鳥海山麓・獅子ヶ鼻湿原(2) 奇形ブナ「燭台」

夏の東北バスツアー(13) 第2日目(7月24日、その5)
 鳥海山麓にある中島台レクリェーションの森を歩いています。
 鳥海山の湧水を集めた赤川沿いの木道を先に進みます。
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 ヌスビトハギ(盗人萩、マメ科)が見頃を迎えています。
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 直射日光が届かない林の中ではクルマユリ(車百合、ユリ科、左下)はまだつぼみ。右下は、トリアシショウマ(鳥足升麻、ユキノシタ科)。
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 やがて、あがりこ大王と湿原への分岐。左へ進みます。
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 歩き始めてから30分ほどで、大きな奇形ブナがありました。立て札によると「燭台」と名付けられています。
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 幹の下部から左右に枝を伸ばして立ち上がってる姿は、まさに「燭台lです。
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 片方の枝は大きく湾曲し、「ニンフの腰掛け」の呼ばれています。
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 左下は近くにあった別の奇形ブナです。
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 近くで見かけたエゾアジサイ(蝦夷紫陽花、アジサイ科)です。
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 目指す奇形ブナの巨樹「あがりこ大王」はまだ先です。
 (つづく)

この記事へのコメント

  • なおさん

    いいですねえ。ブナの森は八甲田でも見ましたが、こういう形のは見かけませんでした。枝分かれした幹の様子が楽しいです。燭台と言われるとそんな風にも見えますね。象の鼻とか蛸の足とか宇宙人とかいろいろイメージが膨らみそうです。妖精だけでなく、妊婦とか人夫?とかも腰かけたくなりますよね。ブナの森はいつの季節でも、どんな天気でも楽しいところですね。

     まだ蕾のクルマユリやらエゾアジサイやらもご覧になりましたか。
    2013年08月08日 22:18
  • 信徳

    獅子ヶ鼻湿原には奇形ブナの木が多いのですね。雪の影響なのでしょうか?それとも?
    山野草を見ながらの歩きは足取りが軽いですね。
    2013年08月08日 22:23
  • shuuter

    鳥海山 にはブナバヤシがあり 奇形の「燭台」と呼ばれるものまであるのですね。
    樹齢何年ですかね、長いものでしょう。

    山紫陽花はすきなのですが、さらに上をゆく蝦夷紫陽花 見とれるばかりです。
    2013年08月08日 22:26
  • りりい

    「ニンフの腰かけ」が面白いですね。
    こんな暑い毎日ですので、高原の山歩きがしたくなりました。
    2013年08月08日 23:23
  • eko

    ブナ林の奇形ブナの木、ユニークな形に驚いています。自然のなせる技、粋なことをしますね。あがりこ大王はどんな姿を見せてくれるのか期待が膨らみます。
    エゾアジサイ、素敵ですね。
    2013年08月08日 23:26
  • 行き当たりばったり

    今晩は。森の中、涼しさを感じさせてくれる風景です。不思議な形のブナの木。これからの道程を予感させてくれますね(笑)
    2013年08月08日 23:56
  • 寿々木

    森林浴を楽しまれましたか、古木からはパワーが貰えそうな気がします。涼しさが伝わってきます。
    2013年08月09日 07:53
  • nobara

    ブナの森は何か神秘的ですね。
    ブナの木って耳を近づけると水の流れる音がしたんですよ。水を蓄えるって事ですかね~~~
    クルマユリ、こうやって見ると不思議!
    私もクルマユリ撮りましたが、肝心の葉は?
    そこが重要ですのにね。
    森には不思議な力がありますね。感じるモノが☆
    2013年08月09日 08:16
  • mori-sanpo

    北海道から山口県までブナ林は見てきましたが、これほど奇形のブナが集団で生育しているところは見たことがありません。
     おそらく、豪湿雪と地形との複合的なものに起因しているのではないかと思いますが、面白い現象ですね。機会があれば見てみたいです。
    2013年08月09日 08:57
  • 長さん

