チャノキなど & 南イタリア旅行記(30)

目黒・自然教育園にて(5)

チャノキの花が数輪、夜来の雨でしべが濡れていました。
少し、大きめの花でした。
画像
画像

ヤツデ             シロヨメナ
画像画像

ムサシアブミの実
まだ赤くない。マムシグサより小粒のようだ
画像

ノシランの実(正確には、種らしい)
緑 → 青 → 紺、と色が変わる
画像

 11月4日撮影
 (つづく)


~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~

南イタリア旅行記(30)
 10月1日(月) その5

 世界遺産シラクーザ オルティージャ島のドゥオーモ

 オルティージャ島のドゥオーモ広場にやってきました。
 ドゥオーモ広場は、17世紀中頃から18世紀にかけて建てられたバロック様式の建物で囲まれています。
画像

 広場の東側にドゥオーモが建っています。
画像

 かつてこの場所には紀元前5世紀にドーリス式のアテナ神殿が建てられていたそうで、ビザンチン時代に教会に改築されました。
画像

 バロック様式のファサードは、1693年の大地震後に再建されたものです。
画像

 ドゥオーモの内部です。
画像
画像
画像

 側廊と左外壁には、かつてアテナ神殿だったことが分かるドーリス式の柱が並んでいます。
 アグリジェントのコンコルディア神殿が地震で倒壊しなかったのは、こうした壁のお陰だったんですね。
画像画像画像

 世界遺産シラクーザの見学を終え、宿泊地であるタオルミーナに向かいます。
 (つづく)

この記事へのコメント

  • ポン太

    こんばんは
    茶の花大好きです。幼い頃家にも茶の木がありました。
    ムサシアブミの実、ま蒸す愚さと同じような実の付き方をするのですね。
    立派な建物物ですね。17,8世紀の建築ですか。中にも入れるのですね。そても荘厳な感じがします。
    2013年11月08日 22:45
  • 長さん

    ポン太さん、コメントありがとうございます。
    チャノキはうつむき加減に咲いて、可愛い花ですよね。
    ムサシアブミの実はマムシグサのそれとよく似ています。
    昔は、古い建築物を改造したり、倒壊した石材などを転用することがよくあったそうです。ドゥオーモ内部は地味ながら立派なものでした。
    2013年11月08日 23:04
  • 寿々木

    ムサシアブミ、沢山実がついてますね。もう少し大きな実だと思いますからこれから膨れあがって真っ赤になるのでしょう。
    ノシランの実初めて見ました。
    2013年11月09日 08:05
  • 黄昏龍

    壮言な欧州の建物と和の代表的な茶の花の
    比較がとても面白く感じました。
    流石~~7

    絵文字の中に座布団がなかったので・・・
    2013年11月09日 08:38
  • 長さん

    寿々木さん、コメントありがとうございます。
    ムサシアブミの実はこれから粒が赤くなるまでのおおきくなるのでしょうね。
    ノシランは青や紺色になった写真をよく見かけます。
    2013年11月09日 08:53
  • なおさん

    楚々としたお茶の花が濃い緑の葉に隠れるように咲くさまが可愛らしいですよね。凛と咲くさまが趣深いです。うちでも今咲いているので身近で見られます。
     シロヨメナもまだ残り花が見られますね。ヤツデの花も咲きだしてきましたか。ムサシアブミは花茎が短いので、マムシグサに比べてずんぐりという感じですね。まだ紅く色付いていませんでしたか。ノシランもジャノヒゲと同じような瑠璃色の綺麗な玉となりますが、大きいのでジャノヒゲより目立っていいものです。

     スカッと晴れた気持ちの良い青空に建物の色が映えますね。円偏光フィルターをお使いなのでしょうが、いい感じです。EOS Mでの撮影でしょうか。長さんはボディカラーは何色のを使われているのかなあ、と想像しています。

