そば処 時遊庵あさかわ

信州そばと温泉の旅(6)

 11月28日の昼食は、妻が検索した安曇野のそば処・時遊庵あさかわを訪ねました。口コミでも美味しいという。
 先ずは地図をご覧ください(北は右方向。大きくなります)。中央上やや右の赤い矢印が時遊庵あさかわです。中央下の青矢印が、午前中見学した穂高神社、水色の線が散策した道です。
 地図の左上、緑の矢印がこの日の宿・ほりでーゆーで四季の郷、その右下に国営アルプスあずみの公園があります。
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 時遊庵あさかわの入口と、建物を通り過ぎて反対側から見たあさかわです。シーズンなら時遊庭と名付けられた広い庭を見て回るのも良いらしい。
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 丁度、団体客が出てきたところで、すぐに座席へ案内されました。
 店内と、壁に飾ってあった写真です。これは創作人形作家の高橋まゆみさんの作品です(高橋まゆみさんと人形館のHPはこちら)。爺婆や子どもの人形ですが、表情や仕草がすばらしく、実物を見てみたくなりました。
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 お品書きを見て注文。壁には民芸風の魚の飾りが…。
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 待つこと20分ほど、これがもりそばです。そばは一度に三人前しかゆでないそうです。器は作家ものを使っており、これは漆塗り。ナンテン、モミジ、竹の葉などがあしらってあります。
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 地粉北海道産を使った中細打ちで、腰もあり、文句なし。前日の古ばやし安曇野庵を上回ります。これで840円ですから、安いです。お通しの漬け物やそば湯も美味い。
 「おいしいそば屋はどこの町にもある。なぜ、わざわざ来てくれるのか。安曇野だからなんです」とは、地域紙に掲載された店主・浅川政昭さんの言葉です。
 写真は、店主と意気投合したTADAOさんが頂戴した安曇野の風景写真です。
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 午後は安曇野ちひろ美術館を訪ねます。
 (つづく)

この記事へのコメント

  • nobara

    お名前は聞いたことのあるお蕎麦屋さんですね。
    季節が良ければお庭も素晴らしかったでしょうね。
    更級系のお蕎麦でしょうか・・美味しそう。
    ちひろ美術館の子どもの椅子は夫の知人の作です。
    そちらも楽しみですね~♪
    安曇野に来るときはいつも決まったペンションでした。おおきなブランコがあり子供たちが大好きでした。
    2013年12月06日 15:42
  • みっきい

    こちらも有名なお蕎麦屋さんなのですね!
    お庭もよし、器もよし、南天の葉が心地よく、
    おそばが更に美味しく思われました。
    蕎麦湯もおいしかったのでしょう!
    わざわざ安曇野まで行って食べるソバ!最高!
    明日は「安曇野ちひろ美術館」ですか?
    名古屋からバスで4時間…、何年か前に行きました。
    2013年12月06日 17:02
  • 寿々木

    美味しい蕎麦に出会えて良かったです。これがざる蕎麦ですか?ザルに入っていませんね。私は蕎麦通ではありませんから、あまり言えないですが、木祖村奈川のソバは香りがいいです。時間によっては、おばさんが目の前で切っていたりして、見るのも楽しいです。
    2013年12月06日 17:38
  • なおさん

    武蔵丘陵森林公園のボランティアの施設見学で国営アルプスあずみの公園は行ったことがありますが、そのときはお蕎麦屋さんは寄りませんでした。本場の蕎麦屋さん巡りも楽しそうでイイですよねえ。

     ちひろ美術館もたのしみなことですね。
    2013年12月06日 18:21
  • 目黒のおじいちゃん

    立ち寄ったことがございます。平日なのに随分待たされたと記憶しています。ちひろ美術館に行かれますか?
    wikipediaには触れていませんが幼い頃目黒区に住んでいたと安曇野の美術館で教えてもらいました。松本善明の奥さんだったとは今夜知りましたよ。
    2013年12月06日 18:34
  • コスモス

    さすがネットで評判のおそばやさんですね。20分待ったかいがありましたか。
    ちひろ美術館には2回行きました。ともに暑い時でしたので、もう少し季節のいい時に行ってまわりをゆっくり散策したいです。
    2013年12月06日 20:12
  • 長さん

    nobaraさん、コメントありがとうございます。
    ここの店主は15年続けたギャラリーを畳んで蕎麦屋を開業したそうです。色から見ると更級系でしょうか。
    美術館の子供用の椅子ですか、注意してみていなかったのでどんな形だったか記憶にありません。申し訳ない。
    2013年12月06日 22:35
  • 長さん

    みっきいさん、コメントありがとうございます。
    口コミで知名度が上がったそうで、各地からお客さんが来るらしいですよ。そばだけでなく、器や盛りつけにも気配りが感じられます。そば湯は少し濃いものでした。
    安曇野は名古屋から4時間かかりますか。
    2013年12月06日 22:38
  • 長さん

    寿々木さん、コメントありがとうございます。
    美味しかったですよ。お品書きにはざるそばと書いてありますが、普通はもりそばと呼ばれるものですね。
    奈川のそばも有名だそうですね。とうじそばと言うらしいですね。
    2013年12月06日 22:43
  • 長さん

    なおさん、コメントありがとうございます。
    国営アルプスあずみの公園は2カ所にあるようで、今回言ったのは南側の方でした。安曇野まで行っておそばを食べられなかったは残念ですね。
    2013年12月06日 22:45
  • 長さん

