旧千国街道を歩く

信州そばと温泉の旅(5)

 11月28日、午前中の観光は、安曇野市観光協会のガイドマップを参考に歩きました。
 JR大糸線と平行するように旧千国街道が通っており、穂高駅の東側辺りには古い家や土蔵が並んでいる地区がありました。
 八十二銀行の裏手にある大型の土蔵です。横にスライドする窓が付いているのが珍しい。
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 格子戸が並ぶ民家           イチイ(一位)の赤い実
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 土蔵造りの家。安曇野で自由民権運動を展開した松沢求策の生家だそうです。
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 この土蔵の家は凄いです。棟飾り等が見事です。
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 左下、枡形の跡。ここで街道は左に曲がっていた。右下、二十三夜塔、庚申塔、道祖神。
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 大糸線の線路方面へ歩きます。
 まだモミジの紅葉が残っていました。右下はコマユミ(小真弓)だろうと思います。
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 線路沿いに煉瓦敷きの遊歩道が整備されており、線路越しに碌山美術館が見えました。
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 テンニンギクの咲き残り。        大糸線は2両編成でした。
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 穂高駅近くまで戻ってきました。逆光のモミジが綺麗でした。
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 12時半頃、穂高神社の駐車場に戻り、美味しいと評判のそば屋さんに向かいました。
 (つづく)

この記事へのコメント

  • 無門

    こんにちは

    鬼瓦に鯱鉾まで
    民家とも思えない作りですね
    これでは火も寄せ付けませんね
    2013年12月05日 16:18
  • 長さん

    無門さん、コメントありがとうございます。
    鬼瓦に鯱鉾付き黒漆喰の見世蔵としかネットで検索できませんでしたが、かなりお大尽の家だったのでしょう。
    2013年12月05日 17:41
  • 寿々木

    安曇野の街を歩かれましたか、昼食前の腹ごなしというわけですね。イチイの大木は上高地でお馴染みなんですが、実がなるとは知りませんでした。
    2013年12月05日 17:45
  • 長さん

    寿々木さん、コメントありがとうございます。
    イチイの実は花の数ほどできないようですが、赤いから目立ちます。大木だと気づかないかも知れませんね。
    2013年12月05日 17:52
  • shuuter

    旧街道筋を歩くのはいいですね。
    古い二十三夜塔、庚申塔、道祖神を見て歩くのは好きです。
    この三つは昔はばらばらにあったものを集めたものですね。
    2013年12月05日 18:30
  • 長さん

    shuuterさん、コメントありがとうございます。
    旧街道を歩くなら暖かい季節の方が良いですね。今は寒いです(笑)。この塔や道祖神はコンクリートで固めてありますから、どこかから集めてきたものでしょう。
    2013年12月05日 18:43
  • なおさん

    南小谷あたりの塩の道は山里の感じがいいのですが、このあたりは街なかですねえ。川越の蔵造りの町並みとはまた感じが違い、興味ぶかいですね。

     イチイの実は甘くておいしいのですが、なかの種子は有毒ですので、噛まないで飲みこまないよう吐き出さないといけませんね。笏を作ったり弓を作ったりした有用な樹ですね。
    2013年12月05日 19:43
  • nobara

    安曇野、好きな街です。
    音の響きがいいですよね(そんなところから女子は入ります((((^Q^)/ )
    千国街道ってお化粧をした道祖神が居たような?
    イチイって緑と赤の実をくっつけてつく?
    赤い部分はゼリー菓子みたいで美味しいです。
    なおさんのおっしゃるように食べ過ぎないのがいいですが・・試食してみる価値はありますね。
    安曇野の蕎麦なら間違いないでしょう。
    2013年12月05日 20:01
  • ポン太

    古い立派な家が残っているのですね。鯱鉾までのっています。格子戸が並ぶ民家も落ち着いたいい感じ。
    イチイの木ってしゃくを作ったという木ですね。
    2013年12月05日 20:30
  • Tatehiko

