世界遺産 アグリジェント神殿の谷(2)

南イタリア旅行記(23)  9月30日(月) その7
 アグリジェント神殿の谷の観光をしています。
 ヘラ神殿から次の遺跡まで、約800mです。その途中、ガイドが「アーモンドの花が咲いている」と言うので、写真を撮りましたが、これ(左下)は違うようです。右下はオリーブの実。
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 尾根の海側に、神殿と神殿を結ぶように作られた城壁が断続的に残っています。城壁のくぼみは墓地だそうです。
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 城壁の間から地中海側を撮ったものです。
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 イナゴマメの木です。イナゴマメの種は大きさが均一で4粒で1gの秤として使われたそうです。
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 二つ目の神殿は完全に近い姿をとどめている「コンコルディア神殿」です。前回報告したヘラ神殿と同時期に造られたものと言うから驚きます。ギリシアの発展ぶりが強く感じられます。
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コンコルディア神殿
 その名前は近隣で発見されたラテン語の碑文に由来している。紀元前450~440年頃に建てられ、紀元6世紀末の初期キリスト教時代以降、教会に転用されたたが、18世紀に神殿の姿に戻った。教会時代には柱と柱の間をふさいで壁にしていたため、その補強効果により地震で倒壊することなく、ほぼ完全な姿が残されたいる。
 神殿の規模は横25m、縦67m、高さ16m、柱の本数6×15本。
 アテネのパルテノン神殿も形が良く残されているが、これは倒壊した神殿を復元したもの。
                             (Wikipediaやネットから)

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 こちらは反対側です。
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 コンコルディア神殿を振り返りつつ、先に進みます。
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 次回はヘラクレス神殿を紹介します。
 (つづく)


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日比谷公園ガーデニングショー2013(4)

 今回から、ハンギングバスケット部門の作品を紹介します。
 昼間も撮ったのですが、用事が終わって通りがかったら、まだ観られるようだったので、フラッシュを使って撮りました。背景が暗いので、昼間より良い感じに見えたんですが、やはり平板になっちゃいました。

 左下、「輪舞」(奨励賞)。 右下、「風に願いを」
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 左下、「光と風とやさしさと」(銅賞)。 右下、「しらかば林に遊ぶ」
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 左下、「花野風」(東京都知事賞)。右下、「爽やかな秋の園」
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 (つづく)

この記事へのコメント

  • 信徳

    お早う御座います!
    アーモンドは幹にへばりついて花が咲きますよね、フラワーパークで見たことがあります。ガッシリした神殿に驚きます。ハンギングバスケットは年々豪華になって行くようです。この先どうなって5年後は下まで繋がったハンギングが見られるでしょう(笑)。
    2013年11月02日 06:06
  • 長さん

    信徳さん、コメントありがとうございます。
    アーモンドの花は桃の花に似ていますよね。
    こんなに豪華なハンギングバスケットだと、一般家庭で真似をすることは難しいですね。展示スペースには制限がありそうですよ。
    2013年11月02日 07:17
  • 行き当たりばったり

    おはようございます。神殿の大きさは想像を絶します。見ると聞くとでは大違いですね。壁のお陰で、今日まで残ったと。すごいですねぇ~。石でできているわけですね。色からすると土で、できているようにも見えます。
    ハンギングバスケットも素敵です。考えが込められているのでしょうね。
    2013年11月02日 07:41
  • 寿々木

    オリーブの実が出来ていましたか、イタリアでは食材にオリーブオイルが汎用されるのでしたね。イタメシ屋でパンにオリーブオイルをつけて食べたことがあります。
    サーモンドの花は桃の花同様にピンク色ですね。
    2013年11月02日 07:44
  • なおさん

    アーモンドの花は、春にピンクの花が咲きますよね。可愛らしいものです。
     古代の神殿が今に残っているというのが凄いですよね。耐震構造にしたおかげなのですね。

     日比谷のハンギングバスケットの飾りも見事ですが、乾きやすいので水やりがタイヘンそうですね。

     昨日の記事の一番下のはシンフォリカルポス(セッコウボク)のようですね。
    2013年11月02日 08:14
  • すーちん

    お早うございます。
    コンコルディア宮殿立派な
    ものですね、地震にも耐えて
    之からの維持も大変ですね
    2013年11月02日 09:22
  • nobara

    コンコルディア宮殿、あのコンコルドと同じような意味なのかな~なんて変な事、考えていました。
    石の文化は凄いですね~
    イナゴマメ、一粒一gですか。おもろい☆
    寄せ植えは観葉がポイント、肝要ですね。
    2013年11月02日 09:30
  • 長さん

    行き当たりばったりさん、コメントありがとうございます。
    よくまあこんなに大きなものがそっくりそのまま残ったものです。教会に転用されたお陰ですね。
    凝灰岩は古くなると茶色くなるようで、大理石製の神殿と比べると見劣りしてしまいます。
    2013年11月02日 10:15
  • 長さん

    寿々木さん、コメントありがとうございます。
    イタリア人は何にでもオリーブオイルを使うようです。レストランでもテーブルに出される調味料はオリーブオイルと塩だけ。しかし、日本人ツアー客用のテーブルにはオリーブオイルが出されないようで、毎回注文している方がおられました。
    2013年11月02日 10:19
  • 長さん

    なおさん、コメントありがとうございます。
    春に北イタリアを旅行したときはアーモンドの花を目にしました。
    神殿の列柱が倒壊せずに残ったというのは奇跡的ですね。これだけでも世界遺産の価値はあります。
    こんなにたくさんの種類の植物を集めたハンギングバスケット、1週間保たせるには水やりが欠かせないでしょうね。
    旋回の実はセッコウボクでしたか。ご教示、ありがとうございました。
    2013年11月02日 10:23
  • 長さん

