松本 浅間温泉 湯々庵枇杷の湯

信州そばと温泉の旅（１０）　（最終回）

　11月29日、旅行最終日ですが、この日も温泉とそばを愉しみました。
　本陣等々力家の見学後は、近くにある「安曇野の里」で「あずみのガラス工房」（HPはこちら）を見学しました。
　若い男女が右の男性から指導を受けているようでした。
　吹きガラスの体験もできるそうです。


　3カ所目の温泉は松本市内にある浅間温泉です。
　妻の希望で、温泉街入口にある「開運堂柳沢商店」で甘くるみをお買い上げ。ここもネットの口コミです。

　目指す日帰り温泉は温泉街の奥まったところにある「湯々庵枇杷の湯」（HPはこちら）です。
　湯々庵枇杷の湯の歴史は今を遡ること400年の昔、初代松本城主 石川氏が浅間に湯御殿を造営し、湯殿を整備したことから始まったとのこと（HPから）。
　まずは、城主専用だったという離れの露天風呂へ。モミジの紅葉を愛で、竹林が風でそよぎ、竹同士が打ち当たる音を聞きながらのんびり。

　本館に戻って、檜の露天風呂付き内湯も堪能。

　昼食は食事処の「草創庵」（HPはこちら）で、おそばです。
　和室のテーブル席でいただきました。右下は、食事処の廊下から見た庭で、左奥の建物が内湯の建物。手前の松は松本城主石川康長公（築城者）お手植えの松。


　手打ちざるそばです。勿論、美味しかったです。

　ネットによると、もりそばとざるそばの違いについて、海苔のあるなし区別もあるけれど、「ざるそばはもりそばの高級なもので、専用の出汁でいただくもの」という違いもあるのだとか。

　今回、3回とも昼食はそばにしましたが、どれも美味しかった。
　あえて順位を付けるとしたら、1位は時遊庵あさかわ、2位はこの草創庵、3位は古ばやし安曇野庵ということで、皆さんと意見が一致しました。
　温泉の順位ですか。勿論、白骨温泉がトップです。2位は枇杷の湯かなー。

　高崎のTADAOさん宅でお茶をごちそうになり、家庭菜園（というには広すぎ）で取れた大根、白菜、アスパラナ、ネギ、カボチャなどを頂戴し、帰路につきました。TADAOさんご夫妻に、感謝です。

　始める前に、「なるべく短期間に収めるつもりです」なんて宣言しましたが、やはりダメでした。だって、ネタがありすぎなのですから。
　長らくお付合い頂き、ありがとうございました。

　さて、次回から投稿するネタがないぞ。どうしよう。

Comments

[目黒のおじいちゃん]

今回の旅も楽しませていただきました。私たちが旅した先とWったり違ったりですけど⇒大半が違うようです。
それだけに有難いことでした。

[shuuter]

長サンはブログテーマを決めておられませんのでいかようにもつづれますね。
私は「里山」の看板をあげていますので　こだわりますね。

どのようなテーマ展開されるのか　楽しみにしています。

[長さん]

目黒のおじいちゃん、コメントありがとうございます。
お楽しみいただけたようで何よりです。今回も「長さんトラベル」オリジナル企画でした（笑）。

[長さん]

shuuterさん、コメントありがとうございます。
そうですね。リタイア生活ですから何でもありです（笑）。
何にでも好奇心がわきますので、テーマは絞れませんが、あえて言うと、花と旅ですかね。

[eko]

温泉と蕎麦の旅、楽しまれましたね。
行ったことのある場所は懐かしく、行ったことのない場所は、今後の参考にとメモしました。
やはり白骨温泉は良かったようですね。

[なおさん]

今昔物語にも信濃のクルミをサナダムシの生まれ変わりの国司に献じる話が出てきますので、その当時から信濃のクルミは知られていたのでしょうね。
　蕎麦の名所は、昔はイネの栽培が出来ないようなところが中心だったのでしょうが、今はあちこち名所もできたのでしょうね。

　仕事が休みのときしかネタ集めが出来ない、というとネタ切れさせないためにもタイヘンですが、リタイア生活ですとネタも集め放題？？でイイですねえ。

[みっきい]

「信州そばと温泉の旅」の１０回連載、ありがとう！
楽しく読ませていただきました。
写真ルポライターさん以上です！
信州そばを食べたくなりました！！

[無門]

こんにちは

味わい尽くした信州の旅
花鳥風月
物見遊山
これぞ旅ですね

[長さん]

ekoさん、コメントありがとうございます。
そばと温泉というテーマで企画してみましたが、おおむね成功と言って良いと思います。参考になれば幸いです。
白骨温泉はマイカーでないとチョット不便なところが難ですね。

[長さん]

なおさん、コメントありがとうございます。
信濃のくるみはわが国最良と言われているそうですね。
コメの減反で転作物としてそばの生産量が増えているそうですよ。
明日からのネタ、今日仕込んできましたよ（笑）。

