今回は、主としてサバンナ温室や熱帯雨林温室の建物周辺で咲いていた花を紹介します。
ホソバウンラン (細葉海蘭)
ゴマノハグサ科ウンラン属の多年草。原産はヨーロッパ。
日本へは大正時代に観賞用や薬用植物として渡来
在来種のウンランに比べ、葉が細いのが名の由来
別名トードフラックス
リッピア・ドゥルキス(リッピア・デュルキス)
クマツヅラ科イワダレソウ属の半落葉性低木
原産はメキシコ~中央アメリカ。別名スィートハーブ・メキシカン
小さな花を咲かせながら、花穂が成長するようだ
チャイニーズ・ハット (ホルムショルディア・サングイネア)
シソ科(←クマツヅラ科)テングバナ属の常緑低木。
原産はインド~ヒマラヤ地方。皿状の萼から筒状の花が咲く。
チョウセンニワフジ 絶滅危惧種
朝鮮庭藤、マメ科コマツナギ属の落葉低木
九州(北部・対馬)、朝鮮・中国(北部) に分布
ヨウシュイブキジャコウソウ
(洋種伊吹麝香草)
シソ科イブキジャコウソウ属の多年草
原産は地中海沿岸地方
別名ワイルドタイム、クリーピングタイム
ウナヅキヒメフヨウ
(肯き姫芙蓉)
アオイ科ヒメフヨウ属の常緑低木
原産は熱帯アメリカ
別名タイリンヒメフヨウ
屋外で咲いているのは初めて見た
モノプシス・デビリス (モノプシス・デビルス)
キキョウ科モノプシス属の多年草。原産は南アフリカ
花径は2cm。下向きの花弁が左右に開き、下から白いしべが飛び出してくる
タンジン 丹参
シソ科アキギリ属の多年草。原産は中国
根を精製して、鎮静、鎮痛、血管拡張、血圧降下の生薬とする
ゴマノハグサ科ウンラン属の多年草。原産はヨーロッパ。
日本へは大正時代に観賞用や薬用植物として渡来
在来種のウンランに比べ、葉が細いのが名の由来
別名トードフラックス
リッピア・ドゥルキス(リッピア・デュルキス)
クマツヅラ科イワダレソウ属の半落葉性低木
原産はメキシコ~中央アメリカ。別名スィートハーブ・メキシカン
小さな花を咲かせながら、花穂が成長するようだ
チャイニーズ・ハット (ホルムショルディア・サングイネア)
シソ科(←クマツヅラ科)テングバナ属の常緑低木。
原産はインド~ヒマラヤ地方。皿状の萼から筒状の花が咲く。
チョウセンニワフジ 絶滅危惧種
朝鮮庭藤、マメ科コマツナギ属の落葉低木
九州(北部・対馬)、朝鮮・中国(北部) に分布
ヨウシュイブキジャコウソウ
(洋種伊吹麝香草)
シソ科イブキジャコウソウ属の多年草
原産は地中海沿岸地方
別名ワイルドタイム、クリーピングタイム
ウナヅキヒメフヨウ
(肯き姫芙蓉)
アオイ科ヒメフヨウ属の常緑低木
原産は熱帯アメリカ
別名タイリンヒメフヨウ
屋外で咲いているのは初めて見た
モノプシス・デビリス (モノプシス・デビルス)
キキョウ科モノプシス属の多年草。原産は南アフリカ
花径は2cm。下向きの花弁が左右に開き、下から白いしべが飛び出してくる
タンジン 丹参
シソ科アキギリ属の多年草。原産は中国
根を精製して、鎮静、鎮痛、血管拡張、血圧降下の生薬とする
8月8日撮影。
(つづく)
この記事へのコメント
なおさん
ニワフジはうちでも育てていますが、チョウセンニワフジというのもあるのですねえ。
ウナヅキヒメフヨウが屋外で咲いているのは、初めて見ました。冬は温室に戻すのでしょうね。
寿々木
長さん
ホソバウンランの葉はマツバウンランほど細くないですが、珍しいです。リッピア・ドゥルキスは確かにイワダレソウみたいな花です。
チョウセンニワフジはもっと咲いていれば良かったのです。
ウナヅキヒメフヨウは冬には囲いがしてあったような記憶があるのですが。
長さん
チャイニーズ・ハットの丸い萼から突き出たものは、シベではなく、花なのです。これから先端が開くのです。
菜の花
mori-sanpo
今回は、殆ど知らない花ばかりですが、チャイニーズハットの皿のような咢と筒状の花は、見ていて楽しくなるような花ですね。