    すーちんさん、コメントありがとうござます。
    シチリア島のエトナ山が最近爆発したというニュースがありましたが、今後大きな地震がなければ良いですね。
    2013年11月02日 10:25
  • 長さん

    nobaraさん、コメントありがとうございます。
    コンコルドというと超音速旅客機の名前でしたね。調べてみたら、この神殿の名の由来となったローマ神話の女神コンコルディアに由来しているとのことです。
    イナゴマメは正確には、一粒0.2~0.25gだそうです。イナゴマメはギリシア語でカラット。宝石を量る重さの単位の語源だそうです。
    2013年11月02日 10:31
  • 花咲か爺

    アーモンド、春ごろに咲くので、もしかしたら、戻り咲きの花だったのかも知れませんね。イナゴマメの種が4粒で1gの秤と言うのも面白い話ですね。オリーブも大体日本と同じぐらいの時期に紫色に熟してきているのですね、同じ様な気候だったのでしょうか。
    2013年11月02日 16:11
  • shuuter

    世界遺産や古い建築物の 詳細な解説つづきますが、敬服するばかりです。
    事前に資料を検討されてでかけられるのですか、帰国後調べられるのですか。

    ハンギングバスケット のそれぞれの題名が面白いです。みなさん知恵を絞って工夫されているようです。
    2013年11月02日 16:53
  • eko

    コンコルディア神殿、教会に転用されて壁のおかげで倒れることもなく残ったのですね。見事なものです。
    アグリジェンド神殿の谷にはいくつの神殿があるのでしょうか?
    イナゴ豆4粒で1gなんですか。常に均一の豆ができるとは面白いです。

    ハンギングバスケット、どれも豪華で見事ですね。題名も作者の思い入れが感じられます。
    2013年11月02日 18:19
  • だるま

    こんばんは

    10年前、南イタリアへのツアーに参加したのですが、アグリジェントの別途ツアーの参加者が少なく中止になってしまいました、とても残念でしたが長さんがブログにアップして下さったので行った気分見た気分を味わっています♪
    地震で倒壊する事もなく残った神殿は奇跡的ですね。
    ハンキングバスケット、それぞれにテーマがあり夢が詰まって素敵です(^^)
    2013年11月02日 19:04
  • 無門

    こんにちは

    火山島にありながら
    よくこれだけ残りましたね
    素晴らしい
    2013年11月02日 19:34
  • 長さん

    花咲か爺さん、コメントありがとうございます。
    アーモンドの花はピンク、この花はクリーム色ですから、別の花だと思います。イナゴマメ、アバウトな当時としては秤の目安になったのでしょう。
    シチリア島はかなり暑いそうで、奈津は40℃をこすそうですよ。
    2013年11月02日 20:50
  • 長さん

    shuuterさん、コメントありがとうございます。
    旅行前はガイドブック「地球の歩き方」をめくる程度ですが、記事を書くに当たってはネットで調べています。
    作品名先にありきか、後で作品名を考えたものか、興味があるところです。
    2013年11月02日 20:52
  • 長さん

    ekoさん、コメントありがとうございます。
    教会に転用され、壁が作られたのが幸いしましたね。ここにある神殿は、未完のものを含めて5カ所を見学しました。
    イナゴマメは小さいから重さの差が出来にくいのでしょう。
    2013年11月02日 21:00
  • 長さん

    だるまさん、コメントありがとうございます。
    アグリジェントのオプションが中止になっちゃいましたか。それは残念でしたね。その分、今回の記事で楽しんでいただけると幸いです。
    数ある神殿の中で、倒壊を真逃れたのはこのコンコルディア神殿だけですから貴重ですね。
    2013年11月02日 21:05
  • 長さん

    無門さん、コメントありがとうございます。
    シチリア島では巨大地震が2回あったようですが、壁があったので助かったとは、奇跡ですね。
    2013年11月02日 21:07
  • ポン太

    コンコルディア神殿、紀元前450~440に作られたってすごいことですね。この神殿の写真はどこかで見た覚えがあります。イナゴマメ4粒Ⅰgの秤とは面白いですね。
    日比谷公園のガーデニングショーって随分大がかりなのですね。
    2013年11月02日 23:18
  • ケン坊

    おはようございます。
    ハンキングバスケットは、一見、ケン坊にも出来るかなと思っても、これだけ手が込んでくると実際には難しそうですね。
    それぞれにテーマを持っての製作なんでしょうが、う~んと唸っちゃいます。
    2013年11月03日 06:31
  • 長さん

    ポン太さん、コメントありがとうございます。
    写真でご覧になったことがありますか。2500年も前に作られたものが、ほぼ完全に残っているのは素晴らしいです。
    イナゴ豆はカラットという単位の語源にもなったそうです。
    ハンギングバスケット部門への出品作は100数十もありましたよ。
    2013年11月03日 07:48
  • 長さん

    ケン坊さん、コメントありがとうございます。
    ハンギングバスケット部門の出品作は使われた植物の種類も多く、アレンジの技も見事。素人としてはアイディアを盗むだけです。
    2013年11月03日 07:53
  • りりい

    夏にオランダでゴッホの絵を見たとき、アーモンドの絵がありました。小さい白い花でかわいい花でした。
    その絵のクリアファイルを買いました。
    この神殿は、まさにアテネのパルテノン神殿にそっくりですね。紀元前ウン百年前のものが、このように立派に残されているのに感動します。やはり石の文化は強い。
    ハンギングバスケットなどの展示は、水やりなどは係の方がやってくださるのかしら?展示中の管理が心配になってきました。台風に被害が出なくてよかったですね。
    2013年11月03日 22:19

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