* 小石川植物園は東京大学大学院理学系研究科の附属施設です。
春よりはずっと花が少ないようですが、花や実を含めて40種類以上の植物の写真を撮ってきました。しかし、小さな花が多く、とても苦戦しました。三脚は持っていった方が良さそうです。
アマ(亜麻、アマ科アマ属の一年草)

今人気の朝ドラ「あまちゃん」とは関係ありません(笑)が、ヴィレッジシンガーズの「亜麻色の髪の乙女」、思い出します。ちなみに、亜麻色とはこんな色で、アマをつむいだ糸の色を言います。亜麻仁油も有名ですね。

アマは、アサよりも柔らかくかつ強靭で上等な繊維である。フランス語ではランと発音され、ランジェリーはアマの高級繊維を使用した女性の下着に由来する。(Wikipedia)
オグルマ(小車、キク科オグルマ属の多年草)
現尾車親方は元関脇琴風ですが、初代は小車と書いたそうです。これも花には関係ないか(笑)。

開花し始めの舌状花はとぐろを巻いているんですね。
ベニバナ(紅花、キク科ベニバナ属の一年草または越年草)
染料、食用油、生薬などにと利用価値が高い植物です。主要な生産地は山形で県の花に指定されています。
ウイキョウ(茴香、セリ科ウイキョウ属の多年草)
若い葉や種子は生薬や香辛料などに、鱗茎も食用、果実は芳香健胃作用がある。
若い人からは「ラッキョウなら知っているけど、ウイキョウなんて知らない」と言われそうなので、フェンネルという別名も書いておきましょう。

