4月23日に行った赤塚植物園で見た花の続きです。
ホタルカズラ 蛍葛
ムラサキ科ムラサキ属の多年草。和名の由来は、緑の中に
鮮やかな瑠璃色の花が咲く様子をホタルに例えたことから
花色は赤紫から青に変わります
オドリコソウ 踊子草
シソ科オドリコソウ属の多年草。ヒメオドリコソウは近縁種
ハナイカダ 花筏
ミズキ科ハナイカダ属の落葉低木。雌雄異株
葉の上に花が咲くのが特徴。別名ヨメノナミダ(嫁の涙)
多分だが、上が雌花、下が雄花と思われる
アジュガ(西洋ジュウニヒトエ)
シソ科キランソウ属。 真横からマクロで撮ると別の花みたい
サンシュユの花後(左下)と、トサミズキの花後(右下)
日本庭園の竹林で咲くシャガ
ムラサキ科ムラサキ属の多年草。和名の由来は、緑の中に
鮮やかな瑠璃色の花が咲く様子をホタルに例えたことから
花色は赤紫から青に変わります
オドリコソウ 踊子草
シソ科オドリコソウ属の多年草。ヒメオドリコソウは近縁種
ハナイカダ 花筏
ミズキ科ハナイカダ属の落葉低木。雌雄異株
葉の上に花が咲くのが特徴。別名ヨメノナミダ(嫁の涙)
多分だが、上が雌花、下が雄花と思われる
花の位置について (Wikipeidaより)
花とは、本来は一つの枝の先端に生殖用の葉が集まったもの
であり、芽の出来る位置に作られる。従って葉に花が付くわけは
ない。この植物の場合、進化的には花序は葉腋から出たもので、
その軸が葉の主脈と癒合したためにこの形になったと考えられる。
アジュガ(西洋ジュウニヒトエ)
シソ科キランソウ属。 真横からマクロで撮ると別の花みたい
サンシュユの花後(左下)と、トサミズキの花後(右下)
日本庭園の竹林で咲くシャガ
4月23日撮影。
(つづく)
~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~
近所の花
オオツルボ 大蔓穂
クサスギカズラ科(←ユリ科)ツルボ属(シラー属、スキラ属とも)の多年草
和名よりシラー・ペルビアナと呼ばれる事が多い
原産地は地中海沿岸の南ヨーロッパ、北アフリカなど
白花種もあるそうだが、まだ見たことはない
シラー・カンパニュラタ
クサスギカズラ科(←ユリ科)ツルボ属(シラー属、スキラ属とも)の多年草
原産地はヨーロッパ、アジア、アフリカ。花色は青・白・桃・紫がある
和名はツリガネズイセン(釣り鐘水仙)
ツルニチニチソウ 蔓日々草
キョウチクトウ科ツルニチニチソウ属の常緑蔓性多年草
原産地は南ヨーロッパ 北アフリカ。別名ツルビンカ(ビンカは学名から)
周囲が白や黄色の斑入り葉は知っているが、内側が薄いのは初めて見た
(黄色い花はフリージアの咲き残り)
クサスギカズラ科(←ユリ科)ツルボ属(シラー属、スキラ属とも)の多年草
和名よりシラー・ペルビアナと呼ばれる事が多い
原産地は地中海沿岸の南ヨーロッパ、北アフリカなど
白花種もあるそうだが、まだ見たことはない
シラー・カンパニュラタ
クサスギカズラ科(←ユリ科)ツルボ属(シラー属、スキラ属とも)の多年草
原産地はヨーロッパ、アジア、アフリカ。花色は青・白・桃・紫がある
和名はツリガネズイセン(釣り鐘水仙)
ツルニチニチソウ 蔓日々草
キョウチクトウ科ツルニチニチソウ属の常緑蔓性多年草
原産地は南ヨーロッパ 北アフリカ。別名ツルビンカ(ビンカは学名から)
周囲が白や黄色の斑入り葉は知っているが、内側が薄いのは初めて見た
(黄色い花はフリージアの咲き残り)
4月26日撮影。
この記事へのコメント
寿々木
