フシグロセンノウ、ヤマホトトギス、シロネ

目黒自然教育園にて(5)
 園内の北西部、武蔵野植物園で、フシグロセンノウやヤマホトトギスが見つかりました。
フシグロセンノウ (節黒仙翁)
ナデシコ科マンテマ属(←センノウ属)の多年草。
名の由来は、節が黒いセンノウだから
(センノウは嵯峨野の仙翁寺で栽培されていたことに由来)
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ヤマホトトギス (山杜鵑)
ユリ科ホトトギス属の多年草。ヤマジノホトトギスと判断しましたが、花被片の反り具合や蕾のつき具合からから、ヤマホトトギスの方だとご指摘を受けました。なおさん、ありがとうございます。
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コバギボウシ       アオスジアゲハ
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シロネ (白根)
シソ科シロネ属の多年草。名の由来は根が肥大して白いから
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茎は四角というより、4本の丸い茎を束ねたような形。
花が小さく(5㎜位)で、茎が揺れるのから写し難い
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ツリガネニンジン (釣鐘人参、キキョウ科の多年草)
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このアザミ、品種名が分かりません。もしかして、モリアザミ?
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 8月15日撮影。
 (つづく)

この記事へのコメント

  • 行き当たりばったり

    今晩は。フシグロセンノウ、ヤマジノホオトギス--図鑑ではおなじみなのですが、実際は植物園でないとみられない?
    そんなことはないですよね。
    アザミはかなり種類が多いようで----。
    細かいところに、鑑別のコツがあるのでしょうね。
    2013年08月29日 22:54
  • 長さん

    行き当たりばったりさん、コメントありがとうございます。
    フシグロセンノウやヤマジノホトトギスの自生のものは見ることは出来ると思いますが、場所を知っていないと難しいと思いますよ。
    アザミの種類は意外に多いので、同定は難しいです。
    2013年08月29日 23:32
  • なおさん

    フシグロセンノウは朱色の整った花で、木陰で見るといい感じですね。何輪かまとまって咲いていると目立ちますね。
     その下のは花びらの下がり具合や蕾のつき具合から見て、ヤマホトトギスと見受けました。面白い形の花ですよね。

     アオスジアゲハは飛ぶのが早く、なかなかじっとしていることは少なく、思うように撮れないのですが、運よく2つも撮れたというのはスバラシイですねえ。
     コバギボウシも涼しげです。水生植物のある湿地の方で、以前白花も見たことあるのですが、いまでもありますかねえ。シロネやツリガネニンジンも可愛らしいです。

     アザミはなかなか区別にナンギするもので、あ、アザミだということで済ませてしまうことが多いのです。
    2013年08月30日 04:58
  • ケン坊

    おはようございます。
    ヤマジノホトトギス(ヤマホトトギス?)やツリガネニンジン、アザミなど、昨日の里山歩きで見かけた花...ゆっくりと見させていただきました。
    シロネに似た花もありましたが写真撮るのを忘れちゃった>笑<
    2013年08月30日 06:38
  • 寿々木

    フシグロセンノウとミズヒキのコラボ素敵です。
    きれいな色のアザミですね。
    2013年08月30日 06:40
  • 長さん

    なおさん、コメントありがとうございます。
    フシグロセンノウは運良く一株だけ咲いているのを見つけました。やはりヤマジノホトトギスではなおく、ヤマホトトギスの方でしたか。ご指摘、ありがとうございます。
    アオスジアゲハは土の水分を吸うためでしょうか、一羽がひらひらしていました。テレ端で撮ったものをトリミングして2枚並べました。
    アザミは同定が難しいですね。
    2013年08月30日 07:02
  • 長さん

    ケン坊さん、コメントありがとうございます。
    昨日も山歩きでしたか。まだ暑かったでしょう。
    ヤマジノホトトギスとしたのですが、ヤマホトトギスの方だそうです。
    シロネに似た草もありましたか。シロネは2m近くまで伸びるようです。
    2013年08月30日 07:33
  • 長さん

    寿々木さん、コメントありがとうございます。
    うまい具合にフシグロセンノウの前にヌスビトハギの枝が伸びてきていました。
    このアザミ、名前がわからないんですよ。
    2013年08月30日 07:37
  • 信徳

    フシグロセンノウは暗い木陰で目立つ花ですね。見つけると喜んでしまいます。ヤマジノホトトギス、紫の斑点が素敵です。
    2013年08月30日 08:06
  • 長さん

    信徳さん、コメントありがとうございます。
    フシグロセンノウ、噂にたがわず、森の中の薄暗い中で輝いていましたよ。ヤマジノホトトギスではなく、ヤマホトトギスの方だったんです。
    2013年08月30日 08:17
  • mori-sanpo

