女体山から双耳峰の中間にある御幸ヶ原に向かいます。
ここにも奇岩・奇石がありました。左下、ガマ石(中学生が口の間に石が入るか競っている)。右下、セキレイ石。
マムシグサ(蝮草、サトイモ科テンナンショウ属)の花後の姿と、若い果実(秋には赤くなる)。
御幸ヶ原に到着しました。中央が男体山です
振り返って、女体山です。コマ展望台の左側、鉄塔の右側が山頂
小中学生は、ここで昼食を取り、ケーブルカーで下って行きました
御幸ヶ原周辺で見つけた花たちです
オヤブジラミ(雄藪虱)
セリ科ヤブジラミ属の越年草
ヤブジラミより早く咲きだし、花が赤みを帯びる。実も大きい
振り返って、女体山です。コマ展望台の左側、鉄塔の右側が山頂
小中学生は、ここで昼食を取り、ケーブルカーで下って行きました
御幸ヶ原周辺で見つけた花たちです
オヤブジラミ(雄藪虱)
セリ科ヤブジラミ属の越年草
ヤブジラミより早く咲きだし、花が赤みを帯びる。実も大きい
ヤブヘビイチゴの実(中央、葉は左端)とヘビイチゴの若い実(右下、葉も右下)。副萼片の大きさと葉の形が違う。
どこにでも生えるハルジオン(春紫苑)
キク科ムカシヨモギ属の多年草。吸蜜するのはシマハナアブ(ハナアブ科)
こちらはナミハナアブ(中央)とキベリヒラタアブ(右上)、共にハナアブ科
セイヨウオダマキ(西洋苧環)
キンポウゲ科オダマキ属の多年草。人為的に植えられたものと思う
御幸ヶ原の茶店で昼食の後、更に花を探します。
(つづく)
この記事へのコメント
花咲か爺
寿々木
すーちん
野生のイチゴは白い花
のが美味しいと聞いた事
有ります
無門
奇岩怪石には
不思議な力を感じます
ただの石されど石
ヤブジラミとかヤブヘビ
そんな名前付けないでと
お花が言っているような
長さん
ヤブヘビイチゴは「山沿いの畦道や、森林との境界域などに生育する」とのことですから、平地で見る可能性は低いようです。実は食べられるようですが、味は殆どしないとか。
長さん
オヤブジラミは花に赤みがありました。ヤブジラミとの相違点だそうです。風に揺れてピントが合いません。
長さん
白い花の野いちごには、クサイチゴ、モミジイチゴ、フユイチゴ、シロバナヘビイチゴ、エゾヘビイチゴなどがあるそうで、いずれもヘビイチゴより美味しいとか。
長さん
小さい花でも一生懸命咲いているのに、気の毒な名前をもらったものがありますね。中でもシラミは、戦前・戦中派にはイメージが悪い。
なおさん
オヤブジラミならいいのですが、これからの時期にはうかつに藪をかき分けたりすると、マダニなどいると、ダニー・クライツクドさんになってしまいますので、用心が必要になりますね。
ハルジオンはあまりたくさんあるので、軽んじてしまいますが、よくよく見ると、アナドレナイ美しさですよね。
shuuter
雨で環境体験学習が13日(金)に伸びました。
小3児童に 5官を使ってできるだけ体験してもらいます。
ヤブヘビイチゴも食べてもらいましょう。
みっきい
ケーブルカーで下って行ったのですね。
オヤブジラミは花が少し赤みがありますね!実も大きくなるそうですね。
家の庭のヤブジラミは花は白かったですし、もう実ができていて、くっついてきます・・・。
シラミやノミと同居していた時期があり、昔いた虫は花に進化したのでしょうか?そんなはずはないですが…。
ハルジオン、目玉焼きと言って遊びました。
高い山にも生えているんですね!!
ヤブジラミより早く咲きだし、花が赤みを帯びる。実も大
長さん
やはり黄色い花が咲く野いちごは美味しくないですか。
マダニが媒介するウイルス感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」が問題になっていますね。ヤブジラミやオヤジブラミは可愛いものですが、本物のマダニは怖いですね。
ハルジオンは、日本の侵略的外来種ワースト100に選定されているそうですが、山之上まで席巻しているんですから、撲滅は無理ですね。
長さん
小学生の体験学習、楽しみですね。
ヤブヘビイチゴは見つからないかも知れませんが、ヘビイチゴならたくさんあるのではないでしょうか。
長さん
子供たちが石ころだらけの急な登山道を下るのは危険が伴うからでしょうね。
ヤブジラミに実が出来ていますか。ひっつき虫になりそうですね。
私は経験がないですが、終戦直後、進駐軍からDDTを振りかけられているニュースを見たことがあります。
ハルジオンが玉子焼きですか、確かに回りが白くて、中央は黄色ですね。
行き当たりばったり
eko
ヤブヘビイチゴとヘビイチゴ、並べて見せていただくと分かりやすいですが、別々に見たら分かるかどうか疑問です。副萼片の大きさと葉が違うのですね。
ハルジオンは侵略的外来種なんですか。どこにでも咲いていますね。
長さん
つつじヶ丘駅の標高が542mですから、女体山頂まであと335mです。ハチやアブになって花から花へと飛び回るように変身するのも面白いかも。でも、結構忙しそうですよ(笑)。
長さん
オヤブジラミような小さい花は、デジイチでも風に揺れて大変でしたから、コンパクトデジカメでは撮れないかも知れません。
山に登る前に、ブログ友さんの記事でヘビイチゴとオヘビイチゴの存在を知ったからで、そうでなかったら違いに気付かなかったでしょう。
信徳
山野草も色々あって花を探しながらの登山は楽しいでしょう。
長さん
この日は小中学生の団体(遠足)が多く、混雑していましたが、彼らを除けばそう多くはなかったですよ。
花の種類はもっと多くを期待したのですが…。
mori-sanpo
藪蛇苺は、花も実も鮮やかな色できれいですが、味が良くないので藪蛇にされてしまったのでしょうか。
目黒のおじいちゃん
長さん
小中学生の頃から山野草に興味を持つ子は殆どいないでしょうね。私もそうでしたから…。でも、山登りには興味を持ちましたよ。山と行っても、丘くらいが多かったですけど(笑)。
ヘビイチゴの名の由来は、味がしないから蛇しか食べない、あるいは、ヘビが居そうな所に生えるから、と諸説あるようです。
長さん
百名山なのに、簡単に登れるから人気があるのでしょう。
ヤブヘビイチゴがありそうだと言うことで、予備知識を仕入れて登りました。
nobara
長さん
現地ではヤブジラミだと思って写真を撮りました。帰宅後、画像を見ると赤っぽいのでネット検索したらオヤブジラミと分かりました。
お宅ではヘビイチゴが群生ですか。これで美味しければジャムにでもなるでしょうがねー。
ヤモリの土左衛門ですか、気持ち悪ー。私も長いものは嫌いです。長いものに巻かれるのも好きじゃない(笑)。
はるる
何かの形に見えるから不思議です。
よく見かけるハルジオンもきれいですね。
長さん
奇岩・奇石、昔の人は色々なものに見立ててうまい名前を付けたものですね。
ハルジオンって、本当にどこにでも咲く花ですね。
藍上雄
ハナアブも、ナミハナアブはそれとなく分かりますが、他のアブの判別も難しいですね。
長さん
ノイチゴの仲間は似たようなものが多いので、ネット図鑑と写真を照合しています。昆虫類も種類が多いから、名前にたどり着くまで時間がかかります。