薬園保存園から、隣(北西)にある分類標本園に移動しました。
アカザ
(赤座、ヒユ科アカザ属の一年草)
前回(5月15日)は草丈10cmほどでしたが、もう60~70cm位になっていた。
若葉が赤いのは紫外線から身を守る知恵だとか。これはアカメガシワも同様。
前回、若葉は食用にできるとか、茎で杖を作ると教えていただきました。
ホソバノキリンソウ
(細葉の麒麟草、ベンケイソウ科マンネングサ属の多年草)
あまり細葉にはみえないけれど、葉の鋸歯が全縁にあり、
葉先がとがっているので、名札通りなのでしょう。
早く咲いたものは種が出来つつあった。
アマチャ
(甘茶、アジサイ科アジサイ属の落葉低木)
ガクアジサイの変種です。ガクアジサイの葉は丸っこくて艶があり、
アマチャの葉は、やや小ぶりで細長いと言うが、違いがよく分からない。
甘茶が好きなお釈迦様でもご存知あるめえ。
キンロバイ・ギンロバイ
(金露梅・銀露梅、バラ科キジムシロ属の落葉小低木)
北海道・本州の山岳地帯に分布。ハイマツと一緒に低木群落を形成する。
各地に離れて分布するてめか、変種があり、ギンロバイはその一つ。
徳島のあずまや製菓では、金露梅と銀露梅をイメージしたお菓子を
作っているという。誰か送ってくれませんか(笑)。
ギンロバイは団体受付がある本館脇で撮影。
アメリカホドイモ
(アメリカ塊芋、マメ科ホドイモ属のつる性多年草)
北アメリカ原産で、地中に出来る親指大の根塊を食用にする。
日本へは明治時代の中期に渡来し、現在は青森県が最大の生産地。
面白い形の花で、色もユニーク。
マメ科と知ると、なるほどそんな雰囲気の花ですね。
(赤座、ヒユ科アカザ属の一年草)
前回(5月15日)は草丈10cmほどでしたが、もう60~70cm位になっていた。
若葉が赤いのは紫外線から身を守る知恵だとか。これはアカメガシワも同様。
前回、若葉は食用にできるとか、茎で杖を作ると教えていただきました。
ホソバノキリンソウ
(細葉の麒麟草、ベンケイソウ科マンネングサ属の多年草)
あまり細葉にはみえないけれど、葉の鋸歯が全縁にあり、
葉先がとがっているので、名札通りなのでしょう。
早く咲いたものは種が出来つつあった。
アマチャ
(甘茶、アジサイ科アジサイ属の落葉低木)
ガクアジサイの変種です。ガクアジサイの葉は丸っこくて艶があり、
アマチャの葉は、やや小ぶりで細長いと言うが、違いがよく分からない。
甘茶が好きなお釈迦様でもご存知あるめえ。
キンロバイ・ギンロバイ
(金露梅・銀露梅、バラ科キジムシロ属の落葉小低木)
北海道・本州の山岳地帯に分布。ハイマツと一緒に低木群落を形成する。
各地に離れて分布するてめか、変種があり、ギンロバイはその一つ。
徳島のあずまや製菓では、金露梅と銀露梅をイメージしたお菓子を
作っているという。誰か送ってくれませんか(笑)。
ギンロバイは団体受付がある本館脇で撮影。
アメリカホドイモ
(アメリカ塊芋、マメ科ホドイモ属のつる性多年草)
北アメリカ原産で、地中に出来る親指大の根塊を食用にする。
日本へは明治時代の中期に渡来し、現在は青森県が最大の生産地。
面白い形の花で、色もユニーク。
マメ科と知ると、なるほどそんな雰囲気の花ですね。
(つづく)
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近所の花
この記事へのコメント
shuuter
どちらもまだみていません。
葉の若葉が赤くなるのですね。
花は別に咲くのですね。
甘茶の識別 わたくしには無理のようです。
お釈迦様も知らないなら 識別できなくてもいいです。
長さん
アカザ属にシロザもあります。多分見たことがあると思います。アカザの赤い部分は粉状の毛なんですが、この色が赤いか白いかの違いらしいです。
アマチャはお釈迦様がご存命の頃はまだなかったかもね。
ポン太
あずまや製菓、ほんとだ。おいしそうなおまんじゅうがある。きっと誰か送ってくれますよ(笑)
長さん
甘茶は若い葉を乾燥させて発行させると甘みが出てくるのだそうです。アジサイの葉には青酸配糖体があって有毒だそうですから、口に入れない方が良いでしょう。
