古代オリエント博物館の特別展は「発掘 ユーフラテス -文明を育んだ河とと人々-」でした。
写真は、特別展のポスターと、博物館の入口です。

1970年代にイラクの北部にダムか作られる事になり、水没する地域の発掘調査をユネスコが呼びかけました。日本隊を含む9カ国が調査に参加。今回の展示は1974~1980年に調査を行った記録と出土品が展示されていました。日本隊の調査地点は、シリアの北部で、上の図で赤い下線が引いてあるところです。下はその地域の拡大です。
内部の撮影はNGなので、購入した図録に掲載されている写真を貼り付けておきます。興味のある方は、クリックしてご覧下さい。


興味深かったのは、ガラス器でした。ガラスは紀元前15世紀のメソポタミアで製法が発明されたたそうです。当時は貴重なトルコ石やラピスラズリの代用品としての登場でした。その後、紀元前1世紀頃に吹きガラスが発明され、急速に発展したのだとか。
館内で唯一写真を撮って良い場所はシリアの民族衣装を体験するコーナーでした。
昼食は池袋サンシャインの地下にある「Thai’s」というレストランでランチビュッフェです。ピリ辛のスープが美味しかった。
昼食後、JRと東京メトロを乗り継いで、乃木坂の国立新美術館に向かいました。
(つづく)
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