    自然教育園の武蔵野植物園はかなり歩きましたが、フシグロセンノウは見落としていました。
     ヤマホトトギスが咲いていましたか。ホトトギス類の花の形は独特で魅力的ですね。3種類のホトトギスが同時に咲く頃、出かけたいと思っております。
    2013年08月30日 08:43
  • shuuter

    フシグロセンノウ しばらくみていません。
    気品のある花です。

    シロネ 茎がやはり大きいですね。全体に大振りですね。
    2013年08月30日 09:32
  • nobara

    御岳山でもフシグロセンノウ、ヤマジノホトトギス、見かけました。
    不思議とヤマホトトギスを見かけなかったです。
    並べて見たかったです。反り返りからやっぱりヤマホトトギスなんですね~1枚目の角度だと難しそう~です。
    総苞と葉の感じからモリアザミに1票。
    だけどアザミの類はよほど特徴がはっきりしないと難しいですね。ヒメシロネは見たことありますがシロネは大きいのですね@@
    2013年08月30日 10:19
  • 長さん

    mori-sanpoさん、コメントありがとうございます。
    武蔵野植物園の方はあまり花が咲いていないことが多いのですが、今回は“当り”でしたよ。ただ、ヤマホトトギスもフシグロセンノウも一カ所だけでした。ここでは3種類のホトトギスが咲きますか。
    2013年08月30日 13:22
  • 長さん

    shuuterさん、コメントありがとうございます。
    フシグロセンノウはそちらの里山でも見る機会がありますか。
    シロネはかなり大きくなるようですね。
    2013年08月30日 13:23
  • 長さん

    nobaraさん、コメントありがとうございます。
    フシグロセンノウやヤマジノホトトギスは御岳山の②に登場していましたね。ヤマホトトギスの写真は2枚とも同じ花です。やはり上からと横からだと花弁の角度が違って見えますね。
    アザミについてはネットで色々探してみましたが、モリアザミが一番近いかなと思っています。
    2013年08月30日 13:29
  • eko

    フシグロセンノウ、初めて見ます。花色が素敵ですね。ヤマホトトギスも皆さんのブログで拝見するだけで実物は見ていません。反り返りが、見事です。
    シロネの名前は根が白いからなんですね。小さな花が可愛らしいです。
    ツリガネニンジン、花柱が花弁より飛び出して花色が綺麗です。こちらは見ました。
    アザミは種類が多くて名前まで見分ける知識はありません(苦笑)
    2013年08月30日 17:47
  • 無門

    こんにちは

    ヤマホトトギス
    微妙な違いがあって
    それでも種類が違うんですね
    面白い
    2013年08月30日 18:28
  • hanasaku

    こんばんは
    大好きなフシグロセンノウです。
    華やかで野草とは思えないけど野草なんですね。
    シロネは初めて見ました。
    小さな可愛い花が咲いてます。
    見たいです!
    アザミも種類が多くて難しいです・・・
    2013年08月30日 19:05
  • 長さん

    ekoさん、コメントありがとうございます。
    フシグロセンノウは渋い色でしょう。ヤマホトトギスも形は変わっていますが、渋い色ですよね。シロネは草の大きさから比べれば花はとても小さいです。
    アザミは地域変種が多いようで、似たようなものしか見つかりませんでした。
    2013年08月30日 21:45
  • 長さん

    無門さん、コメントありがとうございます。
    ホトトギスの仲間は日本に13種類もあり、そのうち10種類が日本固有種なんだそうです。
    2013年08月30日 21:47
  • 長さん

    hanasakuさん、コメントありがとうございます。
    フシグロセンノウ、お好きですか。可愛い花だけでなく、渋いのも好みなんですね。
    シロネはシソ科そのものの花ですが、とても小さく、風で揺れるので、アップで撮るのが難しいのです。
    このアザミ、似たものまでたどり着いたんですが、その先が難しい。
    2013年08月30日 21:52
  • ミックン

    おはようございます
    フシグロセンノウの鮮やかな夏色が素晴らしいです。那須高原にもフシグロセンノウが川の畔で群生しています。しかし、この頃、数が少なくなり、この夏は十数本にまで減りました。
    2013年09月01日 03:57
  • 長さん

    ミックンさん、コメントありがとうございます。
    フシグロセンノウは絶滅した県や絶滅危惧種、準絶滅危惧種に指定してる県もあるようです。栃木県でも。指定はないものの、減り続けているようですね。
    2013年09月01日 07:46

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