ニゲラ、ジニア、クロホウズキ

東松戸ゆいの花公園にて・・・4
 6月10日と13日に訪れたゆいの花公園の花たちを記録しています。
 花時計はいつも3時で動かない。針は赤いベゴニアだから(笑)。他に使われている花は、ベゴニア(白)、マリーゴールド(橙)。ボランティア団体「結いの会」の作品です。
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花時計の左手前は ニゲラ が沢山立ち並ぶ。
しかし、殆どが風船のような実になっていた
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ニゲラ・ダマスケナ、キンポウゲ科クロタネソウ属の一年草
南ヨーロッパ原産。花期は4~6月。和名はクロタネソウ(黒種草)
花弁に見えるのは萼片(花弁は退化)。糸状の苞に包まれる
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とても不思議な形ですね。原種の花弁(萼)は5~10枚だそうだ
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ジニア(メキシコヒャクニチソウ)
キク科ジニア属。一年草扱い。原産はメキシコを中心とした南北アメリカ
花期は5月~11月上旬と長い。矮性で花壇用として優れている
ここにも、植え付けたお子さんたちの名札が並ぶ
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ジャノメ状の舌状花と、褐色の筒状花が特徴
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左下は開花間もないもの。右下は、ジニア・プロフュージョン
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ジニア・プロフュージョンの筒状花には毛が生えていた
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クロホウズキ (黒鬼灯・黒酸漿)
オオセンナリ(大千成、ナス科オオセンナリ属の一年草)の園芸種
原産はチリ~ペルー。花期は7~9月。花径は3~4cm。
苞に包まれた実はホオズキ(ホオズキ属)と同じ形だが、有毒
別名ニカンドラ・ピラロデス・ビオラケア
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10日は夕方だったので、花は萎んでいたため、13日に出直した
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クロホオズキは、花の基部が濃紫色、葉や茎、苞は緑地に黒紫色の斑
オオセンナリは、花の基部が白で、葉や茎、苞は緑

 (つづく)

この記事へのコメント

  • 寿々木

    ニゲラ、異様な感じのする花ですが、最近ご近所の花壇でも見かけるようになりました。花弁の上に突き出してますから角のようです。苞葉だとはとても信じられませんね。
    2014年06月20日 15:01
  • nobara

    ニゲラの花の後、黒種草は中の実の事をいうのでしょうか?すごく変わったお花ですよね~葉もやさしげですが・・クロホオズキ、オオセンナリと間違ってしまいますね。こうやって比べると違いは歴然ですが。実殻も黒っぽいですね。ジニアの仲間もいろいろですね。花期が長いのでよく植えられていますね。公園などは好都合なんでしょうね。
    2014年06月20日 16:31
  • みっきい

    いつも3時のベゴニアの花時計は良いですね!
    ニゲラと言うのでしたか、今、小さい風船みたいな実がなっていますが、混合種の中に入っていました。 
    黒ホウゼキというのですか?
    花が閉じていたので、再度お出掛けになるとは…、
    すばらしい開花のくろほうずきが撮れていますね!
    今庭にはお盆のほうずきが大きな緑の袋になっています。
    2014年06月20日 17:42
  • すーちん

    今晩は
    クロホオズキ、初めて
    見ました、ホオズキは
    昔よく作ったものです
    一時間位かけて(笑)
    2014年06月20日 18:27
  • 長さん

    寿々木さん、コメントありがとうございます。
    ニゲラの花はとても変わった形ですね。柱頭の先端が大きく枝分かれしているのが雌しべです。柱頭の付け根に雄しべが付いています。苞葉はコスモスより細いですね。
    2014年06月20日 18:57
  • 長さん

    nobaraさん、コメントありがとうございます。
    ニゲラの風船のような実の中に黒い種があるそうで、これが名の由来です。萩の武家屋敷・木戸孝允の生家の庭で、この花を初めて見たときの驚きを今でも思い出します。
    クロホウズキは葉や茎の黒が見分けのポイントになりますね。
    公園の花は咲いている器官が長いものが重宝されますね。
    2014年06月20日 19:01
  • 長さん

    みっきいさん、コメントありがとうございます。
    時計の針が植えられているので、動けません(笑)。
    混合種の中にニゲラも入っていましたか。どんな花が咲くか分からない混合種、我が家も来年試してみようかな。
    クロホウズキの花は3時過ぎには閉じ始めてしまうようです。お宅のホオズキの実も秋には真っ赤になることでしょう。
    2014年06月20日 19:06
  • 長さん

