目当ては梅の花です。
六義園は柳沢吉保が築園した「回遊式築山泉水」の大名庭園。江戸時代の大名庭園の中でも代表的なもので、明治時代には岩崎弥太郎の別邸になり、昭和13年に岩崎家から東京市に寄付された。昭和28年には国の特別名勝に指定された。
正門を入ると、枝垂れ桜の大きな木があります。これが満開になったら凄いそうです。
これは枝垂れ桜を背にして、左手に見えた宣春亭の紅梅です。
大泉水を右手に見ながら見て歩きましたが、まだ雪が残っていました。湿った大雪の際には雪吊りが本来の役割を発揮したでしょうね。
大泉水の対岸に見えた吹上茶屋です。屋根の右上に紅梅が見えます。
上の写真に写っている紅梅です。残念ながら、花の盛りは過ぎていました。
吹上茶屋の前の松はかなり大きなものです、雪吊りの本数もかなりのもの。
次回は、白梅編です。
(続く)
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第63回関東東海花の展覧会にて(28)
2014/1/31~2/2 池袋サンシャインシティ・文化会館2階
アルストロメリア属は分類体系により所属する科は異なり、新エングラー体系ではヒガンバナ科、クロンキスト体系ではユリ科、APG分類体系ではユリズイセン科(アルストロメリア科)に分類される。別名ユリズイセン属。
2月1日撮影。
(つづく)
この記事へのコメント
なおさん
六義園は秋の紅葉やら櫻やらで有名ですが、梅の頃も良いのでしょうね。近くまで行ったことはあるのですが、中に入ったことはないのです。
松の雪つりは東京ではただの美観上だけのもの、と思いこんでいましたが、2月の大雪では少しは効果があったのでしょうか。大きい松は手入れもタイヘンでお金もかかりますよねえ。
ユリもアルストロメリアも花盛りですね。
ミックン
さすが六義園だけあって、趣がありますね江戸の藩主のお住まいはこんなに素晴らしかったのですね一年を通じて花見が出来る庭園、これからも、いろいろ楽しめそうです。ところでいつも、花の名前が分からないときに、トップの花色で検索させていただいてましたが、どちらから入ればよろしいでしょうか。教えてください。
菜の花
今の時期も楽しそうですね。
アルストロメリアもステキな花ですね。3種植えてありますが露地ではまだ咲きません。
eko
今年は大雪だったので雪つりは効果がありましたね。
紅梅がもう見頃を過ぎていたんですか。大きな木で見応えがあります。
オリエンタルリリーとアルストロメリア可愛くて綺麗です。でも斑点のない花は別ものみたいです。所属する科も面倒ですね。
長さん
一応カメラクラブなので、名目上は六義園での撮影会ということになっていますが、カメラを持ってこない人もいたりして(笑)。
初めて行きましたが、梅の木は5,6本という所でした。
今年は雪吊りをしたどこの公園も本来の役割を果たしたようですね。
長さん
ここはさすがに大名庭園だけのことはあります。しだれ桜の頃やもっと緑の濃い時期のほうが良いでしょうね。
「花色々」をご利用頂いていたんですね。開設以来、一度も更新する時間が出来ず、リンクを外したんですが、また一番上に復活させておきました。よろしくお願いします。
長さん
桜の頃、六義園に行かれましたか。公式パンフにも小さな写真が載っていましたが、大きな木なので見事だったでしょうね。
花の展覧会に出品された花は温室栽培ですから、露地植えではまだ咲いていないものが多いですね。
長さん
柳沢吉保が2.7万坪の土地に7年もかけて作庭させたのだそうです。
雪吊りのお陰で、細い枝も折れずに済んだのではないかと想像しています。
都内は暖かいのか、梅はやや見頃を過ぎたような感じを受けました。
shuuter
立派な庭園ですね。
梅の花 庭園にふさわしい花ですね。
雪吊りもみられますね。
金沢の兼六公園の雪吊りを思い出します。
ポン太
アストロメリア、分類体系によって所属する科が異なるって面白いですね。不思議です。
長さん
