夏の東北バスツアー(17) 第3日目(7月25日、その1)
ツアー3日目の朝も早く、7時半出発です。今日は宿から途中休憩を挟んで約3時間、月山八合目にある弥陀ヶ原湿原を目指します。
途中トイレ休憩した道の駅・モモカミの里です。韓国風の建物がユニーク。道の駅の向かいは最上川。水量が多いです。
道の駅の一角でキキョウが咲き乱れていました。
月山八合目には山頂から見て北の方角から、県道月山公園線(月山高原ライン)を登ります。すれ違いも困難な細い道で、途中路線バス1台と工事用車両、乗用車とすれ違いましたが、ドライバーはツアー客から拍手が起きるほど見事な運転。
かなり登ってきました。雲が谷間にたなびいていますが、まだ雨は降っていません(左下)。
10時40分頃、八合目の駐車場に到着です(右下)。小雨が降っていますが止みそうな塩梅。しかし、山の天気はいつ変わるか分かりませんから、雨具上下を着けました。妻は、いつでも被れるポンチョを持参です。
添乗員君から配られた弥陀ヶ原湿原の案内図(上が東)に、今回歩いたルートを赤線で書き込みました。反時計回りに歩きました。案内図の右上の方向が月山山頂に至るルートです。
歩き始めてすぐにハクサンフウロ(白山風露、フウロソウ科)や、ヤマハハコ(山母子、キク科)がお出迎え。
コバギボウシ(小葉擬宝珠、ユリ科)
キンコウカ(金黄花、ユリ科、亜高山帯の湿った草地に生える多年草)。蔵王のお釜からの帰り、バスから見えた花はこれだったのだ。勿論、近くで見たのは初めて。
ヨツバシオガマ(四葉塩釜、ゴマノハグサ科シオガマギク属の多年草、高山植物)。昨年、千畳敷カールでつぼみを見ましたが、花は初めて見ました。
コメツツジ(米躑躅、ツツジ科) 小さな星形、これはなんだろう? → ヤチカワズスゲ(谷地蛙菅、カヤツリグサ科スゲ属)の花後の姿らしいです。なおさん、菜の花さん、nobaraさん、ありがとうございました。
雨が降り出しましたが、大したことは無いようです。
まだまだ、沢山の花が登場しますよ。
(つづく)
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この記事へのコメント
なおさん
月山の八合目までバスで登れるようになっているのですね。あまり苦労せず、湿原の花を見られると言うのはうれしいものです。小雨程度でしたら、かえっていい感じの写真が撮れることも多いですが、いろいろ濡れないように気を配らないといけないというのはタイヘンですね。
キンコウカは尾瀬などでずいぶん見ましたが、月山でもヨツバシオガマと仲良く咲いているのですね。星型のはなんだろう、ということですが、コハリスゲかヤチカワズスゲかイグサの仲間か、勉強不足でなんでしょうねえ、という草ですね。
まだまだ沢山の花が登場ということでたのしみですね。
寿々木
当地では雨が降らず、晴天の日が続いて、気温39℃ですので庭木に被害が出始めました。早朝散水するのですが焼け石に水です。
菜の花
http://kasugak.sakura.ne.jp/comment/yachikawazusuge.html
http://takao-wildflwers.on.coocan.jp/zukan-ma/miyamahotarui.htm
似たものがネットに載っておりますね。
菜の花
7月24日に裏高尾の日影沢の観察会に参加しましたら、星形の可愛い花が咲いておりました。クサイとの事でした。イグサの仲間の花に改めて見入りました。
nobara
本人にもリュックにもカバーが要りますね。
山の達人は駄目になった傘でいろんなのを作ってました。いろいろ、経験してのアドバイスでした。
桔梗が誤変換しています。 (^o^)丿ゴアイキョウ!
ココのハクサンフウロは濃色ですね~
キンコウカは尾瀬にも群生していました。
サトヤマハリスゲが近いような?
ミチノクハリスゲ?とうのも有るようですが。
カヤツリグサ科 ハリスゲ属?
菜の花さんのヤチカワズスゲも似ていますね~
花穂が凄く長くてーー葉が画面に入ってない?のが少し気になりました。添え花によさそう~♪
長さん
良くこんな道を大型バスが上るなーと言う感じの細い道で、冷や冷やしましたが、労せずして1400mまで連れて行ってくれました。
ズームレンズを雨の中で使って、故障したことがあったので、雨には気を使いました。
キンコウカは蔵王でもバスの中から見ましたから、分布は広いようですね。ヨツバシオガマは初めて見ました。
星形の草ですが、菜の花さんからも情報が寄せられました。そのうち、ヤチカワズスゲの花後の感じによく似ていました。ご教示、感謝です。
長さん
植えた桔梗らしいですが、こんなに咲いていると見事ですね。
こちらも暑いです。今朝は昨日より数度低いようですが、浅水をタップリ遣った鉢植えも、夕方には元気がありません。
長さん
今回も助けていただいて感謝です。ミヤマホタルイは次回登場しますが、花が咲いていましたので、ヤチカワズスゲの花後がぴったりかと思います。それに、ヤチカワズスゲの花期が5~7月、ミヤマホタルイの花期は7月下旬~9月とのことですから・・・。
クサイ(草藺)の花をご覧になりましたか。高尾山は野草の宝庫とのことですから、行ってみたいのですが、片道2時間半以上かかるので躊躇しています。
長さん
今回はビニールのカッパ上下で、持ち物は小型のショルダーにして、カッパの下に装着しました。
ハクサンフウロはもう少し薄かったような記憶ですが、露出アンダーだと濃く見えるようです。
星形の草は花後の姿のようです。調べていただいて恐縮です。候補の中では、ヤチカワズスゲが近いようです。
最近、キーボードのミスタッチや誤変換が多くなりました。歳を感じます。
shuuter
キンコウカ とヨツバシオガマがそろって群生する様いいですね。
無門
飴で足元見ながらの歩き
でも
しっかりお花はチェック
楽しさが伝わってきます
ケン坊
ハクサンフウロやヤマハハコ...チョッとした山へ行くと見られるようになりました。
ヨツバシオガマは数年前に見て以来、暫く見てません。そろそろ尾瀬とかの湿原に顔出ししないと忘れそう!
パソコンの誤変換は困ったものですね。写真を見れば見る側が読み替えますので問題はありませんが...
行き当たりばったり
長さん
ハクサンフウロもコバギボウシも色が濃いようです。
数カ所、このようにキンコウカとヨツバシオガマの群落がありましたよ。
長さん
足下を見ないと木道を踏み外しますから、気をつけて歩きましたが、花が絶えないので、楽しい散策でした。
長さん
山歩きでハクサンフウロやヤマハハコをご覧になりましたか。尾瀬は良いですね。湿原とセットにして至仏山などはいかがでしょう。
誤変換、入力ミスに気がつかないのが困ります。
長さん
高山帯、亜高山帯に咲く花ですから、普段は見られないですが、月山固有の植物ではないようですよ。