    すーちんさん、コメントありがとうござます。
    私もホオズキで遊んだことがありますよ。熟れた実を良くもみもみして、種を袋から出すのが大変でしたよね。
    2014年06月20日 19:08
  • なおさん

    ニゲラやジニアは花や実が面白いので、マクロレンズで大写ししてみると新しい発見がありますね。
     うちでは種子から育てたヒャクニチソウが咲きだしました。

     クロホオズキも爽やかな色で涼しげな雰囲気が良いですね。
    2014年06月20日 19:35
  • 長さん

    なおさん、コメントありがとうございます。
    マクロレンズの面白さに気付いてしまい、最近はどこにでも持って出るようにしています。なおさんはお忙しいのに、種から育てる場合が多いのですね。
    このクロホウズキの花を撮りたくて、出直したんですよ。
    2014年06月20日 21:29
  • 信徳

    ニゲラは最近人気が有るようです。クロホウズキ、オオセンナリの園芸品種ですか。オオセンナリ、先日軽井沢植物園から種を貰って発芽しました。今年中には咲かせることが出来るでしょう。
    2014年06月20日 21:48
  • 長さん

    信徳さん、コメントありがとうございます。
    ニゲラは公園などで見かけることが多くなったようです。
    軽井沢町植物園では種を分けてくれるんですか?7月に訪れる予定なので、聞いてみます。
    オオセンナリは寒さに弱いそうですから、秋、遅くなっても花が咲き、種が取れると良いですね。
    2014年06月20日 22:31
  • shuuter

    クロホウズキ 名前を聞くのも初めてです。

    黒いホオズキ 見たかったです。残念。
    2014年06月20日 23:59
  • 長さん

    shuuterさん、コメントありがとうございます。
    クロホウズキは園芸種ですから、ご存知なかったようですね。実は、私も見たのは3回目なんです。
    2014年06月21日 07:39
  • ケン坊

    おはようございます。
    ニゲラって変わった花ですよね。花も実も面白いです。今年も何度か見てますが”ひょうきん”と言った方が良いかな?
    2014年06月21日 08:14
  • mori-sanpo

    クロホウズキは初めて拝見しました。
     花は爽やかな色合いですね。クロホウズキは黒鬼灯とも書くんですか。そんな雰囲気もありますね。
    2014年06月21日 08:29
  • 長さん

    ケン坊さん、コメントありがとうございます。
    ニゲラの花の構造は一番上に分岐した雌しべがあって、その下に雄しべが並ぶと言うことで、時計草の構造に似たところがありますね。袋状の実が並ぶ姿もユーモラス。
    2014年06月21日 09:31
  • 長さん

    mori-sanpoさん、コメントありがとうございます。
    ホオズキは酸漿とも、鬼灯とも書きます。袋状の実(苞)が秋になると網目状になって中の赤い液果がすけて見える状態を鬼灯と形容したのではないかと思います。
    2014年06月21日 09:36
  • ポン太

    ニゲラ、面白い花ですね。時々見かけます。
    ジニア、矮性は花壇にいいですね。私は仏花として普通のヒャクニチソウを植えます。もう咲いています。それに去年のこぼれ種から芽が出たのも花芽がでています。
    クロホウズキは見たことがあるような無いような、、、。
    2014年06月21日 15:15
  • 長さん

    ポン太さん、コメントありがとうございます。
    ニゲラは雌しべの先がクネクネと曲がっているせいか、とても面白い花ですね。
    茎が長くなるヒャクニチソウは仏花にはピッタリです。花期が長いのも良いですね。
    クロホウズキ、珍しい部類なのか、あまり見かけません。
    2014年06月21日 18:39
  • はるる

    ニゲラ、おもしろい形状ですね。
    これのドライフラワーがうちにあります。
    クロホオズキは初めてです。
    普通のホオズキは鳴らすことできますが、毒があるのでは口に入れられませんね。それともそういうホウズキとは名だけで全然違うのでしょうか。
    2014年06月21日 20:49
  • 長さん

    はるるさん、コメントありがとうございます。
    ニゲラの花は独特な形をしていますね。実のドライフラワーは花材にも使われているようですが、花をドライフラワーにしたものですか?
    クロホオズキの袋の中には、ホオズキと同じ丸い実が出来ますが、熟すと白っぽくなるようです。
    2014年06月21日 21:54

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