つくば植物園・ゴマ・チャワタなど

つくば植物園にて(17)
 つくば植物園で9月1日に撮影した野菜などの花です。

ゴマ (胡麻)
ゴマ科ゴマ属の一年草。原産はアフリカあるいはインド。
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野菜担当の学芸員はユーモアの持ち主らしい
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チャワタ (茶綿)
アオイ科ワタ属の一年草。原産は熱帯~亜熱帯地域。
原生種は多年草の木本だったが、改良された栽培種は一年草
綿毛が薄茶色をしているのが名の由来。
昭和初期まで盛んに栽培されたが、現在は観賞用とのこと
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下の写真で右上のものはつぼみ
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ヘチマ (糸瓜、天糸瓜)
ウリ科ヘチマ属の一年草。江戸時代に渡来
昔は「いとうり」と言ったが、後に「とうり」と訛った。「と」は『いろは歌』で「へ」と「ち」の間にあることから「へち間」の意で「へちま」と呼ばれるようになった(Wikipediaより)
ヘチマの実の奥にヒョウタンの実と葉が写っている
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ナタマメ (鉈豆)
マメ科ナタマメ属の一年草。江戸時代初期に渡来
別名刀豆(トウズ、タチマメ、ナタマメ)、帯刀(タテハキ)
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ゴボウ (牛蒡、牛旁、悪実)
キク科ゴボウ属の多年草。縄文時代に伝わったらしい
ゴボウの葉がこんなに大きくなるとは知りませんでした
花は2年目に咲くそうです
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 つくば植物園シリーズおわり

この記事へのコメント

  • 無門

    こんにちは

    開け胡麻は
    アラビアンナイトの
    直訳なんだよね
    やっぱりゴマは開くものなんだ
    牛蒡の花は
    2年前に初めて知って
    強烈な印象を持ちました
    2013年09月10日 22:08
  • 長さん

    無門さん、コメントありがとうございます。
    中東ではゴマには神秘な力があると信じられていたようです。
    アザミのような花とゴボウは結びつきませんよね。
    2013年09月10日 22:19
  • ポン太

    ゴマの花はかわいいし実は面白いほど行儀よく並んでいますね。毎年ゴマを作っておられるお宅、今年は作らなかったのか畑にありませんでした、ブログネタが一つ減りました。
    私の住む町は牛蒡の生産農家が多いのです。短い牛蒡ですが葉はとても大きいです。初めて牛蒡の花を見た時、ん??とびっくりしました。
    2013年09月10日 22:36
  • 長さん

    ポン太さん、コメントありがとうございます。
    ゴマは2、3年連作すると1年休んで、他のものを作るのだそうです。今年はその年に当たったのかもね。
    ゴボウの花、アザミみたいですね。あのトゲトゲからマジックファスナーを思いついたんですって。
    2013年09月10日 23:09
  • なおさん 

    ゴマの花はほんのりピンクがかった花で、見るのも綺麗でいいですよね。こちらでも郊外の方の畑では栽培されているのを見かけます。
     ヘチマは以前うちでも育てたことがありました。タワシをつくるのも面白いですが、沖縄料理のナーベラーチャンプルーはヘチマの若い実の炒め物ということで、1度食べたことがあります。
     埼玉・三芳町の方でもゴボウはよく栽培されていますが、なかなか花を見る機会がないです。
     東北の方では「ごんぼほる」というと、ダダをこねるという意味だそうで面白いですよねえ。
    2013年09月11日 05:38
  • 寿々木

    胡麻は「開けゴマ」と言わなくても自分から開きます。開く前に刈り取って乾燥させますと鞘が爆ぜますから、これをゴザの上から木槌で叩いてゴマを採ります。意外に簡単なんです。
    綿も作ったことがありますが、黒い種にしっかりと綿毛がついてますから、これをはずすのは素人では出来ません。
    2013年09月11日 07:04
  • 長さん

    なおさん、コメントありがとうございます。
    この花は純白でしたが、ゴマにも何種類かあるんでしょうか。
    子供の頃、母がヘチマを、父がひょうたんを育てていました。ヘチマたわしの下ろしたては肌が痛くて困りました。
    ごぼうの花はどなたかのブログで見たことがあるのですが、葉がこんなに大きいとは意外でした。ゴボウを掘るのは時間がかかるから、駄々をこねる都いう意味が出たのでしょうね。
    2013年09月11日 07:31
  • 長さん

    寿々木さん、コメントありがとうございます。
    ゴマの実は自然に爆ぜますか。その前に収穫しなければならない訳で、その時期を見分ける必要ですね。
    綿毛をヘタから剥がすのは大変なんですね。
    2013年09月11日 07:35
  • mori-sanpo

