クワガタソウ 鍬形草
ゴマノハグサ科クワガタソウ属の多年草。日本固有種。花径は1cmくらい
クワガタソウの名の由来は△の実と萼の形を鍬形兜に例えたものです
分かりやすい写真を見つけたのでリンクを貼っておきます→こちら
このような囲いがあって、貴重な山野草が保護されています
説明板の拡大です。右側に掲載の植物のうち、ナベワリが咲いていました。
ナベワリ 舐割
ビャクブ科ナベワリ属の多年草。関東地方南部以西~九州の林内に生育
上から見るとユリ科の植物のように見える
葉の付け根から長い花茎を伸ばし、下向きに緑色の花を咲かせる
4枚の花被片のうち1枚が大きい
葯の橙色が印象的
奇妙な名の由来は、葉が有毒で、舐めると舌が割れるからと
いうので「舐め割り」、それが訛ってナベワリになったそうだ
ヤマシャクヤクは花が終わり、実が大きくなりつつあった
つぼみが見えるが、これは何だろう。小さな花が固まって咲くようだ
→ トチバニンジン(栃葉人参、ウコギ科トチバニンジン属の多年草)と判明
nobaraさんに教えていただきました。ありがとうございました
「遊歩道」の出口付近でミツバツチグリとキランソウが咲いていました
ゴマノハグサ科クワガタソウ属の多年草。日本固有種。花径は1cmくらい
クワガタソウの名の由来は△の実と萼の形を鍬形兜に例えたものです
分かりやすい写真を見つけたのでリンクを貼っておきます→こちら
このような囲いがあって、貴重な山野草が保護されています
説明板の拡大です。右側に掲載の植物のうち、ナベワリが咲いていました。
ナベワリ 舐割
ビャクブ科ナベワリ属の多年草。関東地方南部以西~九州の林内に生育
上から見るとユリ科の植物のように見える
葉の付け根から長い花茎を伸ばし、下向きに緑色の花を咲かせる
4枚の花被片のうち1枚が大きい
葯の橙色が印象的
奇妙な名の由来は、葉が有毒で、舐めると舌が割れるからと
いうので「舐め割り」、それが訛ってナベワリになったそうだ
ヤマシャクヤクは花が終わり、実が大きくなりつつあった
つぼみが見えるが、これは何だろう。小さな花が固まって咲くようだ
→ トチバニンジン(栃葉人参、ウコギ科トチバニンジン属の多年草)と判明
nobaraさんに教えていただきました。ありがとうございました
「遊歩道」の出口付近でミツバツチグリとキランソウが咲いていました
駐車場案内の係員に伺ったら、「風の遊ぶ散歩道」だけの見学でもOKとのことで、美術館内部の見学はパスしました。申し訳ない。
5月17日撮影。
「風の遊ぶ散歩道」を終わり、次回から山中湖花の都公園の報告を始めます。
この記事へのコメント
無門
ポーラ美術館前は
歩いて素通りしただけでした
箱根の豊かな植生が
垣間見られますね
長さん
ポーラ美術館前を素通りですか。結構勾配があったでしょう。
お急ぎだったのでしょうが、名画に触れるチャンスだったのに…。
なおさん
ナベワリも面白い名前ですよね。僕はまだ実物を見たことがないのです。地味な花ですが面白いです。
僕は植物の名前も疎いので、?というのがなんだかわかりませんでした。面白い姿ですよね。
ケン坊
クワガタソウは日光の山歩きで結構出会う花です。多分6月に入ると顔を見せてくれるかな?
今年も行って見ようかな...
