ヒマラヤの青いケシなど

箱根湿性花園にて…1
 5月16日(温泉旅行の2日目)、箱根湿性花園に行ってきました。
 9時の開門と同時に入り、ボランティアガイドをお願いして1時間ほど写真を撮らずに回りました。その後、写真を撮るため再度回りましたが、土日祝日は三脚使用禁止で、やむなく手持ち撮影。今回はマニュアルフォーカスの勉強でしたが、失敗作多数でした。
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 今回の最大の目的は、ヒマラヤの青いケシを見ることです。入園するとすぐに外国の山草と園芸種が展示されているロックガーデンですが、その奥に植えられています。

メコノプシス・グランディス

ケシ科メコノプシス属の多年草。ブータンの国の花。別名ブルーポピー
メコノプシス・ベトニキフォリアと共に、ヒマラヤの青いケシとも呼ばれる
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逆光で                  後ろから
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つぼみ              花の終盤は赤くなるのかも
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 ロックガーデンで見た、その他の花たちです。

 左下、イリス・クリスタータ(アヤメ科、北アメリカ南東部)。右下、コリダリス・パールデビット(宿根エンゴサク、ケシ科、中国ヒマラヤ原産の園芸選抜種)。
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 アケボノフウロ(曙風露、フウロソウ科、沖縄を除く日本)
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 左下、コウリンタンポポ(紅輪蒲公英、キク科。ヨーロッパ原産の帰化植物)。右下、キバナコウリンタンポポ(黄花紅輪蒲公英)。
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 ミヤマホタルカズラ(ムラサキ科、ヨーロッパ南部)
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 (つづく)

この記事へのコメント

  • 目黒のおじいちゃん

    すばらしい花の表情をすばらしい画像でお伝え頂き見事な花色を楽しませてもらいました。
    2014年05月28日 15:37
  • 行き当たりばったり

    今晩は。ヒマラヤの青いケシ--これは幻のケシですね。この既設しか見られません。自宅で栽培してる方、いらっしゃるのでしょうか。素晴らしい写真ですよ。
    2014年05月28日 18:30
  • 長さん

    目黒のおじいちゃん、コメントありがとうございます。
    ヒマラヤの青いケシは大阪花博で見たことがあるのですが、当時は大変貴重なものだったんですね。いまは、栽培が可能になっているようです。
    2014年05月28日 18:47
  • 長さん

    行き当たりばったりさん、コメントありがとうございます。
    ヒマラヤの青いケシは種が流通しているので、ご家庭で栽培することが可能らしいです。暑さには弱いので、それなりの対策が必要とのことです。
    2014年05月28日 18:51
  • ポン太

    ヒマラヤの青いケシ、前から,後ろから,逆光で堪能しました。本当に不思議な青い色ですね。イリス・クリスタータはさっき花咲か爺さんのところでも拝見しました。どちらも標高が高いところですね。
    2014年05月28日 19:44
  • なおさん

    キヤノンのISレンズは手振れ補正がばっちり効きますし、デジカメは感度の設定の変更も容易ですので、フイルムを使っているときに比べると手持ち撮影の成功率も天と地の差ですよねえ。
     ライブビューで10倍に拡大してマニュアルフォーカスしますと、ピント合わせも容易で便利ですよね。

     ヒマラヤの青いケシは見事ですよね。お金とヒマが腐るほどあれば、ヒマラヤの自生地見に行きたいものですが、ムリですよねえ。
    2014年05月28日 19:57
  • みっきい

    箱根湿性花園のロックガーデンで幻の青いケシを見てこられたのですね!
    きれいな色に撮れていますね!
    大阪花博で見てきましたよ。
    そして2005年10月に知り合いが中国・四川省「四姑娘山」4000mで青いケシの花を写真に収めて送ってくれました。懐かしく思い出しています。
    コウリンタンポポは初めて見ましたが、黄花もあるのですね??ほんとうに奥深い花たちですね!
    2014年05月28日 20:12
  • すーちん

    今晩は
    「ヒマラヤの青いケシ」女流
    画家がヒマラヤまで行って見て
    来ましたが今は栽培種が有るんですね
    2014年05月28日 21:01
  • 長さん

    ポン太さん、コメントありがとうございます。
    ケシ科の花で青い花は珍しく、魅力のある花色です。
    イリス・クリスタータはアメリカ東部のジョージア州からオハイオ州にかけた一帯に分布しているので、それほど標高が高くなくてもOKらしいですよ。
    2014年05月28日 21:16
  • 長さん

    なおさん、コメントありがとうございます。
    三脚を据えて、ライブビュー撮影をする目論見でしたが、土日祝日は三脚使用禁止なので、やむなく手持ちで撮りました。手持ちマニュアル撮影は慣れていないので、失敗が多かったです。
    ヒマラヤの青いケシを現地で見ることができたら素晴らしいでしょうが、お金がかかりますね。
    2014年05月28日 21:21
  • 長さん