ヤマユリ(山百合、ユリ科ユリ属の球根植物)
日本特産のユリで、ユリの女王。美人が歩く姿に形容される。ゆり根(鱗茎)は栄養豊富で漢方薬としても用いられる。

アマは、アサよりも柔らかくかつ強靭で上等な繊維である。フランス語ではランと発音され、ランジェリーはアマの高級繊維を使用した女性の下着に由来する。(Wikipedia)
オグルマ(小車、キク科オグルマ属の多年草)
現尾車親方は元関脇琴風ですが、初代は小車と書いたそうです。これも花には関係ないか(笑)。
開花し始めの舌状花はとぐろを巻いているんですね。
ベニバナ(紅花、キク科ベニバナ属の一年草または越年草)
染料、食用油、生薬などにと利用価値が高い植物です。主要な生産地は山形で県の花に指定されています。
ウイキョウ(茴香、セリ科ウイキョウ属の多年草)
若い葉や種子は生薬や香辛料などに、鱗茎も食用、果実は芳香健胃作用がある。
若い人からは「ラッキョウなら知っているけど、ウイキョウなんて知らない」と言われそうなので、フェンネルという別名も書いておきましょう。
ヤマユリ(山百合、ユリ科ユリ属の球根植物)
日本特産のユリで、ユリの女王。美人が歩く姿に形容される。ゆり根(鱗茎)は栄養豊富で漢方薬としても用いられる。
以上、薬園保存園で咲いていた花です。次回からは分類標本園の植物です。
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近所の花
6月23日撮影
この記事へのコメント
春夏冬
ベニバナとフヌイユは解りましたよ!
私の部屋の真下に普通のヤマボウシ
=^-^=うふっ♪
長さん
フヌイユなんてフランス語でご存知とは、流石に調理が好きな方ですね。
なおさん
ヤマユリがもう咲いているというのは早いですねえ。武蔵丘陵森林公園では見頃は7月半ば頃からです。
常緑ヤマボウシも花盛りですね。
長さん
花は春よりはずっと少ないようですが、そこそこ楽しめました。
亜麻色はヨーロッパでは栗毛のことらしいです。今で言う茶髪ってやつですね。
我が家の近所ではスカシユリ、テッポウユリなどが咲いていますが、ヤマユリは早いですか?
信徳
寿々木
常緑ヤマボウシ、初めてです。ものすごい花数でビックリしました。
mori-sanpo
ヤマユリは確かにユリの女王ですね。大町自然観察園に隣接している、ヤマユリの里のヤマユリが間もなく一般に開放されると思います。
ポン太
ヤマユリ、いいですね~。ユリはいろいろな栽培種があるようですが私はヤマユリと笹ユリが一番好きです。
昔子供のころ山に行くと大きなヤマユリがいっぱい咲いていました。今もその風景が目に浮かびます。
このヤマボウシ町で見かけたことがあります。ヤマボウシと思わないで何の花だろうと思っていました。
長さん
アマの花、初めてですか。花径2.5cm位の小さい花なんです。茎もか細く、これから繊維がとれるなんて想像できません。
ヤマユリが数輪咲いていました。咲き立てみたいです。
長さん
アマは宿根アマから比べるとか細い草です。宿根アマは4月頃から咲くようですから、2ヶ月近く遅いのですね。
多花性の常緑ヤマボウシ、葉が見えない位ですから、びっくりしますよ。
長さん
アマはとてもか細い草です。もう残り花という感じでした。
やまゆりの里は期間限定ですよね。今年は開花が早そうな感じですが、開園はいつも7月後半ですよね。
長さん
こんなか細い草から繊維をとるなんて、びっくりです。古代エジプト人も知っていたらしいです。フランス語でアマをランというなんて、根塊掲載に際して調べなければ分かりませんでした。
ヤマユリは香りも優しいから良いですよね。
常緑ヤマボウシはみごとな花付きですね。
行き当たりばったり
植物園のお花はやはり、簡単には見られないのでしょうかね。ヤマボウシは見事です。実が鈴なりになってるところもみたいですね。
長さん
入園料を払えば誰でも見ることが出来ます(笑)。ただ、屋外ですから、季節の花しか見ることが出来ませんけれど。
この常緑ヤマボウシ、実の数も凄いですよ。↓に実の写真があります。
http://kobacho-niwaijiri.at.webry.info/201111/article_5.html
nobara
難しいんですよね~~~
茎が細く背高なので?かも知れません。
ヤマボウシ・ホンコンエンシスは
花だけで木が出来てるようですね~
ご近所でもよーく見かけますが。
少しは葉っぱも見える方が風情があるような。
好みの問題でしょうか・・・
長さん
アマは繊細な草みたいですから、育てるのは難しいんですね。ここのもひょろひょろでした。
この常緑ヤマボウシ、花が密集して葉が見えねいくらいですね。こんな状態が一ヶ月くらい続くんですから、風情なんてないです。
Tatehiko
歌の意味が意味深ですね。
長さん
亜麻色の髪、今で言う茶髪ですね。
ビレッジシンガーズの亜麻色の髪の乙女は、私が結婚する前の年に発表された歌で、良く歌いました。
hanasaku
アマの花は本当に可憐な花を咲かせるのですね。
初めて見ました。
大好きになりました。
ベニバナは葉がトゲトゲですね。
大丈夫でしたか?
綺麗な色に染まるのに棘っているのですね。
ヤマユリは豪華で清楚なお花ですね。
ヤマボウシの花がいっぱい咲いてびっくりしました。
実は食用になるのですか!
食べてみたいです。
ケン坊
”♪亜麻色の~長い髪を~ 風が優しく包む♪” 懐かしい歌を思い出しました。
GSが全盛期時代の歌ですよね...
ヤマユリもそろそろ咲く頃ですかね。そろそろアソコへ行って見ようかな(日光だいや川公園)?
shuuter
植物園でも出かけないと見れない花ですね。
ウイキョウ まだ見たことないのです。
見てみたい花です。
珍しい花がでてきそうですね。
だるま
アマの花は初めて見ましたょ。
繊細で可愛い花ですね、花びらのギザギザ模様がさらに素敵です。自宅で育てるのは難しいのでしょうね…
あまりに可愛くて自宅の庭で育てたくなります(一度調べて見ますね)
ヤマユリはしばらく見ていません、今年は会えるでしょうか…会いたいですね。
長さん
アマも終盤らしく、5弁そろった花は少なかったので、うまく撮れないアマチュアです。
植物園の花には触れないことが原則ですから、棘があってもOKなのです。染色用は花だけを摘むようですよ。
高尾山でもそろそろヤマユリが咲くのではないでしょうか。
ヤマボウシの実、甘いですよ。
長さん
亜麻色の髪の乙女、懐かしいです。ケン坊さんもこの曲を歌ったんでしょうね。ここのヤマユリは早いと思います。今年はそちらでも早く咲くかも。
無門
現役のころは
亜麻糸をたくさん使いました
蝋を含ませると強靭になりますが
テクニックを使うと
手でも切れました
山百合の美しさが大好きですが
根を掘っていってしまうと
山の人が嘆いていたことを
思い出しました
長さん
アマはインドが本場ですから、寒冷地でなくても十分育つようですよ。
ウイキョウは自生のものが多分ないと思いますから、見つけるのは大変だと思います。
長さん
アマは大正時代に沢山栽培されてそうですが、今は穂どんど栽培されていないようです。通販なら手に入りそうですね。
ヤマユリ、今年出会えると良いですね。
長さん
お仕事で亜麻糸を沢山使ったんですか。はて、何の仕事だろう。ランジェリーを作っていた(笑)。
ヤマユリも盗掘の被害に遭っていますか。悪質な業者なんでしょうね。
藍上雄
「ウイキョウ」の手前に停まっている昆虫は、ミフシハバチ科アカスジチュウレンジではないかと思います。
長さん
今回の写真の殆どはSIGMAの50mmマクロレンズを使用しました。被写界深度が狭いので、苦労しています。
ウイキョウに止まっている蜂はアカスジチュウレンジですか。ありがとうございます。いつもお世話になっているネットの昆虫図鑑に載っていないので、あきらめていました。
eko
ヤマユリ、素敵ですね。
ヤマボウシ・ホンコンエンシス雪が積もったように花で真っ白、凄いですね。
長さん
アマは小さな花ですが、存在感があります。といっても、ヤマユリには遠く及びませんが・・・。
のこ常緑ヤマボウシ、初めて見たときには、そりゃーびっくりしましたよ。
りりい
アマから、私も「亜麻色の髪の乙女」を思い出しました。
同じような年代なのでしょうか。
長さん
まばらに花がつく白いヤマボウシは良いものですが、こんなにびっしり花がつくとちょっとびっくりですよ。
亜麻色の髪の乙女、独身時代の最後の年に流行ったのです。
あうら
初めて見ましたが、可愛い花ですね。
ヤマボウシの白が見事ですね。
我が家のヤマボウシ(唯一の木)は、まだらに、ひっそり白い花を咲かせています。
長さん
アマを自宅に植えているという話は殆ど聞きませんから、花を見る機会も少ないのでしょうね。私は、前回も植物園でした。
ヴィレッジシンガースの「亜麻色の髪の乙女」が発表された1968年は25歳の時でした。