常楽寺は平安時代初期に慈覚大師によって開創され、北向観音をお守りする本坊です。
本堂は江戸中期後半の建物と推定されています。常楽寺のHPはこちら。
本堂に向かって右手前に牡丹園がありました。花は盛りを過ぎていましたが、綺麗どころを。
本堂の左手前にある「御船の松」は樹齢350年、宝船に見えるといいます。右下は松の花です。
境内に「七色もみじ」がありました。モミジに異なる種類のモミジやカエデを接ぎ木したもので、以下の写真はすべて「七色もみじ」のものです。紅葉は枝毎に色や時期が異なり、見事だそうです。
次回は、本堂裏にある石造多宝塔(国・重文)を紹介します。
(つづく)
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近所の花
この記事へのコメント
ポン太
七色の紅葉って枝を接ぎ木して作ったのですね。葉の形も随分違いますね。
長さん
丸みを帯びた茅葺屋根がいい感じを出しています。最上部は空気抜きのような構造だと思われます。
1本のモミジに違う種類のもみじを接木してあるのが面白いと思いました。
ケン坊
肩肘を立てない”やんわりとした茅葺屋根”の常楽寺は良い雰囲気ですね。あまり見かけないかも?
玄関屋根の上には家紋でも彫ってあるのかな~ それにしても分厚い茅葺屋根...メンテも大変でしょうね!
別名ルリトラノオの方がケン坊には判りやすいし覚えやすいです>笑<
なおさん
ボタンもまだまだ咲いていましたか。清楚なのも良いですよね。
接ぎ木でいろいろなモミジを1本で楽しめるようにしたというのも面白いです。サツキなどでもありますね。
ベロニカの冴えた紫も良いですね。スカシユリ系もずいぶんいろいろな花色がありますよね。
寿々木
七色モミジ、初めて聞きます。接ぎ木で作ったのですか珍しいです。白い牡丹も清楚な感じで良いです。
信徳
Tatehiko
大切の保存していただきたいものです。
mori-sanpo
茅葺の屋根の曲線が優美でありながらどっしりした本堂ですね。
三船の松、横に伸びている枝の色が赤松のようにも見えますが、松の350年とはかなりの巨樹・巨木でしょうね。
長さん
この本堂は唐破風が付いていなければ、大きな庄屋さんの建物のような姿です。緩やかにカーブした茅葺きが優しい感じを与えています。唐破風の部分には瓦と破風飾りが付いていました。屋根の葺き替えだけでも大変でしょうね。
長さん
今やこの屋根に必要な量の茅を集めるだけでも大変ですね。
さすがに牡丹も草臥れていましたが、咲き残りが何本かありました。
接ぎ木で葉の違いや紅葉の違いを鑑賞できるなんて良いアイディアですね。
長さん
やはり庄屋さんの家みたいに思われましたか。唐破風がなければ農家の作りですよね。
七色もみじとは面白いことを考えましたね。
長さん
大きなモミジで、最初斑入り葉が目にとまったのです。次に細い葉の枝を辿ると何と同じ木に行き着きました。それで七色もみじの名前に合点がいきました。
牡丹も芍薬も一緒に咲いていましたよ。
長さん
このようなカーブを描いた茅葺き屋根をもつ建物は江戸中期の特徴だったのかも知れません。葺替えが大変でしょうね。
長さん
このお寺の建物、信州ならではの光景かも知れません。屋根のカーブが心を和ませてくれます。
御船の松は赤松かも知れません。中央が高くなって帆掛け船に見えると言います。
eko
七色モミジ、見事な紅葉が楽しめるのですね。見てみたいです。
ベロニカ・スピカタ、すきっとした姿と花色が素敵です。スカシユリがもう咲いているんですか。こちらはまだ蕾です。そちらの方が、季節が少し早いのでしょうか。
りりい
一本の木から7種類のモミジが楽しめるのでしょうか。
接ぎ木と言えば、以前うちの畑で梨を栽培していた頃ですが、元の木(幹)は、長十郎で、そこに、幸水(こうすい)という品種の枝を接ぎ木して作っていました。
長十郎は甘みは強いけど、水分がやや少ない。でも、幸水はその甘み+水分ありで、とてもおいしい梨でした。100本以上植えてありましたが、今は1本もありません。
余分な話で失礼しました。
nobara
それほど造りが似ています。
上田の辺りはみんなそうなのでしょうか・・
七色モミジ、見えてる葉っぱは綺麗です。
中央部に班入りなんですね~
紅葉でなくても楽しめそう~~
ルリトラノオ、スカシユリ、
お花が早いですね~~
こちらでもスカシユリの鉢を並べてるお宅があります。
ぶたねこ
戴きました。今は新緑で良い時期ですね、
上田別所温泉、北向き観音、お寺巡りも
良かったですね、、又、高遠にも素敵な
お寺がいっぱいですよ、そちらにもお出掛け
して見て下さい。
長さん
良いですね、この茅葺屋根の雰囲気。
七色もみじは、モミジにカエデを接ぎ木したのだそうで、紅葉の違いも見てみたいものです。
南関東は海に近いせいか、御地より花が早く咲くようですね。
shuuter
維持管理するのも大変でしょうね。
牡丹の花 残っていましたね。
オオデマリ お寺の花にはいいものです。
長さん
七色もみじ、使われているモミジやカエデの種類は不明ですが、紅葉の色の違いも良いそうです。
我が松戸市も梨の産地で、接ぎ木も行われているようです。
長さん
前山寺と常楽寺は茅葺の唐破風がそっくりですね。常楽寺の本堂は江戸中期(1739)の建設と分かっていますが、前山寺の方はHPにも書いてありません。江戸中期に隆盛を誇ったようですから、当時の建て方だったのではないでしょうか。
七色もみじの紅葉も見てみたいものです。
長さん
塩田平は春、桜の咲く頃も、紅葉の頃もとても良い雰囲気だそうですよ。
高遠は20数年前だったか、城址公園の桜の散り始めの頃行った記憶があります。ですから4月末頃でしょうか。又行ってみたいです。
長さん
信州のお寺さんは茅葺が多いようです。現在では葺替えが大変ですから、トタンなどの屋根材で覆ってしまっているお寺もありました。
牡丹が咲き残っていましたから、信州は春が遅いのですね。
hanasaku
常楽寺は見ているとほっとします。
煌びやかではなくて静かな感じです。
七色もみじにびっくりしました。
今は緑がとても鮮やかですね。
プロペラがほんのり色付いてます。
秋になったら次々と彩りを変えるのでしょうね。
とっても贅沢です!
長さん
茅葺屋根が丸みを帯びて、とても良い感じの本堂ですね。
七色もみじの樹齢は分かりませんが、なかなか風流な事をしたものだと思いました。斑入り葉の紅葉がどんなものになるか見てみたいです。
花咲か爺
松の立派な事!!。驚くおおきさですね。もみじも接木をする事、初めて知りました。桃、梅などにはそんな花木を見ますが。もみじの紅葉の頃に見てみたいですね。
長さん
宝船に似た仕立てをした松の木、立派でした。
モミジに別のモミジやカエデを接木するなんて、風流ですね。