    ゴマやチャワタの花は、子供の頃には畑で咲いているのをよく見ていたはずですが、最近ではすっかり忘れていました。
     先日、路傍の花壇でチャワタの花を見て、名前が分からず調べようと思っていたところです。
    2013年09月11日 08:44
  • nobara

    ナタ豆、大好きです。
    そうそう福神づけに刻んで入っていますね。
    (小口が判りやすい)
    今はいろいろな効用が取沙汰されていますね。
    綿の花はオクラと一緒で鑑賞に値しますね--
    2013年09月11日 08:44
  • 菜の花

    「開けゴマ」に座布団ですね。ゴマには花色がありますね。界隈を歩くとゴマの花も見かけます。花色の違う物があるので調べた事があります。まず、白ゴマと黒ゴマで違いました。長さんの画像は白ゴマかな。

     ゴボウは花が話題になった事があるので花を見る為に翌年まで一部掘らずに置いた事があります。花は見られたのですが、実には往生しました。

     今年は友人からワタの種子が送られて来て、播いておきました。赤っぽい花の咲くワタでした。
     次々に知らない世界です。

     植物園もいいですし、畑を見て歩くのも楽しいですね。
    2013年09月11日 09:17
  • 長さん

    mori-sanpoさん、コメントありがとうございます。
    ゴマやワタは昔の手軽な(と言っては可笑しいですが)農産物だったのでしょうね。
    近くの畑でゴマの花はよく見るのですが、ワタは観賞用になってしまいました。
    2013年09月11日 09:41
  • 長さん

    nobaraさん、コメントありがとうございます。
    ナタマメの断面を書いた立て札、分かり易いですね。
    ワタの花もオクラに似て、立派に鑑賞に堪えますね。実が弾けた姿も楽しいです。
    2013年09月11日 09:43
  • 長さん

    菜の花さん、コメントありがとうございます。
    アラビアンナイトのゴマもこのゴマの事だったんですね。黒ごまの花色はなおさんの言うようにピンクがかっているのでしょうか。
    ゴボウの花はまだお目にかかっていません。2年ものになったら根を掘り起こすのが大変でしょうね。
    2枚目のチャワタの花にも赤い部分がありましたよ。
    2013年09月11日 09:47
  • shuuter

    胡麻の花 初めて見ます。
    学芸員の茶目け 遊び心はいいですね。

    ゴボウ〜マジックテープのアイデアがうまれたとありますが、棘の絡みから生まれたのですか。
    2013年09月11日 11:12
  • 長さん

    shuuterさん、コメントありがとうございます。
    ゴマの花は割合大きな花が咲くのでです。
    ゴボウの花はアザミに似ており、萼(実)の部分から先端が鉤形の棘が沢山はえています。こんな形を絡み合わせたらうまくくっつきそうだとひらめいたんでしょうね。発明したのはスイス人です。
    2013年09月11日 11:49
  • ケン坊

    こんにちは。
    ゴマの花は薄いピンクで可愛い花ですよね。今年の夏、久し振りにシミジミと見ました。
    綿の花とオクラの花は似てますよね~(ケン坊的な印象ですが...)
    牛蒡は種類にもよる? 一年でも花は咲くと思いますが。
    つまり、一般的には春先に蒔いて秋(10月頃)に収穫するので2年も育てるという農家は少ないような気がしますが?
    ただ、春堀り牛蒡(飽きに収穫しないで翌春)もあるらしいので何とも言えません。
    飽きが深まった後に花は咲いていたような...。
    ケン坊も子供の頃に花を見たことがあります...でも数十年前なので記憶も確かじゃありません>笑<
    2013年09月11日 11:52
  • eko

    ユーモアのある学芸員さん、楽しいコメントを見ていると心が和みます。
    胡麻の花、可愛い花ですね。
    チャワタ、オクラの花とよく似ていますね。
    ゴボウの花、ブログ巡りをしていて見せて頂きました。びっくりしましたよ。
    ヘチマは以前栽培したことがあります。ヘチマ水を採りました。
    2013年09月11日 12:36
  • 菜の花

    ゴマの花・・・私も近所の畑のゴマの花を写した記憶があるので古い画像を引っ張り出してみました。最初の画像は2003-08-07でした。淡いピンクで可愛い花でした。その後も他の畑でも写してありましがが、ほんのりピンクの入った花でした。むしろ真っ白の花を見た時の方が意外でした。

     子供の頃、実家でもゴマを作った事がありました。薄茶色のゴマだった気がしますが、花は真っ白だった記憶はありません。
     花をみると、生産過程から味わうまでが思い浮かびます。

     ゴボウは花の咲いた後の根はかたくなり食用にはなりません最後には痩せて枯れてきますので抜くのは大変ではないのですが、実がひっつきむしになってなかなか取れないのです。軍手になどくっついたら痛いしえらいことです。