    みっきいさん、コメントありがとうございます。
    ヒマラヤの青いケシは、実物はもう少し淡い色のように見えました。写真で再現するのは難しい色なのかも知れません。
    四川省の四姑娘山では、青いケシの他に赤紫や、黄色、赤の品種も見ることができるそうです。
    2014年05月28日 21:27
  • 長さん

    すーちんさん、コメントありがとうござます。
    大阪花博の頃はガラスケースに入った展示でしたが、現在は栽培種から採った種が売られているので、育て方さえ心得れば花を咲かせることは可能なようです。問題は夏の暑さでしょう。
    2014年05月28日 21:29
  • nobara

    長さんが行かれた時は地植えも咲いていたのですね~
    私の時は蕾でしたから~
    咲くやこの花館で何度かと湯沢アルプの里で地植えをみましたが、ピンクっぽい種類もありますね~
    この頃は園芸種が多く出回ってご自宅で咲かせる方も多いとか・・私には絶対無理ですが・・
    アケボノフウロも咲いていたのですね~
    フウロソウが好きなので羨ましい~♪
    2014年05月28日 22:07
  • eko

    ヒマラヤの青いケシ、実物を見てみたいです。
    何とも言えない花色が素敵ですね。
    アケボノフウロも咲いていたんですね。良いですね~。
    2014年05月28日 23:20
  • 長さん

    nobaraさん、コメントありがとうございます。
    地植えのブルーポピーが花盛りで、まだつぼみのものもありました。
    ピンクの種類もあるようです。ここではこのような赤っぽい花が2輪咲いていました。夏、暑くならない地域なら何とか咲かせることができるのではないでしょうか。
    アケボノフウロは咲き始めたところでした。
    2014年05月28日 23:23
  • 長さん

    ekoさん、コメントありがとうございます。
    ブルーポピーの花色は魅力的ですね。株により、色の濃淡があるようでした。
    アケボノフウロは濃いピンクで、これも良いものです。
    2014年05月28日 23:26
  • shuuter

    こんばんは
    一度箱根湿性花園にいたことがあります。
    但しその当時は植物に特に関心がなかった時です。
    したがってどんな花があったのかもおぼえていません。

    ヒマラヤの青いケシ 美しくさいていますね。
    2014年05月29日 00:23
  • 信徳

    この花が一般の人に見えてから~10年位になるのでしょうか?相変わらずの人気ですね。一年でしたが自宅の庭で咲かせて翌年駄目にした事を思い出しています。
    2014年05月29日 06:28
  • 無門

    こんにちは

    情熱の赤
    神秘の青
    ブルーポピーは
    幻想的な美しさを
    感じますね
    ブータンの夢を見ているのかな
    2014年05月29日 06:32
  • テオレ

    こんにちは^^
    先日、麻薬になるケシが謝って販売されていたとの報道を見て、ケシという単語には敏感に反応してしまいます。
    花に罪はないんですけどね~
    昔から大麻の実を食用としながらも麻薬としての利用はまったくなかった日本人。
    麻薬の事件とか見ると残念な気持ちになります・・・
    ケシの花、よくポピーを見ますが、オレンジ系がほとんどで青いのは初めて見ました。
    また素敵な写真をアップしてください。
    2014年05月29日 07:20
  • mori-sanpo

    箱根湿生花園には、数年前までは家内と毎年のように出かけていました。
     ロックガーデンも記憶に残っていますが、ヒマラヤの青いケシは花びらの色が魅力的ですね。
    2014年05月29日 09:12
  • 長さん

    shuuterさん、コメントありがとうございます。
    私も24年前に大阪花博に行っているんですが、当時は花に興味がなく、ヒマラヤの青いケシが展示されていた様子を思い出すことが出来ないのです。
    2014年05月29日 09:23
  • 長さん

    信徳さん、コメントありがとうございます。
    信徳さんの過去記事を検索したら、2009年に青いケシ(メコノプシスベトニキフォリア)が咲いたとの報告が見つかりました。1年でダメになったと言うことは、高崎でも夏越しが難しかったと言うことなんですね。
    2014年05月29日 09:29
  • 長さん

    無門さん、コメントありがとうございます。
    赤や黄色などのポピーは良く目にすることが出来ますが、青いポピーはなかなかお目にかかれません。魅惑的な色ですよね。
    2014年05月29日 09:31
  • 長さん

    テオレさん、コメントありがとうございます。
    麻薬として利用されるのはケシ科ケシ属の2種類だけなんですが、ケシ科と聞くと麻薬を連想しちゃいますね。
    ポピーの草丈はせいぜい30~40cmですが、ヒマラヤの青いケシは1m以上になります。群生していたら見事でしょうね。
    2014年05月29日 09:38
  • 長さん

    mori-sanpoさん、コメントありがとうございます。
    毎年出かけていらしたのですか。それではよくご存じですよね。
    ブルーポピーの花色、太陽光が強くてCPLフィルターを使ってみたんですが、うまく再現でしませんでした。
    2014年05月29日 09:41

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