月山八合目にある弥陀ヶ原湿原を散策しています。散策路は殆どが木道です。 右上の山が月山(1984m)で、雪渓が残っているのが見えました。
湿原には大小の池塘が存在します。1枚目は池塘とニッコウキスゲ、2枚目は池塘とキンコウカです。
奥に見える建物は月山中ノ宮御田ヶ原参籠所です。
弥陀ヶ原湿原の成り立ちが書かれています。
池塘の中に生えている細い草はミヤマホタルイ(深山蛍藺、カヤツリグサ科 ホタルイ属の多年草)で、花は黄緑色の小さいもの。
ミヤマホタルイの手前はミツガシワ(三槲、ミツガシワ科ミツガシワ属)ですが、花を見ることは出来ませんでした。
イワイチョウ(岩銀杏 )もミツガシワ科(イワイチョウ属)の多年草です。別名ミズイチョウ(水銀杏)。
大好きなミヤマホツツジ(深山穂躑躅、ツツジ科ミヤマホツツジ属の落葉小低木)に会うことが出来ました。雌しべが弓なりに曲がるのが特徴です。
イワオトギリ(岩弟切、オトギリソウ科オトギリソウ属の多年草、高山植物)。ここのは花の色が少し色が薄いようだ。
次回も湿原で見た花をご紹介します。
(つづく)
この記事へのコメント
shuuter
まだ日中は蒸し暑いですか、秋の気配が近づきつつあるようです。
ミヤマホツツジ カールの様子が面白いです。
イワオトギリ 雄蕊の様子見たかったです。
長さん
13日は前の日より数℃低く、幾分しのぎやすかったです。
ミヤマホツツジは雌しべが上に反り返って可愛いです。
イワオトギリは7月28日の記事に花のアップを投稿していますので、そちらをご覧になってください。
なおさん
寿々木
ミヤマホツツジが咲いてましか、雌しべが突き出して特徴のある姿です。
長さん
木道では滑らなかったのですが、行き違う際、杭の頭に乗ったら見事に滑り落ちました。幸い、水がない所だったので、軽い打撲で済みましたが、危ないところでした。
イワイチョウは栗駒山の名残が原湿原で見て以来、2度目の出会いでした。ミヤマホツツジは小さな花ですが、大好きなんです。
長さん
千畳敷カールにはミヤマイがありましたか。剣ヶ池あたりでしょうか。
ミヤマホツツジは花弁がカールして、雌しべまでカールしている面白くも、可愛い花です。
nobara
これだと気をつけないと滑りそうです。
パンストで編んだ紐がこういう時役立ちそう
ミヤマホツツジのカール
クサボタンにも通じるのがありますね。
イワオトギリ、ミズオトギリならそのような色がさきますよね。樫原湿原など多く見られました。
イワイチョウに会いたいです。花はミツガシワと似ていますねe------
長さん
池塘のある湿原の風景、私も好きですが、濡れた木道は気をつけないと滑ります。パンストの紐、妻に持参させます。
ミヤマホツツジは花弁がカールして可愛いです。福島浄土平で見たものは3枚ともカールしていましたが、ここのは1枚が伸びていました。
イワオトギリは雨に濡れたせいでもなく、色が薄いものもあるんですね。ミズオトギリは見たことがないですが、ピンクがっているようですね。
イワイチョウも素敵な花です。
無門
高原の湿地帯と言うことで
多様な植物を観察できる
池塘も大きな要素ですね
長さん
湿原の風景には花は勿論主役ですが、池塘は背景として重要な要素ですね。
ケン坊
ミヤマホツツジやイワオトギリ見ると山の花だな~と思います。理由はハッキリしてませんが...多分、山歩きで見かけているせいかな?
長さん
ミヤマホツツジやイワオトギリ、高山や亜高山帯でしか見られない花ですから、山登りの回数が多いケン坊さんにはおなじみの花ですね。