アメリカホドイモは面白い花ですね。お饅頭大好きなんですが、糖尿病予備軍なので・・・。
なおさん
御釈迦様もじぇじぇじぇと驚く、あまちゃん??の花ですねえ。どうしてこの葉を乾かして発酵させると甘くなるのに気がついたのか、興味深いです。見ているだけでは判りませんよねえ。アマチャヅルもひところ騒がれましたが、この頃とんと聞きませんね。
アメリカホドイモ、花が可愛いですよね。神代植物公園の植物多様性センターがグリーンギャラリーと呼ばれて居た頃見たことがあります。
寿々木
nobara
でもこうやって見ると、ご近所をあたれば
見られるような? 庶民的な園ですね。
甘茶は株、そのものが華奢?じゃないんですか。
エロディウム・バリアビレ、我が家には紅白あります。
真冬でも葉が鑑賞できますし・・
年中、細々とですがお花も咲きます。
お気に入りのモノなんですよ。
ミント類もかわいい花が咲きますね☆
長さん
我が家のあたりはシロザが多いようです。
アジサイには有毒成分があるそうですが、なぜアマチャは問題ないんでしょうね。アマチャヅルのほうは、草の姿の印象はあまり良くないですよね。
アメリカホドイモ、アメリカインディアンの食料だったんですって。
長さん
アカザとアカメガシワは葉に違いがあるので、良く見ると分かりますよ。でも、どちらも庭には生えて欲しくないです。
長さん
小石川植物園は入園料が必要ですが、親子連れがいたり、木陰で静かに本を読む人がいたりで、近隣の人のオアシスになっているようです。
分類標本園には近所で見ることのできる植物も植えてあります。
フウロソウの仲間がお好きでしたね。それで載せて見たんです(笑)。
Tatehiko
最初のアカザと言う名の花を見せていただいて・・・私は、故郷の小川で戯れたことを思い出してしまいました。
ナマズの仲間で赤っぽい肌の小魚のアカザです。
植物の名にもこういう名前があったのですね。
mori-sanpo
エロディウム・バりアビレは、わが家では20年も咲いていますが、名称不詳のまま隣近所で孫や曾孫までもが咲いています。今後は名札を付けておこうと思います。
長さん
アカザをネット検索すると、そのナマズの仲間も一緒に出てきます。それで存在を知りました。水のきれいな川に生息するそうで、今では絶滅危惧種に指定されているとか。
長さん
アカザは真っ直ぐ伸びて茎が固いのだそうですね。しかも軽いから杖には打って付けだと聞きました。
エロディウム・バリアビレは赤花(写真)と白花(うすいピンクに赤筋)があります。ヒメフウロの名で流通していますが、ヒメフウロは別の花です。
信徳
eko
アメリカホドイモ、初めて見ました。ユニークな花ですね。
確かにマメ科のお花ですね。
長さん
アカザの杖は根の部分が持ち手になって、味わいのあるものになるそうですね。
アマチャの若葉を乾燥させると毒が消えるのか、それとも、元々毒がないのか、どっちなんでしょうね。
長さん
単独でアマチャを見たらガクアジサイにしか見えませんよね。アマチャとアジサイを間違えて中毒した人もいるそうです。
アメリカホドイモの花を初めて見ました。面白いですね。
菜の花
いもを送って下さる方があって、植えて置きました。初花の咲いた年はルンルンでした。ところが翌年になるとちょっと離れたところからも芽が出て来ました。まっ、少し位ならいいか。3年目になるとかなり離れた場所から芽を出すようになりました。だんだん芋を抜く羽目になりました。根の伸びた先に芋が出来て、どんどん広がるのですよね。そっかぁ、食べてしまえばいいのですね。
アマチャも植えてあります。庭を見て行かれる方も、アマチャと言わなければ意識してくれません。どう見てもアジサイですよね。使う気の無い者が植えて置くのですからアマチャでもアジサイでもいいような気がしますが話題にはなりますね。
花咲か爺
無門
花は良く見かけても
甘茶は飲んだことがないけれど
かっぽれは
聞いたことはあるよね
ケン坊
アメリカホドイモ(2枚目)の花の形が面白いですね~。もちろん初めて見る花だと思います。
アカザはどこかで何度かみたことがありますが、花ではなく葉が色づく(葉牡丹のように)植物なんですか?
