植物園は夏の盛りにも来てみるものですね。初めて見る花がいくつもあり、マクロレンズで楽しみました。モミジガサや、ナガバハエドクソウもそうでした。
モミジガサ (紅葉傘)
キク科コウモリソウ属の多年草。日本の湿った山野に自生。
地味な花ですが、カールしたしべが可愛い。
ヤブレガサやコウモリソウ、カニコウモリの花に似ている。
葉にモミジのような大きな切れ込みがあるのが名の由来。春の若葉は山菜として好まれるが、ヤマトリカブトと間違え易いという。
ナガバハエドクソウ (長葉蝿毒草)
ハエドクソウ科ハエドクソウ属の多年草。
咲き始めたところですが、花の形はハエドクソウとあまり変わらない。
萼片から伸びた3本の突起?が可愛い。
細長い葉だと思ったら丸みを帯びている。ハエドクソウは葉の付け根が矢じり形に近いのに比べ、ナガバハエドクソウはくさび形という違いだそうだ。
ヤブミョウガ (薮茗荷)
ツユクサ科ヤブミョウガ属の多年草。実が出来ていた。
ヤブラン (薮蘭)
クサスギカズラ科ヤブラン属の多年草。クマバチがやってきた。
タマサンゴ (玉珊瑚)
ナス科ナス属の非耐寒性常緑低木。原産はブラジル。
別名リュウノタマ、フユサンゴ。写真は花とその後ろ姿。
シキミの実 (樒、櫁、梻)
シキミ科シキミ属の常緑高木。面白い形の実だ。
花は、昨年5月につくば植物園で撮ったもの。
キク科コウモリソウ属の多年草。日本の湿った山野に自生。
地味な花ですが、カールしたしべが可愛い。
ヤブレガサやコウモリソウ、カニコウモリの花に似ている。
葉にモミジのような大きな切れ込みがあるのが名の由来。春の若葉は山菜として好まれるが、ヤマトリカブトと間違え易いという。
ナガバハエドクソウ (長葉蝿毒草)
ハエドクソウ科ハエドクソウ属の多年草。
咲き始めたところですが、花の形はハエドクソウとあまり変わらない。
萼片から伸びた3本の突起?が可愛い。
細長い葉だと思ったら丸みを帯びている。ハエドクソウは葉の付け根が矢じり形に近いのに比べ、ナガバハエドクソウはくさび形という違いだそうだ。
ヤブミョウガ (薮茗荷)
ツユクサ科ヤブミョウガ属の多年草。実が出来ていた。
ヤブラン (薮蘭)
クサスギカズラ科ヤブラン属の多年草。クマバチがやってきた。
タマサンゴ (玉珊瑚)
ナス科ナス属の非耐寒性常緑低木。原産はブラジル。
別名リュウノタマ、フユサンゴ。写真は花とその後ろ姿。
シキミの実 (樒、櫁、梻)
シキミ科シキミ属の常緑高木。面白い形の実だ。
花は、昨年5月につくば植物園で撮ったもの。
8月15日撮影。
(つづく)
この記事へのコメント
信徳
モミジガサの細長い花から出ている蕊が何とも言えない面白さです。葉はヤマトリカブトそっくりですね。
なおさん
ヤブランの花にクマバチがいましたか。フユサンゴの実もオレンジガムのようになるので面白いですね。
シキミは悪しき実ということで、かなりの猛毒だそうですね。
寿々木
ヤブランも咲いてましたか、当方庭も満開です。フユサンゴは周年開花で、赤い実と一緒に花が咲いています。落ちた実から?新しい株が芽吹き、増えて行きます。
mori-sanpo
ヤブミョウガは、花と色付いた実が同時に見ることができるとは気づきませんでした。改めて撮ってみたいです。
ポン太
所にも淡い花が咲いてかわいいですね、
長さん
モミジガサは地味な色合いの小さな花ですが、カールしたしべが実に可愛らしい。葉はヤマトリカブトにそっくりですか。間違って食べる人がいるそうですね。
長さん
モミジガサの若い葉は山菜として人気があるそうですね。だからヤマトリカブトと間違える人がいるのでしょうね。花の先端を見て気に入りましたよ。
