実は、松岡美術館に行ったのですが、ここはその隣なので、ついでに立ち寄ったと言うわけです(松岡美術館の報告はいずれアップする予定です)。
ヌスビトハギ、ミズタマソウ、キンミズヒキ、ミズヒキ(左から)
ミズヒキ (水引、タデ科ミズヒキ属)
花の上半分は赤、下半分は白で、これを水引に例えたという説と、
細くて長い花穂を水引に例えたという説がある。
白花種はギンミズヒキ(銀水引)と言われる。
写真は、花弁が開く前に2本のしべが飛び出してきたところ。
キンミズヒキ (金水引、バラ科キンミズヒキ属)
名の由来は、黄色い小さな花をつける穂を金色の水引に見立てた。
昆虫が吸蜜に来た → マメコガネだそうです。なおさん、ありがとうございました。(マメコガネ 植物食の小型のコガネムシ。日本在来種。農業上の重要害虫の一つ)
ヌスビトハギ (盗人萩、マメ科ヌスビトハギ属)
名の由来は、音を立てないように足の外側だけで歩いたという昔の盗人の足跡に、実の形が似るから。
ミズタマソウ (水玉草、アカバナ科ミズタマソウ属)
初めて見ました。花径は5、6mm。花弁は2枚で2裂するようだ。
花の下に実が出来ている。
和名は、白い毛が密生した実が露に濡れている様子を水玉に見立てた。
水玉のように見える写真をネットで見つけました(↓)。
http://webzukan.net/zukan/1158054653.html
ミズヒキ (水引、タデ科ミズヒキ属)
花の上半分は赤、下半分は白で、これを水引に例えたという説と、
細くて長い花穂を水引に例えたという説がある。
白花種はギンミズヒキ(銀水引)と言われる。
写真は、花弁が開く前に2本のしべが飛び出してきたところ。
キンミズヒキ (金水引、バラ科キンミズヒキ属)
名の由来は、黄色い小さな花をつける穂を金色の水引に見立てた。
昆虫が吸蜜に来た → マメコガネだそうです。なおさん、ありがとうございました。(マメコガネ 植物食の小型のコガネムシ。日本在来種。農業上の重要害虫の一つ)
ヌスビトハギ (盗人萩、マメ科ヌスビトハギ属)
名の由来は、音を立てないように足の外側だけで歩いたという昔の盗人の足跡に、実の形が似るから。
ミズタマソウ (水玉草、アカバナ科ミズタマソウ属)
初めて見ました。花径は5、6mm。花弁は2枚で2裂するようだ。
花の下に実が出来ている。
和名は、白い毛が密生した実が露に濡れている様子を水玉に見立てた。
水玉のように見える写真をネットで見つけました(↓)。
http://webzukan.net/zukan/1158054653.html
8月15日撮影。
(つづく)
この記事へのコメント
miki
いかにも水玉という感じですね。
小さい花ですから見つけた時はどきどき
しましたが、初めての花は嬉しいですね。
行き当たりばったり
ミズタマソウ、なるほどの名前です。
なおさん
キンミズヒキに来ている虫はマメコガネですねえ。葉などを食い荒らすので畑では被害がでているところもあり、アメリカでも日本からきたこの虫が農作物に被害を与えているそうですね。
信徳
寿々木
ヌスビトハギ、花が沢山ついて綺麗です。
mori-sanpo
ミズヒキはあまりにも小さな花なので、まだ撮ったことがありませんが、この花は花弁が開く前ですか。
ミズタマソウの花とと実は可愛いですね。
黄昏龍
小さな花を実に綺麗に撮影されていますね。
先人であるミズヒキソウの命名された方は
どんな思いで命名されたのでしょうかね???
