5月17日に行った湿性花園の花を紹介しています。ロックガーデンや池を左手に見て、順路に従い右手の方に入っていきます。
上の2枚の写真はその手前で写したものですが、オオミヤマガマズミではないかと思います。大深山莢蒾、レンプクソウ科(←スイカズラ科)ガマズミ属の落葉低木、ミヤマガマズミの変種。
オトコヨウゾメ 男莢迷
レンプクソウ科ガマズミ属の落葉低木。別名コネソ(漢字不明)
ニリンソウ 二輪草 (キンポウゲ科)
ヤマブキソウ 山吹草 (ケシ科)
バイカイカリソウ 梅花碇草 (メギ科)
ミヤマヨメナ 深山嫁菜 (キク科)
ササバギンラン 笹葉銀蘭 キンラン 金蘭
クサタチバナ 草橘
ガガイモ科カモメヅル属の多年草
和名の由来は、花がミカン科のタチバナ(橘)に似ていることから
カサスゲ 笠菅
カヤツリグサ科の多年草。上が雄小穂、下が雌小穂
良く晴れており、マイナス補正しても露出過多になる写真が多かったです
これは妻の撮影
(つづく)
この記事へのコメント
nobara
カサスゲ、群生してる箇所がありましたね。
ロックガーデンの前方の湿地側。
昨夜はNHKの夜のニュースで箱根湿生花園のヒマラヤの青いケシ、やっていました。友人達からメールが入り、それの返事で忙しかったです((((^Q^)/
無門
湿性花園を渡る高原の風
澄み渡る空気の中に
仙石原の芒の若芽も
見下ろしている事でしょう
目黒のおじいちゃん
shuuter
ピンク色は蕾ですか。
ミヤマヨメナ かわいいです、素朴な中にも気品がありますね。
長さん
オオミヤマガマズミはまだ若木でした。ミヤマガマズミに比べて、葉の巾が広いことから「大」の字が付いたようです。
男用済みとは面白い。オトコヨウゾメの名の由来は諸説あるそうですね。果実はやせていて食用にならないからとか、果実は苦くて食べられないからとか、いずれも用済みに通じるのが可笑しい。
カサスゲを取った場所は仰る通りです。
NHKのニュース、我が家でも見ていました。行った頃よりたくさん咲いていましたよ。
長さん
湿性花園はススキの草原が有名ですね。今の時期は草原を爽やかな風が吹き抜けていますが、花は見るべきものがないので、立ち入りませんでした。
長さん
ボランティアガイドさんによれば、毎年植え替えがあるのだそうで、ご覧になっていない植物が展示されたのかも知れません。改訂版「箱根湿性花園の花」(2008年7月20日第16版)が手元にありますが、これに出ていない植物もありましたから。
長さん
オオミヤマガマズミは今回初めて見たものです。丹沢や箱根のブナ帯に生えるそうです。ピンクというか橙色というか、丸いのはつぼみです。
ミヤマヨメナは白く見えたのですが、写真に撮ったらすこし赤紫色を帯びていました。
なおさん
オトコヨウゾメは、可憐で清楚な雰囲気が何とも言えませんね
信徳
一度見た山野草を同じ年に別の場所で見るのもまた良いものでしょう。ここも静かな山麓で山野草に適した場所のようですね。素敵な山野草ばかりです。
みっきい
最後の奥さまの撮影の写真を見てホットしています。
池、湿原ですか?白い花は何の花でしょうか…ね?
行き当たりばったり
いいですね。
ポン太
長さん
オオミヤマガマズミはちょっと自信がないのですが、丹沢や箱根に存在すると言うし、ネットの写真にも似ていたんです。
オトコヨウゾメ、初めて花に出会いました。
長さん
ニリンソウ、ヤマブキソウ、バイカイカリソウは、今年二度三度と出会いました。
この植物園は、低地から高山へ、初期の湿原から発達した湿原へと見て回れるようになっているんです。
長さん
植物園で出会う花は種類が多いので、覚えようとすると大変なことになります。花の違いは何度も見ないと分かりませんよね。
最後の写真は池に水生植物が繁茂している様子ですが、葉が光って花のように見えるのかもね。
長さん
ニリンソウやヤマブキソウはそちらの山でも見られるのではないかと思うのですが…。
長さん
箱根湿性花園は森あり、池あり、川あり、湿原ありと変化に富んだ状態を演出してくれます。最後の写真で山の手前は、秋になると一面がススキの原になります。
tomi
長さん
東京はここ数日夏のような暑さです。入梅前に夏が来ちゃって、どうなっちゃってるんでしょうね。そのせいか、日比谷公園のバラも元気がないのかも知れませんね。スライドショーを楽しみにしています。
2日後に利尻・礼文でしたっけ。
ミックン
ここ数日暑い日が続き、今晩も、蒸し暑く感じます。そんな夜に、山野草のオンパレード、すっきりしますね。ありがとうございます。「ミヤマヨメナ」は「ミヤコワスレ」に似てますが、親戚なのでしょうか?今週も忙しくクタクタでしたが、箱根の山野草に元気もらいました
mori-sanpo
久しぶりに樹木図鑑を開けて見ましたが、花の時期に見てみたい花ばかりです。オオミヤマガマズミとオトコヨウゾメはどちらも魅力的な花ですね。
ヤマフキソウの花、きれいですね。
寿々木
長さん
今日も30℃を超えそうですね。こんなに暑くなっちゃって良いものでしょうか。
ミヤコワスレはミヤマヨメナの色の濃いものを選抜した園芸品種なので、似ていて当然と言うことでしょう。
長さん
オオミヤマガマズミは小さい花が密集していますが、オトコヨウゾメ本当に小さな花がぱらぱらと咲くので、好対照です。
ヤマブキソウのアップは殆どが失敗で、これだけが何とか見れるかなという写真になりました。
すーちん
時期に良く取り上げられて
いたキンラン、ギンラン
一度見たいと思ってます
長さん
ヨメナは本州の中部以西に分布しているとのことです。キク科は似たようなものが多いので、気付かれないだけだろうと思います。
長さん
キンランと同時期に見られるのはササバギンランで、ギンランは少し遅れるようです。写真が鮮明だと良かったのですが、両方ともピンぼけだったので、扱いが小さいのです。