第53回AJOS洋らん展 受賞作品から（３）

　今朝は今年一番の冷え込みになりました。外壁に吊した温度計はマイナス2度でした。しかし、快晴で窓越しの光が熱いくらいです。

　1月10日、池袋サンシャインシティで行われていた第53回日本洋蘭協会（AJOS）のらん展で、各賞受賞の作品の中からご紹介しています（受賞名は省略しています）。

カトレア・メロディフェア　（畑中弘子氏）
C. Melody Fair 'Christmas Day'
柔らかい紫色と濃い紫色のコントラストが見事


カトレア・ワルケリアナ　（都築　智氏）
C.walkeriana v. aquinii 'Gifu'
斑の色が濃いのは珍しいと思う


リンコレリオカトレア・シェリーズ・スピリッツ　（田辺　茂氏）
Rhyncholaeliocattleya Shellie's Spirits 'Early Spring'
こういうカトレアも好みです


パフィオペディラム・ベナスタム・アルバム　（峯田美智子氏）
Paph. venustum fma. album
小ぶりですが、茶色が入っていないので、とても美しい



デンドロキラム・テネラム　（上里忠彦氏）
Ddc. tenellum　（フィリピンに原生する着生種）
育てるのは容易だそうですが、これほどの大株にする技術は素晴らしい



リナトラエリア？　ブラッソレリオカトレヤのこと？　（鴻巣松男氏）
Rhynatlaelia Cosmo-Princess　（この属名はネット検索するも見当たらず）
中心に緑色が入っているので新鮮な感じを受けました



バンダ・バイブルー　（小島朝男氏）
V. Bai Blue
網目模様の花弁が特徴です

　次回は、小さな花が咲くランを紹介しますが、その前に、港七福神巡りの最終回が入ります。
　（つづく）

Comments

[寿々木]

どれも立派なランですね。流石受賞作品です。青色のランはバンダだけなんだそうですね。昨年は大学の先生が遺伝子操作で青いコチョウランが出来たと大騒ぎでしたが・・
沖縄、お天気が晴れだと良いですね。

[目黒のおじいちゃん]

毎回呻りたいほど素晴らしい作品ばかりです。開花日に合わせてみなさん苦労しているのでしょうね。

[shuuter]

洋蘭を栽培しはじめたころ　知識もないのに花がうつくしいからと　バンダを買い求めて栽培したことがあります。

夏の間花を眺めただけでした。
広い温湿度の管理できる場所が必要でした。

[無門]

こんにちは

カトレアは蘭の女王
バンダ類は
らんの王子様って感じかな
どちらもすてきです

[長さん]

寿々木さん、コメントありがとうございます。
そう言えば、青い洋らんはバンダ以外は殆ど見ませんね。一番下のバンダはホワイトバランスをオートで撮るともっと青くなりますので、なるべく元の色に近く写ったものを選びました。

[長さん]

目黒のおじいちゃん、コメントありがとうございます。
開催日は前年早い時期に発表されますから、皆さん開花調整をされていると思いますが、展示会はこれだけではないので、苦労されていると思いますよ。

[長さん]

shuuterさん、コメントありがとうございます。
バンダは栽培が難しい方ですか。私も難しそうなものには手を出さないようにしており、綺麗なものはこうしたらん展で楽しむようにしています。ミニ胡蝶蘭は手間いらずと聞いたので、購入しました。大切にしています。

[長さん]

無門さん、コメントありがとうございます。
カトレアは女王様の呼び名にふさわしく、ゴージャスですね。
バンダの園芸種は男性が好む傾向にあるそうです。

[eko]

やはりカトレアは美しいです。上から3番目の花、特に素敵です。
デンドロキラムの小さな花、こんなに大株にするのは大変でしょうね。
パンダバイブルーの網目模様も珍しくて素敵です。
洋ラン展、毎日目の保養をさせてもらっています

[ケン坊]

こんばんは。
パフィオペディラム・ベナスタム・アルバムが目を惹きました．．．それ以外はラン展の常連みたいですね。

[長さん]

ekoさん、コメントありがとうございます。
カトレアは良いですね。薄紫も良いですが、白がメインのものもなかなかのものです。小さい花が咲くランの場合、大株にして見栄え良くするようですが、これだけにするには難しいのだと思います。
まだまだランの花を続けますよ。お楽しみに。