長さん
ミズタマソウのみには先がちょっとカールした毛が生えているので、水が実の全体を包むように丸い玉を作るのでしょうね。今朝、そんな写真を見つけました(↓)。
http://webzukan.net/zukan/1158054653.html
長さん
細部までよく写るのがマクロレンズの魅力ですが、それはピントが合っていればの話。風で揺れるから結構難しいです。
最近のコンパクトカメラは1cmくらいまで接近して、写せるものもあるようです。
長さん
暑い日に息を止めて接写するのは難儀ですね。カメラを止めても相手が揺れますし・・・。
キンミズヒキに止まっているのはマメコガネですか。こういうのは駆除が難しいのでしょうね。
長さん
今回の撮影は風が弱かったせいか、割合ピントが来ている写真の比率が高かったです。
ミズタマソウの実に水が付いている写真を見つけましたので、リンクしておきます。
長さん
キンミズヒキはかなり花茎が伸びましたから、そろそろ終盤でしょう。つぼみのうちから萼の下にひっつき虫になる原因の毛が生えています。
ヌスビトハギは花穂がクロスしているところを撮りましたが、ピンがいまいちでした。
長さん
ミズヒキは小さな5弁花なんです。そのうちの下の2枚が白いのです。
ミズタマソウ、初めて見ました。実に水がついた写真を見つけたのでリンクを付けました。
nobara
ミズタマソウ、かわいらしいお花で大好きです。
うぶうぶのオケケがにゃんともかわいらしい。
ヌスビトハギはこの仲間でも一番
お花が小っちゃいですね~
フジカンゾウなどは、大きめで見栄えがしますけど
我が家は玄関前にミズヒキソウが群生しています。
茎が固くて支柱に成りそうです。
長さん
水引の起源は飛鳥時代に遡るそうです。当時はクレナイと呼ばれていたのが、平安時代に水引となったそうです。そんな昔の人がこの草をミズヒキと名付けたんでしょうか。
長さん
ミズタマソウは雨が降ったときに見るのも一興でしょうね。実がまん丸ではないのも面白い。
ヌスビトハギの花はあっち向いたりこっち向いたりで、写真に撮りにくいです。
ミズヒキが玄関前で群生ですか。避けて通るのが大変そう。咲き終わった茎は何かに使えるかも。
tomi
水引草 なんて優雅な名前なんでしょうか。
この花から 水引が考えられた と言います説が正しいですよ。
「目黒教育美術館」ですか、その隣が松岡美術館で 便利な立地ですね、 ところで 今でも「松方コレクッション」はあるのですか 今ふっと思い出しました。
長さん
この花からミズヒキが考えられたんですか。そんな説もあるんですね。
ここは、国立科学博物館付属自然教育園というのが正式名称なんです。この敷地東北側に隣接するように松岡美術館があります。
松方コレクションは、川崎造船所の負債返済のために差し押さえられ、その後売却されチリジジになったと聞きます。現在その一部が現在、国立西洋美術館、ブリヂストン美術館、大原美術館などに収蔵されているそうです。
無門
ミズヒキはその細い形が
名前にぴったりですが
キンミズヒキの方は
太過ぎてイメージがわかないと
いつも感じていますよ
hanasaku
大好きなミズタマソウです!
ヌスビトハギも可愛い姿で咲いて嬉しいです。
見に行きたくなりました。
ケン坊
ミズヒキ、キンミズヒキ(全体)を写真に撮るのは難しいですね。何時もボケちゃってしまいます。
小さな花をアップで撮れば良かったのかな?
ミズタマソウは面白い! 是非、見てみたいです。
eko
キンミズヒキはこの間伊吹山で見ましたが、ミズヒキと名が付いていても、ミズヒキやギンミズヒキと比べると花が大きいですね。ミズヒキという名が不思議な感じがします。
ミズタマソウ、初めて見ます。水玉のように見える写真見ました。可愛いですね。一度見てみたいです。
長さん
植物の和名って、花のイメージぴったりのものが多いようですが、時々首をかしげたくなるものがありますね。
長さん
ミズタマソウ、初めて見ましたが、花より実の方がだんぜん面白い植物です。
この植物園、自然のままという感じで展示されているから良いです。
長さん
小さい花の写真は1枚目や5枚目のように引いて撮るか、それともぐっと近づいて撮るしかないようです。
ミズタマソウ、面白いです。山に咲いていると良いですね。
長さん
マクロレンズならではの写真が撮れたと思っています。
ミズヒキはうまい名前だと思いますが、キンミズヒキの方は首をかしげたくなりますね。
ミズタマソウも雨が降ったときに見ると、その名を実感しますね。
ポン太
ミズヒキ、以前風情があってかわいいと思い庭の隅に植えたことがあります。ところがすごい繁殖力で嫌になって引っこ抜きました。今も葉が出ているのを見ると引っこ抜いています。ミズタマソウ、これも小さい花なのですね。こんなにきれいに撮れているのでもう少し大きい花かと思っていました。本物を見てみたいです。
長さん
小さな花が細部まで写るのがマクロレンズの強みです。
ミズヒキは花の部分だけ見れば可愛いですが、葉は大きく,繁殖しますね。
ミズタマソウは小さな花です。実に沢山の毛が生えていて、これが水を絡め取る取るんでしょうね。