別所温泉の常楽寺から車で東へ10分少々のところに満願寺があります。
満願寺は1471年の開基といわれ、後に訪ねる前山寺の末寺に当たるとのこと。
15年ほど無住の寺だったそうですが、現住職が檀家の協力を得て境内を整備しているとか。本尊の薬師如来は約600年ほど前のもの。
珍しい十王仏とその説明です。
境内や付近で見た花たちです。
ヤマボウシ(山法師、ミズキ科の落葉高木)
西洋オダマキ(キンポウゲ科の多年草)
チョウジソウ(丁字草、キョウチクトウ科の多年草)
オキナグサ(翁草、キンポウゲ科の多年草)。蕾と花後だった。
イチリンソウとは葉が違う。ニリンソウにしては花が大きすぎる。
フタマタイチゲ(二又一華、キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草)らしい。
北海道の自生地では絶滅危惧種です。珍しいものに出会いました。
なおさんから、「アネモネ・ヴァージニア(ハルザキシュウメイギク)のようにも見えます」とのコメントをいただきました。
西洋オダマキ(キンポウゲ科の多年草)
チョウジソウ(丁字草、キョウチクトウ科の多年草)
オキナグサ(翁草、キンポウゲ科の多年草)。蕾と花後だった。
イチリンソウとは葉が違う。ニリンソウにしては花が大きすぎる。
フタマタイチゲ(二又一華、キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草)らしい。
北海道の自生地では絶滅危惧種です。珍しいものに出会いました。
なおさんから、「アネモネ・ヴァージニア(ハルザキシュウメイギク)のようにも見えます」とのコメントをいただきました。
次は中善寺に向かいます。途中で中学生らしき団体を追い抜きました。
(つづく)
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近所の花
イソトマ(キキョウ科の常緑多年草)
オーストラリア原産。別名ローレンティア。白やピンクもある。
西洋オダマキ(キンポウゲ科の多年草)
上のものとは花の向きが反対で、距もまっすぐ
ラミウム・マクラツム(シソ科オドリコソウ属の多年草)
オドリコソウ(踊子草)やホトケノザ(仏の座)の仲間。
オーストラリア原産。別名ローレンティア。白やピンクもある。
西洋オダマキ(キンポウゲ科の多年草)
上のものとは花の向きが反対で、距もまっすぐ
ラミウム・マクラツム(シソ科オドリコソウ属の多年草)
オドリコソウ(踊子草)やホトケノザ(仏の座)の仲間。
この記事へのコメント
なおさん
フタマタイチゲとあるのは、アネモネ・ヴァージニア(ハルザキシュウメイギク)のようにも見えますが、さだかでないです。こちらはそこそこ流通していますね。
イソトマは爽やかな色が良いですよね。ラミウムは花も葉も楽しめるので人気ですね。
寿々木
花咲か爺
何枚撮りましたが1枚ぐらいはマシなのが有るかなとおもっていますが。二又一華初見の花ですが、二輪草に似た感じの花ですね。
長さん
満願神社のというのもアニメの世界だけでなく、実際にありそうな名前ですね。
アネモネ・ヴァージニア、見たことがあります。確かに似ていますね。その可能性もありそうです。
イソトマはも少し青いように思いました。
長さん
フタマタイチゲと思いたいのですが、アネモネ・ヴァージニアではないかとのコメントをいただきました。
長さん
オキナグサは花後のひげが伸びた状態にその名の由来があるそうですから、絵になるのです。
ヤマボウシは若木ですね。
フタマタイチゲらしいとしておきます。
ポン太
ヤマボウシ、こちらでもよく見ます。高いところが白いのでなかなかうまく写真が撮れません。フタマタイチゲ、ニリンソウによく似ていますね。
nobara
十王仏も素朴ですね~
イソトマはこれは少し濃い目ですね~
白とか薄いブルーはよく見ます。
ラミウム大好きです。
知人がこれを上から垂らしてて
それが素晴らしかったですよ。
mori-sanpo
松本平や安曇野では、廃仏毀釈の影響でしょうか、寺が非常に少ないような印象を受けました。その少ない寺の中で、安曇野にも万願寺という同じ名の寺がありました。真言宗で境内が赤松林に覆われていたことを思い出しました。
フタマタイチゲ、ニリンソウとは一味違ってきれいな花ですね。
だるま