あるいは、花は小さくてケン坊なんかには気付かないかも...
長さん
アメリカホドイモの増える話、傑作ですね。地下茎で増えるのですから、放っておけば広がりますよね。この植物園はどうしているのでしょう。
アマチャと知らなければガクアジサイと見分けが出来ませんね。通行人用に名札でもつけましょうか(笑)。
長さん
植物園だから珍しいものを期待して行くんですが、やはり知らない植物があると嬉しいものです。
アメリカホドイモ、アメリカの先住民の人たちは、昔からこれをスタミナ食にしていたのだそうです。
長さん
甘茶でかっぽれは岡惚れのことらしいですが、ネットによると、新渡戸稲造は、かっぽれの語源はギリシャ語のカルボーレ(収穫)で、かっぽれ踊りは収穫祭の踊りだと主張したらしいですよ。
長さん
アメリカホドイモの花は面白いです。正面から見ると、鳥追傘の女性の顔みたい(笑)。
アカザの若葉には粉みたいな赤い毛が吹き出しており、成長すれば、消えてしまいます。夏になると花穂が枝状に伸びて、黄緑色のごく小さい花がびっしり咲きますよ。
hanasaku
アカザの茎が杖になるのですか!
とても固い茎なんですね。
キリンソウは本当に種類が多いのですね。
まとめてキリンソウにしちゃいたいです(笑)
キンロバイもギンロバイも可愛いです。
アメリカホドイモ不思議な花です。
どっちが正面かなってじろじろ見てしまいそうです。
アップルミント大好きです。
蕊がつんつんですね!
長さん
アカザの茎は乾燥すると固くて軽いのだそうで、杖を長寿のお祝い送ることもあるそうです。
マンネングサの仲間は多いですね。でもキリンソウは草丈が30cmくらいになるようです。
アメリカホドイモの花は面白い形ですね。中の色が濃いのも面白い。
春夏冬
家のアップルミントいなくなりました
。・゚・(*ノД`*)・゚・。 シクシク
長さん
アップルミントがいなくなりましたか。誰かが根こそぎ食べちゃったんでは(笑)。
ぶたねこ
お釈迦さまの日に甘茶を頂きましたがこれから
甘茶が作れるんですね。
アカザ、畑で大きく育って困ります。
祖父はあかざの杖は軽くて良いとかで作って
いましたよ、
金露梅・銀露梅、我が家では大きく育ってますが
山では見掛けなくなりましたね、
金、銀で競って咲くと見事ですよ
流石植物園ですね、いろいろありますねえ、-
何時も気持ち玉有難うございます。
長さん
アマチャとガクアジサイ、見分けがつきませんね。
お祖父様がアカザで杖をつくっておられましたか。それが、今は厄介者ですか。
キンロバイ・ギンロバイ、セットで縁起が良いですね。山では盗掘があるのでしょうか。