ビオスの丘(3)シャリーベイビー、ナゴラン、ツルスミレ & 花の展覧会

2014寒緋桜旅行記(23) 1月30日(その3)

 ビオスの丘の温室で見たランなどです。
 係員が散水中で、黒いホースが伸びています。
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 チョコレートのような香りがするオンシジウム・シャリーベイビー(Oncidium Sharry Baby)です。
1枚目は湖水鑑賞船から見たもの
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これはシャリーベイビーの変異種ではないか?
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 シャリーベイビーは、オンシジウムのジェイミーサットン(Oncidium Jamie Sutton)とホノルル(Oncidium Honolulu)という二つの交配種から作り出された品種です。
 係員からその交配元の片方だと教えてもらったのですが、下の写真に写っている2種類のいずれかです。品種名はホノルルと聞いたと思うのですが…(もう認知症の兆候が…笑)。確認したくても、ジェイミーサットンやホノルルの画像がネットで発見できません。
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 ナゴラン(名護蘭、Sedirea japonica)です。花径は3cmほど。日本(伊豆諸島~南西諸島)から朝鮮の暖地にかけて分布する着生ランです。
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 温室の出口でツルスミレが咲いていました。タスマニアビオラ、ビオラ・バンクシイ、ツタスミレ、パンダスミレ、宿根ビオラ、アシナシスミレとも言われます。原産はオーストラリア南部。
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名の通り、蔓を伸ばして繁殖します
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 次は、3年ぶりに復活した東南植物楽園を訪ねます。
 (つづく)


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第63回関東東海花の展覧会にて(23)
 2014/1/31~2/2 池袋サンシャインシティ・文化会館2階

カーネーションも多彩な園芸種が展示されていました

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品種名:スターチェリーテッシノ
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品種名・キャンドル(複色)
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 2月1日撮影。
 (つづく)


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この記事へのコメント

  • 寿々木

    ガーデンセンターにシャリーベイビーがありましたか、気がつかずに通り過ぎてしまいました。
    東海花の展覧会、沢山切り花が並んで綺麗です。花は展覧会が終わったらどうなるのでしょう、気になります。
    2014年02月24日 15:34
  • 長さん

    寿々木さん、コメントありがとうございます。
    私がシャリーベイビーを気にかけていたからでしょうか、すぐに見つかりました。
    花の展覧会に展示された花は最終日に格安で販売したそうです。
    2014年02月24日 18:17
  • nobara

    チョコの香りがするんでしたね~
    急逝した友人のご主人が上手に育ててらして・・
    帰省すると必ず(実家のように)寄らして貰って説明を聞いたものです。思い出します。
    スターチェリーテッシノ・・もカーネーション?
    なんですね~@@びっくりです。
    花の基部はたしかにそうですね☆
    2014年02月24日 18:40
  • 無門

    こんにちは

    着生蘭の方が
    強い感じがしますね
    その逞しさを
    見倣いたい
    2014年02月24日 19:24
  • みっきい

    ランの花の温室はお世話も大変でしょうね!
    熱帯雨林の着生蘭…が、元のランかな?と思っているのですが、今ではあまりにも改良され、都会人になった蘭の花に思えます。
    ツルスミレはツルが伸びて繁殖するのですね!
    花は小さいのですね?
    サンシャインの花展の花はカーネーション!
    こちらも園芸種の改良で、きれいなものばかりですね!
    花の名前はメモなさるのですか?写真ですか?
    そして検索し調べられるのですね!!
    2014年02月24日 19:46
  • eko

    シャリーベイビーはチョコレートの香りがするんですか。実物を見たいものです。
    ナゴランの縞とドットの模様が面白いです。珍しいランがたくさん展示されているんですね。
    ツルスミレ大きな株ですが、繁殖力は強いのですか?
    カーネーションも種類がたくさんありますね。スターチェリーテッシのは変わり種(?)一見カーネーションらしくないです。
    2014年02月24日 20:51
  • なおさん

    シャリーベイビーのチョコレートのような香りは、僕も神代植物公園の温室で嗅いだ事があります。面白いですよね。
     ナゴランは以前苗を買ったことがあるのですが、うちの室内の寒さでは耐えられなかったのか、枯れてしまいました。フウラン系のものの方が育てやすいようです。

     ツルスミレも面白いですよね。
    2014年02月24日 21:15
  • 長さん

    nobaraさん、コメントありがとうございます。
    シャリーベイビーはほんのりチョコの香りがします。これでチョコの味が咲いたら食べちゃいたい(笑)。もの30年以上前に登録された品種だそうです。
    スターチェリーテッシノはカーネーションと言われても違和感がありますね。
    2014年02月24日 21:29
  • 長さん

    無門さん、コメントありがとうございます。
    着生風に見せた展示なんです。ここでは、以前来たときには着生させたものがあったのですが、今回見たのは植え込んであるか、吊してあるか、縛ってあるかでした。
    2014年02月24日 21:31
  • 長さん

    みっきいさん、コメントありがとうございます。
    ランは花が咲いている間は肥料を与えず、乾いたら水をたっぷりと与えるようです。この日は何日かに1回の水やり日だったのかも。都会人のランとは面白い表現ですね。
    ツルスミレは花径が3cmほどでした。
    花の名前を手書きしていたら時間がかかりますから、名札を撮影してきます。
    2014年02月24日 21:37
  • 長さん

    ekoさん、コメントありがとうございます。
    シャリーベイビーは作られてから30年も経っていますから、入手するのは大変ではないようです。どこかで出会えると良いですね。
    ナゴランはピンクの斑点と赤紫のラインが可愛いです。
    ツルスミレはこの状態ですから、繁殖力旺盛のようですね。
    スターチェリーテッシノは花がもっと小さいと八重のカランコエみたいに見えるでしょう。
    2014年02月24日 21:43
  • 長さん

