計画では、塩田平を徒歩で歩く予定でしたが、私の右足親指に出来たまめが以外に重傷(ちょっと大げさ)で、車で回ることにしました。
今日の見学はホテルの近くにある安楽寺からスタートです。信州最古の禅寺で、国宝の八角三重塔があります。安楽寺のHPはこちら。
山門は長い石段の先です。 安楽寺の案内です。
山門の手前でシャガ(射干、著莪、アヤメ科の多年草)が群生していました。中に1本のマムシグサ(蝮草、サトイモ科の多年草)が。
左下の写真で、中央奥が本堂ですが、手前左側の円錐状の木は木曽五木のひとつ・コウヤマキ(高野槙)です。右下は、その葉ですが、中央は花ではなく、若葉の出始めらしい。
左下は本堂です。かやぶき屋根を金属で覆っているようです。本尊は釈迦牟尼仏(釈迦)。脇侍に文殊・普賢の各菩薩が並ぶ。
右が輪蔵で、下の建物(経蔵)の内部にあり、共に上田市の指定文化財です。右の写真をクリックすると、蔵経の説明が現れます。
国宝・八角三重塔は杉木立の中に建っていました(鎌倉末期に建てられた我が国に現存する唯一の八角塔)。
最後に境内で咲いていたクレマチス(キンポウゲ科の多年草)を貼り付けておきます。お寺さんだから
光を浴びたモミジの新緑が綺麗でした。
次は、常楽寺を訪ねます。
(つづく)
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近所の花
タチアオイ(立葵、アオイ科の多年草。別名ホリホック)
タイサンボク(泰山木、モクレン科)の最後の花
ブロック塀に沿って自転車を止め、荷台に乗って、腕を伸ばし、
やっと撮ったもの。開花しきるのを楽しみにしていたのですが、
この翌日、業者によって切り倒されてしまいました。
タイサンボク(泰山木、モクレン科)の最後の花
ブロック塀に沿って自転車を止め、荷台に乗って、腕を伸ばし、
やっと撮ったもの。開花しきるのを楽しみにしていたのですが、
この翌日、業者によって切り倒されてしまいました。
この記事へのコメント
ポン太
泰山木、木が高いから撮るの大変ですね。苦労して撮った甲斐がある美しい写真ですね。
長さん
八角三重の塔、珍しいですね。最下層の屋根とその上の屋根の間に窓がないと言うことで裳階という見解なのでしょうね。
このタイサンボクの花、しべが見えてくるのを楽しみにしていたんですが、残念です。
yasuhiko
八角三重塔。木立の中で一層
美しく見えます。花の名前を
教えて戴いて、有難うございました。
なおさん
お寺さんによっていろいろ特徴があり、見て回るのも興味深いことですし、花がいろいろ咲いていると、より楽しめますね。
タチアオイはあちこちで見掛けます。最上部まで咲ききると梅雨が明けるとよく言いますが、どうでしょうねえ。
タイサンボクは切られてしまいましたか。それは残念なことですね。
信徳
長さん
どこかで見たことがあるようなと思っていたんですよ。国宝シリーズの切手でしたね。
寿々木
八角の塔も珍しい、初めてです。
Tatehiko
京都の街路樹の根元にもタチアオイが花を咲かせるようになりました。
元気な長さんでも、チョット多忙な結果でしょうか。お大事にして下さい。
長さん
マメではなく水虫だったとはびっくりでした。
お寺さんの国宝が見られるのは外せません。初夏はどこのお寺でも野草などが咲いていました。
タチアオイ、今年は10日早い梅雨入りですから、梅雨明け後も咲き残るかも。
タイサンボクは空家のもので、手入れをする人がおらず、止むを得ず切り倒したようです。
長さん
見かけは四重塔ですが、大きな裳階が目立つからでしょうね。
お客さんを案内してきたタクシーの運転手さんも、杉木立の中から仰ぎ見るのが一番素晴らしいと自慢していました。
長さん
極彩色の像は仏像ではなく、蔵経にゆかりのあるお坊さんの像なのです。八角の三重塔は日本でここだけですから、珍しいですね。
長さん
タチアオイはなぜか街路樹の根元で咲いていることが多いですね。
履き慣れた靴なのになぜかマメがと思ったら、水虫が潰れたのでした(苦)。
nobara
車で回るのがいいですね~
意外と広いんですもの。要所に停車して正解!
