2月28日、都内広尾にある山種美術館(HPはこちら)に行ってきました。今回も新聞販売店の招待券プレゼントで当選したものを利用させて頂きました(感謝)。
2月14日に行きたかったのですが、大雪で断念。会期末になってしまいました。見たいのは、チケットにも印刷されていますが、伊藤若冲の「樹下鳥獣図屏風」に描かれた‘白い象’。
東京メトロを乗り継ぎ、恵比寿駅で下車。駅頭には恵比寿様が鎮座しておられます。
坂道を上ると、山種美術館のビルが見えてきました(画面中央のビル)。
太い通りですが古い民家も残っており、敷地の一角でツバキが咲いていました。
道路に面して、いきなり大きなダビデ像が登場したのにはビックリ。
ここはPAPASという衣料品の企画・製造・卸・販売をしている企業の本社だそうです。
そう言えば、こんなブランド、見たことあります。
美術館の入り口です。今回の特別展は、この日も含めて3日限りと言うことで、受付には列が出来ています。展示場もかなり混雑していました。美術館は受付右手から地下1階に降ります。
館内は撮影禁止、展示場入り口からパネルだけ写させてもらいました。
今回の特別展は、「Kawaii日本美術」と題して、日本画に描かれた可愛いものがテーマ。動物や子ども、小さいもの、ほのぼのしたもの、ユーモラスなものなど、多彩な作品を鑑賞しました。
心に残った日本画は、伊藤若冲「樹下鳥獣図屏風」、関山御鳥「琉球子女図」、西山翠嶂「狗子」、奥村土牛「鹿」、山口華楊「木精」(樹の根に止まるフクロウ)・「生」(生後間もない子牛)などでした。
今回の特別展のチラシ(表裏)を貼り付けておきます。
この日は美術館の梯子で、次は東京ステーションギャラリーに向かいます。
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この記事へのコメント
shuuter
神戸の美術館の切符 やはり新聞店から手に入れたとか、1マイですが誘われています。
友人の奥さんが亡くなり 故人の個展の誘いもあります。
絵の展覧会 しばしの寛ぎにはいいですね。
長さん
三つの絵画教室に通うなんて、相当入れ込んでいらっしゃいますね。上達間違いなしでしょう。
そちらも新聞店で招待券のサービスをご利用されていらっしゃいますか。1枚800~1000円ですから、必ず申し込むようにしています。
nobara
以前はありましたが今は皆無?です。
何でだろ? 経営が思わしくないのかしら・・
販売店もお買い上げしなきゃならないらしいから。
伊藤若冲、いいですね~
熊谷守一は夫のお気に入りです。
山種にも暫く行っていません。
長さん
我が家はA新聞なのですが、販売店もチケットを集めるのが大変なんですって。以前、FAXで応募したら当選率が悪く、ハガキにしたら何故か毎月。第2希望、第3希望になることはあっても、最近外れなしです。
なおさん
美術館も空いているといいのですが、すこし有名な絵の展示があると大賑わいで落ち着いて見て居られないのが難ですね。まあ、もっとも僕の場合、土曜か日曜にしか行けないというのが一番の問題なのでしょうけれど。
長さん
以前、ずっとY新聞だったのですが、殆ど何もなかったです。後楽園ドームの外野席でも良いから配れば良いのにね。最近、Y紙は右寄りの報道が目立ちませんか?
今回は会期末だったので混んでいましたが、どこの美術館も、平日はそれほどでもないです。今回は伊藤若冲目当て出来ている人が多かったようですが…。
ポン太
そんなまとめ方するのって珍しいのでは?いろんな作家のかわいい作品、チラシからでもよくわかります。
新聞販売店の招待券プレゼントって、いつかも書いておられましたね。そんなサービス受けたことありません。サービス悪いしちょっと飽きたし新聞代えようかなと思ったりしています。
長さん
巨匠の日本画というと構えて見に行かなきゃならないような作品が多いですが、今回は可愛いものを主題にした作品ばかりで、楽しかったですよ。
新聞代を集金に来たら、A新聞はこんなことをしている。サービスが悪いなら変えるよと脅かしましょう(笑)。
eko
A新聞って、全国紙ですよね。多分同じ新聞だと思いますが、こんないいサービスありませんよ。
販売店によるのかしら。
長さん
日本画では高名な画家の‘可愛い’作品展でしたから、タダで観ることができたのは本当にラッキーでした。
我が家は最大限利用していますが、同じ新聞でも販売店によってサービスが違うんですかねー。
みっきい
松園、熊谷守一、谷内六郎まで…、「かわいさ」ですか。
江戸の伊藤若沖「動物づくし」の、大きな白い像さん見せていただきました。
知りませんでした、ホント勉強になります。
大きな屏風の1対なのですね。
撮影禁止はわかりますが、惜しいことですね!
長さん
伊藤若冲の本物、見たかったんですよ。白い象は会期の後半、展示替えからだったので、3月14日に行く予定でした。ところがあの大雪ですからねー。雪でなければゆっくり見ることが出来たんですが。
日本の美術館は殆どが撮影禁止なので残念です。
すーちん
恵比寿は何十年も前に通勤して
居た場所です、今のガーデンプレイス
が在る場所です、ヱビスビール工場が
在りました、余りの変わりようで迷って
しまいます(笑)
美術の企画の仕方も変わってきましたね
「Kawaii」ですか!
mori-sanpo
最近、年齢のせいか、感性の低下のせいか、美術館から足が遠のいていました。
すぐ近くにあります芳澤ガーデンギャラリーも、庭園の植物だけしか見ていませんでしたが、館内の展示物も見てみようかと思い始めました。
長さん
ヱビスビールにお勤めでしたか。ガーデンプレイスが出来て、大変変わりましたね。
こういう切り口の日本画展覧会は珍しいですよね。
長さん
本物の芸術に出会えるのは良いです。私も招待券をもらわなければなかなか足を運ばないですが、お金を払っても見る価値はありますね。それに、写真を撮る際の構図や表現の仕方にも参考になります。
無門
芸術の春
ちょっと不気味でユーモラス
若冲の白象
こんなゆとりを持ちたくなりました
長さん
若冲の屏風絵は素晴らしいものでした。縦横のマス目を書いてその一つ一つに着色して描く手法です。植物や鳥がリアルな一方、想像で書いた白い象がユーモラスでした。
ケン坊
新聞店のサービスでチケットが当たりましたか。良かったですね。
美術館や博物館、植物園は長さんのライフワークの一つのような気がします。ある意味で羨ましいです。
趣味の少ない(無いと言った方が近いかも)ケン坊には、観に行っても”なるほどナルホド”と言うだけで>笑<
何にでも興味を持つようにしないとダメですね。判っちゃいるけど...
長さん
このところ連続当選で怖いくらい当たっています。食あたりは怖いですが、こういう当たりは嬉しい。
いくつになっても好奇心の塊みたいな人間ですから、何にでも食いつきます。おまえは利根川のダボハゼかと言われそう(笑)。