昨日(2/21)、初めて世界らん展日本大賞を見に行きました。
会場は東京ドームで、2月23日まで開催されています。
目指すは青い胡蝶蘭の展示です(特別展示「知られざる胡蝶蘭の世界」の一部)。
特別展示の入り口にあったギガンテアです(ボルネオ原産の希少種)。Elephant ears orchid(象耳蘭)の異名を持つように、胡蝶蘭の中で最大の葉を持つ種類。長さ50~60cmの葉(長いものは1mに達する)を5、6枚下垂させる。
これが世界初となる青い胡蝶蘭です。遺伝子組み換えにより誕生し、昨年1月に発表されました。
CANON EOS 60Dで撮影したんですが、実際より赤っぽく写ってしまいました。
目にした色の記憶を頼りに、レタッチソフトで青く修正したのがこちらです。
青い胡蝶蘭は、ファレノプシス・ウェディングプロムナード(Phal.Wedding Promnade、下の写真)というミディ胡蝶蘭に、ツユクサから取り出した「青い花を咲かせる遺伝子」を導入して作り出されました。青い胡蝶蘭の誕生までに約10年かかったそうです。
「寒緋桜旅行記 & 花の展覧会」は1回お休みします。
この記事へのトラックバック
この記事へのコメント
寿々木
nobara
胡蝶蘭が長い事かかってできたのですね。
パンダなど、沖縄で見せて戴いていましたよね。
オリンパスブルーなら出色するのでしょうか・・
今までにない色を生み出す、
大変な研究なのでしょうね。
オーキッドロードが素晴らしいですね☆
なおさん
コチョウランにもいろいろなものがあるので面白いですよね。ツユクサの色素を導入したというのもバイオテクノロジーの進化のたまものですよね。「青いバラ」はこれで青??といいたくなるものですが、コチョウランの方は誇張?でなく青い、と感じられるものでいいですね。
菜の花
全体を眺めると、黄色が目立っていましたね。
あのギガンテア、特に葉が大きかったですよね。青いコチョウランは、まず、上の画像を拝見し、いい色が出たな、と思いました。
shuuter
やはり少ない色ですかね。
創る人は面白いでしょうね。
最近バイオの技術も進んでいるので可能になったのでしょいうね。
長さん
青い胡蝶蘭は昨年1月に熱帯ドリームセンターで公開されたものと同じです。千葉大学の三位教授が開発したものだそうです。今回の展示も、特別に作られた部屋で、透明アクリルケースに収められていました。
長さん
バンダ属には青い花がありますが、胡蝶蘭では世界初ということのようです。オリンパスのデジタルカメラの発色は分かりませんが、キャノンの場合は、ニコンより更に赤みが強く出るように思います。ホワイトバランスの設定によっても違うのでしょうが、今回はオートで撮りました。
長さん
土日は混雑するので朝イチで行きました。入場は10時ちょっと過ぎでしたが、既にたくさんのお客さんでした。年配のおばさまが多く、花の前からなかなか移動していただけず、撮影には不向きですね。
キャノンの場合、紫~青の発色が実際と違うという感じがします。私がカメラを使いこなせていないということなのでしょうが…。
長さん
18日にいらっしゃいましたか。オーキッドロードには黄色系の蘭が多かったですね。あのギガンテア、象の耳と言われるだけのことはありますね。青い胡蝶蘭の修正画像は、妻も上の方が実際に近いと言っています。
長さん
どんな植物でも同じでしょうが、世界に存在しない花色を作り出したいという人間の欲望なのでしょうか。バイオ技術による成果の一つでしょうね。
ケン坊
予想通り...ケン坊はTVで”世界らん展”開催を知った時に、絶対に長さんは見に行くと断言してました>笑<
”青い胡蝶蘭”...素晴らしいですね。
色的には”らん”のイメージではありませんが、開発に10年の月日を費やしたんですね~ この世に出来ないモノは無いという程の技術の進歩には驚きです。
長さん
初めて見に行ったのに、予想されちゃいましたか(笑)。ネットでペア前売り券という一番安いのを見つけたんで…。
最初はツユクサの花粉を蘭に付けて、種が出来るのを待って育てるということから始めたらしいです。
eko
濃い綺麗な青ですね。存在しない色を作り出すのは大変な苦労があると思います。
葉の大きな胡蝶蘭、初めて見ましたが、面白いランがあるんですね。
オーキッドロードが素晴らしい~!
ポン太
それにしてもすごい会場ですね。
長さん
世界初の青い胡蝶蘭を作り出すなんて、科学の進歩というのは凄いことですね。
蘭の世界は人工の花がどんどん作り出されていますが、原種の中にもまだまだ面白いものがあるようです。
長さん
青い胡蝶蘭、珍しいですね。研究は色を作り出したことに留まらず、多くの個体を安定的に増やす段階になっているそうです。
日本最大の、もしかすると世界最大のらん展じゃないかと思います。
ののはな
長さん
デジカメの色の再現は完全ではないので、ちょっと手直しして見ましたが、スッキリした青が再現できたのではないかと思っています。ツユクサの青以外にもいろいろ実験したんでしょうね。
ミックン
碧いラン、素晴らしい色ですね。引き込まれそうになりました江東区夢の島の熱帯植物館でも、ラン展があり、そこで粘土で夢のランを作る催しがありました。碧い幻のランを創作しました。
長さん
デジカメ画像を加工して、なんとか実際の色に近付けて見ました。
年度のラン、いつか作品展を見たことがあります。今年の結果も検索して見ました。ミックンさんの作品も並んだでしょうか。
すーちん
象耳蘭ですか、こんな大きな
葉を付ける、理由が有るんで
しょうね、話題になった青の蘭
凄いですね
mori-sanpo
今年は世界らん展をうっかり見過ごしていました。長さんの写真で楽しませていただきます。
長さん
ギガンテアはボルネオ島の熱帯雨林に生える着生ランだそうで、光を少しでも多く受け取るために葉が大きくなったのではないでしょうか。
青い蘭、色が素晴らしかったです。
長さん
青い蘭、何とか色を再現してみました。
朝一で行ったんですが、やはり混んでいました。じっくり写真を撮るなんて出来る雰囲気ではないので、気に入った写真は撮れませんでした。
みっきい
ゆっくり写真も撮っていられないでしょう?
青い胡蝶蘭の誕生までに約10年もかかったという青い色なのですね!実物を見てみたいと思います!!
でも長さんの撮影で堪能しています。
すばらしい写真ばかりですもの!ありがとう!
長さん
週末の土日を前にした金曜日の午前中ですが、大変な人出で、写真を撮るのにも一苦労でした。
青い胡蝶蘭はバイオ技術の成果ですから、盗難に遭わないよう、大きなアクリルケースの中で咲いていました。とても綺麗でしたよ。