とはいえ、長い石段は大変でしたね~
7段目なんて中尊寺の辺りに似ていますね。
テッセンは“カザグルマ”ですね。爽やか~
タイサンボク、お花が高い所に咲いていますね~
わたしもコンデジズームで狙います。
タチアオイは天辺は咲くと梅雨明けと
云われていますけど、まだまだのようです。
長さん
マメじゃなくて水虫だったんです、お恥ずかしい。
歩く予定でしたが車で正解でした。水虫のおかげ(笑)。
テッセンとカザクグルマ、違うんですってね。今回は再認識しました。
今年はタチアオイが早く咲いたような気がします。梅雨明け前に咲き切ってしまうかも。
mori-sanpo
タイサンボクの最後の純白の花は鮮やかですね。
無門
47000枚の版木
貴重なものですね
現在までよく伝わったと
関心しますね
だるま
信州最古の禅寺、八角三重塔は綺麗に保存されていますね、細部の造りも佇まいも立派です。温泉巡りも観光も花もと個人旅行のいいとこ取りの旅になっていて羨ましいです^^
長さん
八角三重塔は中国宋時代様式だと言うことですから、技術も中国のものでしょうね。釘などなかった時代ですから、しっかりした組木で揺れに強い構造だったのでしょう。
長さん
47,000枚にも上る版木が残されているのも驚異ですが、それを彫った鉄眼も凄い人だったのですね。
長さん
国宝が杉木立の中で、雨ざらしで良いのかとも思えますが、それなりの管理はされているのでしょう。
同行のタダオさんの奥様も花が好きなので、花を見る機会を作ることは外せません。
shuuter
いつまでも維持保存してほしいですね。
五角形の塔は見ますが八角形の塔は少ないのでしょうね。
花咲か爺
eko
マムシグサ、かま首を持ち上げたようで面白いですね。
カザグルマも優しい色で好みです。
タチアオイがもう咲いていますね。こちらはまだ蕾、でもすぐ咲き始めるでしょうね。咲き終わる頃には梅雨が明けるとかまだ大分先きですね。
タイサンボク、きれいに撮れています。散歩道に見つけたのですが、近くまで寄れなくて断念しました。
ケン坊
安楽寺...栃木県にも同じ名前のお寺があります。安楽ってネーミングが良いですね>笑<
八角三重塔は見事ですね~ 鎌倉時代とは...良く保存されましたねって感じです。
タイサンボクは開花が始まったという状態だけあって純白ですね。白い花は直ぐにくすんでしまうので、コレだけの白い状態で撮るのはタイミングが難しいです。
hanasaku
八角三重塔は鎌倉時代から同じ場所にあってずっと見てきたのですね。
気が遠くなりそうです。
山奥だけど手厚く保存されているのですね。
タイサンボク切られてしまったのですか!
凄く悲しいです。
長さん
八角三重塔、ここだけに存在するというだけでも国宝に値しますね。しかし、良く風雪に耐えて残りましたね。
長さん
経蔵や国宝は拝観料が必要でしたが、本堂の中も経蔵、三重塔もすべて撮影OKでした。
タチアオイ、こちらではかなり咲いてきましたよ。梅雨明け前に咲き切りそうです。
小梨
お宅の方も、タチアオイは大分咲き進んでますね。
荷台に乗って撮影は危ないな~。
長さん
信州では花が少し遅いようで、マムシグサも咲いていました。
タチアオイ、まだ蕾ですか。こちらではかなり花茎が長くなりました。
タイサンボクは咲き始めなので、綺麗なうちに何枚か撮りたかったのですが、残念です。
長さん
千葉県にも安楽寺がありますから、全国的には多い名前なんでしょうね。
木造建築は管理をしっかりすれば、何百年も耐えるのですね。
タイサンボク、咲いたばかりで楽しみだったんですがねー。惜しいことをしました。
長さん
ここは信州の鎌倉といわれるだけあって、鎌倉時代のものが良く残されています。もっと人が訪れても良いと思います。
タイサンボク、伐採作業をしている人に文句も言えないし、惜しいことをしました。
長さん
鎌倉時代のお寺は外観も質素だったんですね。
タチアオイ、この勢いだと梅雨明け前に咲ききってしまいそうです。
自転車のスタンドをロックして、ブロック塀を支えにそろそろと・・・歳を考えなければ活けませんね(笑)。
ミキ
別所温泉へは以前俳句の会ででかけました。
季節は秋でしたので、北向き観音の愛染
かつらが黄葉して葉がたくさん散っていた
のを思い出しました。
カザグルマ、めずらしいですね。
りりい
自転車の荷台に乗って撮影とは!不安定な場所でご苦労様でした。
でも、一歩間違えたら・・危ないですよ~。お気を付けください。タイサンボクは高い位置での花なので、気持ちはすごくよく分かります。
長さん
安城市から上田市までだと車で片道4時間以上かかるので、日帰りは無理。1泊で如何ですか(笑)。
ブロック塀に掴まってそろそろと登りましたが、通行人に見られないで良かった。盗人と思われちゃいますから。