植物園の入園料は300円ですが、ありがたいことに、65歳以上は無料です(年齢を証明できるものが必要。18歳未満や、身障者とその介護者も無料)。
入口を入るとすぐに路傍植物園となります。今回はいろいろな花を見ることが出来ました。
マツカゼソウ (松風草)
ミカン科マツカゼソウ属の多年草。日本固有種。
日本のミカン科では唯一の草本。葉は3回3出複葉で、互生する
4弁花で、花柱に種のもとが出来ている。名の由来は諸説あり
ハグロソウ (葉黒草)
キツネノマゴ科ハグロソウ属の多年草。
名の由来は、葉が暗緑色に見えるからと言われている
葉と花色のコントラストが強いからか、いつもうまく撮れない
ヤブマオ(藪真麻、左)とメヤブマオ(雌藪真麻、右)
共に、イラクサ科カラムシ属の多年草。
メヤブマオの花のほうが、ヤブマオより優しい感じがする
名の由来:ヤブマオ(薮に生えているマオ=カラムシだから)、メヤブマオ(ヤブマオより葉が薄く弱々しいから)。 葉の形も少し違う
ヒヨドリジョウゴ (鵯上戸)
ナス科ナス属のつる性多年草。この実をヒヨドリが好んで食べるから、
が名の由来だそうですが、全草有毒植物です。
赤い実は見たことがあるのですが、花は初めて見ました
キツネノカミソリ (狐の剃刀)
ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草。ひっそりと咲いていました
ミカン科マツカゼソウ属の多年草。日本固有種。
日本のミカン科では唯一の草本。葉は3回3出複葉で、互生する
4弁花で、花柱に種のもとが出来ている。名の由来は諸説あり
ハグロソウ (葉黒草)
キツネノマゴ科ハグロソウ属の多年草。
名の由来は、葉が暗緑色に見えるからと言われている
葉と花色のコントラストが強いからか、いつもうまく撮れない
ヤブマオ(藪真麻、左)とメヤブマオ(雌藪真麻、右)
共に、イラクサ科カラムシ属の多年草。
メヤブマオの花のほうが、ヤブマオより優しい感じがする
名の由来:ヤブマオ(薮に生えているマオ=カラムシだから)、メヤブマオ(ヤブマオより葉が薄く弱々しいから)。 葉の形も少し違う
ヒヨドリジョウゴ (鵯上戸)
ナス科ナス属のつる性多年草。この実をヒヨドリが好んで食べるから、
が名の由来だそうですが、全草有毒植物です。
赤い実は見たことがあるのですが、花は初めて見ました
キツネノカミソリ (狐の剃刀)
ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草。ひっそりと咲いていました
8月15日撮影。
(つづく)
この記事へのコメント
行き当たりばったり
今夜も、楽しめました。
なおさん
ハグロソウのピンクも可愛らしいです。普通に撮ると花が白トビしがちですので、マイナス補正して撮ると花色も濃くなり、葉も暗くなりますので、「葉黒草」という名にふさわしく撮れますね。
ヒヨドリジョウゴの花も可愛らしいです。やわらかい毛が茎に沢山生えているのも面白いです。秋から冬の実も楽しみです。
キツネノカミソリも咲いていましたか。左すみの方にフタリシズカなども写り込んでいますね。
寿々木
shuuter
初め木だと思ったのですが草でした。
狐野剃刀もおそいですね。
地域によって差があるのですね。
鵯上戸 紅い実が楽しみです。
長さん
マツカゼソウ、優雅な名前なんですが、その由来には諸説あってはっきりしません。ハグロソウは写真のように葉の色が濃いのです。
ヒヨドリジョウゴの花には初めて出会ったんですよ。
キツネノカミソリは一日花ですから、群生していないとすぐに終わってしまいますね。
長さん
ミカン科は遺伝子情報が同じなのでしょうが、木と草があるなんて面白いです。ハグロソウの花はピンクなんですが、花に露出を合わせると葉が黒く沈んでしまいます。
ヒヨドリジョウゴの花には初めての出会いです。花弁の緑がアクセントになって可愛いです。
キツネノカミソリと一緒に写った十字対生の葉はフタリシズカですね。
長さん
マツカゼソウ、小さい花ですから、香りを嗅ぐような雰囲気ではなかったですが、葉裏には油点があって、独特な香りがあるそうです。
長さん
マツカゼソウの開花時期は8月から10月だそうですから、遅いということはないでしょう。ミカン科で草なんて面白いですね。
彼岸花も8月から開花しますね。
mori-sanpo
古いファイルを再点検してみようと思います。
先日、小石川植物園に行き分類標本園内を歩きましたが、日差しが強くてかなり日焼けしてしまいました。
信徳
nobara
玉川上水の遊歩道もそのように咲きます。
ヒヨドリジョウゴは鳥さんの贈り物がありました。アサガオみたいな葉っぱになんだろうと、抜かずに見守っていましたらかなり大きくなってきて、かわいいお花を咲かせています。大きくなる過程でウブウブの綿毛みたいなのが辺りに飛び交いました(葉とか茎?)実も見たいのでそのままほったらかしガーデンに気ままにさせています。チカジカ纏めてアップします。
マツカゼソウも名前からして好きな花です。
ポン太
だるま
ヒヨドリジョウゴ、有毒直物なのですか?
