ソシンロウバイ、ハナユ、キシュウミカン & カトレアとその近縁種(1)

 1月24日、つくば植物園に行って、主に温室で咲く花を撮ってきました。
 今回は、遅ればせながら、ソシンロウバイなど、屋外で撮った写真です。らん展と2本立てで、長くなっています。

ソシンロウバイ (素心蝋梅)
ロウバイ科ロウバイ属の落葉低木。中国原産。ロウバイの変種と言われる
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ハナユ (花柚)
ミカン科ミカン属の常緑低木。原産地は中国の長江上流域。
ゆずの近縁種で、花ゆずとも言われる。葉柄に翼が付いているのが特徴。
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実の大きさは4cmくらいでした
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キシュウミカン (紀州蜜柑)
ミカン科ミカン属の常緑低木。原産地は中国浙江省。
日本に蜜柑として最初に広まった品種。各房に種がある。
西日本では小ミカンと呼ばれ、サクラジマミカン(桜島蜜柑)と品種的には同一
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小ミカンと言われるように、直径は4~5cmくらい
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 次回から温室の花を紹介します。
 (つづく)



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第53回AJOS洋らん展 カトレアとその近縁種(1)

 1月10日、池袋サンシャインシティで行われていた第53回日本洋蘭協会(AJOS)のらん展で見た花たちです。
 今回からカトレアとその近縁種を紹介します。
 中南米原産のカトレアは四大洋ラン(カトレヤ・パフィオペディルム・デンドロビウム・シンビディウム)のトップに挙げられ、洋ランの女王と言われています。カトレアとひとくくりにしますが、原種は10近くの属に分類され、更に属間交配で人為的に作り出された50近くの属が含まれるそうです。

カトレア・トリアネイ(原種)
Cattleya trianaei
スタンダードなカトレア。コロンビア原産
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リンコレリオカトレヤ・ウォーム・カラー‘ビッグ・フット’
Rlc. Warm Color 'Big Foot'
大輪のカトレア近縁種(交配種)です
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リンカトレアンセ・トウキョウ・ベイ‘ビクトリー’
Rhyncattleanthe Tokyo Bay 'Victory'
私たちがカトレアとしてイメージする花の形ですね
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ブラソレリオカトレア・クラウンプリンセスマサコ
Blc. Crown Princess Msako 'Giant Frest'
雅子妃にちなんで名付けられたのでしょうか?
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ブラソレリオカトレア・ゴールデンゼル
Blc.Goldenzelle 'Lemon Chiffon'
黄色いカトレアも魅力的です
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レリア・カナリエンシス‘ゴールデングロウ’
L.Canariensis 'Golden Glow'
花弁の細いカトレア類もある
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下の4枚は、カトレア・ワルケリアナですが、同じ原種でも、個体によって
様々な変異が出るようです。これもラン栽培の魅力なのでしょう

Cattleya walkeriana 'Magobe'
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Cattleya walkeriana 'Hiro-Oishi'
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Cattleya walkeriana coerulea 'Lapis Lazuki #1' HCC/AJOS, AM/ACWJ
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Cattleya walkerana alba 'Perfect Charm' AM/ASS
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 次回も、つくば植物園の花と共に、カトレアとその近縁種を紹介します。
 (つづく)


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