ナガバハエドクソウのピントが合ったマクロ写真はこれ1枚だけなんです。
フユサンゴ、オレンジガムみたいな実ですが毒があるそうですね。
長さん
今ネットで調べたら、モミジガサはコウモリソウやカニコウモリにも似ていますね。
フユサンゴの実も出来ていました。花の後ろに橙色が見えます。路地のちょっとした隙間でも根を下ろしますね。
長さん
マクロで写すと意外な発見があるもので、楽しくなります。
ヤブミョウガは花茎を伸ばしながら咲き続けるようですから、早く咲いたものは実になっていました。
長さん
シキミの実を初めて知りました。関東ではシキミの木が少ないのです。
ヤブミョウガは花を次々に咲かせながら花序を伸ばすようです。
shuuter
濃いチョコレート色の花 覚えやすいです。
見てみたい花です。
ハエドクソウはみたことありますが、ナガバハエドクソウもあるのですか。
長さん
モミジガサはその花の形から覚えやすいですね。しかし、ヤブレガサやコウモリソウ、カニコウモリと似た花があるから要注意ですね。
ナガバハエドクソウはネット上方も少なく、珍しい部類でしょう。
だるま
マクロレンズで撮影されると
また違った世界を見る事が出来、楽しいでしょうね。
いつかマクロレンズでお花を覗いてみたいです。
モミジガサ、愛嬌のある可愛い花ですね。
蕊がカールして独特の姿をしています
ヤブミョウガの実、緑と濃紺の実が綺麗~。
夏の植物園も魅力的で、見ていると足を運びたくなりました♪そろそろカメラ持参で動き出そうかなぁ
花咲か爺
無門
ヤブランにやってきたクマンバチ
花は小さいけれど
これだけあれば一気に収穫あり
しばらくここで一仕事ですね
eko
もう実の出来る季節なんですね。シキミの花は見たことありますが、実は初めて見ます。角が生えたような面白い形をしていますね。
nobara
葉をちゃんとみないと同定はできませんね~
ハエドクソウも私は撮りましたが・・・
さて?どっちだったのかしら??
ヤブランもヒメヤブランが好みです。
クマンバチさんも好みがあるのでしょうか・・
すごいもてようですね (^o^)丿
ケン坊
ヤブランにヤブミョウガ...この二つは馴染みのある花ですが、モミジガサは何処かで見かけた花!
シキミの実は見た記憶がありません。変わった形をしてますね~
長さん
マクロレンズで撮ると気がつかなかった細部が見えてきますから面白いです。
モミジガサのしべのように、2つに分かれてカールする姿は他にも見られますね。ヒマワリの両性花もそうです。
夏の植物園も良いですが、暑さを覚悟しないとね。
長さん
白金に残された森の中では、日陰でも風が通りません。
モミジガサやハエドクソウなどは山野草ですから、ちょっと洒落た植物園にはないかも知れませんね。
シキミは関東ではあまり見かけない木なんです。
長さん
クマバチは蜜を集めるのに忙しく、カメラが近寄っても知らん顔でした(笑)。
長さん
モミジガサのしべ、マクロで撮るとカールした姿がはっきり見えて面白いです。
シキミの実は緑で葉に紛れて気付かないのかも。突起の数だけ種が出来るようです。
長さん
御岳山でもモミジガサをご覧になりましたか。オクモミジハグマも面白そうな花ですね。
ナガバハエドクソウは御岳山にもありそうな気がします。
ヤブランはヒメヤブランより花が多すぎてしつこい(笑)。このクマバチ、同じ個体なんです。
長さん
ヤブランやヤブミョウガはこちらでも良く目にします。
モミジガサは似たような花があるので、記憶に残ったのかも根。
シキミは本州中部以南に分布しており、関東ではあまり見かけません。