つくば植物園で9月1日に撮影した野菜などの花です。
ゴマ (胡麻)
ゴマ科ゴマ属の一年草。原産はアフリカあるいはインド。
野菜担当の学芸員はユーモアの持ち主らしい
チャワタ (茶綿)
アオイ科ワタ属の一年草。原産は熱帯~亜熱帯地域。
原生種は多年草の木本だったが、改良された栽培種は一年草
綿毛が薄茶色をしているのが名の由来。
昭和初期まで盛んに栽培されたが、現在は観賞用とのこと
下の写真で右上のものはつぼみ
<
ヘチマ (糸瓜、天糸瓜)
ウリ科ヘチマ属の一年草。江戸時代に渡来
昔は「いとうり」と言ったが、後に「とうり」と訛った。「と」は『いろは歌』で「へ」と「ち」の間にあることから「へち間」の意で「へちま」と呼ばれるようになった(Wikipediaより)
ヘチマの実の奥にヒョウタンの実と葉が写っている
ナタマメ (鉈豆)
マメ科ナタマメ属の一年草。江戸時代初期に渡来
別名刀豆(トウズ、タチマメ、ナタマメ)、帯刀(タテハキ)
ゴボウ (牛蒡、牛旁、悪実)
キク科ゴボウ属の多年草。縄文時代に伝わったらしい
ゴボウの葉がこんなに大きくなるとは知りませんでした
花は2年目に咲くそうです
ゴマ科ゴマ属の一年草。原産はアフリカあるいはインド。
野菜担当の学芸員はユーモアの持ち主らしい
チャワタ (茶綿)
アオイ科ワタ属の一年草。原産は熱帯~亜熱帯地域。
原生種は多年草の木本だったが、改良された栽培種は一年草
綿毛が薄茶色をしているのが名の由来。
昭和初期まで盛んに栽培されたが、現在は観賞用とのこと
下の写真で右上のものはつぼみ
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ヘチマ (糸瓜、天糸瓜)
ウリ科ヘチマ属の一年草。江戸時代に渡来
昔は「いとうり」と言ったが、後に「とうり」と訛った。「と」は『いろは歌』で「へ」と「ち」の間にあることから「へち間」の意で「へちま」と呼ばれるようになった(Wikipediaより)
ヘチマの実の奥にヒョウタンの実と葉が写っている
ナタマメ (鉈豆)
マメ科ナタマメ属の一年草。江戸時代初期に渡来
別名刀豆(トウズ、タチマメ、ナタマメ)、帯刀(タテハキ)
ゴボウ (牛蒡、牛旁、悪実)
キク科ゴボウ属の多年草。縄文時代に伝わったらしい
ゴボウの葉がこんなに大きくなるとは知りませんでした
花は2年目に咲くそうです
つくば植物園シリーズおわり
この記事へのコメント
無門
開け胡麻は
アラビアンナイトの
直訳なんだよね
やっぱりゴマは開くものなんだ
牛蒡の花は
2年前に初めて知って
強烈な印象を持ちました
長さん
中東ではゴマには神秘な力があると信じられていたようです。
アザミのような花とゴボウは結びつきませんよね。
ポン太
私の住む町は牛蒡の生産農家が多いのです。短い牛蒡ですが葉はとても大きいです。初めて牛蒡の花を見た時、ん??とびっくりしました。
長さん
ゴマは2、3年連作すると1年休んで、他のものを作るのだそうです。今年はその年に当たったのかもね。
ゴボウの花、アザミみたいですね。あのトゲトゲからマジックファスナーを思いついたんですって。
なおさん
ヘチマは以前うちでも育てたことがありました。タワシをつくるのも面白いですが、沖縄料理のナーベラーチャンプルーはヘチマの若い実の炒め物ということで、1度食べたことがあります。
埼玉・三芳町の方でもゴボウはよく栽培されていますが、なかなか花を見る機会がないです。
東北の方では「ごんぼほる」というと、ダダをこねるという意味だそうで面白いですよねえ。
寿々木
綿も作ったことがありますが、黒い種にしっかりと綿毛がついてますから、これをはずすのは素人では出来ません。
長さん
この花は純白でしたが、ゴマにも何種類かあるんでしょうか。
子供の頃、母がヘチマを、父がひょうたんを育てていました。ヘチマたわしの下ろしたては肌が痛くて困りました。
ごぼうの花はどなたかのブログで見たことがあるのですが、葉がこんなに大きいとは意外でした。ゴボウを掘るのは時間がかかるから、駄々をこねる都いう意味が出たのでしょうね。
長さん
ゴマの実は自然に爆ぜますか。その前に収穫しなければならない訳で、その時期を見分ける必要ですね。
綿毛をヘタから剥がすのは大変なんですね。
mori-sanpo
先日、路傍の花壇でチャワタの花を見て、名前が分からず調べようと思っていたところです。
nobara
そうそう福神づけに刻んで入っていますね。
(小口が判りやすい)
今はいろいろな効用が取沙汰されていますね。
綿の花はオクラと一緒で鑑賞に値しますね--
菜の花
ゴボウは花が話題になった事があるので花を見る為に翌年まで一部掘らずに置いた事があります。花は見られたのですが、実には往生しました。
今年は友人からワタの種子が送られて来て、播いておきました。赤っぽい花の咲くワタでした。
次々に知らない世界です。
植物園もいいですし、畑を見て歩くのも楽しいですね。
長さん
ゴマやワタは昔の手軽な(と言っては可笑しいですが)農産物だったのでしょうね。
近くの畑でゴマの花はよく見るのですが、ワタは観賞用になってしまいました。
長さん
ナタマメの断面を書いた立て札、分かり易いですね。
ワタの花もオクラに似て、立派に鑑賞に堪えますね。実が弾けた姿も楽しいです。
長さん
アラビアンナイトのゴマもこのゴマの事だったんですね。黒ごまの花色はなおさんの言うようにピンクがかっているのでしょうか。
ゴボウの花はまだお目にかかっていません。2年ものになったら根を掘り起こすのが大変でしょうね。
2枚目のチャワタの花にも赤い部分がありましたよ。
shuuter
学芸員の茶目け 遊び心はいいですね。
ゴボウ〜マジックテープのアイデアがうまれたとありますが、棘の絡みから生まれたのですか。
長さん
ゴマの花は割合大きな花が咲くのでです。
ゴボウの花はアザミに似ており、萼(実)の部分から先端が鉤形の棘が沢山はえています。こんな形を絡み合わせたらうまくくっつきそうだとひらめいたんでしょうね。発明したのはスイス人です。
ケン坊
ゴマの花は薄いピンクで可愛い花ですよね。今年の夏、久し振りにシミジミと見ました。
綿の花とオクラの花は似てますよね~(ケン坊的な印象ですが...)