    なおさん、コメントありがとうございます。
    奇形ブナは面白い形をしています。次回の記事で、こうした奇形ブナが誕生した原因の有力説を紹介する予定です。
    普通芽が出ると上に向きますが、なぜこんなにカールしてしまったんでしょうね。妊婦とか人夫なんて冗談はようせいと妖精が言ってました(笑)。
    2013年08月09日 09:33
  • 長さん

    信徳さん、コメントありがとうございます。
    奇形ブナ誕生の原因と言われる有力説を次回にご紹介します。日光も十分射さない森の中で、エゾアジサイだけが目立っていました。
    2013年08月09日 09:36
  • 長さん

    shuuterさん、コメントありがとうございます。
    奇形ブナの樹齢は何年でしょうね。200年位は経っているような気がします。
    エゾアジサイ、青やピンクが見られましたよ。
    2013年08月09日 09:46
  • 長さん

    りりいさん、コメントありがとうございます。
    ニンフが腰掛けるには大きすぎると思うので、熊が腰掛けたんでしょうか(笑)。
    毎日暑いですね。今朝は7時で29℃ありましたよ。
    2013年08月09日 09:48
  • 長さん

    ekoさん、コメントありがとうございます。
    気液ブナは面白いでしょう。なぜこんな形になったのか、その有力説を次回にご紹介しましょう。あがりこ大王はこれを上回る迫力でした。
    2013年08月09日 09:51
  • 長さん

    行き当たりばったりさん、コメントありがとうございます。
    森の中は暑い夏を忘れさせてくれるほどの快適さでした。こういう森林浴も良いですね。
    次回のあがりこ大王にご期待下さい。
    2013年08月09日 09:54
  • 長さん

    寿々木さん、コメントありがとうございます。
    奇形ブナの古木、本当は木道から外れてはいけないのでしょうが、触ってみましたよ。歩く元気が出ました。
    2013年08月09日 09:56
  • 長さん

    nobaraさん、コメントありがとうございます。
    ブナの森で木の鼓動を聞かれましたか。私も、白神山地で耳を押しつけてみましたよ。ブナの木は根がしっかり張っていて、成木1本で田んぼ1枚分の貯水能力があるのだとか。
    クルマユリは輪生した葉で判断しましたが、最初なんだろうと思いました。
    2013年08月09日 10:02
  • 長さん

    mori-sanpoさん、コメントありがとうございます。
    奇形ブナが誕生した原因と言われる有力説を次回にご紹介しますが、全国でもこんなに多いところはないでしょうね。
    2013年08月09日 10:04
  • 花咲か爺

    奇形ブナの後方からの光が幻想的で、妖精が本当に腰掛けている様な雰囲気がしていますね。
    2013年08月09日 17:20
  • 長さん

    花咲か爺さん、コメントありがとうございます。
    森の中は綱領付則ですから、暗い色の奇形ブナに露出を合わせると空の色がにじんでしまいました。これが雰囲気を盛り上げる良い効果を出してくれました。
    2013年08月09日 19:46
  • ケン坊

    こんばんは。
    早朝から(山へ)出掛けちゃったので訪問が遅くなりました...。
    奇形ブナ...燭台ですか? 面白いですね~ 自然界の現象というか...
    ケン坊もこういうのを撮るのが好きで、今日も山の帰りに1枚だけ撮ってきたんですが、それだけじゃネタにならないので...どうしようかな?>笑<
    2013年08月09日 20:15
  • 長さん

    ケン坊さん、コメントありがとうございます。
    今日は登山でしたか。暑かったんじゃないですか。
    蝋燭を何本も立てる西洋式の燭台にそっくりです。面白いですね。
    奇形の木がありましたか。それは楽しみです。
    2013年08月09日 22:16
  • 春夏冬

    Bonjour
    立派な木ですね~
    昨日私も分岐点?撮影
    (⌒-⌒)ニコニコ...
    2013年08月12日 09:06
  • 長さん

    春夏冬さん、コメントありがとうございます。
    分岐点を撮りましたか。人生の分かれ道じゃなくて良かった(笑)。
    2013年08月12日 10:41

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