オドリコソウによく似た草で、草丈1m程の植物に刺されて酷い目に合ったことがあります。2004年スイスアルプス、グローセ・シャイディックからフィルストへ標高2000mほどの尾根道を5Kmほど歩いたときポロシャツの上から棘に刺されて腫れあがりました。http://www2s.biglobe.ne.jp/~k-suzuki/hana/index.htmlは私のホームページで、このときの景色がスイス2004のグリンデルワルド(3)に出ています。宜しかったら見て下さい。
コスモス
葉の上に花が咲くハナイカダは珍しいですね。是非見たいものです。
オオツルボはツルボと同じ仲間ですね。花は同じようですが、咲き方がずいぶん違いますね。
なおさん
オドリコソウは白やクリーム色、ピンクなどさまざまですが、ほんのりピンクがかった花はういういしい踊り子のようでいいですねえ。葉はイラクサに良く似ていますね。
花筏というと、櫻の花びらが水面に浮いて連なったものもいいますが、こちらも花が葉について面白いものですよね。葉は山菜になります。実も食べられる、というので黒くなった実を味見したことがありますが、美味しいものではありませんでした。
シラーのピンクのとツルニチニチソウはうちでも咲いています。
シャガの薄紫も良い色ですが、露出補正の加減を上手くしないと色とびしてしまいますね。
shizuo
まさに風薫る癒しの新緑。
枯れ木のようだった木々も一斉に芽吹き、美しくもあり力強さも。
風にそよぐ青もみじ、天に届けと竹林が、
足元見れば綺麗に咲くシャガ。
“ヨメノナミダ”、なんだか物語が出来そう^^。
これからまた一段と楽しさが、長さんの花探訪。
目黒のおじいちゃん
長さん
このオドリコソウの草丈は、通路より少し高いところから生えていたので、40cmくらいではなかったかと記憶しています。ネットの図鑑では30~50cm、あるいは40~60cmとされています。オドリコソウはヨーロッパには自生のものがないようですから、アルプスでご覧になったという、オドリコソウに似た花は何だったのでしょう。おまけに棘があったんですか。HPを拝見しましたが、それにはヒメオドリコソウらしき花が写っていますね。
長さん
ハナイカダは以前、昭和記念公園で見たことがありますが、滅多にお目にかかれません。
日本のツルボは上に伸び、ヨーロッパのオオツルボは横に広がったと理解すれば良いでしょうか。
長さん
蛍のお尻の光をスペクトルで分解したら、緑から黄色の間にピークがあり、青は殆ど含まれていないそうです。青白いと感じるのは目の錯覚のようです。
オドリコソウの花は上の葉に守られて咲いているようにも見えますね。
ハナイカダには黒い実がなるそうですが、美味しくなかったですか。
露出オーバーの場合は、撮影後、液晶モニターで点滅しますから、取り直しが出来ます。便利になったものです。
長さん
春から初夏にかけてが花好きには一番良い季節だと思います。新緑の中、多くの花々を追って散歩に出かけるのはとても良い気持ちですよ。
嫁の涙とは、殿様の使いからこの木を見つけろと命じられた若嫁が、見つけられずに悔し涙を流したら、葉の上に黒い真珠(実)が出来たという伝説に基づくものです。
長さん
オドリコソウを撮ったのは太陽が真上に来た頃でしたが、露出、ビントともうまくいきました。
ケン坊
オドリコソウ...昨日見てきましたので数日後にアップ予定ですが、こんなに綺麗に撮れなかったので考え中です。
シラーカンパニュラタやベルビアナも旬ですね。ツルニチニチソウは近所でも満開になってましたがスルーしちゃいました>笑<
長さん
オドリコソウの写真はマクロレンズで撮ったものです。これと張り合う必要はありませんので、気兼ねなく投稿してください(笑)。
昨年は身近に咲いている花をあまり取り上げなかったので、今回はちょっと頑張っています。
行き当たりばったり
いずれも生き生きしていますね。
長さん