    ドゥオーモの内部も絵画や彫刻も見事なようで、素晴らしい建築ですね。
    2013年11月09日 08:56
  • 長さん

    黄昏龍さん、コメントありがとうございます。
    チャノキとドゥオーモの組み合わせ、偶然なんです。拍手を五つも頂いちゃって申し訳ありません(笑)。
    2013年11月09日 08:56
  • 長さん

    なおさん、コメントありがとうございます。
    この2輪のチャの花は上を向いて咲いていました。そのため、しべが雨で濡れていました。シロヨメナはあちこちで挿していましたが、雨にあたって気の毒でした。ムサシアブミはこれから粒が赤くなるんですね。ノシランの実、実は種だったとは、初めて知りましたよ。
    CPLフィルターは使っていません。空気が澄んでいて気温が高かったこともあるのですが、露出オーバーを調整したためかも知れません。ボディカラーは普通の黒ですよ。
    2013年11月09日 09:14
  • 信徳

    大きな蕊の茶の花ですね。何茶かな?ヤツデは八手と書きますが葉の切れ込みは7~11の奇数なんだそうですね。八は単に多いの意味だそうです。昔の建物でも地震対策はチャンとしていたんでしょう。
    2013年11月09日 09:24
  • すーちん

    お早うございます。
    建物の荘厳さに圧倒されてしまう
    ばかりです、それに彫像
    マムシグサも綺麗な実ですね
    マムシアブミ一寸小さいですね
    2013年11月09日 09:44
  • We-Keaw

    おはようございます。
    ドゥオーモの建築物、1700~1800年代の建築物ですか。
    内外とも、実に、素晴らしいですね。
    圧倒されそうです。
    実際に見ると、感動ものでしょうね。
    今回も、楽しませて頂いて、ありがとうございます。
    2013年11月09日 10:26
  • mori-sanpo

    茶の花、雨に濡れて輝くような雰囲気を感じました。
     ノシランの実の変化、まだ見たことがありませんが、面白そうですね。
     建築様式の変化、宗教の変化など時系列に並べて見ると面白そうですね。
    2013年11月09日 10:37
  • shuuter

    茶の花 今年はまだお目にかかっていませ。
    椿と山茶花の交配と聞きましたが、白い落ち着いた花がいいですね。

    ムサシアブミはすくないのでしょうか、しばらくみていません。丸い果実が面白いですね。
    2013年11月09日 11:17
  • 目黒のおじいちゃん

    自然教育園は花の少ない時期ですがシロヨメナばっちり!
    例のトラノオスズカケは現在香川県自生株と遺伝子解析中とききました。結果を早く知りたいものですね。
    2013年11月09日 15:08
  • nobara

    茶の花がこんなに開いていたのですか?
    普段は丸まって、あまり開かないイメージがありましたが・・雨に打たれた所為かしら?
    ノシランの途中経過の実が芸術的~です。
    オルティージャ島のドゥオーモも重厚ですね。
    色彩が少ない感じがなお厳粛なかんじ?
    どこまでもこういう感じが続くのですね。
    2013年11月09日 15:52
  • eko

    チャノキ、地味ながら風情のある花で好きです。小ぶりの白い花がひっそりと咲いているのがいいですね。
    ムサシアブミの実初めて見ますが、マムシグサのように赤く色づくのでしょうね。
    ノシランの実も、最後には濃い紺色になりますね。
    ドゥオーモ、素晴らしい重厚な建物ですね。中も落ち着いた感じで立派なものですね。
    2013年11月09日 16:08
  • 長さん

    信徳さん、コメントありがとうございます。
    チャノキにもいろいろな栽培種があるようですね。ざっと調べただけですが、この花はやぶきたと言う品種に似ています。
    日本では古くから八を多いという意味で使ってきたそうですね。八岐大蛇、八咫烏などはその例だろうと思います。
    紀元前から建築物の耐震性を考慮していたとは考えにくいのですが…。
    2013年11月09日 18:32
  • 無門

