夏の東北バスツアー(13) 第2日目(7月24日、その5)
鳥海山麓にある中島台レクリェーションの森を歩いています。
鳥海山の湧水を集めた赤川沿いの木道を先に進みます。
ヌスビトハギ(盗人萩、マメ科)が見頃を迎えています。
直射日光が届かない林の中ではクルマユリ(車百合、ユリ科、左下)はまだつぼみ。右下は、トリアシショウマ(鳥足升麻、ユキノシタ科)。
やがて、あがりこ大王と湿原への分岐。左へ進みます。
歩き始めてから30分ほどで、大きな奇形ブナがありました。立て札によると「燭台」と名付けられています。
幹の下部から左右に枝を伸ばして立ち上がってる姿は、まさに「燭台lです。
片方の枝は大きく湾曲し、「ニンフの腰掛け」の呼ばれています。
左下は近くにあった別の奇形ブナです。
近くで見かけたエゾアジサイ(蝦夷紫陽花、アジサイ科)です。
目指す奇形ブナの巨樹「あがりこ大王」はまだ先です。
(つづく)
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この記事へのコメント
なおさん
まだ蕾のクルマユリやらエゾアジサイやらもご覧になりましたか。
信徳
山野草を見ながらの歩きは足取りが軽いですね。
shuuter
樹齢何年ですかね、長いものでしょう。
山紫陽花はすきなのですが、さらに上をゆく蝦夷紫陽花 見とれるばかりです。
りりい
こんな暑い毎日ですので、高原の山歩きがしたくなりました。
eko
エゾアジサイ、素敵ですね。
行き当たりばったり
寿々木
nobara
ブナの木って耳を近づけると水の流れる音がしたんですよ。水を蓄えるって事ですかね~~~
クルマユリ、こうやって見ると不思議!
私もクルマユリ撮りましたが、肝心の葉は?
そこが重要ですのにね。
森には不思議な力がありますね。感じるモノが☆
mori-sanpo
おそらく、豪湿雪と地形との複合的なものに起因しているのではないかと思いますが、面白い現象ですね。機会があれば見てみたいです。
長さん
奇形ブナは面白い形をしています。次回の記事で、こうした奇形ブナが誕生した原因の有力説を紹介する予定です。
普通芽が出ると上に向きますが、なぜこんなにカールしてしまったんでしょうね。妊婦とか人夫なんて冗談はようせいと妖精が言ってました(笑)。
長さん
奇形ブナ誕生の原因と言われる有力説を次回にご紹介します。日光も十分射さない森の中で、エゾアジサイだけが目立っていました。
長さん
奇形ブナの樹齢は何年でしょうね。200年位は経っているような気がします。
エゾアジサイ、青やピンクが見られましたよ。
長さん
ニンフが腰掛けるには大きすぎると思うので、熊が腰掛けたんでしょうか(笑)。
毎日暑いですね。今朝は7時で29℃ありましたよ。
長さん
気液ブナは面白いでしょう。なぜこんな形になったのか、その有力説を次回にご紹介しましょう。あがりこ大王はこれを上回る迫力でした。
長さん
森の中は暑い夏を忘れさせてくれるほどの快適さでした。こういう森林浴も良いですね。
次回のあがりこ大王にご期待下さい。
長さん
奇形ブナの古木、本当は木道から外れてはいけないのでしょうが、触ってみましたよ。歩く元気が出ました。
長さん
ブナの森で木の鼓動を聞かれましたか。私も、白神山地で耳を押しつけてみましたよ。ブナの木は根がしっかり張っていて、成木1本で田んぼ1枚分の貯水能力があるのだとか。
クルマユリは輪生した葉で判断しましたが、最初なんだろうと思いました。
長さん
奇形ブナが誕生した原因と言われる有力説を次回にご紹介しますが、全国でもこんなに多いところはないでしょうね。
花咲か爺
長さん
森の中は綱領付則ですから、暗い色の奇形ブナに露出を合わせると空の色がにじんでしまいました。これが雰囲気を盛り上げる良い効果を出してくれました。
ケン坊
早朝から(山へ)出掛けちゃったので訪問が遅くなりました...。
奇形ブナ...燭台ですか? 面白いですね~ 自然界の現象というか...
ケン坊もこういうのを撮るのが好きで、今日も山の帰りに1枚だけ撮ってきたんですが、それだけじゃネタにならないので...どうしようかな?>笑<
長さん
今日は登山でしたか。暑かったんじゃないですか。
蝋燭を何本も立てる西洋式の燭台にそっくりです。面白いですね。
奇形の木がありましたか。それは楽しみです。
春夏冬
立派な木ですね~
昨日私も分岐点?撮影
(⌒-⌒)ニコニコ...
長さん
分岐点を撮りましたか。人生の分かれ道じゃなくて良かった(笑)。