    信州辺りからは主権在民の志士たちが多く出ているのですね。
    こういう気骨ある人士の排出する風土と言うものにも関心を持っています。
    2013年12月05日 20:58
  • 長さん

    なおさん、コメントありがとうございます。
    この辺は町中ですから旧千国街道も道幅を広げられているようです。
    イチイの種は有毒ですか。食べなくて良かった(笑)。
    イチイで笏を作ったという話は有名ですね。飛騨では一位一刀彫りを売ってました。
    2013年12月05日 21:14
  • 長さん

    nobaraさん、コメントありがとうございます。
    確かに安曇野って響きが良いですね。あづみのとひらがなで書いても良い感じ。
    彩色の道祖神ですか、面白い。今回散策した道では見かけませんでした。
    今度イチイの実を見つけたら試食してみます。
    2013年12月05日 21:21
  • 長さん

    ポン太さん、コメントありがとうございます。
    この辺りは千国街道の保高宿があったところで、塩の道の宿場町として栄えた名残なのでしょう。
    飛騨の一位の木で笏を作ったそうですよ。
    2013年12月05日 21:26
  • 長さん

    Tatehikoさん、コメントありがとうございます。
    安曇野で自由民権運動が発展したというのは意外でしたが、松沢求策という優れた人物がいたからなんですね。
    2013年12月05日 21:33
  • eko

    古い家や土蔵の立ち並ぶいい雰囲気の街並みですね。
    4段目の土蔵、立派なものですね。
    イチイの実初めて見ました。こんな可愛い実がなるんですね。
    2013年12月05日 22:26
  • 長さん

    ekoさん、コメントありがとうございます。
    こんな家ばかりが並んでいると良いのですが、現代ではそうもいきませんねー。
    2番目の黒漆喰の見世蔵は凄いです。すべての棟に鯱が乗っています。
    イチイの実は中央が凹んでいて、中に黒い種が見えるんです。
    2013年12月05日 22:48
  • ケン坊

    おはようございます。
    立派な土蔵が多いのに驚きました。特に棟飾りの凄い土蔵は新しそうですが”リフォーム”したんでしょうか?
    白壁の塗り直しや瓦などの葺き替えをしたのかも知れませんね。
    鬼瓦に鯱鉾...大きな商人だったんでしょうね。
    2013年12月06日 05:37
  • 長さん

    ケン坊さん、コメントありがとうございます。
    この立派な黒漆の見世蔵は屋根を吹き替えたらしく、漆喰も塗り直したようです。説明板もなく、ネットにも情報がないので分かりませんが、きっと大きな商いをしていたのでしょう。
    2013年12月06日 08:05
  • 目黒のおじいちゃん

    白馬に泊まったときに塩の道を散策した事があります。
    謙信の人格が彷彿としましたね。
    2013年12月06日 08:49
  • mori-sanpo

    安曇野はゆっくり見て歩けば見どころはかなりありますね。
     久しぶりに懐かしい風景を見させていただきました。
    2013年12月06日 09:15
  • すーちん

    お早うございます。
    見事な土蔵造りが並んでますね
    安曇野又行ってみたいです
    2013年12月06日 09:34
  • 長さん

    目黒のおじいちゃん、コメントありがとうございます。
    白馬辺りだともう少し北ですね。敵に塩を送るの故事が思い出されますね。
    2013年12月06日 09:55
  • 長さん

    mori-sanpoさん、コメントありがとうございます。
    安曇野はやはりのどかな風景を楽しみたいですね。四季折り折り良いところがあるでしょうが、やはり緑が欲しいです。
    2013年12月06日 09:58
  • 長さん

    すーちんさん、コメントありがとうございます。
    土蔵作りは立派なものがありました。特に、鯱鉾の付いたお宅は凄いです。陽気の良い頃また歩いて見たいものです。
    2013年12月06日 10:01

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