のものとは違うもので、葉は長楕円形で9月頃咲き、花が大きく枝垂れて優美な姿です。
こどもの頃、からくり儀右衛門の話を読んだことがあります。いろいろ発明するのも大変でしょうが、楽しそうですよね。
興味ぶかい展示を見て、楽しいひとときだったようですね。
無門
一号機ものがたり
みんな私達と一緒に
歩んできたものなんだよね
これからの百年は
どんな時代だろうか
出来るならば
見届けたいものですね
ケン坊
カシワバアジサイの装飾花が赤くなっているのを見ましたが、そう言う背景があったんですね。
何だかコウホネやホテイアオイを思い出しちゃいました。植物の世界は深い理由が存在するんですね。無駄に変化しているんじゃないってことを改めて知りました。
ミヤギノハギは三毳山で見ましたが、流石に長さんの写真は綺麗に撮れてますね。
shuuter
ミヤギノハギ はじめてですが、萩が咲き出したのですね。
みっきい
ミヤギノハギがもう咲いているんですね?きれいですね!
ヤマハギはまだまだです…。
東芝の創業者は「からくり儀右衛門」と言う方でしたか!
「1号機ものがたり」は興味がありますね!
どんなにお世話になったか!電気製品が暮らしを変えていったか…。これらはもう「昭和の時代を思い出し、語りましょうという」博物館の時代物の品々になってますね。
shizuo
言われてみれば、本当ですね年老いていく姿にも^^・
アジサイ、どの種類もステキですよね~。
今我が町の入口道路脇も見事です。
楽しい社会見学。
長さんよかったですね~、東芝未来科学館。
おばさん
ゆでたまご器は、数年前まで倉庫にありました。(笑)
懐かしいですね。。。
コスモス
ミヤギノハギの葉は細く、先が尖っているのですか。よく見るのは比較的丸い葉だったような気がします。
東芝未来科学館の1号機ものがたりも面白そうですね。見逃しましたのでまた行きましょう。
eko
ミヤギノハギは葉が細く先端が尖っているんですね。覚えておきます。
1号機ものがたり、テレビや蓄音機は見た記憶があります。懐かしいですね。
長さん
アジサイの装飾花が裏返るのは良く目にします。全部がそう0かというと、裏返らないものもあるみたいです。
田中久重は小さい頃から発明好きな子供だったと言います。
長さん
アジサイの花が枯れて残っているのも風情がありますが、薄茶色くなってしまうので、嫌う人もいるのでしょう。
ミヤギノハギだけが葉の先端が尖るそうですが、この写真のものは白覆輪でちょっと変わっていますね。
からくり儀右衛門は知っていたんですが、東芝の創業者だったとは知りませんでした。見学1時間では全く不足でした。
長さん
1号機のコーナーには私たちの世代にとっては懐かしい製品が並んでいましたよ。これからの時代はロボットなどが家庭に入ってくるのでしょうね。
長さん
植物の変化は、それぞれそれなりの理由があるんですね。これは動物の進化にも言えることだと思います。
ミヤギノハギの写真、コンパクトデジカメで撮ったんです。
長さん
カシワバアジサイの一重が咲きませんか。花後、遅くとも7月末までに剪定しないと翌年咲く花芽が出来ないそうです。
ハギは秋の花の代表ですが、咲き始めるのは早いのです。
長さん
アジサイの装飾から裏返るのはそれなりの理由があったのですね。人間も老いてくると、若い人に見られる美しさというか艶が無くなってきますね。もう異性を惹きつける必要がないからでは、と思ったりします。
未来科学館ですが、これまでの歴史を基に発展し、これからも発展し続けていくのですね。
長さん
人間もある役割を終えると更年期となりますね。それと同じかもね。
東芝未来科学館、1時間では時間が全く足りませんでした。それほど面白いのです。
長さん
ゆで卵器と自動式電気釜の表記は、科学館の表示に従いました。
我が家にはゆでたまご器はなかったですが、妻も電気釜は懐かしいと言っていました。
長さん
植物の変化、進化はそれなりの理由があったのですね。同じ植物を年に何度も観察することで色々分かってくることもありますね。
ハギの仲間は殆ど葉先が丸いですが、なぜかミヤギノハギだけが尖っているのです。
未来科学館はお孫さんを連れて行っても面白いと思いますよ。
長さん
カシワバアジサイの一重は裏返りますが、八重はそうなりません。これも何か理由があるのでしょうね。
ミヤギノハギだけが葉先が尖るそうです。
電気蓄音機、昔は電蓄と略して呼んでいましたね。
春夏冬
私事ですが、父が日本電気計器検定所だったのを思い出しました。
信徳
長さん
父上が日電検にお勤めでしたか。芝浦でしたね。
長さん
カシワバアジサイの一重にに限らず、ヤマアジサイなどははっきりと反転するのがご覧いただけると思います。
mori-sanpo
1号機物語、当時は時代の最先端を行っていたものが、歴史を刻むとクラシックになるんですね。
nobara
まるで役目を終えたように・・・
どなたかが変った咲き方と仰ってましたが
アジサイは末期になるとそのようになりますよと教えてさしあげました。 なかなか最盛期以外には目が行きませんが、冬にドライになったのなども風情がありますね。
たてもの園でもその頃の生活の展示がありました。
懐かしいようなモノもいっぱいありました。
私たち世代は大きな変化の生き証人ですね。
目黒のおじいちゃん
家電でも国民生活に役立ってきたことがよくわかります。
長さん
国府台で一重のカシワバアジサイを撮られたんでしたね。もう、赤くなって反転していると思いますよ。
科学の発展はすさまじいものがありますね。50年前のものと比べるとこんなにも違うものかと思います。
長さん
装飾花は少しずつ赤くなっていきますから、その変化の過程を観察するのも楽しいですね。実は、私も赤く反転した後の姿は注意してみたことがないのです。多分、持ち主の方が剪定されているのでしょう。
東芝未来科学館で見た懐かしいもの、もう1回ご覧いただきたいと思います。
長さん
おじいちゃん宅からはそう遠くないですから、行かれると良いと思います。懐かしいものもたくさん展示されていますよ。
行き当たりばったり
はるる
昔うちに蓄音機があったのを思い出しました。
萩がもう咲いているのですか。
カシワバアジサイ、白しか見たことありませんでした。
長さん
1号機ものがたりのコーナーには懐かしいものが並んでいました。昔の生活を思い出します。
長さん
我が家でも親父が電蓄を買ってきたときの満足そうな顔を思い出します。
このカシワバアジサイも咲いたときは白かったのですよ。それが変色するのです。