     赤っぽい花のワタは、花びらが黄色ではなく赤っぽいのです。まだ写してないので写しておく事にいたしましょう。
    2013年09月11日 13:30
  • 長さん

    ケン坊さん、コメントありがとうございます。
    ゴマの花、ここのも近所で見るのも純白なので、薄いピンクときいて?と思いました。調べてみたら、白ゴマが白い花で、黒ごまが薄いピンクの花だそうです。
    ワタの花は底が赤くないのもあるようです。
    ゴボウは種を蒔いて1年以上経過すると蕾をつけるそうです。従って、春蒔きは翌年の6月頃、秋蒔きは翌年の秋に開花するそうですよ。
    2013年09月11日 18:09
  • 長さん

    ekoさん、コメントありがとうございます。
    ゴマの実は時期が来れば自然に弾けるそうですから、その位の時に大声を出せが弾けるかも(笑)。
    ワタの花とオクラの花はそっくりです。
    ゴボウの花はアザミみたいですね。ゴボウもキク科なんですが、あの根っこからは想像できない花です。
    2013年09月11日 18:27
  • hanasaku

    こんばんは
    開けゴマ!
    解説とても楽しいですね。
    チャワタの花はオクラにそっくりだと思ったら同じアオイ科だったのですね。
    綿になったり食べられたり役に立つ植物なんですね。
    ナタマメすっごく大きいですね。
    ゴボウの花は美しい花を咲かせるのですね。
    見たいけど何処かで作ってくれないかな・・・
    2013年09月11日 18:35
  • 長さん

    菜の花さん、コメントありがとうございます。
    ゴマの花色の違いですが、白ゴマは純白、黒ゴマは薄いピンクなんですって。私は白しか見た事がないので、菜の花さんと反対ですね。
    ゴボウの花が咲く頃だと根っこは商品にならないんですね。ゴボウの実はマジックファスナーを考えついた人がいる位ですから、強力なひっつき虫なんですね。
    へー、赤っぽいワタの花があるんですか。「ワタ 赤花」で検索したら一見ハイビスカスのような花が出てきました。これとは違うようですね。
    2013年09月11日 18:38
  • 長さん

    hanasakuさん、コメントありがとうございます。
    ワタの花は全部黄色いものもあるようですが、底赤の花はオクラそっくりです。綿も合成繊維に押されていますが、吸湿性はやはり綿でなければね。
    ナタマメの実もゴボウの葉も大きいですね。ゴボウの花は収穫忘れでもしないと見られないようです。
    2013年09月11日 18:42
  • 小梨

    ゴマ、綿、農産物の花もなかなかのものですね。
    牛蒡の葉っぱ、初めてです。
    検索してみたらアザミみたいな花ですね。
    アザミの根をヤマゴボウというのに納得しました。
    2013年09月11日 22:17
  • 長さん

    小梨さん、コメントありがとうございます。
    野菜の花は馴染みがないせいか、新鮮な感じを受けますね。
    ゴボウの葉は大きいですね。それに反して、花はアザミより小さいみたいです。アザミの根はヤマゴボウと言うんですか。やはり共通点がありますね。
    2013年09月11日 22:35
  • 信徳

    何ともユニークな面白い解説もありますね。へちまの出来たての実をタイワンで食べた事を思い出しています。ナタマメは先日NHKで放映した北軽井沢の花豆に似ていますね。
    2013年09月12日 01:21
  • 長さん

    信徳さん、コメントありがとうございます。
    なかなか遊び心のある説明ですね。
    ヘチマの実は大きくなると繊維が硬くて食べられなくなりますね。
    花豆も大きな種ができますね。福神漬に使うのは若い鞘のころ収穫するようです。
    2013年09月12日 07:18
  • すーちん

    今日は
    初めまして、お気持ち有難う
    ございます。
    「長さん」良くブログでお見かけ
    するお名前です、宜しくお願い
    致します。
    2013年09月12日 11:52
  • 花咲か爺

    牛蒡、ゴマなどは子供の頃に結構身近にあった野菜たちの花ですが、ゴマの花など忘れていました。思い出すのは大きな虫が(何だったか分かりませんが)ゴマには良く付いていた事を思い出しました。
    赤いサワギキョウ、園芸種の物が公園などに植えられているのを見かけます。
    2013年09月12日 15:14
  • 長さん

    すーちんさん、初めまして。
    花や旅行記などを続けいている70歳のジジです。
    こちらこそ、よろしくお願いします。
    2013年09月12日 21:27
  • 長さん

    花咲か爺さん、コメントありがとうございます。
    ゴマの花、私は65歳を過ぎてから知りました。初めて見たときはまさかあんなに細かい種が出来るとは思わず、名前を知ってびっくりでした。
    ベニバナサワギキョウ、公園などに広がってますか。
    2013年09月12日 21:31

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