[長さん]

みっきいさん、コメントありがとうございます。
写真ルポライター以上なんて、褒めすぎですよ。木に登って見せましょうか、と言いたいところですが、握力が衰えて…（笑）。

[長さん]

無門さん、コメントありがとうございます。
花鳥風月、物見遊山ですが、鳥と月は見落としました。
上を見なきゃいけなかったんですね（笑）。

[電光アズマ]

いつも楽しい記事をありがとうございます。
国内にも素晴らしいところがたくさんあるのだと改めて実感させられました。今後もご活躍、楽しみににさせていただきます。

[長さん]

電光アズマさん、コメントありがとうございます。
海外旅行も良いけれど、日本の良さを再確認する旅でもありますね。日本国内でも、まだまだ行きたいところがありますよ。

[ポン太]

城主専用だったという露天風呂、いかにも露天風呂という感じでいいですね。本館のお風呂も立派。やはり日本人は温泉が旅の目的の一つでいいですね～。
もりそばとかけそばのちがい、へ～な～るほどでした。
私は食べても分からない（笑）。

[長さん]

ポン太さん、コメントありがとうございます。
風が強い日で竹が打ち合う音や木々の葉擦れの音がして、野趣満点の露天風呂でしたよ。温泉は上がった後もポカポカして寒い日は良いですね。
概ね800円以上のおそばなら間違いないでしょう。

[ケン坊]

おはようございます。
今回は蕎麦で始まり温泉・蕎麦・温泉・蕎麦とお蕎麦と温泉三昧の旅でしたね。
もちろん信州ならではの観光スポットも外さず流石は長さんの企画力を存分に発揮ですね。
最近は畳の部屋で椅子付テーブルスタイルが増えましたね。最初は違和感がありましたが最近では自然な感覚で食事ができます。
高齢者社会なのでこれからはますますこのタイプが主流になるんでしょうね。

[寿々木]

盛りそばとざるそばは器の区別だけではないのですか、頂くつけ汁によって、風味が凄く替わりなすね。
つけ汁の中にドボンと入れるのは、通では無いとか、私は通ではございませんのでお汁と一緒に頂きます。

[長さん]

ケン坊さん、コメントありがとうございます。
3日間で温泉3カ所、蕎麦3回、これに周辺のかんこうすぽっとを絡めたのですから、効率が良いでしょう（笑）。
足の悪いお年寄りだけでなく、最近の若い人たちは椅子を基本に生活していますから、これからは食事処も椅子席か掘りごたつ式が主流になるでしょうね。

[長さん]

寿々木さん、コメントありがとうございます。
同じそばでも出汁が良いと、一層美味しく感じられるものですね。
江戸っ子のそばの食べ方は「つゆ半分」つまり、そばを半分しか出汁に浸けないのだそうです。これがそば本来の味を楽しむ方法だと言いますが、私も8割がた浸けて食べますよ。

[mori-sanpo]

安曇野を中心に信州そばと温泉の旅、懐かしく拝見しました。
　数年前に浅間温泉に２泊して、安曇野と美ヶ原から霧ヶ峰にかけての高山植物などを楽しみましたが、来年は乗鞍に行きたくなりました。

[長さん]

mori-sanpoさん、コメントありがとうございます。
乗鞍の高山植物は良いですよね。
安曇野は陽気の良い頃に再訪したいと思っていますが、来年は少し北の方、白馬や栂池の高山植物を見に行こうかなともくろんでいます。

[高崎の農夫]

「信州そばと温泉の旅」、一緒に旅しているときはソバと温泉に夢中でしたが、長さんのブログをじっくり読ませてもらって、もう一度旅ができたような感じになりました。ありがとうございました。次回の素晴らしい企画を楽しみにしています。

[長さん]

高崎の農夫さん、コメントありがとうございます。
私の場合は、企画、実施、ブログ作りと続き、皆さんに読んでいただいてコメントや気持玉を頂くと、一石五鳥位の楽しみがあるんですよ。妻からせっつかれていますので、またどこかへ行きましょう。

[nobara]

短期間にお蕎麦の食べ比べ・・
美味しいご旅行でしたね～
立ち寄り湯もいいアイデアですね♪
TADAOさんはお野菜も作ってらっしゃるのですね。
新鮮な出所のちゃんとしたお野菜、裏山椎！

[長さん]

nobaraさん、コメントありがとうございます。
1泊では行って帰るだけになりかねませんが、2泊だと余裕が出ます。立ち寄り湯も余裕の部類かもね。
TADAOさんご夫妻の自慢の野菜です、新鮮だから柔らかくて美味しいですよ。

[すーちん]

温泉もお蕎麦も堪能され
良かったですね
ネテ探しお互いに大変です
よね（笑）
長さんは毎日ですので
凄いですね

[長さん]

すーちんさん、コメントありがとうござます。
毎日アップですから、ネタを撮りだめしておかないと続きません。今日はネタ集めに植物園に行ってきました。