つくば植物園・ヤマトリカブト、ベニバナサワギキョウなど

つくば植物園にて(16)
 つくば植物園で9月1日に撮影した花です。温室撮影の前でしたが、あまりの暑さにあちこち歩けませんでした。
ヤマトリカブト (山鳥兜)
キンポウゲ科トリカブト属の多年草
日本産で、世界最強といわれる有毒植物。
全草に毒があり、花粉にさえ毒がある
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この写真の花は扁平なので、開花する手前の状態らしい
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タイワンツクバネウツギ (台湾衝羽根空木)
リンネソウ科(←スイカズラ科)ツクバネウツギ属の半常緑低木
奄美大島と石垣島、台湾に分布。絶滅危惧種
ハナツクバネウツギは、これととツクバネウツギの雑種
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上の写真で黄緑色の花のように見えるものは花後に残った萼片
この萼片の下に黒い実が出来、全体がはねつきの羽(衝羽根)に似る
花は純白で、ツクバネウツギのような橙色の網目模様がない
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ベニバナサワギキョウ (紅花沢桔梗)
キキョウ科ミゾカクシ属の多年草。
北アメリカ原産。花の長さは約3cm
別名アメリカサワギキョウ、ヨウシュサワギキョウ、宿根ロベリア、ロベリア・カーディナリス
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 (つづく)

この記事へのコメント

  • 小梨

    ベニバナサワギキョウ、初めて見ました。大きい花なんですね。
    2013年09月09日 22:39
  • ミキ

    今年こそ!と毎年思っているトリカブトで
    すが、ヤマトリカブトは花色が優しいですね。
    ベニバナサワギキョウ、ベニバナがあること
    にびっくりです。きれいな色ですね。
    2013年09月09日 22:56
  • 長さん

    小梨さん、コメントありがとうございます。
    ベニバナサワギキョウは長さ3cmほどですから、在来のサワギキョウより少し大きいかも知れません。
    2013年09月09日 23:35
  • 長さん

    ミキさん、コメントありがとうございます。
    ヤマトリカブトは異変しやすい植物だそうで、この株の花色は薄い方でしょう。
    ベニバナサワギキョウはとても色鮮やかでした。
    2013年09月09日 23:38
  • ポン太

    ヤマトリカグト、そんなに毒があるようにも見えないのですが、子供の時から毒があるから触ってはいけないと条件反射のように、トリカブト=毒と思いこんでいました。
    ベニバナサワギキョウ、初めて見ました。
    2013年09月09日 23:47
  • 長さん

    ポン太さん、コメントありがとうございます。
    ヤマトリカブトは見ているだけでは毒かどうか分かりませんよね。だから、昔の人はしつこく毒があると教えたのでしょうね。
    私もベニバナサワギキョウは初めて見ました。
    2013年09月10日 00:20
  • なおさん

    狂言の附子(ぶす)で「吹く風にあたってさえ滅却するほどの大の毒」と出てくるトリカブトの根ですが、あの場合は黒砂糖なので平気ですが、ホンモノは苦くてとてもそのままでは食べられない、ということらしいですね。
     うちでもトリカブトの種子を播いて咲かせたことがありますが、葉を食べる虫はいますし、花にくる虫もいますので毒に対生があるものもいるということですよねえ。
     ハナゾノツクバネウツギ(アベリア)はあちこちの植え込みで見るのですが、貴重なタイワンツクバネウツギというのもあるのですね。清楚な花がいいものです。

     燃えるような色あいの紅いサワギキョウもありますね。今はありませんが、以前苗をいただいて紅のと紫のと育てたことがあります。
    2013年09月10日 05:12
  • なおさん 

    たびたびオソレいります。対生と打ってしまいましたが、耐性ですよねえ。ねぼけまなこですとつい間違えてしまいます。
    2013年09月10日 05:17
  • ケン坊

    おはようございます。
    トリカブトの毒って全草なんですか? 以前、三浦事件があった時は”根”の部分に毒があると理解(誤解)してました...
    それとも種類によって毒の部位が異なるのかな~
    2013年09月10日 06:57
  • 寿々木