    なおさん、コメントありがとうございます。
    シャリーベイビーは神代植物公園にもありましたか。香りが独特なので、温室展示の定番になりつつあるのでしょう。
    ナゴランはフウラン系のものより繊細な感じがしますね。
    2014年02月24日 21:45
  • Tatehiko

    寒緋桜などいよいよ春の雰囲気を盛り立ててくれますね。
    いよいよ二月は逃げるとか言いますが、今週で終わりですものね。
    2014年02月24日 21:58
  • 行き当たりばったり

    今晩は。どれもこれも、珍しい種類です。こうしたお花の種類、どこまで広がっていくのでしょう?
    淘汰されていくものもあるのでしょうかねぇ。
    2014年02月24日 22:18
  • shuuter

    ナゴラン 初めて見ます。
    着生蘭ですか。

    実際に樹木に着生しているところを見たいものです。
    無理とは知りながらも 温室で着生しているものとは
    異なるでしょうね。
    2014年02月24日 22:23
  • ポン太

    珍しい蘭ばかりですね。どんどん新しい品種ができて行くのでしょうか。チョコレートの香りがする蘭なんて実物を見たいです。ツルスミレ、茎が長いですね。ツルをどんどん伸ばしていくのですね。繁殖力が強そうです。
    スターチェリーテッシノ、つぼみや茎はなるほどカーネーションらしいけれど花はカーネーションらしくないですね。
    2014年02月24日 22:28
  • 長さん

    Tatehikoさん、コメントありがとうございます。
    一足早い花見を楽しんできました。
    関東も今日辺りから暖かくなるようです。
    桜前線、京都は一ヶ月後ですね。
    2014年02月24日 23:10
  • 長さん

    行きたたりばったりさん、コメントありがとうございます。
    カーネーションは園芸種が多彩ですね。売れ筋は赤と白だと思いますがねー。あまり奇抜なものは淘汰されていくでしょうね。
    2014年02月24日 23:12
  • 長さん

    shuuterさん、コメントありがとうございます。
    ナゴランも着生ランだそうですが、乱獲によって沖縄では殆ど採り尽くされたとか。でそから、着生の状態で見ることはできないでしょう。
    2014年02月24日 23:17
  • 長さん

    ポン太さん、コメントありがとうございます。
    ランの世界は交配に次ぐ交配で、どんどん新種が出来ているそうです。
    このシャリーベイビーも交配種同士を掛け合わせたものです。
    ツルスミレ、蔓で伸びるから強そうですね。
    カーネーションらしくないカーネーション、需要があるんですかねー。
    2014年02月24日 23:20
  • ケン坊

    おはようございます。
    カーネーションにもいろんな種類があるんですね~
    スターチェリー...はとてもカーネーションのイメージと程遠く頭が追いつきません>笑<
    2014年02月25日 06:46
  • すーちん

    お早うございます。
    ツル性のスミレが有るんですね
    チョコレートの香りですか、面白
    いですね
    2014年02月25日 07:27
  • 長さん

    ケン坊さん、コメントありがとうございます。
    スターチェリーテッシノはカーネーションとは見えませんね。こういう花に需要があるんですかねー。
    2014年02月25日 07:51
  • 長さん

    すーちんさん、コメントありがとうございます。
    つる性のスミレがあるんですね。どんな世界にも変わり種がありますね。
    シャリーベイビーはほんのり甘いチョコの香りでした。
    2014年02月25日 07:53
  • m

    ランは愛好者が多いせいか次々と新品種が創り出されるんですね。
     カーネーションの園芸品種、こんなに多彩にあるとは知りませんでした。
    2014年02月25日 09:55
  • 長さん

    mori-sanpoさん、コメントありがとうございます。
    シャリーベイビーはこのビオスの丘で初めて見た品種です。それまであまりランには興味が薄かったので、品種名を覚えた第1号というわけです。
    カーネーション、色が多彩なら、形もということで開発されたんでしょうね。
    2014年02月25日 11:09
  • tomi

    長さん;こんばんは。
    上から三番目の ランの花 はこちらで鉢植えで売っているのと同じですね、兎に角 LA は花は安くて手に入ります、その流通ルートが分からないのですが 私の友人は
    Oxnard と ここから北へ1時間くらいのところで トルコ桔梗 と 金魚草 の栽培をだいだい的栽培をして LA の市場に出しています。
    2014年02月25日 14:39
  • 長さん

    tomiさん、コメントありがとうございます。
    3枚目の写真のラン・オンシジウム・シャリーベイビーは登録されてから30年ほどで、かなり知られれきているようです。
    ロスは気候が温暖ですから、花の栽培には打って付けですね。
    トルコキキョウはアメリカでも人気のようですね。
    2014年02月25日 21:00
  • りりい

    スターチェリーテッシノはもうカーネーションとは思えないです。でも、素敵な花ですね。
    カタカナ言葉が長いと、一気には読めないし覚わらないです。(悲)
    カーネーションはどんどん進化していることにびっくりです。
    2014年02月26日 08:51
  • 長さん

    りりいさん、コメントありがとうございます。
    カーネーションは1枚目の写真のように花色も多彩ですし、覆輪のものもありました。スターチェリーテッシノはカーネーションと言われてもちょっと信じられませんよね。
    2014年02月26日 09:22

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