[長さん]

ケン坊さん、コメントありがとうございます。
茶色の色素が抜けたパフィオは珍しいと思います。
その他の属はらん展ではおなじみのようですが、下から2番目のランはネットにも出ていない新しい属です。

[なおさん]

いずれも見事な出来栄えで、ずいぶんと管理がいいのが判りますね。お世話もタイヘンなのでしょうが、これだけ咲いてくれると、お世話のし甲斐もありますよね。

　今年は東京ドームの世界らん展に行こうかどうしようかと思案していますが、やたらと混雑するのが難ですよねえ。

[長さん]

なおさん、コメントありがとうございます。
やはり見る目がある人には管理が良い状態かどうか分かるんですね。
私たちレベルでは、凄いなー、綺麗だなー、程度です。
今年は妻が東京ドームに言ってみたいというので、前売り券を入手しようかと思っています。

[ポン太]

どれも素敵な花ばかりですね。何度も見ながら我が語彙の貧弱さに情けなくなっています。どれもいいけれど一番目の薄紫と濃い紫のカトレアが一番好きかな？

[長さん]

ポン太さん、コメントありがとうございます。
語彙の少なさは私も負けていませんよ（笑）。もっと気の利いた感想が書ければ良いのにと、いつも思っているんです。
カトレアの色々はそのうち投稿したいと思っています。

[りりい]

さすがカトレアは花の女王、ランの女王様ですね。紫と白の色合いにも風格というか気品を感じます。
東京ドームと言えば、今月第4週にキルトフェスティバルがあるんですよね。
見に行きたいのですが、仕事との日程が合わなくて・・・残念です。（休日には親戚の法事があるし。）

[長さん]

りりいさん、コメントありがとうございます。
カトレアは花弁が大きいし形も良く、ランの女王という名にふさわしい種類ですね。
キルトフェアが東京ドームであるのですか。キルトも愛好者が多いということですね。

[mori-sanpo]

すべて綺麗な洋らんばかりで目移りしてしまいますが、カトレアが一番馴染みがあります。
　しかし、カトレアもよく見るといろいろな種類があるんですね。

[nobara]

パフィオペディラム・ベナスタム・アルバムって
写真の縦横比がおかしい？と思えるほどですね。
なんか～魅力的？ですね。
デンドロキラム・テネラム　は大株ですね。
遠くからは、夏スゲ様にも見えました。
それはちょっと失礼ですね。
皆さんの熱意が感じられますネ☆

[長さん]

mori-sanpoさん、コメントありがとうございます。
カトレアはやはり見栄えがしますね。カトレアは仲間がたくさんできていますから、後日カトレアの仲間だけをまとめてアップしようかと思っています。

[長さん]

nobaraさん、コメントありがとうございます。
パフィオペディラム・ベナスタム・アルバムは側花弁がピンと伸びていますから、確かに、写真の縦横比を間違えたように見えますね。
デンドロキラム・テネラムがナツスゲに見える？おっしゃる通りです≪笑）。

[みっきい]

カトレアは一番優雅で女王様にふさわしいランの花ですね！長年、名古屋では松坂屋百貨店の包装紙で存在感を示していました。中身に付加価値をつけていました？
育てるには大変ですが、花はきれいなまま長持ちするので、愛好しています。
ラン展見に行きたいなあぁと思います。

[長さん]

みっきいさん、コメントありがとうございます。
松坂屋百貨店の包装紙はカトレアですか。調べてみたら、松坂屋は昭和32年にカトレアをシンボルフラワーに認定したんだそうです。カトレアは誰にも好かれる蘭ですから、好評でしょうね。

[すーちん]

お早うございます
べナスタムとか黄色系が
好みです、素晴らしいの一語に
つきますね

[長さん]

すーちんさん、コメントありがとうござます。
赤系がお好みかと思いましたが、ランは黄色系がお好みですか。
これだけのものを自分で育てられたとしたら、どんなに楽しいことでしょう。