柳沢吉保は第5代将軍徳川綱吉の寵愛を受けて、元禄時代には大老格として幕政を主導した人ですから、庭作りには金に糸目は付けなかったのでしょうね。
雪吊りは兼六園が有名ですね。あちらは実用的ですが、こちらは装飾が実用になった年でした。
長さん
見事な大名庭園ですね。柳沢吉保の下屋敷ですから、四季を通して楽しめるように作庭されたのですね。
今年ばかりは装飾の雪吊りが役立ちましたね。
植物の分類体系は形態学的類推から葉緑素のDNAによる分類へと進化してきており、今後はAGP体型が主流になりそうです。
目黒のおじいちゃん
長さん
この紅梅は早く咲いたようで、残りの蕾が少ないように感じました。
寿々木
mori-sanpo
枝垂れ桜もまだ見ておりませんので、桜の時期には出かけたいと思っております。
この庭園は、我が家から30分少々で行けますので、都心では上野公園に次いで近い公園の一つです。
長さん
東京での雪吊りなんて単に冬の風物詩と思っていましたが、今回ばかりは本来の役割を果たしたようですね。
長さん
桜や紅葉の時期は見事でしょうね。今の時期は梅は咲いているものの芝生が緑じゃないですから、もう少し新緑が目立つ頃の方が良いかも知れません。
無門
庭園の雪吊り風景
普段は風情としての光景
まさか東京でこんなにも
効果を発揮するなんて
伝統と防災
面白いですね
すーちん
役立った年は無かったのでは!
何度か行った事有りますが
確か
映画のロケに使われた事も
長さん
雪吊りは冬の風物詩ですが、まさか本来の役割を果たすとは思わなかったでしょうね。
伝統の技法に基づいて細い枝までしっかりと吊ってあったのはさすがです。
長さん
雪吊りは植木屋さんの技術伝承にも役立っているのですね。
六義園で撮影された映画、最近では岡田准一と堤真一の出演した「SP」があるそうです。
りりい
翌日、せっかくの機会だからと思い、雪景色の六義園へカメラを持って出かけたことが昨日のことのようです。
雪吊り、センリョウやマンリョウの雪囲いも風流でした。
桜の時期にも行ってみたいです。
nobara
どれもこれも、素敵なお写真ですね~
芝が芽吹かないと春に程遠い感じですね。
牡丹の菰ですかね~
アルストロメリア‘ブライズメイド’は
ちょっと見、胡蝶蘭にも見えます (^o^)丿
長さん
六義園はご子息の引っ越し先の近くでしたね。1年前の1月でしたか、雪の翌日にここに行かれたんでしたよね。写真が行方不明になって、後日アップされていましたよね。
あと1ヶ月もすると枝垂れ桜が咲くので、その頃行かれると最高ですね。
長さん
5枚目の写真は大泉水を対岸から写したら一番絵になるポイントだとおもうので、よく紹介されるのでしょう。
常緑樹はともかくとして、まだ全体に緑が少ないので、庭園を鑑賞するにはちょっと早いです。
菰被りは牡丹かと思って覗いたんですが、葉が細いので、違うようでした。
アルストロメリア‘ブライズメイド’、花弁がねじれているような感じでしたよ。
みっきい
残雪のある風景に驚きです。
雪吊りが木々を守り有効だったのですね!
紅梅はもう盛りを過ぎているのですか?
白梅の方が遅かったですか?
次回は白梅の紹介があるんですね!
庭にアルストロメリアがありますが、全く一般的な斑点のある物ですが、何科になるのかな?と思います。
分類体系により所属する科が異なるとはふしぎですね。
長さん
2月14日は大雪でしたから、雪吊りが役に立ちました。この日の積雪は27cm、それがまだ残っていたんです。
紅梅は盛りを過ぎ、白梅が満開という状況でした。それを次回、ご覧いただきます。
露地物のアルストロメリアが咲くのはずっと先ですね。
科学の進歩による分類体系改革なのでしょう。
ケン坊
ここの雪吊りは見事ですね。まさに絵(失礼! 写真でした)になります。
もう白梅が満開に? 宇都宮はまだ紅梅が咲き始めたところで白梅はもう少し先になりそうです。
長さん
大名庭園だけに、雪吊りも伝統的な手法で専門家が作業しているのだと思います。
南関東と宇都宮、まだかなりの温度差がありますね。