そう言えば、8種類中6種類が青紫系統の花ですね。中でも、シラー・ペルビアナは今、旬の花です。
shuuter
ホタルカズラ まだ見たことないのですが、木本ですね。観てみたいですね。
長さん
ホタルカズラは植物名に続けて書いたように、ムラサキ科の多年草です。日本全土に自生しているようですから、発見出来るかも知れませんよ。
nobara
花の中央部が浮き出てるみたいに見えますね。
オドリコソウは九州ではそこらじゅうに
生えていましたが、こちらではなかなか
見られません。ほんとに踊り子みたいです。
我が家のヒスパニカは蕾も見えません。
無門
花筏
ぜひ自然の山野で
見てみたいものだと
以前から思っていますが
いまだ実現していません
eko
シラーは2種類とも我が家にありますが、咲く時期がカンパニュラータの方が早くて、終わるとペルビアナが咲き始めます。やっとペルビアナが咲きました。写真は撮りましたが、GWで記事を書く時間が遅くなりそうです。
ののはな
「はないかだ」も今が盛りですよね。春ってなにもかもステキですよね。今日森林浴してきました。久しぶりに生き返りました。
ポン太
今回は青い花が多いですね。
長さん
ホタルカズラ、鮮やかなブルーで綺麗です。花弁中央、白い部分が盛り上がっています。
オドリコソウは九州に多いですか。昨年、信州塩田平の槐多庵前でたくさん咲いていたのを思い出しました。
ヒスパニカ、花茎も伸びていないんですか?
長さん
ホタルカズラもオトリコソウも、静岡県内でも見られると思うのですが、お忙しそうですからね。
長さん
ホタルカズラやハナイカダ、どこかで出会えると良いですね。
そうですね、カンパニュラタの方が早く咲きますね。我が家の方では両方とも盛りです。
長さん
ホタルカズラの色は素敵な色ですね。
アジュガを直径3cmの鉢に植えておられるのですか?
さくらの花筏はこの春、たくさん見ましたが、このハナイカダは数年ぶりに見ましたよ。
長さん
ホタルカズラは魅力ある花色ですよね。赤紫から真っ青に変わります。
ハナイカダは面白いでしょう。こんな所から咲くとは思えませんよね。
オドリコソウはヒメオドリコソウよりずっと大きく、鉢植えにしても楽しめると思います。
みっきい
昨日ガーデニングでいろんな花を見てきて、「そうだ長さんのブログで見たわ!」と言うものがいっぱいでした。余計に花の名前がこんがらかってきました…。
ピンクの踊子草はステキです。
ヒメオドリコソウが庭に元気に広がって困ります。
アシュガは横から見ると積み重ねで可愛い花ですね。
十二単といって大阪からもらって10年以上になります
。シャガも強い繁殖力で花を咲かせています。
ツルニチニチソウのツルがのびて伸びて繁殖力に驚いています。という事で家の庭は雑草が繁茂しているのです…。トホホです。
長さん
最近、植物園の花と近所の身近な花を投稿していますので、たくさん見過ぎてこんがらがってしまいましたか。申し訳ありません(笑)。
アジュガは立ち上がると言っても低い草丈ですから、真横から眺めることはまずありませんね。
お庭が広いと雑草を抜くのも大変ですよね。
mori-sanpo
先日、万葉植物園に出かけました時は、まだ1花しか咲いていませんでした。
ハナイカダノ花、ちゃんと蕊もついているんですね。私が見たのはどうやら蕾の時だったようです。
長さん
ホタルカズラはとても魅力的な花色です。市川の万葉植物園でもこれからですね。
ハナイカダは面白いですね。花が一つしか咲かない木は雌株らしいです。
すーちん
オドリコソウ、初めて見た時
吃驚したの憶えてます
本当に踊っている様に
見えて(笑)
長さん
オドリコソウとはうまい名前を付けたものですね。
見ようによっては笑っているみたい(笑)。