夢の島熱帯植物館にて(2)
熱帯植物館の周囲で咲いていた花たちです。
ヒネム (緋合歓、マメ科)
花期は4~11月と長い。別名ベニゴウカン(紅合歓)、カリアンドラ
カラミンサ・ネペタ (シソ科)
小さな花がたくさん。これも花期が7~11月と長い
ギョリュウバイ (檉柳梅・御柳梅、フトモモ科)
11~12月に咲き、翌年2~5月にも咲く
花期は4~11月と長い。別名ベニゴウカン(紅合歓)、カリアンドラ
カラミンサ・ネペタ (シソ科)
小さな花がたくさん。これも花期が7~11月と長い
ギョリュウバイ (檉柳梅・御柳梅、フトモモ科)
11~12月に咲き、翌年2~5月にも咲く
11月9日撮影
(つづく)
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南イタリア旅行記(38) 10月3日(木) その1
世界遺産・アルベロベッロのトゥルッリ
今日は旅行7日目。1996年、世界遺産に登録されたアルベロベッロのトゥルッリを見学します。
朝食はいつものブッフェ式。写真は私のチョイスです。8時にホテルを徒歩で出発しました。
トゥルッリとは、平らな石を積上げた、とんがり屋根を持つ、独特な建物群のこと。
15世紀末、ナポリ王は町を支配する伯爵に、家の数によって税金を課していた。伯爵は税金逃れをするため、国の役人が来た時に、すぐに屋根が壊せる家を作れと住民に命令した。屋根がなければ家ではないと言い張るためである。このため、住民は何度も解体と建設を繰り返さなければならず、写真のような形の家が考案されたという。
現在は、商店や土産物屋が多いが、住居として使っている人々もいる。
なお、アルベロベッロとは「美しい木」と言う意味とされているが、戦争の木という解釈もある。
ホテルから10分位で、トゥルッリの立ち並ぶ地域に着きました。
トゥルッリを見学する一行。シチリア島とは打って変わって、この日の朝は肌寒く、皆さん、1、2枚多く着込んでいます。
次回もトゥルッリの町を紹介します。
(つづく)
この記事へのコメント
信徳
昼と夜が逆転しています(笑)。
地震は怖いですね、最近頻繁に来るようで・・・ギンリュウバイなど二度も咲くのですね。独特な形の屋根、この地域だけでしょうから面白いですね。
ミックン
夢の島に行かれたのですね。熱帯植物館は、この時期、いろんなイベントをやってます。Xmasにむけて、寄せ植えやコケ玉などの講習など、盛りだくさんのようです。区報で紹介してましたが、何かやってましたか?
なおさん
温室の花は色鮮やかなものも多く、暖かそうな紅い色はこれからの季節には嬉しいですね。
それにしても屋根がなければ家ではない、と言いはるというのもずいぶん厚かましい?ような気もしますが、それが通用したのですかねえ。
日本ですと間口の広さで税金取るようなのはあったようですが。
平たい石を積み重ねて屋根を造るのもタイヘンですよねえ。すぐ壊せるように接着しないのでしょうか。地震や台風が多いとすぐ崩れそうですよね。でも見た目は面白く楽しい形ですね。
あをによし
関東の方は、大変ですね、
次男が筑波に6年いたとき、行っておりますと、地震に何回か、遭いました。本当に怖かったです。
昨夜は、震度4とか、出てましたね、
あをによし
写真を見ておりますと、何か、童話に出てくるような、
所ですね、
寿々木
カラミンサ、私も撮り、名前がわからなくて困っていました。今日アップするのですが助かりました。
長さん
2年前の大地震で起こった地殻変動が段々南に起こっているのではないかと不安になります。
こんな石積みのとんがり屋根、世界中探しても他にないそうですよ。
長さん
熱帯植物館のイベントホールで時々何かやっていますね。この日は土曜日でしたが、特別な企画はやっていませんでした。
長さん
昨晩の地震は長かったし、少ししてまた小さな揺れが来ましたね。
3回ほど温室の外で咲いていた花を紹介してから、温室の花を紹介します。
屋根がなければ住めないから家ではないという論理が通用したんでしょうね。現在は漆喰か何か使っているのかもしれませんが、当時は積み上げただけだったそうです。
中国やベトナムでも間口で税金を取る方式だそうです。
長さん