    サワギキョウに赤花があるのですか、深紅の花も綺麗です。
    トリカブトの紫も綺麗です。猛毒ですが、体を温めるので、漢方では加工品を薬として使われることもあるようです。
    2013年09月10日 07:03
  • 長さん

    なおさん、コメントありがとうございます。
    ヤマトリカブトには全草毒があると言っても、部位によって濃淡があるのでしょうね。ですから、虫にも耐性があるものがいるのでしょう。毒もうまく使えば薬ですものね。
    アベリアがタイワンツクバネウツギとの雑種とは知りませんでした。
    さすがなおさん、ベニバナサワギキョウを育てていたんですね。
    2013年09月10日 07:53
  • 長さん

    ケン坊さん、コメントありがとうございます。
    ヤマトリカブトの毒は根の部分が一番濃いのでしょう。根っこのまま食べさせようとしても殺人はできませんから、高い濃度の毒を抽出しなければならないのでしょう。
    2013年09月10日 07:56
  • 長さん

    寿々木さん、コメントありがとうございます。
    サワギキョウの赤花、始めて見ました。真紅の花弁が衝撃的でしたよ。
    ヤマトリカブトの毒も使いようによっては薬になるのですね。
    2013年09月10日 08:01
  • 菜の花

    サワギキョウ、ベニバナサワギキョウ、トリカブト(種類は分かりません)はうちでも健在。
     タイワンツクバネウツギはありませんが、アベリアは開花中。

     以前、畑の野菜を生で口にする女の子が出入りしていた頃、毒と思われる植物はまず最初、「これは食べてはだめよ。」と、言ったものでした。
    2013年09月10日 08:27
  • nobara

    ヤマトリカブトは環境で姿が変わりますね~
    一番びっくりしたのは上高地の群生でしょうか。
    麦草ヒュッテ辺りも高原性のがいっぱいでした。
    幼い頃の山野ではツル状で大きかったです。
    ツクバネウツギの類は萼が興味深いです。
    ベニバナサワギキョウはなかなか受け入れられません。
    どうしても青っぱなのイメージが((+_+))
    2013年09月10日 08:30
  • 信徳

    ヤマトリカブトは鹿沢でつい先日見て来ました、見るからに毒々しそうです。ベニバナサワギキョウは初見です。違和感が有りますね(笑)。
    2013年09月10日 08:54
  • mori-sanpo

    ヤマトリカブト、テレビドラマなどで猛毒だとは思っていましたが、一見したところでは綺麗で爽やかな感じのする花ですね。きれいな花には毒があるということですか。
     タイワンツクバネウツギ、これと非常によく似た純白の花を国府台の木内邸周辺の垣根で見かけました。
    2013年09月10日 09:11
  • 長さん

    菜の花さん、コメントありがとうございます。
    ベニバナサワギキョウやトリカブトを育てていらっしゃいますか。ベニバナサワギキョウを初めて見ましたが、緑との対比もあり、鮮やかな花色ですね。
    毒草について、学校ではあまり教育しないようですから、世代間の言い伝えは重要ですね。
    2013年09月10日 09:38
  • 長さん

    nobaraさん、コメントありがとうございます。
    ここのヤマトリカブトの花色は薄いようですが、これも環境のせいでしょうか。
    花弁の落ちた後の萼片は花みたいに見えますね。ハナゾノツクバネウツギは赤っぽいですが、これはきれいな黄緑色でした。
    ベニバナサワギキョウ、ちょっと衝撃的な色ではありますね。
    2013年09月10日 09:41
  • 長さん

    信徳さん、コメントありがとうございます。
    鹿沢高原あたりでもヤマトリカブトが自生しているんですね。
    爽やかな感じのサワギキョウを見慣れていると赤花種は違和感があるでしょうね。
    2013年09月10日 09:44
  • 長さん

    mori-sanpoさん、コメントありがとうございます。
    ヤマトリカブトはきれいな花には毒があるの典型でしょう。一度見たら忘れない花です。
    ハナゾノツクバネウツギにも純白の花があるようです。決め手は萼片が黄緑色か赤っぽいかでしょうね。
    2013年09月10日 09:46
  • Tatehiko