信州の鎌倉と呼ばれている場所があるのですか、歴史を感じられ情緒あるところなのでしょうね(*^^)十王仏様の説明文を読みました、裁判官でもあるのですね。手を合わせたくなります^^
同じ西洋オダマキでも見かけはかなり違う様に見えますね。
最近見かけて観察していたお花でした♪
長さん
鎌倉時代に流行ったという十王仏、他では聞きません。
ヤマボウシ、若木だったので、上から撮れました。
フタマタイチゲか、ハルザキシュウメイギクか、どちらもニリンソウ属ですから、悩むところです。
長さん
信州の鎌倉といわれるだけあって、お寺が多いところです。
イソトマはもう少し青いのですが、デジカメでは赤っぽく写ってしまいました。
ラミウム、二度目の登場ですが、以前にもお好きだと仰ってましたね。
長さん
満願寺というのはたくさんあるらしいで。安曇野の方はツツジが良いらしいですね。心霊スポットでもあるそうな。
フタマタイチゲは同定にちょっと自身がないです。
長さん
塩田平は、湘南の鎌倉と同じように、お寺あり、花ありの散策路なんです。十王仏が残っているように、鎌倉時代にはこのあたりも有名だったのでしょう。
西洋オダマキは色も形も豊富ですね。
無門
苧環は下向きに咲くと思っていたけど
上向きにも咲くんですね
そういう種類かな
eko
ヤマボウシ、見かけましたが、花が遠くて撮れませんでした。
白のオダマキ、清楚です。上向きと下向きに咲く花があるんですね。下向きだとばかり思っていました。
二又一華、貴重な花なんですね。初めて見ました。花だけ見れば、ニリンソウに似ています。
イソトマ、我が家にもありますが、紫色が濃いような気がします。
ラミウム・マクラツム、花と葉の両方楽しめますね。
長さん
以前、上向きは西洋オダマキ、下向きはオダマキと覚えたような記憶があるのですが、最近は色や形も含めて何でもありみたいです(笑)。
hanasaku
閻魔様だけかと思ったらもっと居る!
一番大きいんですね。
ちょっと可愛いなんて罰当たりな事を思ってしまいました。
ヤマボウシの姿が素敵です。
オキナグサもフサフサが大好きです。
オダマキは俯いてた方がやっぱり好きです。
長さん
あの世の裁判官が10人+3人もいたなんて、最高裁判所並です(笑)。
最近見かけるオダマキはいろんな変化があるみたいです。
フタマタイチゲかどうか同定は難しいのです。
ラミウムは葉だけ見ていても美しいですね。
長さん
閻魔大王なんて言うくらいですから、閻魔様はこの中でも一番位が上?
ヤマボウシがまだ咲いているんですから、信州の春は遅いのですね。
フサフサ、良いですね、私も欲しい(笑)。
shuuter
古いお寺と思います。いい名前ですので各地のあるのですかね。
フタマタイチゲ 珍しい花のようですね。
チョウジソウ しずかに控えめに咲いています。
まだ見たことないのです。
長さん
そちらにも万願寺がありますか。万が満になったりしますが、仏教思想的にも良い名前なのでしょうね。
フタマタイチゲ、本物なら珍しいと思います。
チョウジソウはやや湿った草地を好むようです。
ケン坊
立派なお寺も良いですが、ここの満願寺も歴史的な雰囲気が漂うって良い感じです。
15年振りに? 住職になられる方は”落下傘住職さん”なのかな~ 子孫が資格を取得して復活?
どうでも良いことですが...(^.^;)
オキナグサも真っ白になって、随分と爺さんになられましたね>笑<
我が家の翁草もワタスゲのようになってます。
長さん
岡谷市在住の住職が、無人で荒れていたお寺を復興させたそうです。
おじいさんのオキナグサと開花前のオキナグサで、私の望む年頃はいませんでした(笑)。
りりい
イソトマの花は我が家でも元気に咲いていますが、やはり写真にすると、実物より色が薄くなります。
長さんの写真のイソトマは、きれいな紫で、清楚な、気品を感じました。
ヤマボウシ、花が大きいですね(木が小さいのか?)
昨日、トキワヤマボウシについて調べていたら、長さんの3年ぐらい前のヤマボウシを調べた観察記録の記事に出会いました。
長さん
イソトマは実際の色が表現できていません。紫色系の色に弱いというデジカメの映像素子の性質らしいです。レタッチソフトである程度修正することは可能ですが、それも面倒ですし・・・。
このヤマボウシは枝が低いので、花が大きく見えるのでしょう。トキワヤマボウシの観察記録、ご覧いただけましたか。ありがとうございます。