茨城沖から千葉にかけてを震源地とする地震は結構多いです。震源が深いので、震度4程度で収まっていますが、マグニチュードが大きいと大変なことになりそうです。
とんがり屋根の家、見ていると楽しいです。暑さや寒さに強いそうです。
長さん
東南植物楽園のオオベニゴウカン、懐かしいです。
カラミンサ・ネペタで多分間違っていないと思いますよ。
mori-sanpo
温室のヒネムとキンリョウバイの花は鮮やかですね。
トゥリッツの変わった建物群、木で作った先の尖った屋根、税金逃れのための対策だったようですが、地方色豊かな風景になっていますね。
長さん
震度4が続きましたね。我が家は昔湿地帯だったところで、液状化の危険がある地帯で、揺れも少々大きく感じます。
寒くなってくるt赤い花が恋しくなります(笑)。
トゥルッリのような建築方法は他に見られないので、世界遺産に登録された理由になっているのでしょう。先端のピナクルは石で作られているそうです。
fujisan
nobara
可愛い!住んでる方もいらっしゃるのね。
中の様子も見てみたいです。
色が揃ってお洒落です。
カリアンドラ、熊本のマンション近くで
いい素材になってくれていました。鮮やか色です。
カラミンサネペタ、次の新芽が出てきています。
夏中、楽しませてくれましたが切りました。
無門
まさにおとぎの国
見た目の美しさが大事だね
世界中にこのような屋根の雰囲気を
もっと集落があります
どれも味がありますよ
eko
今日は全部知っている花ばかり(^^♪ ご近所のギョリュウバイ冬になるとたくさん花をつけています。
まさにおとぎの国ですね。実際に住んでいらっしゃるんですね。尖んがり屋根が可愛いです。
長さん
南イタリアに行くならここは外せないなと思っていました。fujisanさんなら良い写真がたくさん撮れたと思いますよ。
円錐を作る石材が中にあって、その上に平らな石で屋根を葺いているのです。
長さん
ここは旅行に行く前からあこがれていた地です。
トゥルッリの内部を見る機会はあったのですが、個人宅なので撮影禁止だったんですよ。
夢の島は曇りだったのですが、ヒネムが綺麗に撮れました。
このカラミンサは葉が殆ど落ちていましたから、最後の花だろうと思います。
長さん
他の国にもこんな形の家がありますか。アルベロベッロに住む人たちのルーツは中東だと言いますから、アッシリア地方の家造りの方法が持ち込まれたのかも知れません。
長さん
地震は何回起こってもこの程度なら許せます(笑)。
知っておられる花ばかりでしたか。それは良かった。
このおとぎの国には世界中から年間100万人以上が訪れると言いますから、土産物店も多かったです。
shuuter
通用 したのでしょうね。
石を積み重ねてつくった屋根 まさにおとぎの国です。
ポン太
長さん
壊したり建てたり、嘘みたいですけど、本当にあったことだそうです。壁や屋根は二重構造、夏涼しく、冬は暖かいそうです。
長さん
白い壁に円錐状の屋根、小尖塔も付けて、可愛い家ですね。
いくつかのトゥルッリをつなげることが可能なので、結構広かったですよ。
ケン坊
ヒネムの赤が鮮やかですね。熱帯植物館って季節感が無いのかと思ったら、やはり旬な時期があるんですね(当たり前ですよね)。
トゥルッリの立ち並ぶ光景にびっくりです。ずいぶんと密集しているんですね。驚き桃の木サンシュユの木...
長さん
これは植物館の敷地内で咲いていた花です。屋外ですから、季節感もろありです(笑)。
トゥルッリは円錐一つで一軒ではなく、数個で一軒なので、密集して見えるのでしょうね。
それを言うなら山椒の木でしょう(笑)。
ケン坊
植物館というのでてっきり建物の中かと思っちゃいました。
それと、なぜサンシュユなんて書いちゃったのだろう?
山椒ですよね。語呂から言っても山椒です。コメも見直さないといけませんね。
長さん
私も変換ミスや、誤用をコメントに書いちゃうことがあります。
レスの場合は削除して、書き直せば良いのですが、相手さんの場合はそうもいきませんね。
すーちん
ステキな建物ですね、コンナところで
小物売ってたら直ぐ入っちゃいますね(笑)
長さん
まさに夢の国にきたような感じです。
お土産用の小物、妻もいくつか買っていたようです。
目黒のおじいちゃん
長さん
ネムノキの赤花種は、何故かヒネムノキじゃなくて、ヒネムと省略形ですね。