    目黒のおじいちゃん、コメントありがとうございます。
    あさかわにいらっしゃいましたか。1回に3人前しかゆでないそうなので、1時間待ちはざららしいですね。
    ちひろさんは14歳の時に中目黒に移り、岡田三郎助からデッサンや油絵を教えてもらったそうです。ちひろさんの最初のご主人は自殺してしまい、松本善明さんは2人目のご主人です。
    2013年12月06日 22:50
  • 長さん

    コスモスさん、コメントありがとうございます。
    評判の蕎麦屋さんでいつもまたされるそうです。ちょっと蛭をずらして行ったので、20分待ちはラッキーでした。
    安曇野ちひろ美術館のあたりは初夏に行きたいですね。
    2013年12月06日 22:53
  • ポン太

    おいしいお蕎麦に巡り合えてよかったですね。店主、浅川さんの「、、、安曇野だから、、。」という言葉にも好感が持てますね。
    高橋まゆみさんの人形も素晴らしいですね。明日はちひろ美術館ですか。うらやましいです。
    2013年12月06日 23:03
  • 長さん

    ポン太さん、コメントありがとうございます。
    このそば、840円という値段が信じられないくらいの美味しさででしたよ。妻も良い店を選んだものです。
    浅川さんは確固たる信念の下、そばだけではないこだわりを持っていらっしゃるようです。
    ちひろ美術館の館内や展示作品を紹介できないのは残念です。
    2013年12月06日 23:16
  • shuuter

    蕎麦の美味しいものに出会うと また出かけたくなりますね。
    地域に根づいたお蕎麦屋さん 飾りから器まで 品揃いですね。

    安曇野の風景写真 長野の田園 そのものですね。
    2013年12月06日 23:44
  • ケン坊

    おはようございます。
    ざるそばともりそば...いろいろと説がありそうですね。これ(写真)で一人前ですよね? これはまさに”もりそば”ですよ>笑<
    薬味は一皿2人前なのかな~ まぁ細かいことは良いですが、何気ない柔らかい店内の飾りつけや器への拘りが感じ取れます。これも人気店たる所以でしょうか。
    2013年12月07日 05:53
  • 無門

    こんにちは

    安曇野だから・・・
    そうですね
    お蕎麦は水が命
    その土地ならではの
    水が味を決めるようです
    2013年12月07日 07:15
  • 信徳

    お早うございます!
    写真見ても腰が強そうで美味しそうなソバですね。朝飯まえで涎が出て来ました(笑)。
    2013年12月07日 07:22
  • 長さん

    shuuterさん、コメントありがとうございます。
    この蕎麦屋さんはとても良心的だと思います。この味、この器でたった840えんですからね。
    多分、風景写真もご主人が撮られたものでしょう。
    2013年12月07日 08:10
  • 長さん

    ケン坊さん、コメントありがとうございます。
    もりそばとざるそばの違い、ちょっと調べてみたら、海苔の有無だけの差ではないことがわかりました。昔はもりそばより高級なもの(そばも出汁も)のをざるそばと呼んだそうです。
    2013年12月07日 08:21
  • 長さん

    無門さん、コメントありがとうございます。
    そばの味は水にも左右されますよね。ここ安曇野は北アルプスの伏流水自体が美味しいのですね。
    2013年12月07日 08:23
  • 長さん

    信徳さん、コメントありがとうございます。
    腰があって短めのそばで、とても美味しかったですよ。
    よだれが出ましたか。朝からすみません(笑)。
    2013年12月07日 08:25
  • すーちん

    お早うございます。
    こういうお店は
    色々種類は無くて
    ざるそばだけなんで
    しょうね
    器もステキですね
    2013年12月07日 09:20
  • 長さん

    すーちんさん、コメントありがとうござます。
    おそば専門店でつゆそばをメニューにしない店もあるようですね。ここは、ざるそば基本に、に天ぷらやトッピングというスタイルでした。
    2013年12月07日 09:24
  • りりい

    高橋まゆみさんは婦人雑誌などによく作品が登場する人形作家さんですね。
    写真しか見たことがないので、実物を間近で見てみたいです。表情が何ともいなく優しいです。
    おそばがおいしそう。
    2013年12月07日 09:43
  • 長さん

    りりいさん、コメントありがとうございます。
    高橋さんの人形はとても暖かい、ほのぼのしたものを感じますね。実はこの店主、15年間ギャラリーを開いていたそうです、高橋さんもお友達のようでした。
    2013年12月07日 10:26
  • mori-sanpo

    美味しいおそば屋さんが見つかって良かったですね。
     安曇野は、私がいました当時から見ますと、随分魅力的になったように思えます。
     この辺りには、自称そば打ち名人が多くいますが、信州そばはやはり全国一の味ですね。
    2013年12月07日 11:37
  • 花咲か爺

    中々お寄りできずに、ご無沙汰ばかりですみません。確かに<「おいしいそば屋はどこの町にもある。なぜ、わざわざ来てくれるのか。安曇野だからなんです」>なのかも知れませんが、その店の雰囲気、店主の人柄などもご馳走の条件ですね、たまに出かける出石の蕎麦屋も何十軒もある中で寄る店は店主の何時に換わらぬ気さくさに同じ店に寄ってきます。
    2013年12月07日 14:34
  • 長さん

    mori-sanpoさん、コメントありがとうございます。
    味覚は人それぞれですから外れもありますが、この蕎麦屋さんは美味しかったです。
    ここの店主もこだわりの味で自称そば打ち名人かも。
    安曇野市は広くなったので、観光協会も力を入れて宣伝しているようでした。
    2013年12月07日 15:27
  • 長さん

    花咲か爺さん、コメントありがとうございます。
    繁盛店ともなると、なかなかお客さんとの直接的な交流は持てませんが、味、店の雰囲気、盛りつけやサービスの心遣いなどはリピートの決め手になりますね。
    2013年12月07日 15:30

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