信徳
長さん
植物園も夏枯れかと思いきや、予想外に花が咲いており、かつ、初めて見るものも多かったです。
チョウセンニワフジは残り花のようです。
長さん
つくば植物園の正式名称は筑波実験植物園で、「生きた多様な植物を収集・保全し、絶滅危惧種を中心とした植物多様性保全研究を推進」しているそうです。ですから、珍しい植物も多く展示されています。
長さん
さすがに植物の多様性を研究しているだけに、世界各地の同種植物も展示されていて、違いを確認できますね。
無門
植物の世界では
早くから異文化交流していますね
こう暑いと
日本全体が熱帯植物園に
なってしまいそう
長さん
江戸時代からの鎖国が解けて、植物の流入・流出が進んだようですね。
日本が熱帯植物園に・・・そう思いたくなるほど今年は暑いです。
ポン太
昨夜、雷が鳴りずいぶん久しぶりに雨が降りました。植物だけでなく人間もホッと一息です。
eko
チャイニーズハットは見たことがあります。ピンクの萼に紫の花もありますね。
ジャコウソウ(洋種ではありませんが)は伊吹山にもあるはずなんですが、未だに見たことがありません。
ウナヅキフヨウも見てみたいですね。
shizuo
タンジン(丹参)、生薬にするんですね~。
仁丹もここから由来するのでしょうか^^。
長さんそれにしても、薬になるとのこの発見。
この生薬に限らず、第一発見者って凄いですね~。
ケン坊
今回の花は、記憶が違ってなければ全て初めて見る花たちです。名前は聞いたような花もありますが...
チャイニーズハットは何となく花と名前が一致しそうですが、他の花は覚えられそうにありません>笑<
春夏冬
エネルギーと情熱に脱帽です
ヘトヘトの春夏冬
(*^m^*) ムフッ
長さん
花の種類を沢山見るなら植物園が手っ取り早いです。
チャイニーズハットは沖縄などでは路地で咲いていたりしました。
昨晩の雨は島根県を浸水させた程のものでしたよね。
shuuter
今日1日 降ったりやんだりの雨模様でした。
一息ついたようです。
ゆっくり花を楽しみたい気分です。
でも知らない花ばかりです。
どれか一つぐらいはs憶えておきたいとおもうのですが、すぐに忘れてしまいます。
年にはかてません。
長さん
紫色のチャイニーズハットは見たことがないです。この色のものより花は小さめですが、先が大きく開くみたいですね。
温室にもいろいろ咲いていたのですが、いずれ投稿します。
長さん
タンジンから仁丹を連想されましたか。仁丹はニッキやメンソールですから原料は全く違いますねー。
中国4000年の歴史が生薬も生み出したんでしょうね。
長さん
チャイニーズ・ハットは昨年の秋に投稿していますから、頭の片隅に残っているかもしれませんね。
花の名前は覚えない方が良いです(笑)。私は忘れようとしても思い出せない。
nobara
イワダレソウみたいな蔓性のお花を見ました。
写真蔵に行って見てみました。
チョウセンニワフジも変わっていますネ
モノプシス・デビリスはミゾカクシ?みたいなお花ですね~横文字が苦手なものには辛いです((+_+))
長さん
春夏冬さんは毎日海に行っているんでしょ。その行動力に脱帽ですよ。
長さん
やっと雨が降りましたね。降りすぎて浸水したところもあるそうです。
植物園で見る花はそこでしか見られないものが多いですから、私は始めから名前を覚える努力を放棄しています。
長さん
リッピアはヒメイワダレソウもそう呼ばれているらしいです。リッピア・アルバを調べてみたら、薄いピンクでランタナみたいな花が出てきました。
チョウセンニワフジは、ニワフジと似ていますが少し小ぶりな感じです。
モノプシス・デビリス、上側の3枚の花弁が後ろに反り気味なんです。そんな形の花を過去に見たような記憶があるのですがねー。学名のカタカナ表記は頭に入りません。