スポーツクラブに通うとき、たまに通りがかるお宅のヒメシャラです。
ヒメシャラ(姫沙羅)はツバキ科ナツツバキ属の落葉高木。垂直に伸び、樹高は15mに達する。ナツツバキ(夏椿、別名シャラノキ=沙羅樹)に似るが、花も葉も小ぶり。
花径は1.5~4cm(ナツツバキは5~6cm)。
神奈川県から和歌山県までの本州太平洋側、四国南部、九州、屋久島に分布する日本特産種。
先月、ポーラ美術館の森の遊歩道でヒメシャラの大木を見ましたが、箱根は分布の北限だとか。
目黒のおじいちゃんのブログで知ったのですが、箱根神社の境内にある純林(総数125本、高さ約25m、太さは直径30cm内外)は珍しく、神奈川県の天然記念物に指定されているそうです。
ヒメシャラが咲いているお宅のシーサー(右はサフィニア)
雨が止んだばかり、白いカワラナデシコが冷たそうに咲いていました。
6月9日撮影。
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この記事へのコメント
寿々木
なおさん
ナツツバキの方が大輪で見栄えがしますが、ちいさいのも可愛らしくて良いものです。昭和記念公園の日本庭園の盆栽苑に行きますと、見事なヒメシャラの盆栽がこの時期には展示してあることと思います。
サフィニアとカワラナデシコの白花は清々シーサー?ということで、暑い時期にはいいですね。カワラナデシコの白花は白鷺撫子とでもいいたいような風情で、うちの庭でも花盛りです。
みっきい
実際には見たことがありません…。
15mにもなる木が有るのですね。
25mの天然記念木もあるのですか?
ヒメシャラが咲いているお宅のシーサーの右のサフィニアの花色が白いのも洒落なお宅ですね!
ナツツバキは見た事がありますが、平家物語の沙羅双樹…などと柄にもなく思いました。
目黒のおじいちゃん
それより長女から沙羅が京都で公開されているよと知らせがありました。超有名らしくてツアーもあるそうですよ。
shuuter
夏椿より小型ですか。
花も葉も小さいのですね。
夏椿 今年は見てみたいところです。
nobara
木の立ち姿がいいんですよね~
シンボルツリーに人気があるのも頷けます。
我が家はナツツバキがすでに植栽されていました。
茶毒蛾がついたり難儀しましたが、やく20年の今年、芽吹きませんでした。昨年は確かに花を見たのでしたが・・その後には木は植えないつもりです。今はヒヨドリジョウゴを這わせています。椿系は虫がつくから考え物ですね。でもこうやってお花を見ると魅力的です((((^Q^)/
eko
カワラナデシコの白花も素敵です。
長さん
サザンカもツバキ科ですから、葉も似ているのですが、ヒメシャラの方が光沢が少なく、鋸歯も粗いです。新興住宅地ではシンボルツリーに採用しているお宅があります。
長さん
お宅でもヒメシャラが咲いているのですか。それは良いですね。昭和記念公園はしばらくご無沙汰ですが、推定樹齢70年のヒメシャラの盆栽がありましたね。
サフィニアとカワラナデシコ、実は前回の白い花繋がりで記事にしたんです。明日も白の予定です。
長さん
花も小さいですが、葉も小さいので、写真にすると実際の大きさを感じていただけないのでは…と心配しているのです。樹齢100年以上でも幹はそれほど太くならないような感じです。
シャラノキの名の由来は、仏教の聖木と言われる沙羅双樹と間違えたというお粗末なことなんです。平家物語は聖木の方ですね。
長さん
京都のと東林院で、シャラノキの古木が花の咲くときだけ公開去るそうですが、これを見るツアーがあるのですか。
本物の沙羅双樹は日本では冬越し出来ないから、植物園の温室にでも行かないとお目にかかれません。
長さん
ヒメシャラの分布域からすると、お住まいの地域で自生の木を探すのは困難でしょうね。栽培種なら、住宅街の方が見つかるかも知れませんね。
長さん
昨日の記事、拝見しました。ヒメシャラは樹形が良いので、シンボルツリーとして好まれるようですね。ナツツバキが芽吹かなかったのですか。それは残念。寿命には早すぎるのに、虫か何かが原因ですかねー。
我が家も花木は相性が悪そうですから、よそ様のものを見ることにします。
長さん
ヒメシャラはナツツバキに比べると花が半分以下の大きさですから、咲いていればすぐに分かるのですが、見つかりませんか。新しい家が多いあたりなら見つかるかも知れません。
シーサーは魔除けですが、洒落ていますよね。
無門
姫沙羅という言葉の響き
とても好きです
伊豆や箱根には
馴染みの花木ですね
長さん
ヒメシャラという名のイメージからか、20mを超す大木になるとは、今年まで知りませんでした。
春夏冬
サギソウみたい
家のナデシコは終わりかな?
ケン坊
ナツツバキとヒメシャラは区別しないで見ていたかも?(”花が小さいね”くらいの感覚で)
でも両方の名前は知っていたので、今度は意識して区別して見るようにしてみます。
長さん
繊細なカワラナデシコ、白いと一層繊細さをましますね。
御宅のナデシコはもう終わりましたか。
長さん
ナツツバキとヒメシャラは、花の大きさが違いますので、すぐに分かると思いますよ。ヒメシャラはナツツバキより樹勢が優しい感じもするようです。
mori-sanpo
箱根で赤褐色の林を見たことがありましたが、珍しいと思いながら樹種まで確認しませんでしたが、ヒメシャラの林だったのですね。
すーちん
ヒメシャラ、素敵なお花
ですね、清楚な感じ
シ―サー、が良いですね
長さん
ポーラ美術館の森の遊歩道を歩くまで、あの華奢なヒメシャラがあんなに大きな木になるとは知りませんでしたよ。しかも、箱根にはヒメシャラの純林があるなんてね。
長さん
このお宅のシンボルツリーでしょうか。玄関前に植えられていました。塀に載せたシーサーやサフィニアもこの主のセンスの良さが感じられます。
はるる
白いヒメシャラに合せてカワラナデシコの白い花、水もしたたる美人さんです。
長さん
ヒメシャラの花はナツツバキの半分位の大きさですから、ご覧になったらすぐ分かると思いますよ。
ピンクのカワラナデシコの方はおばあちゃんになっていました(笑)。
りりい
でも、緑の苔の上に落ちた白い花も情緒がありました。
ヒメシャラは小さいだけにかわいさもぐんとアップ。
白いカワラナデシコにつく水滴が素敵です。
長さん
インドの沙羅双樹は熱帯性のため日本では育ちませんから、お寺さんもシャラノキを植えているようです。ツバキ科ですから、雁首ごとポトリと落ちますね。
ポン太
長さん
ヒメシャラは、庭木として人気があるそうです。剪定しなくても姿が良く、夏場の灌水に気を配るだけで、あとは世話なしだそうですよ。