みっきい
「ナベワリ」は初めて見て聞いた花ですが、緑の花に橙色の葯の色が目立ちます。
「箱根の自然との共生」を目指して、移植までしての絶滅種の保存にも配慮がうかがえますね。
時間をかけてゆっくりとみて歩きたいものだと思います。
ナベワリ
長さん
クワガタソウ、初めてお目にかかりました。ピンクの筋が可愛いですね。
ナベワリは緑の花というのも面白いし、花弁が1枚だけ大きいというのも変わっていますよね。
?の植物、5つに枝分かれした先に5枚の葉が付いているんです。ちょっと見かけないスタイルです。
長さん
ケン坊さんのブログで拝見したクワガタソウはピンクが濃い品種でしたね。ここのは殆ど白で、ピンクの筋が目立っていました。
長さん
風がどこからともなく吹いてきて、風が遊ぶという形容がぴったりです。
ナベワリは不思議な花ですね。これに類似するような花も見たことがありません。
行き当たりばったり
eko
貴重な山野草が大切に管理されているんですね。説明板があると嬉しいですね。
ミツバツチグリとキランソウ以外は初めて見る花ばかりです。
ナベワリ、小さな橙色の葯が目立ちますね。名前の由来も面白いです。
ミックン
クワガタだの、ナベだの、面白い名前ですね。びっくりしてます!奥の深い植物の世界にますます興味が湧いてきます。
nobara
舐割なんですか? 鍋の何?って思いました。
散歩道だけでもOKだろうと思いましたが・・・
中も長さんの興味ある建物の構造だから
きっとお気に召すと思いましたけれど・・・
以前は中の観賞すると駐車料金は発生しなかったらしい?とコーラスの仲間が云ってました。散歩道ゆったり散策する価値がありそうですね~
私の時は半端な雨じゃーなかったですから。
佳かったですね。珍しいお花に出逢えて・・・
長さん
ナベワリという植物、珍しいですね。でも、結構知られているようで、ググってみると4,760件もヒットします。
長さん
クワガタソウはピンクの他に青い花もあるようです。クワガタソウ属の名の基になった植物です。
ナベワリは面白い植物ですね。昔の人は何でも口に入れて試したんですね。
長さん
植物の世界は幅も広いし、奥も深いですね。クワガタソウは有名ですが、狭い日本なのに、見たことも聞いたこともない植物があるとはビックリします。
nobara
トチバニンジンのこれから展開するもののような?
その葉のつき方から、~~のような気がします。
長さん
ナベワリは妻が最初に見つけました。ナベワリと聞いて、私も鍋割だと思いましたよ。
ポーラ美術館は6年前に見学しているのです。ガラス張りの明るい建物で、いきなり地下に降りて行くんでしたよね。その時も駐車場は自動になっていて、駐車料金を支払いました。
今度は、散歩道だけゆっくりとどうぞ(笑)。
長さん
トチバニンジンで確認しました。「掌状複葉 5枚」で検索したんですが、たどり着けず、?で載せちゃいました。
ポン太
クワガタソウ、何が鍬の形に見えるのかな?ナベワリ、名前も面白いけれど花も面白いですね。
「風の遊ぶ散歩道」夢中で写真撮ってる長さんが目に浮かぶようです。
信徳
mori-sanpo
特に、ナベワリの花の色と形に驚きました。
これから見てみたい花の一つになりました。
寿々木
目黒のおじいちゃん
自然破壊した分、少しは貢献してもらわないと。
クワガタソウ初見です。ワクワクしました。
先週末、花の都公園の前は素通りしましたがクマガイソウ見られましたか?楽しみにお待ちしています。
長さん
クワガタソウの名の由来は、三角形の実を挟む萼片の形が鍬形兜に似ているからだそうです。
小さな山野草を撮るときは背中を丸めてファインダーを覗き込んでいます。前の記事に、妻が撮ったそんな姿が写っています。
長さん
見逃しそうな山野草はこんな囲いでは散逸してしまいますから、ナベワリとかヤマシャクヤクなど、もっと大型の植物が保護されていました。
長さん
クワガタソウとナベワリ、私も初見でした。クワガタソウはとても可愛い姿に、ナベワリはその奇妙な色と形に魅了されました。
長さん
クワガタソウは花が小さい割に葉は大きいですね。ミヤマクワガタの葉は小さいですか?
長さん
枕木の木道を作って、昨年遊歩道としてオープンしたそうです。原則として、遊歩道から外れることは禁止されています。
クワガタソウは一度実物を見たいと思っていたので、ラッキーでした。
花の都公園ではクマガイソウは見つかりませんでした。湿性花園の方は花の残骸でした。
すーちん
厳重な囲いですね、絶滅
危惧種が多くて困りますね
りりい
草花の命名もいろいろと考えられているんですね。
花咲か爺
クワガタソウ、六甲で見たものは叉違った花の形でミヤマクワガタとなっていましたが、花も種々ですね。
長さん
国立公園の中ですから、自生種の保護には気を使っているのでしょうね。それが、遊歩道を作る条件だったのかも知れません。
長さん
植物の名の由来を調べるのも面白いですよ。私は、クワガタソウは2本のしべの形からだと思っていたんですが、実と萼の形からだったんですよ。
長さん
ミヤマクワガタの花は3本のしべがまっすぐ伸びて、花弁の筋模様も違うので、クワガタソウとはかなりイメージが異なりますね。
小梨
ポーラ美術館に行くときは、絵を見ることばかりに気を取られてました。 絵はパスして散歩だけというのもいいですね。
長さん
ここは昨年出来たばかりなので、ご存じなくても当然かもね。散歩だけでもOKとのことでしたが、駐車料金は500円しっかり取られました(笑)。