    こんにちは

    アテナ神殿の面影
    文化の積み重ねに
    暖かさと同時に
    栄枯盛衰も感じますね
    2013年11月09日 18:35
  • 長さん

    すーちんさん、コメントありがとうござます。
    ヨーロッパの宗教建築は荘厳な物がたくさんがありますね。時代が経つと派手さも加わってくるようです。
    林の中で、真っ赤に熟したマムシグサに出会ったときは、本当にビックリしましたよ。
    2013年11月09日 18:36
  • 長さん

    We-Keawさん、コメントありがとうございます。
    ドゥオーモ前面のファザードは17世紀末の再建ですが、ギリシア時代の神殿からキリスト教の教会に転用されたのはビザンチン時代と言いますから7世紀頃のことだそうです。
    2013年11月09日 18:44
  • 長さん

    mori-sanpoさん、コメントありがとうございます。
    チャノキというと俯いて咲くイメージですが、この品種は少し大きめな花で、上を向いて咲いていました。
    ノシランの実はまだ目立ちませんが、瑠璃色になると綺麗だそうです。
    宗教建築は宗派が変わるとかなり異なった様式になるようです。系統立てて学習すると面白いかも知れません。
    2013年11月09日 18:48
  • 長さん

    shuuterさん、コメントありがとうございます。
    チャの花は9月末頃から咲き始めるようです。日本自生のチャノキがあるかどうか知りませんが、殆どは植えた物でしょう。チャノキはチャノキで、ツバキとサザンカの交配種はカンツバキやハルサザンカ等があるようです。
    ムサシアブミは関東地方以西の海に近いやや湿った林内に生えるとされているので、見る機会が少ないかも知れませんね。
    2013年11月09日 18:53
  • 長さん

    目黒のおじいちゃん、コメントありがとうございます。
    シロヨメナは路傍植物園の入り口付近でかなり咲き残っていました。雨に濡れた後なので、ちょっとしおれ気味です。
    自然教育園で発見されたトラノオスズカケのルーツが分かるかも知れませんね。
    2013年11月09日 18:55
  • ケン坊

    こんばんは。
    チャノキの花は可愛いですよね。好きな花の一つです。ところでムサシアブミって初めて知りました。もちろん花も初めてです。赤くなるんですか?
    こんな形を見るとみんなマムシグサと思ってたので、仮にムサシアブミがあっても気付かないと思います。
    2013年11月09日 18:57
  • 長さん

    nobaraさん、コメントありがとうございます。
    いつも見慣れたチャノキと比べると花も大きいし、上向きだし、花弁が平開するのも特徴のようです。栽培品種のいずれかなのでしょう。
    ノシランの実は、萼が緑の卵を抱えているみたいですね(笑)。
    ビザンチン時代の教会は四角い柱で質素な感じがしますが、それが厳粛な感じを醸し出しているのでしょう。
    2013年11月09日 19:04
  • 長さん

    ekoさん、コメントありがとうございます。
    チャノキは茶道に通じるところがあって、質素な感じを受けますよね。でも、このチャノキの花は少し雰囲気が違っていました。
    ムサシアブミの実も赤く色づくそうですよ。
    ノシランの実が熟したのをご覧になっているんですね。
    2013年11月09日 19:07
  • 長さん

    無門さん、コメントありがとうございます。
    オルティージャ島は狭いので、資源の有効活用と言ったところでしょうか。宗教観が変われば、改築は当然なことなのかも知れません。
    2013年11月09日 19:09
  • 長さん

    ケン坊さん、コメントありがとうございます。
    チャノキは中国原産ですが、すっかり日本の風土に定着し、日本人には切っても切れない関係になりましたね。
    マムシグサやムサシアブミはサトイモ科テンナンショウ属の多年草ですが、実は同じような感じです。なおさんのコメントで「ムサシアブミは花茎が短いので、マムシグサに比べてずんぐりという感じ」ということだそうです。
    2013年11月09日 19:16

この記事へのトラックバック