    有毒植物・トリカブトを見ることが出来るのですね。
    特別に垣がしてあるわけでもないのですか?
    2013年09月10日 11:06
  • 長さん

    Tatehikoさん、コメントありがとうございます。
    この植物園では特別なもの以外はあまり囲いがしてありません。ヤマトリカブトの脇に名札が立っていて、どくろマークと共に「毒は大切」と書かれていました。
    2013年09月10日 12:12
  • 花咲か爺

    濃紫のサワギキョウは水辺で見ますが、この赤いサワギキョウも最近は花壇などで見る機会が増えましたね。ヤマトリカブト、花が綺麗ですね、六甲でもそろそろ咲き始めている頃、綺麗に咲いている頃にもう1度出かけてこようかナァと思っています。
    2013年09月10日 17:32
  • eko

    ヤマトリカブト、綺麗な花色で見た目は可愛いですが、猛毒なんですよね。推理小説を思い出してしまいます。
    ベニバナサワギキョウ、初めて見ました。イメージが変わりますね。
    2013年09月10日 18:13
  • shuuter

    ヤマトリカブト この扁平な花が兜の形になるのですね。面白いです。

    ベニバナサワキキョウ アメリカのサワギキョウですか、派手な花ですね。
    2013年09月10日 18:37
  • hanasaku

    こんばんは
    ヤマトリカブトが木立の中で咲いて美しいです。
    花粉まで有毒なのですか!
    ベニバナサワギキョウの鮮やかな色で咲いているのですね。
    サワギキョウの淡い姿と違って華やかなのですね。
    赤い羽の鳥の様です。
    2013年09月10日 18:40
  • 長さん

    花咲か爺さん、コメントありがとうございます。
    赤いサワギキョウをご覧になった事がおありですか。
    六甲高山植物園ならヤマトリカブトはあるでしょうね。多分もう咲いていると思いますよ。
    2013年09月10日 21:17
  • 長さん

    ekoさん、コメントありがとうございます。
    ヤマトリカブトは、「きれいな花には毒がある」の典型的な例ですね。
    ベニバナサワギキョウ、派手な花色ですから、サワギキョウのイメージが変わっちゃいますね。
    2013年09月10日 21:26
  • 長さん

    shuuterさん、コメントありがとうございます。
    トリカブトは舞楽で使われる鳥兜や烏帽子に似ていると言う事で名前がついたんだそうです。
    ベニバナサワギキョウは。緑の葉に補色関係の赤ですから、とても派手に見えます。
    2013年09月10日 21:30
  • 長さん

    hanasakuさん、コメントありがとうございます。
    ヤマトリカブトの毒は、強心、鎮痛に効く附子という薬にもなるんですって。
    ベニバナサワギキョウ、鮮やかな花色でしょう。赤い鳥に見立てましたか。
    2013年09月10日 21:35
  • 無門

    こんにちは

    トリカブトには
    人を魅了する色がある
    2013年09月10日 22:02
  • 長さん

    無門さん、コメントありがとうございます。
    紫色の花というのは不思議な魅力があるものですね。
    2013年09月10日 22:15
  • りりい

    ヤマトリカブト、猛毒とな思えないぐらいきれいな花ですね。
    ベニバナサワギキョウ、これもキキョウの仲間とは!ちょっと雰囲気が違いますよね。鮮やかな赤が美しいです。なんだか、自分を主張している感じを受けました。
    2013年09月11日 20:20
  • 長さん

    りりいさん、コメントありがとうございます。
    きれいな花には毒があるんです(笑)。
    同じキキョウ科でも属が違うと花のイメージが全く違うものがあります。バックが緑なので、赤が一層鮮やかに見えますね。
    2013年09月11日 23:12

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