ヒヨドリが真っ先に食べにくると聞いていたので、興味があったのですが(@_@)ちぎって味見しなくて良かったです。
花は羽子板の羽を連想しますが、ぶら下がった蕾も可愛いですね。
秋に見られる実が好きなので今から楽しみです(^^*
長さん
マツカゼソウは地味な植物ですから、見落としかねませんね。
小石川植物園に行かれましたか。分類標本園のあたりは高い樹が無いですから、暑かったでしょう。
長さん
ハグロソウはもう4,5回撮っているんですが、うまく撮れません。初めて見たんですが、ヒヨドリジョウゴは可愛い花ですね。秋にも訪れる楽しみが出来ました。
長さん
自然教育園の名の通り、あまり手入れをしないような感じで色々咲いています。中には伸び放題のものもあるのです。
ヒヨドリジョウゴを授かりましたか。可愛い花ですが、茎は意外に毛深いことを知りましたよ。
長さん
路傍植物園は通路の左右に野草が配置してあるんです。
マツカゼソウ、名の通りで、風に揺れるとピントが合わないんです。
ヒヨドリは毒を食べても分解する酵素を持っているんでしょうか。
長さん
ヒヨドリジョウゴにはアルカロイドの一種・ソラニンが含まれているそうです。煮沸すれば毒が消えるそうですが、生は危険ですね。花弁が反り返って、羽子板の羽みたいに見えますよね。
しおん
松風草 ですか~ いい名前ですね~
草の名前って 時々うっとりすることあります。
由来を調べて そうなの? と全くイメージと違うこともありますが。 散歩道の草の中に存在する花であっても 名前を知らないでいて あ~この草 見たことある・・・と思ったのが ヤブマオ・メヤブマオでした。
コスモス
eko
マツカゼソウ、良い名前が付いていますね。小さな可愛い花ですね。ミカン科で草本というのも面白いです。
ハグロソウ、こちらも小さなピンクの花ですね。きれいに撮れています。
ヒヨドリジョウゴ、ナス科らしい花が咲いています。赤い実も楽しみです。
無門
たとえ300円でも
無料の方がいいですね
気楽に何度でも行ってみたいところ
長さん
マツカゼソウは名の由来がはっきりしませんが、風に揺れる姿を連想させる良い名前ですね。
ヤブマオやメヤブマオはよく見かけるシソ科の植物ですね。
長さん
ヒヨドリジョウゴは鳥が実を食べた後、種が糞と一緒にあちこちに落下するのでしょうね。花や実は有毒なので、注意しなければなりませんが、見るだけなら問題はありません。
長さん
ミカン科で草本なんて変わっていますね。科や属の分類って遺伝子なんかで分けるのでしょうが、面白いです。
ハグロソウは2弁花で、これも変わっています。露出を調整したのですが、下向きの花弁は露出オーバーでした。
ヒヨドリジョウゴは花も実も可愛いですよ。
長さん
国の管理する植物園は年寄りに配慮をしてくれるところがあるので、嬉しいことです。
hanasaku
大好きなお花がいっぱいです。
マツカゼソウが咲いているのですね!
ハグロソウは口を開けているように見えて可愛いです。
ずっと咲き続けてくれる可愛い花。
ヒヨドリジョウゴは花も実も可愛いです。
ヤブマオは不思議です。
長さん
マツカゼソウやヒヨドリジョウゴは初めて見ました。
こういう小さい花はhanasakuさんの得意分野でしたね。小さい上に、風で揺れるから写しにくいです。三脚を据えてじっくり狙えば良いのでしょうが、そうするには時間が足りません。
春夏冬
花!家にも近所にも・・・
私も無料なんだ!
母と同伴なら(身障者1級)
サギソウが近所にあるのですが、さて?台風通過の後
(´・ω・`)
ケン坊
ヤブマオとメヤブマオに似た花に、今日、山(里)で見かけましたが、別な花かも知れません...写真に自信がないので掲載しませんが>笑<
長さん
あら、そんなお歳だったんですか。びっくりです。聞かなきゃ良かった(笑)。
台風が東に向かってきましたね。
長さん
ヤブマオやメヤブマオの他に、イラクサ、オニヤブマオ、など似た草がありますね。でも、どれも雑草に毛が生えたようなものですけど。