牛蒡は種類にもよる? 一年でも花は咲くと思いますが。
つまり、一般的には春先に蒔いて秋(10月頃)に収穫するので2年も育てるという農家は少ないような気がしますが?
ただ、春堀り牛蒡(飽きに収穫しないで翌春)もあるらしいので何とも言えません。
飽きが深まった後に花は咲いていたような...。
ケン坊も子供の頃に花を見たことがあります...でも数十年前なので記憶も確かじゃありません>笑<
eko
胡麻の花、可愛い花ですね。
チャワタ、オクラの花とよく似ていますね。
ゴボウの花、ブログ巡りをしていて見せて頂きました。びっくりしましたよ。
ヘチマは以前栽培したことがあります。ヘチマ水を採りました。
菜の花
子供の頃、実家でもゴマを作った事がありました。薄茶色のゴマだった気がしますが、花は真っ白だった記憶はありません。
花をみると、生産過程から味わうまでが思い浮かびます。
ゴボウは花の咲いた後の根はかたくなり食用にはなりません最後には痩せて枯れてきますので抜くのは大変ではないのですが、実がひっつきむしになってなかなか取れないのです。軍手になどくっついたら痛いしえらいことです。
赤っぽい花のワタは、花びらが黄色ではなく赤っぽいのです。まだ写してないので写しておく事にいたしましょう。
長さん
ゴマの花、ここのも近所で見るのも純白なので、薄いピンクときいて?と思いました。調べてみたら、白ゴマが白い花で、黒ごまが薄いピンクの花だそうです。
ワタの花は底が赤くないのもあるようです。
ゴボウは種を蒔いて1年以上経過すると蕾をつけるそうです。従って、春蒔きは翌年の6月頃、秋蒔きは翌年の秋に開花するそうですよ。
長さん
ゴマの実は時期が来れば自然に弾けるそうですから、その位の時に大声を出せが弾けるかも(笑)。
ワタの花とオクラの花はそっくりです。
ゴボウの花はアザミみたいですね。ゴボウもキク科なんですが、あの根っこからは想像できない花です。
hanasaku
開けゴマ!
解説とても楽しいですね。
チャワタの花はオクラにそっくりだと思ったら同じアオイ科だったのですね。
綿になったり食べられたり役に立つ植物なんですね。
ナタマメすっごく大きいですね。
ゴボウの花は美しい花を咲かせるのですね。
見たいけど何処かで作ってくれないかな・・・
長さん
ゴマの花色の違いですが、白ゴマは純白、黒ゴマは薄いピンクなんですって。私は白しか見た事がないので、菜の花さんと反対ですね。
ゴボウの花が咲く頃だと根っこは商品にならないんですね。ゴボウの実はマジックファスナーを考えついた人がいる位ですから、強力なひっつき虫なんですね。
へー、赤っぽいワタの花があるんですか。「ワタ 赤花」で検索したら一見ハイビスカスのような花が出てきました。これとは違うようですね。
長さん
ワタの花は全部黄色いものもあるようですが、底赤の花はオクラそっくりです。綿も合成繊維に押されていますが、吸湿性はやはり綿でなければね。
ナタマメの実もゴボウの葉も大きいですね。ゴボウの花は収穫忘れでもしないと見られないようです。
小梨
牛蒡の葉っぱ、初めてです。
検索してみたらアザミみたいな花ですね。
アザミの根をヤマゴボウというのに納得しました。
長さん
野菜の花は馴染みがないせいか、新鮮な感じを受けますね。
ゴボウの葉は大きいですね。それに反して、花はアザミより小さいみたいです。アザミの根はヤマゴボウと言うんですか。やはり共通点がありますね。
信徳
長さん
なかなか遊び心のある説明ですね。
ヘチマの実は大きくなると繊維が硬くて食べられなくなりますね。
花豆も大きな種ができますね。福神漬に使うのは若い鞘のころ収穫するようです。
すーちん
初めまして、お気持ち有難う
ございます。
「長さん」良くブログでお見かけ
するお名前です、宜しくお願い
致します。
花咲か爺
赤いサワギキョウ、園芸種の物が公園などに植えられているのを見かけます。
長さん
花や旅行記などを続けいている70歳のジジです。
こちらこそ、よろしくお願いします。
長さん
ゴマの花、私は65歳を過ぎてから知りました。初めて見たときはまさかあんなに細かい種が出来るとは思わず、名前を知ってびっくりでした。
ベニバナサワギキョウ、公園などに広がってますか。