その通路を利用して「クリスマスを彩る植物展」が行われていました。
2回に分けて、展示されていた植物を紹介します。
< 「クリスマス」の名がつく植物たち >
クリスマスローズ
クリスマスローズという名は、本来12月に開花する「ニゲル」という原種のみに付けられていた名前だそうです。
ヨーロッパではポインセチアよりヒヤシンスやニゲルの方が人気だとか。
写真は、フォーエバーエンジェルという品種。キンポウゲ科。
クリスマスジングルベル
イギリスでクレマチス・シルホサを原種にして作られた冬咲きのクレマチスです。
花の白く清らかなイメージから、クリスマスジングルベルの名が付いたそうです。
キンポウゲ科。
クリスマスブッシュ
正式名はニューサウスウェールズクリスマスブッシュという長い名前です。
開花後に萼が鮮やかな深紅色に変化し、原産地のオーストラリア(クリスマスは夏)では大人気の切り花とか(日本では6月頃に開花)。
クノニア科。
クリスマスベゴニア
フランスの育種家によって作られた冬咲きのベゴニアです。
アラビア海ソコトラ島産のソコトラーナと、南アフリカ産のドレーゲイという2種類の球根ベゴニアを交配。
シュウカイドウ科。
写真、左手前、クリスマスカクタス(シャコバサボテン、デンマークカクタス。サボテン科)には花が付いていませんでした。
< 「雪」をイメージさせる植物たち >
アサギリソウ
銀葉の植物は、クリスマスを演出する植物として大活躍します。
写真はアサギリソウ(キク科)ですが、他には、シロタエギク(キク科)、エレモフィラニベラ(ハマジンチョウ科)、ピティロディア・フェアリーピンク(シソ科←クマツズラ科)、カロケファルス(キク科)が挙げられていました。
コットン(綿)
昔は、クリスマスツリーに飾る
雪の代わりは綿でしたが、現在はポリエステルになってしまいましたね。
写真の右手前は和綿(ワワタ・ワメン)。
アオイ科。
< ツリーに使う植物たち >
モミ
モミの木だけは通路に置けず、イベントホールの入口付近に置いてありました。
マツ科。
ツリーに使う植物としては、他に、コニファー・ゴールドクレスト(ヒノキ科)、サントリナ(キク科)、ピヌスピネア(イタリアカサマツ。マツ科)が挙げられていました。
簡単に飾り付けされていますが、松ぼっくりや木の実などの素材や接着剤などが用意してあり、見学者がオーナメントを作成して、付けられるようになっていました(持ち帰りも可)。
12月12日撮影。
(つづく)
この記事へのコメント
nobara
楽しみはこれからですかね~
クリスマスベゴニア、何年も楽しんだ株が有ったのですが、今は消えてしまいました。
リフォームが終わるまで我慢+がまんです。
これから2週間はどうなるのか・・皆目見当もつきません。新年を迎えられるのか・・どうしましょ!
やっと職人さんの手配がついたようです。
Xmas、長さんのようなイベントに行けたらいいのですが・・・
なおさん
うちのニゲルはクリスマスには咲かずに、2月はニゲルという頃に咲きます。代わりにクリスマスカクタスの紅が花盛りです。
アサギリソウなどシルバーリーフの観葉種も人気がありますよね。アサギリソウはうちでも鉢があります。
モミの木の他にもドイツトウヒとかいろいろなコニファーとかでツリーにしますね。ヒマラヤスギにイルミとか飾るところもずいぶんありますね。
長さん
ニゲルの花芽が大きくなりませんか。我が家のシコンノボタンと同じです。妻がつぼみを半分ほど摘んだら、少し紫色が見えてきました。冬に咲くベゴニアは貴重ですが、残念でしたね。
リフォームはまだ未着工でしたか。年末なのに忙しいですね。
長さん
AKO47は上手いですね。座布団1枚(笑)。クリスマスローズも、クリスマスカクタスも咲かせるのは大変らしいですね。
我が家には銀葉類はありません。シルバーなら二人いますが(笑)。
クリスマスツリーにふさわしいのは幹が直立した針葉樹ですね。ヒマラヤスギは大きくなるから飾り付けが大変だ。
無門
クリスマスは
サンタカラーが定着しましたね
この時期
赤と白は
温かさを感じます
長さん
商店街はクリスマス商戦まっただ中、赤、緑、白と色とりどり。賑やかなのは良いことです。
寿々木
長さん
あと10日でクリスマスですから、時期を得た企画だと思いました。私もジングルベルという名のクレマチスは初めて見ました。
アサギリソウの花は8~9月に咲くそうですが、花を咲かせると葉の色が悪くなるとかで、摘んでしまうらしいですよ。
花咲か爺
長さん
クリスマスと名の付く植物、結構ありますね。クリスマスホーリーはセイヨウヒイラギのことですね。次回に登場します。
ポン太
長さん
今、クリローと短縮しても分かる花として親しまれているクリスマスローズ、昔は一つの品種名だったんですね。クリスマスはクリスチャンだけでなく、もはや日本人の行事のようになってしまいました。
shuuter
クリスマスローズに始まり クリスマスとつく花多いのですね。
日本にもクリスマスが定着しましたね。
クリスマスジングルベルのはなもあるのですか。
ジングルベルやホワイトクリスマスの曲が街中を流れ出しますね。
すーちん
クリスマスローズ初めて
見た時吃驚しました
こんな色合いの花が有る
のかと、フユ咲きクレマチス
ステキですね
長さん
クリスマスまであと1週間ちょっとですね。年寄りにはあまり関係のない行事ですが、子供達や若者は楽しみにしているでしょう。
クリスマスジングルベルなんてクレマチスがあるのにはびっくりです。
長さん
クリスマスローズやクレマチスは嵌まりもので、愛好者も多いことでしょう。クリスマスローズは寒い頃咲きますが、クレマチスの中にも冬咲くものがあるんですね。
信徳
mori-sanpo
クリスマスジングルベル、なかなか魅力的な花ですね。わが家にも一鉢欲しくなりました。
長さん
お宅のニゲラもクレマチスも二ヶ月先ですか。早く咲かせるにはある程度温度調整とか日照調整が必要なんですかねー。
Tatehiko
ヨーロッパでも地中海気候の温暖な地方のものなんでしょうね。そんなことを思ってしまいます。
長さん
クリスマスは世界的には歴史があるので、縁の植物が多いのでしょう。冬咲きのクレマチスも良いものですね。
長さん
クリスマスローズは園芸種が科なり多いと聞いています。それぞれ個性があり、環境によって開花期も異なるのかも知れません。
eko
クリスマスジングルベル、素敵な花です、名前も良いですね。
クリスマスベゴニア、冬に咲く品種もあるんですね。ベゴニアは種類が数限りなくありますね。
アサギリソウ、なんとも言えない葉の色が大好きです。
長さん
クリスマスローズは色んな種類がありますが、一般家庭では少し暖かくならないと咲かせられないかも知れませんね。
クリスマスジングルベルは上品なクレマチスですよね。
冬に咲くベゴニア、我が家には園芸店で買ってきた球根ものが咲いています。
ケン坊
クリスマスという冠の付いた花の多いこと...
クリスマスローズ(1枚目)の写真がケン坊にはお気に入りです。
長さん
クリスマスローズの写真が気に入っていただけましたか。逆光なので、花(萼)から光が透けて見えるんです。フラッシュで撮ったものもあるのですが、これにして良かった。